GWですね。コロナ規制のないGWは三年ぶりとのこと。僕は特に予定もなく、庭の草刈りやら家の片付けやら、のんびり雑事して連休してます。

さて、5月といえば奇数月、奇数月第三土曜日はフリーダムフォーク集会が開催されます。5月21日の19時半からやりますよ。
第178回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年5月21日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・黒岩靖子
・今駒泰之
・砂風金
・カラフルCOMCOM
・ぷらっとふぉーむ
・マシス

出演者の皆さんよろしくお願いします!

順番は当日のじゃんけんで決めます。遊びに来られる方は僕か演者さんかお店の方に一報くださいね。コロナ規制がないと言っても、静岡県の警戒レベルは2で、まだまだ油断は禁物。感染対策しつつ開催します。皆さんどうぞご協力くださいませ。
5月フリーダムはいつもPAをやってくださってる戸倉よしひろさんが所用で来れないそうで、不肖マシス、僕がPAをやります。

機材も預かってますので、お試しに連休になって電源を入れてみました。
前回借りてたのと違うミキサーで、スイッチ入れたらブーンって大きい音がして、あれ?って思った。いろいろいじっているうちに静かになったのでホッとしました。焦ったぜ。でも、これはパワーアンプ内蔵型というとても便利なミキサーらしいんです。よくわかんないけど、良いものらしい。

僕は機械も機材も苦手でドキドキします。でも、いいかげん覚えて一人でやれるようにならねば。前回PAやった時よりは落ち着いてやりたいものです。

機材、機械、苦手ですねぇ。なんなら楽器も苦手です。電気系統のトラブルなんて全く対処できる気がしない。それでも、自分でやらないとどうにもならないことも、ある。キャプテン翼のセリフの如く、

機材は友達、こわくないよ

と自分に言い聞かせ、ひたすら触ってみるしかない。アチラコチラといじって、マァ何をどう触っても爆発はしないだろう(たぶん)。触ってるうちに覚える。きっとなんとかなる。


自分でやらないとどうにもならないことの一つ、それはレコーディング作業です。連休の期に、DTMの画面もできるだけ触って慣れておこうと目論んでおりました。これもね、いくら本を読んでもよくわかんない。触って使って覚えるしかありません。
これこそ、覚えさえすれば、音の編集やらアレンジが超便利になるはず。一枚目のCDの時は、音の調整でパソコンをちょこっと使ったくらいだったけど、DTMはさすがにもう目を背けてられないと思いました。

マシスの最初のCDを録音したMTR機材も、慣れるまでえらい時間かかりましたっけ。あれも繰り返し触ってなんとか覚えた。パソコンも早いとこ慣れて、二枚目のCDはパソコンで編集したいものです。

オーディオインターフェイスを繋ぎ、とりあえずまだMTRの代わり程度しか使えてません。マイクで歌ってギター弾いて、おお、パソコンに録音できたやったぁ、ってレベル。いいのです。ここから積み重ねます。遅々とでもやりつつ覚えてゆけると信じて、精進します。


近年になって、いろいろな方のDTM作品を聴かせてもらったおかげで、僕だったらこうするな、こういうモノを作りたいなって音のイメージがわりとしっかり出来てます。それを再現するのに悪戦苦闘するのはさぞや面白かろうな、と夢想してます。


今までは作詞と作曲のみにしか興味を特化してこなかったもので、音を作るって興味は全くこれからなのです。一から勉強は面倒くさいけれど、ボチボチやります。わかんないはツラいけど、面倒くさいは楽しい。


マシス

一枚目のCD↓






土曜日の朝、我が家の犬をフィラリアと狂犬病の予防接種に連行してきました。僕が運転手、連れ合いは後部座席で若葉さん(犬)のお目付け役。
(運転中は決して遊んでってきません)
獣医さんは毎年すごく待たされるのですが、コロナが流行ってからは待合室でも車で待っていてもどちらでも良いというので、車でボーッと待機。
(良い顔です)

同じ待つにしても他の方に気を遣わないから気分的に楽でした。今年も若葉さんはおとなしく良い子で接種できました。

午後になって、部活を終えて帰宅した娘と合流し、親子でジャニーズのSnow Manが主演する映画「おそ松さん」を鑑賞してきました。
アニメのおそ松さんは詳しくないのですが、連れ合いと娘はそれこそデビュー前からSnow Manを応援していて、僕もすっかりメンバーの顔と名前を覚えてしまい、親子でファンです(見渡しても男の客は僕しか居ませんでした)。

映画「おそ松さん」アイドル映画かと思いきや、予想以上に楽しかった。ネタばれは書けませんが、よくもまぁここまでやったな、と笑った。くだらないことを全力フルスウィングする姿は清々しく馬鹿馬鹿しくて、いいですね。

思えば、音楽グループのコメディ映画って、昔からよく作られてきましたね。クレイジーキャッツ、ドリフターズ、GSならスパイダースも。「おそ松さん」もそれら一連のタレントのドタバタ喜劇の系譜だなーと観ながら感じました。

ドリフってテレビは笑えても、映画だと笑えなかったりします。映画ってどうしても物語があるシナリオですから、コントと違うのはわかります。「おそ松さん」はその点、結構笑えました。なによりメンバーが九人もいて、ちゃんと九人全員のキャラに見せ場があるってすごい。

Snow Manはすごく良かったのに、他でもったいないなーと思う箇所はちょこっとあった。笑うツボは人それぞれなので一概には言えないのですけど、あそこがああならもっと笑えたのに、とか何ヵ所か思った。でもそれって、それだけ全体的が良く出来てるってことで、だからこそ目立って気になってしまったのですね。

観終えた後に、この映画のMVPは誰だろうか?と話しました。佐久間は美味しいね、しょっぴ最高、舘さん良かったー、と、ケラケラ笑いながら云いつつ、連れ合いも娘も《えーみんな良かった》と言うくらい。いや、本当に。アイドル映画って昔のだと結構お芝居がひどいのもあったけど、今の子ってみんな上手。本当に達者ですね。

僕の個人的なMVPは、しょっぴ。敢闘賞にラウール。

下品でくだらないことを丁寧に緻密に濃厚に作り込んでいる大作で、観たあとはお腹いっぱいでグッタリします。体力を持っていかれるので、これから観られる方は体調万全で挑みましょう。


もうすぐ連休です。GWの最中、PA機材の電源を入れて少し練習をしたいです。来月、5月21日のフリーダムフォーク集会はよしひろさんがお休みで、僕がPAをやるのです。借りた機材が初めてのもので、ちゃんと使えるか試さないと不安ですので、事前にきっちり触ってみます。

で、せっかくPA機材いじるなら、突発に配信でもやろうかしら。昨年やった音味フェスみたいなのを。それはまだ未定ですが、機材は一度触る。

前回PAやった時は、いきなりで舞い上がってしまったので、今回は少しは落ち着いてやりたい。何事も経験。きっちり経験して力をつけたいです。

すでに5月の出演者は決まっております。PAが僕ですが、みなさんどうぞよろしくお願いします。


第178回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年5月21日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・黒岩靖子
・今駒泰之
・砂風金
・カラフルCOMCOM
・ぷらっとふぉーむ
・マシス


3月フリーダムは中止、1月は僕が不参加で、今度の5月が僕は今年フリーダム初参加。楽しみです。楽しみます。


マシス







昨年の12月1日、RED WOODの奈加さんより《来年の4月16日に音楽イベントをやろうと思ってます》との連絡を頂きました。マシスへの参加のお誘いは、僕がちょうどその時期に人前でぜんぜん歌ってなかったこともあり、とてもありがたく嬉しかったです。


3月以降、娘の受験さえ終わればきっと参加できると思います、とお返事させて頂きました。


そこからおよそ半年近く、僕よりずっとお兄さんの大人たちが一生懸命に準備をすすめてきて、2022年4月16日(土)、福田ふれあいセンターという施設で、音楽イベント【MILE STONES】が開催されました。

初の音楽イベントは、とにかく実現できたってことがエライ。《初めて》を実現するって恐ろしくエネルギーを使うことでしょうから。にゃじら増田さんを始め、REDWOODの関口さん、奈加さん、杉本さんが頑張ってくれたのです。
出演者が13組、30人近い関係者が動くイベントでは、その気苦労は大変。開催日直前になってホールから《演者はマスクをして歌ってください》との突然の通告も、スタッフの皆さんさぞ戸惑ったことでしょう。もし自分がスタッフだったら胃に穴が空きますよ。初のイベントこれだけ準備して準備して、あーーーってなる。本当にね。

《実現したい、という想い》

初イベント、初使用の会館、いろいろあって、実現できた。マスクは歌いにくいけど、やれたことに意義がある。会館の人もきっと、初めて使う音楽連中は無茶しないだろうな、と思ったかもだけど、この音楽連中は基本みんな礼儀正しく真面目だと、この日の様子を見て思ってもらえたと信じます。長時間でしたが、楽しいイベントになった。久しぶりの人や初めての人にも会えた。近況報告やご挨拶もできた。良かった良かった。

お客様差し入れのシフォンケーキも美味しかったです。コーヒーは飲み損ねました。ああコーヒー飲みたかった。


僕も当日、PAのお手伝いをちょこっとだけさせてもらいました。事前に聞いてませんでしたが、戸倉よしひろさんに《頼むねー》と軽く言われ、えーって思いながら、よしひろさんとしょーぞーくんの及ばずながらのサポート役。当日の即席スタッフです。
奈加さん写真ありがとうございます。慣れなくてワタワタして皆さん失礼しました。

押しぎみの午前リハーサルを終え、午後12時より開場。

定刻12時半より、イベントスタート。




写真は僕が撮ったもので、ピンぼけでごめんなさい。

タイムスケジュールは以上の通りでした。予定より10分早い、18時50分に無事終演。一組ずつの感想は書ききれませんが、皆さん楽しそうに演奏されてて、聴いてる側も耳福な一日でした。

僕、マシスの写真も頂きました。高田さん、YUKAさん写真ありがとうございます。マシスは13時半より歌わせてもらいました。初めてマスク着用で歌って、歌い慣れないけど、ご機嫌に演らせてもらいました。でかいホールで歌うの気持ちいいわ。楽しかった。



皆さんありがとうございました。朝の準備から夜まで、長時間とてもお世話になりました。

にゃじらさん、終わりの挨拶で《いろいろ至らなくて申し訳なかった》なんて挨拶してたけど、そんなそんな。皆さんお疲れ様でした。本当にホントにお疲れ様です。次回につながると良いですね。次はマスクを気にせず開催できたらホントにいいですね。


両曲、この日に歌いました!


帰り道、家までの帰路で道に迷ったのは内緒。



マシス

ゆらゆら帝国にハマったことのある人なら、坂本慎太郎の名前を聞くだけでドキッとする人は多いと思います。僕もそうです。昨日、WOWOWのテレビ欄に《音楽 出演 坂本慎太郎》の文字を見つけて、大いにドキッとしました。

坂本慎太郎がついにテレビで演奏するのか?と思い、調べてみると、そうではなくて、驚いたことになんと2019年のアニメ映画に声優として出演していて、その映画が放送されたのでした。
音楽(2019)[PG12指定] 監督 岩井澤健治。しかしこの絵!なんともインパクトありますねー。

原作の漫画家さん、大橋裕之って僕は知らなかったんですけど、この絵は見覚えありますね。目の描き方に特徴があって、一度見たら忘れられない絵柄です。
声優陣も、言われるプロの声優さんは主要キャストに一人も使っていないみたい。

71分と映画にしては短めだったので、一応録画予約して、観てみました。こんな絵柄ですから、そんなに期待せずに観たのですけど、これ、ちょっと凄い。感想を書きたいけど、実はこれは詳しい作品の説明とかない方がいい映画だと思います。予備知識はなるべくなしのまっさらな気持ちでのんびり観た方がいい。


強いて予備知識を挙げるなら、

・主役の声優が坂本慎太郎(元ゆらゆら帝国)

・制作期間7年(作画がすべて監督の手描きによるもの)

これくらい知っておけば十分かと。なんでも監督が自ら7年かけて、一人で作画の絵を描いたらしい。71分のアニメーションに必要な作画は4万枚だそうで。それがまず凄い。

ネット上での映画感想を読むと、予想通り意見は真っ二つに別れてました。とにかくこれ最高これぞロケンローって言う人と、何がおもろいかわからないクソ映画って言う人と、両極端です。

僕は、これは音楽映画の成功例のひとつじゃないか、と思いました。観た後に、まるで銀杏BOYZを聴いた時のような高揚があった。有無を言わさぬパワーにあれよあれよという間に蹂躙されたような、そんな気分?僕はとても楽しめたのです。上手すぎない声優陣のお芝居も作品にあってた。

坂本慎太郎の声、役にピッタリで良かったですよ。坂本くん役の女優さんも良かった。それとシークレット出演の岡村靖幸もウケました。こんなチープな絵柄のアニメに71分観入ってしまいました。
雨が降っています。これから夜勤に行きます。夜勤の週は疲れでヘトヘトになりますが、今週末は久しぶりのライブなので、体調を整えないといけません。


よく寝て休んで、元気で福田に挑みます。ナビで道も確認しとかなければ。


マシス



佐野元春が今年、春と夏に二枚アルバムを出すとのことで、まずは4月8日に第一弾、配信のみのアルバム『ENTERTAINMENT!』が出ました。やったやった。

これまで僕、配信で音楽は買ったことありませんでしたが、さすがに今回は頑なにオレ買わないよなんて言ってられません。初ダウンロードにトライするしかなかった。しましたよ。だって元春が年に二枚アルバムを出すプロジェクトの第一弾ですよ。参加するしかない。

これが配信シングルだったら、おそらく(これまで通り)買わなかったでしょう。待っていればきっとアルバムに入れてくれるだろうし、実際、前作の『或る秋の日』(素晴らしいアルバム)はそれまでの配信シングルを入れてくれましたから。

ダウンロードは土曜日の朝、iTunesストアで、連れ合いに教わりながら行いました。おそろしくあっけなく買えた。なるほど。歌詞カードやパッケージにこだわりがなければ、これは楽ですね。


でもやはり、僕はディスクで聴きたい派ですので、パソコンからCDに焼いて、部屋のCDコンポで一日聴いてました。せっかくなので、手持ちの空のCDケースで、CDジャケット作った。

自分用のCDパッケージです。こういうのを作るのはとても楽しい。

パッケージ裏↓

背表紙も作った↓
今回の『ENTERTAINMENT!』は既発シングルが5曲、プラス新曲5曲ということで、そういう意味では『或る秋の日』に性質が似たアルバムといえます。しっとりジックリと聴き込めた『或る秋の日』に比べると、むしろ今作は、春の日、といった雰囲気か。一聴して陽のエネルギーが溢れているのを感じます。

コロナ禍に制作されたためか、どの歌も普遍的なポップロックでありながら、コロナ禍においてのメッセージとも聞こえる歌たち。まだまだ聴き込んでないのですが、思いつくメモ書き程度の感想を(のぼせた頭で)記します。

僕の今の個人的お気に入り度合いは⭐の数5点満点で(星1つでもお気に入りですよ)。

01 エンターテイメント!

正しくシングル向けのシングルって印象。元春の40周年イベントはこの曲から始まった!冒頭歌詞の四行、《手のひらの中/どうしようもない呟き/胸が痛むのはなぜ/もう涙もないよ》この歌詞とメロディの絡みこそ、ああ元春だって思う。⭐⭐⭐⭐


02 愛が分母

こんなタイトルで歌を作ったのは世界中見渡してもたった一人でしょう。最初これ聴いた時は、能天気な明るさに腰が砕けましたが、聴けば聴くほど好きになって、今ではすっかりお気に入り。浜松のライブで演奏してくれて盛り上がったのも忘れられない。スカパラホーンズのご機嫌なイントロ最高。⭐⭐⭐⭐


03 この道

コロナで緊急事態宣言の最中、コヨーテバンドとリモートによるレコーディングで録られ、急遽発表されたこの歌。911の時の「光」同様、世界が元気のない時に即座にアクションを起こしてくれる元春が好き。ちょっとチープな宅録感が悪くない。レゲエ調のリズムが軽快な佳曲。⭐⭐


04 街ノ空ハ高く晴れて

ドライブソング。ご機嫌なイントロのリフは「僕にできること」の併用か。目に写る情景、心象風景のカットを畳み掛ける歌詞は元春のお手前です。かつて「情けない週末」で街を描いた手法と同じように、東京の地名、建物、情景をパシパシと歌うことで、元春の観ている視点を僕らも共有して、あたかも自分でドライブしているかの臨場感。《連休だァ》の口調が可愛い。⭐⭐⭐


05 合言葉 - SAVE IT FOR A SUNNY DAY

どこを切っても爽やかな美メロディ。これも実に元春らしい、シングル向けのシングル。コロナ禍においてのメッセージ色を強く感じますが、元気をだそう!って誰に言われるよりも、ポジティブを押し付けないこの歌の励ましは心地好い。メジャーセブンスのコードが美しい《ゆっくりと世界は息を吹き返す》のメロディが堪らない。⭐⭐⭐⭐⭐


で、ここから5曲が新曲。


06 新天地

ライブで盛り上がること間違いなし。序盤からがーっと引き込まれて、あれよあれよと思ってるうちに、終盤には地球の外にまで運ばれてしまう。二人は人工衛星さ、の歌詞に鳥肌爆発。でも、新天地って、こうして聞くと不思議な響きの言葉ですね。しんてんち。⭐⭐⭐⭐


07 東京に雨が降っている

《昨日までの自分~》《濡れた街を歩いてゆこう》のリフレインを一緒に歌いたくなる。聴けば聴くほどクセになる。最近の元春のミディアムテンポのナンバーでは一番好きかも。⭐⭐⭐⭐⭐


08 悲しい話

最高最高。元春が怒ってます。「俺は最低」「君のせいじゃない」系統のブラック元春が降臨した短かめのブルース。やはりアルバムに一曲はこういうのをやってくれないと元春じゃない。こういう強い口調の歌詞を吐き出すのはさぞ痛快でしょう。⭐⭐⭐


09 少年は知っている

少年讃歌です。BOYSにJUMPさせるのはちょっとスライダースっぽいけど、エイトビートの疾走感がご機嫌なロック。この街のジャズに紛れて、のフレーズはアルバム『ザ・サークル』の「欲望」からの引用。《この夜の息の根を止めてやれ》はお見事なキラーラインです。⭐⭐


10 いばらの道

これは優しい。シンプルで地味な曲だけど、ただただ優しい。全ての市井の人へ捧ぐ、ねぎらいの歌に聴こえる。《ここは / いつかきた道》は北原白秋の引用っぽい。ちなみに僕はこれを聴いた時、いばらの道、が桜の道に感じました。音が桜並木を連想させてくれたのです。⭐

 

 

ファンの欲目込みですが、良いアルバムです。シングル多めなので寄せ集めに感じる人もいそうですが、曲が充実しています。なにより、前々作『マニジュ』では、メロディの起伏がどの曲もわりとおとなしいなーと思ったけど、嬉しいことに今作はメロディが復活、爆発してます。『或る秋の日』もそうだったけど、どの歌も美メロばかりで、これは嬉しい。


でも、こうなると、7月に出るという14曲入りの第二弾アルバムはかなりヤバそうですよ。大傑作の予感しかない。楽しみです。


しかししかし、です。この春アルバムが前菜、前置きで、夏アルバムこそ本命メインディッシュ、って考える人もいそうですが、それはこの『ENTERTAINMENT!』にちょっと失礼。これはこれで良いですよ。シングルしか聴いてない人、残り5曲の新曲を含めてアルバムで通して聴いて、絶対損はないです。



昨日がツアー初日だった元春、今回のツアーはまだ行けそうにないですが、第二弾アルバム聴いたら、もう我慢できない気がする。そしたら、元春に会いに行きたい。

 



こういう音楽を聴くと、元気をもらえます。来週は久しぶりに僕、マシスも人前で歌います。気合い倍増頑張ります。


開演は12時半から。マシスは13時半から歌います。よろしければお運びくださいませ。



マシス





アニメ平家物語が終わっちゃいましたね。ここ最近はずっとこれだけを毎週楽しみに観ていて、え、11話で終わり?と、ちょっとびっくりしてたところです(よく11話で収まったなぁと感心するべきか)。
平家物語のアニメ化、と聞いた時は、なんでいま平家物語?と思ったけど、監督が「けいおん!」の山田尚子さんで、キャラクターデザインが高野文子さんと聞いて、これはひょっとして良いんじゃないか?と、一話から録画してみたのです。

いま平家物語を創りたい!と企画したクリエイターの皆さんに拍手ですね。よくぞマァこんな売れそうもない地味な企画を通してくれました。エライ。世間の評価はわからないけど、僕はとても楽しめました。先ほど録画してあった最終話を観終え、嗚呼、祇園精舎の鐘の声、クラクラ脳天がボーッとしびれました。

そもそも僕は平家物語に詳しくなくて、源平合戦の義経の活躍を知ってた程度です。余談ですが、僕のお袋の実家が四国で、子供の頃に屋島へよく連れてってもらってました。山の上に水族館があったのですが、いまでもあるのかな。屋島の水族館に行くたびに、ああ、屋島の戦い、義経が崖を下った場所かー、と子供心に思ったものでした。

アニメを観始めて、平家物語って原作はどうなんだろうと気になって、図書館で簡単に読めそうなのを借りて読んでみました。
子供用に読みやすくした一冊ですが、僕にはちょうど良かった。古文の取っつき難さもなく、読み物として楽しめました。驚いたことにアニメのストーリーが結構そのままで、忠実にやったんだなーって感心しました。


アニメでは《びわ》という女の子がオリジナルキャラクターで出てきます。彼女の視点で平家の栄華衰退が描かれるのですが、琵琶奏者である彼女は、平家が滅亡した後、平家のありし日を語り継ぐ存在なのです。

清盛も重盛も維盛も資盛も清経も敦盛も、宗盛も知盛も、みんな死んじゃった。みんな死んじゃったけど、けど、びわが語り継ぐことで、彼らが生きていた証を残せる。ただ死んでいったんじゃない。彼らは生きて、生きて、生きた。

平家は滅びると、知っていても、物語の後半は切ないです。平家にあらず者は人にあらず、と好き勝手やった平家一門だって、みんな人間で、平家コンチクショーと思っても、戦場で身内が亡くなれば身を捩り声を上げて泣き悲しむ人がいる。

愛する人を失って悲しんでる姿を見ると、もうこんなこと止めようよって言ってやりたくなる。なんで人が人を殺せるのよ。戦はダメですよ。


最終回を観て、頭がポーッとしたのは、やはり絵の美しさ、キャラクターの愛らしさ、それと平家物語の冒頭の文句が重なってゾクゾクしたから。戦のシーンでも生々しい描写をせず、花が落ちるような抽象的な表現で残酷さを描いたのが、かえってゾッとした。美しくてゾッとしたのです。

もうひとつ余談。平家の人は名前が誰が誰だか覚えられねーと僕が愚痴ったら、《平家はみんなモリモリいってるからね》と連れ合いに笑われました。確かにモリモリいってる。連れ合いは大学で国文学科だったので、僕より平家物語はぜんぜん詳しいです。いろいろご教授頂きました。

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらはす

奢れる人も久しからず

ただ春の夜の夢の如し

猛きものもつひには滅びぬ

ひとへに風の前の塵に同じ


平家物語の冒頭の一文、久しぶりにそらで言えるようになっちゃいました。


さて、来週です。
夜勤明けですが、楽しいイベントが頭を覚醒させてくれるでしょう。練習もしなきゃ。

藤子不二雄A  R.I.P。藤子不二雄作品こそ僕の幼少期のすべてでした

マシス










ヤマハの歌、ってのが僕の幼少期の記憶に強く残ってます。


僕の両親が二人ともずっとヤマハに勤めていたもので、毎年ヤマハの運動会ってのがあって、その際には一家でつま恋へ出かけてたのです。

(僕は【つま恋】の地名を吉田拓郎でもポプコンでもなく、まずヤマハで知ったのでした)


その運動会の会場で、ヤマハの歌のレコード(四曲入り。CD化されていません)が繰り返し流れてきて、当時小学生だった僕と妹はテントで退屈してんですけど、スピーカーから流れる歌をなんとなく一緒に口ずさんでいました。


「ヤマハ発動機社歌」は谷山浩子さんの作曲で、本人のセルフカバーもある、なかなか良い曲です。浜松にコンサートに来るとよく歌ってくれますので、僕も記憶が上書きされてるし、わりと世間でも知られてる印象があります。そして、ヤマハの応援歌「東海の暴れん坊」。この歌がなかなか勇ましくて好きでした。


森田公一作曲なので、広く知られていると思いきや、検索しても音源が見つからない。このレコードがCD化されていないせいでしょうか。オリジナルでなくても、誰か弾き語りでカバーしてても良さそうなものの、検索に引っかからない。


気になるととことん気になってしまい、あちこち検索してみると、オークションでレコードがちょこちょこ出てた。


よーく見てると、レコードジャケットに歌詞と譜面が付いてるのが写真で上がってました。

歌詞と譜面があれば、どんな歌かがわかる。よし、これで歌えます。(譜面を見ると結構メロディを勘違いして記憶してました)

で、おととい仕事へ行く前にワンコーラス、サッと歌ってみました。40年前を思い出して。

《我ら東海の暴れん坊》ってすごいですね。ヤマハってどんな荒くれが集まった会社なのかーって、歌ってて不思議な気分になってくる。勇ましいですよ。

「東海の暴れん坊」って、同名異曲で別の歌があるみたいです。なので動画には《ヤマハ発動機応援歌》と貼ってみました。お間違えなきように。

ヤマハの運動会って、大人はともかく子供はわりと時間を持て余すもので、僕は妹とテントを抜け出しては、土手の草っ原で遊んだり、アスレチックやったりしてました。


でも、お昼の休憩時間には歌手を呼んでコンサートを見せてくれて、それは楽しみでしたね。ヤマハすげぇ。森田公一とトップギャランも来たっけ。ささきいさおの時は嬉しくてかぶり付きで観たな。宇宙戦艦ヤマトの生歌唱を目の前で聴けて嬉しかった。


ジャンボマックスも観ましたよ。

ジャンボマックス懐かしいですね。子供みんなでまとわりつきました。ヤマハいち企業の運動会なのに豪華にやってたんだな、と、今振り返ると感心します。



動画を作ったせいでもなく、ここ数日は自分の歌もサクサク作れています。コロナの二年間で、作りかけだった歌をガッと完成させて、7曲作った。ああストック空っぽになったな、またゼロから曲が作れるかしら、と思ってたら、ポツポツ作れてるので安心しました。

歌を作れると、まだ大丈夫だって気になれます。楽しく歌が作れるうちは、自分はまだ大丈夫。


さて、4月です。新入学、新学期、春です。今月16日に参加させてもらうイベントで、近年に作った新しい歌を歌いたい。
アマチュアミュージシャンの無料コンサートです。よろしくのお運びを。ウイズマスク。


マシス



日記のタイトルはピチカートファイブ「20th Cenntury Girl」の唄い出しの歌詞を引用しました。「20th Cenntury Girl」の収録された、その名も『ピチカートファイブ』、彼らのラストアルバムですが、個人的にピチカートファイブで一番好きです。


実は、僕のご近所のお医者さん(個人院)が、今月いっぱいで廃院となるそうです。先生がもう高齢なので、ずいぶん前から後継者を探していたそうですが、見つからなかったと、入り口に貼られた廃院お知らせに書いてありました。


僕はずっとこちらで薬を処方してもらっていて、今月始めにいつも通り、お薬もらいに行ったらいきなりこのお知らせです。ここが無くなったらどこへ行こう?場合によっては紹介状を書いてもらわなければならない。


そしたら先生いわく、


アマノさん(僕)はもう薬、いらんかもしれん


とのこと。(?)


僕が飲んでるのは血液の数値を抑える薬の中でも、最も弱いやつだそうで、近年の採血の数値を見る限り、こんなに数値がいいなら薬を止めても良いんじゃないか、と仰る。


試しに今月、飲むの止めてみて、月末に血を採って様子を見ましょ。それ次第で、紹介状いらんかもしらん。そういう話になったのです。


で、先ほど、採血の結果を聞いて来ました。薬、卒業です。嬉しいけど、本当に大丈夫なのか?毎月1600円の薬をもらって一日一粒飲む生活は、これにて突然終了です。


治ったと言われて喜ばしいのですけど、薬をもらってたこの数年、お医者さんに定期的に行って健康のチェックをしてもらってたことは、気持ちとしては安心感がありましたね。ちょっと不安に思う時は、今度の薬のついでに相談してみよ、と気軽に思えたから。


ここの先生に相談して、大きな病院を紹介してもらったこともありましたし、とてもお世話になったのです。家から車で5分で着けるということもあり、家族で長年お世話になりました。


僕は今日は最後となり、先生お疲れ様でした、お世話になりました、と、お礼を言ってきました。看護師の皆さんにもご挨拶できて良かった。


 

ちなみに、「20th Cenntury Girl」と聞けばTレックス「20th Cenntury Toys」を連想しますが、最近僕はティラノサウルス・レックスを聴いてました。

Tレックスは名盤と言われる『電気の武者』『スライダー』から聴いていきましたが、次第に1stの『Tレックス』がピッタリくるようになった。ティラノサウルス・レックス時代の作品も好き。


検査の採血の二日前、町の施設で三回目のワクチンを受けまして、この週末は家でおとなしくしておりました。そちらは微熱こそ出たけど、まぁ特に大ごともなく復活。


微熱の中、佐野元春の新著『ザ・ソングライターズ』をパラパラやりつつ、惰眠を貪ってました。すでに一通りは読んでるので、気分で好きな章を開くのですが、だるくてすぐ眠っちまいます。


この本が辞書のような分厚さとはいえ、枕にして寝ていたわけではありません。ただ、枕にちょうどいい高さではありますね。


テレビの放送で使われなかった会話も載っていたのは貴重で楽しかった。でも、聴講生からの質問に答えるコーナーが載ってなかったのは残念。あの質問コーナーは名言の宝庫だったから、文章で手元に欲しかった。


本を読んでると録画した番組を見返したくなります。

NHK「ザ・ソングライターズ」、書籍化記念に再放送とかしないかしら。もしくはノーカットの映像商品化とか。この本以上に高額になるでしょうが、欲しい。


元春は今年は販売ラッシュですね。3月は書籍『ザ・ソングライターズ』が出て、4月は配信のみのフルアルバム『エンターテイメント!』が出て、全国ツアーも始まる。そして5月に『サムデイ』名盤ライヴのBlu-rayも発売されて、さらに7月にはもう一枚フルアルバムがCDで出るらしい。これは本気でお小遣いを貯めとかなきゃ。元春散財必至です。元春破産?




来月、4月は一つ、有観客のライヴイベントにお呼ばれしてます。にゃんず倶楽部主宰の【マイルストーンライヴ】です。

格好良すぎるポスター。これを一瞥して、いったい何があるのか?と目が点な人もいるのでは。アマチュアミュージシャンのコンサートがあるんですよ。
福田中央交流センター、おそらく僕、ここで歌うのは初めてだと思います。楽しみです。入場無料なので、良かったらお時間を作って寄ってみてくださいね。来場時はマスク着用でお願いしますとのことです。よろしくです。



マシス

 

  

 


昨日の土曜日19日、家族が娘の新入学の買い物にいそしむ中、僕はひとり別行動、久しぶりに外で歌を歌って来ました。掛川music player'sというイベントに朝から参加させてもらったのです。

ちなみに本日20日の日曜日、本屋さんに指定された時間に教科書を取りに行ったり、学校に提出する書類にサインしたりと、前日に遊ばせてもらった分も、と、おうち業務。
書類書きのお供に、土曜日に石神君にいただいた紅茶をがぶ飲み。いつも飲んでるリプトンのティーパックとは風味がひと味違う(比べちゃいけない)。石神君ありがとう美味しかった。

20日も掛川player'sfesは配信やってたので、その音をタラタラ流して作業してました。今日も晴れてて良かったですね。


で、遅まきながら19日の報告です。前日の雨でいくらか桜の花が落ちたようですが、それでも十分にキレイでした。雨で空気が洗われてた後だから、遠くまで景色が澄んでいてホントにキレイだった。
一応、僕は19日のリーダー役(石神君がいない時の)と聞いてたけど、ずっと石神君が居てくれたので大した用はなく、ホッとしました。
久しぶりの掛川こだわりっぱ広場には、朝から休憩で立ち寄ってくれお客さんがいっぱいでした。
日陰はひんやり、日向はポカポカで、お客さんにはバッチリの陽気でした。風は強かったですけどね。

19日の出演者は以下の通り

↓【メガネーズ】ご近所のカレー屋さん《JANカレー》のマスター。オリジナル曲中心のステージ。良い曲、良い演奏でした。
↑【マシス】僕。①記念碑②白い歌③駱駝④花の季節(カバー)。

↓【マスターコバ】音源をバックにトランペットの演奏。朝ドラの話を挟みながらサッチモのナンバーへ。ジャージーでかっこよかった。
↑【空】千春、剛、拓郎と、誰もが口ずさめる懐かしい王道のフォークソングを披露してくれました。

↓【菅原真代】「ティンサグの花」「島唄」「ハイサイおじさん」などの沖縄音階の有名なナンバーを三線で弾き語り。アカペラでのサンバナンバーも聴かせてくれました。
↑【MAST】爽やかなオリジナル曲と春らしいカバー曲。個性の違うボーカルの二声が絡み合う素敵なステージでした。

↓【むらしん】焼津より参戦。いつも素敵なオリジナル曲。春にちなんだというかぐや姫のカバーが意外にも(?)ジーンときて良かった。
↑【神谷いづみ】磐田から来た二十歳のSSW。チャーミングな演奏と佇まいにお客さんが魅了されていました。

↓【依田隆】袋井出身のサックス奏者。聴く人を楽しませるお見事な選曲、ちびっこも踊り出す圧巻のパフォーマンスでした。
↑【内山翔太】この日のトリ。オリジナルとカバー、音源も使ったラス曲が良かった。アンコールも含め渾身の演奏でした。

ギター、管楽器、三線と、面白いラインナップだったと思います。野外は不特定多数のお客さんが聴いてくださるから、これだけいろいろ楽器が出てきて、楽しんでもらえたんじゃないでしょうか。

観れるかわかりませんが一応、この日の配信アーカイブへのリンクを貼りますね。
マシスの演奏は25分くらいから始まります。良かったらチェックしてみてくださいね。

↓この日置かれた募金箱
↑音響は【ON-TAI】さん。お世話になりました!

目の前にお客さんがいて、ちゃんと聴いてもらえるライブは本当に久しぶりでした。僕はこの一年とちょっとの間、娘の受験に影響ないようにと、フリーダム以外のライブ参戦や観戦はガマンガマンで遠慮してましたから、感慨無量。ありがたかったです。

朝から夕方まで、一日楽しませて頂きました。出演者の皆さんお疲れ様でした。石神君にON-TAIさんお世話になりました。そして、来場してくれた皆さんありがとうございました。

写真は撮りそびれましたが、エモンデンカー蟹江さんが予告なしに観にいらしてくれて驚きました。エモンさんありがとう。今度はライブでご一緒させてくださいませ。


マシス

先日、娘の卒業式がありまして、仕事をお休みして参列してきました。コロナ禍の状況で、夫婦二人での参列はできるものか、学校側からは特にアナウンスもなくって、とりあえずは行ってみようということになったのでした。


もし、父兄の参列はお一人で、と言われたら、それは仕方ない。そうなれば参列は連れ合いに任せ、僕は送り迎えで、終わって学校から出てきたら写真くらい撮らせてもらおう、くらいに思ってたけど、聞けば、お二人でどうぞー、と、無事二人での参列となりました。良かった良かった。


式は体育館で行われ、在校生はそれぞれの教室からモニターで参加するという形でした。ハイテクです。体育館にいるこちらからも、教室で拍手してくれてる在校生の様子が画面越しに伺えて、リモート卒業式、という言葉がふと頭に浮かびました。いろいろ工夫してくれてたけど、とても不思議な感じでしたね。



校長先生のお話で、《人生は選択の積み重ねです》、と仰ってたのが印象的だった。ホントそうですね。どんな選択をしても、楽しさも辛さもきっとある。たとえ遠回りしたとしても、人生に無駄はひとつもない。きっとない。


コロナだって、もちろん経験しないに越したことなかったけども、こんな世界規模の災害を体験して、みんなで一緒に苦しんだって経験値は、人を強くしてくれたと思いたい。いつか《あれは大変だったよね》としみじみ振り返れる日が来るといい。



式が終わって、教室で最後のホームルーム。感動と笑いのスライドを観て、お別れです。ここでようやく生徒たち、自分のスマホを受け取り、パシャパシャと撮影が始まりまった。


いつ終わるとも知れない撮影会は、外に出てからも続いたのでした。


進路も決まり、卒業式も終わった。今は新しい学校の準備にてんてこ舞いしてますが、マァひと段落といったところです。


今年の始めに僕、娘の受験が無事に済むよう、年明けに神社へお参りした際から、験担ぎといいますか、個人的な願掛けを勝手にやっていました。なんてことはない、娘の受験が無事終わるよう、終わるまで髪を切らない、というものです。どうでもいいっちゃ、どうでもいいことで。

神頼みをする時に髪を切らない、って願掛けは、《髪は神に通じる》、という話をずいぶん前に聞いたからで、連れ合いの出産の時にもやりました。今回が二回目ですね。

願掛けをした時点でそこそこ伸びてたので、結構むさ苦しい姿になりました。受験が済んだら結果も待たずにとっとと切りましたよ。我慢ならんかったので。

before(寝起き)↓

after(うちの桜の前で)↓

余談ですが、伸ばしている間に、長髪でも被れるキャップを見つけて、ひとつ購入しました(僕の被り方をしても脱げない)。願掛け中はライブがなかったのでまだ使用してません。

今は髪を切ったので、19日はいつも通り、被り慣れたキャップで歌います。僕の出番は朝の10時半からです。配信もあるみたいです。よろしくお願いします。


外が静かなので、どうやら雨はあがったようです。


マシス