ライブが近づいてるので、今週はさだまさしを車で聴いています。大きな声で歌って喉を開くためです。今聴きたい曲、というより、さだまさしのキーが歌うのにちょうどいいので、ライブの前によくかけるのです。

子供の頃から聴いてきて歌い飽きてるくらいの歌は、あらためて歌うと自分の歌い方を再確認できます。今週はとりあえず、さだまさしを聴く、と決めて聴く。そして、運転しながら一緒に歌う。
アルバム『自分症候群』といえば、「8つ目の青春」。このアルバムを聴くと4曲目から先に行けない。4曲目に捕まって延々とエンドレスリピートしてしまう。

僕がこの歌を知ったのは、確か高校生の時だったか、日曜日の夜9時にやってた花王名人劇場【さだまさしと愉快な仲間たち】で歌ってるのを観たのが最初でした。ネタばれは控えますが、車がやって来るあの歌詞の部分で、客席がドッと笑ったのをよーく覚えています。

この歌に出てくる先輩を見つめる《僕》の視点が優しくてとても好きですね。さだまさしってこういう弟気質の人柄は、おそらく地なんでしょう。

歌声も、この頃の声は好きです。好みはあるでしょうけど、最近の声と比べると、やはり聴いていて当時の若いさだまさしの顔が浮かぶ声。この声が良いというファンは多いのではないでしょうか。

歌の中で、先輩が好きなコに振られる度に《僕》は呼び出されて、何度も傷心の旅に付き合わされる。それを迷惑がっているけど、心のどこかで振り回されるのをなんだかんだ楽しんでる節がありますね。先輩の恋が上手くいけば自分のことのように嬉しい反面、これで傷心旅行はなしだーってホッとしながら淋しさもある。

この複雑な想いをさだまさし、終盤のたった一行の情景描写で表してます。それに続いて、最後に〆のフレーズ《蒲田方面から朝の日射し》が来る。ここでつい目頭が熱くなる。蒲田方面、って具体的な風景をポーンと投げる筆はお見事。その前の《環八午前5時 朝もやを蹴立てて》も冴えてます。

さだまさしはハッキリと具体的な舞台を想定して書いているから、歌の聖地巡礼とかやる人なら、場所を推理して訪れることも可能でしょうね。「檸檬」の湯島聖堂や「飛梅」の太宰府八幡宮はファンもお馴染みでしょうけど、「8つ目の青春」の高速料金所へ訪れるファンはマニアックだろうな。


さて、肝心のライブイベントは19日です。掛川で朝の10時半から歌います。イベントは朝の10時から夕方15時までやってて、たくさんの演奏者が出演予定です。




初めてご一緒する方もたくさんで、楽しみです。

12日のフリーダムフォーク集会はマンボウで中止とさせて頂きましたが、こちらは日中で屋外のイベントです。雨風は心配ですけど、雨天時は屋根の下でやれるみたい。土曜日、もしお時間があったら良かったら掛川へお運びくださいね。

このイベント、先週までのはFacebookで配信もやってたので、19日も配信やってくれるかもしれません。もしかしたら僕も映るかも。そちらででもチェックしてもらえたらと思います。とにかく久しぶりに人前に出て歌えるので嬉しいです。


マシス