山下達郎の新譜『Softly』、僕はAmazonで予約したのですが、発売日を過ぎても一向に来なくて、どうしたおいおい?と思いました。

配達状況を見ても、発送すらされてなくて、配達予定日は7月3日となってる。おいおい、28日発売の吉田拓郎が先に着いちゃうじゃん。

Amazonは時々こういうことがあると噂を聞きます。売れてる商品の在庫確保が追い付かなくて、ひどい時には勝手にキャンセルされるとか。達郎、売れてるのはいいことなんですけど。

とりあえず早く聴きたかったので、予約をキャンセル。近所のCD屋さんで普通に店頭購入してきました。
最初からこっちで買っとけば良かったか。

初回盤に、特典の抽選に応募ができるシリアルコードが入っていて、その応募締め切りが6月26日までとなってます。あのままAmazonで配達待ってたら応募できなかった?

マァ、僕は特典抽選に執着ないのですけど、それでも配達遅れで応募締め切りに間に合わなかったら、それはちょっとムッとしたでしょうね。これが欲しくて堪らないってファンだったら怒っちゃうよな、と思いました。
(キャンセルしても返金は現金じゃなく、Amazonギフト券のポイントで返すとのこと。おいおい)
久しぶりに聴く山下達郎の新譜は、やはり楽しい。既に発表されてるシングル曲、CMにドラマ主題歌タイアップ曲がいっぱい収録されていて、純粋な新曲ってのは15曲中4曲。多少の寄せ集め感は感じますけど、いい。

僕は達郎のシングルは購入せず、アルバムに入ってからまとめて聴こう!という姿勢でして、おかげでどの曲もそこそこ新鮮に聴けたのですが、さすがにタイアップ作品が多いから、どうしても知らず知らず耳にしちゃってはいた。けど、あらためてアルバムとして通して聴くと格別。どれも良いなぁと浸っております。

既発曲では「CHEER UP ! THE SUMMER」「コンポジション」が素晴らしく僕の好み。こういう曲こそ僕の好きな山下達郎です。新曲では「LOVE'S ON FIRE」が最高。ラジオで聴いてピンと来なかったけど、アルバムで聴いたらご機嫌なこと。「YOU」も好き。メッセージソングよりラブソングの達郎が今は好みかも。

コロナ情勢においてのレコーディングのせいか、それとも年齢のせいか、朗々と声を張る豪快な曲が減ってますね。でも、前作の『RAY OF HOPE』に遜色なく、むしろ今作の方が楽しい楽曲が多いので、やあ楽しいやあ楽しい、と何度でも聴けそうです。

今度の火曜日には、いよいよ吉田拓郎のラストアルバムが届く予定。
こちらは配達予定日が発売日前日になってるけど、本当かしら。やはり達郎は売れ過ぎか。拓郎はCDももちろん楽しみだけど、制作ドキュメントの特典DVDがとにかく楽しみ。早く観たい。
山下達郎だって、年齢のことを思えば、今作『Softly』がラストアルバムになってもおかしくない。これが最後かも、と、この世代のミュージシャンはレコーディング中にきっとそういう想いはあると思います。

佐野元春もインタビューで、

今度のアルバムはヤバいアルバム。変な言い方だけど、これが佐野元春の最後のアルバムになっても悔いはない、それくらいの出来。

そのようなことを書いてました。
佐野元春の新譜『今、何処』は、発売日に何としても手にしたい。僕はこれはじっくりトップリ聴くために発売日の翌日に仕事休むつもりですから、来てくれないと困ってしまいます。

ギルバート・オサリバンの新作『ドリヴン』も7月発売予定。
大散財な6月、7月です。散財して悔いなし。一枚一枚、大事に聴きます。



昨日、先週マシスが法多山で歌った時の動画を撮影者の方がYouTubeにアップしてくれてました。嬉しい。撮影ありがとうございます!

雨の降る中で歌う「雨の惑星」です。その場にいなかった人も、当日の雰囲気だけでも感じてみてくれたら嬉しいです。

こちらは友部正人さんのカバー。「愛について」

大事なとこで歌詞をトチってる。無念。

短いけど、こちらもどうぞ。マシスが屋外のイベントで必ず歌ってる歌です。



で、日記が長くなりましたが、もう来週ですので告知させてください。7月2日はいよいよ、初の御前崎市ライブ。クックハウス椿にお邪魔します。
しょーぞー君、やじ助さんとご一緒させていただきます。思い切り自作歌を三人が歌います。お時間のある方、ぜひお運びくださいね。

そして、7月は第三週土曜日にフリーダムフォーク集会もあります。
第179回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年7月16日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・セサ&シャナ
・てぃあーず
・高田佳子
・ニャンズ倶楽部

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。遊びに来られる方は連絡くださいませ。出演希望もぜひご一報をお店か僕の方へよろしくです。


そしてそして、フリーダム翌日の日曜日は浜松、黒板とキッチンにて【作り人、】に参加させていただきます。
こちらはハルノオトさん、ノダフルタさんとご一緒します。カタカナな三人が日曜日の昼間に歌います。こちらもぜひぜひお運びを。


お誘いを頂き、予定が入るのはありがたいことです。一回一回大事に歌わなきゃと思います。よろしくどうぞ。



マシス



2022年6月18日(土)、マシスは二つのイベントに参加させていただきました。昼間は袋井市の遠州三山のひとつ、法多山での屋外ステージです。


梅雨時期の野外イベントなので、天気がずっと心配でしたが、やはりというか途中から降られてしまったのが残念。それでもさすがは法多山、雨の中でも参拝客は途切れませんでした。


法多山はいま風鈴祭りに紫陽花が見処で、それに加えて名物の団子を求めるお客さんの数が凄かった。
この日(18日)発売の茶団子を求める行列は朝8時から並んでいたそうで、11時過ぎに売り切れのアナウンスが出るまで、ずっとこんな状態。せっかく並んでも買えなかった人が大勢いました。すごい人気です。

イベントステージの模様ですが、今回、僕以外の演者さんの写真は割愛させてください。僕が歌っている時の写真をいただきましたので、それだけ載せます。写真ありがとうございました!
ちょうど僕の前の組の演奏あたりで、雨足が強くなってきました。でも雨は屋外イベントでは仕方ないことです。

法多山で歌うのは初めてでした。

そんな雨の中でも、何人かの参拝客の皆さんに足を停めて聴いていただいて、スゲーありがたかったです。とても嬉しくて、夜のステージに余力を残そうなんて思いもよらず、体力を尽くして歌ってしまいました。関係者の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。


法多山を一足早く失礼させてもらって、急いで濡れた靴下を履き替え、夜のイベントが開催される音楽食堂Mへ向かいました。
こちらも今回初めて歌わせていただくお店、西鹿島駅のすぐ近くにある音楽食堂Mにて、この日はなんとオリジナルしばりのイベントでした。

18時、主宰バンドのboccoyaの演奏よりイベントスタートです。

↑写真は坪井さんのFacebookより。
最後は皆でセッション。
皆さんの演奏、とても楽しませてもらいました。ほとんどの演者さんが初めましてで、この日初めて聴かせてもらったんですけど、誰も個性がかぶってない、五目弁当ならぬ七目弁当といったラインナップ。もしくは、珍獣たち勢揃い?といった様相か。いやいや楽しかった。

自作歌の歌人って少数派だと思ってましたけど、僕の知らないところにはこんなオリジナル勢がいたのか、と感心。皆さん自分のお城をしっかり築いてらっしゃって素晴らしい。

一組一組にガッツリ感想を言いたいけど、とても書ききれない。音のboccoyaは安定感を感じるご機嫌な演奏に心地よいメロディの楽曲、のずえよしこさんは《まさか》と思うほどの身近な題材を捕らえて瞬間風速で届ける歌、SAN/ZENは二人とも良い声でステージも達者、爽やかで王道なポップス、ドクトル田中さんは《オリジナルは持ってるけど歌うことは珍しい》と言いつつ様々な方への提供曲を次々披露。中山欣也くんはご機嫌な指弾きアルペジオでステージからα波が出てるかの心地良い声と美しい楽曲、HIKAさんはまるで声優さんの如く変幻自在な歌声でストーリー性の強い強烈な歌世界を披露。

と、次から次へ違う音楽が目の前で繰り広げられて耳福でした。一般のお客様でも、知らない歌ばかりでもこんなに色とりどりなステージはきっと面白かったと思う。楽しんでもらえたと信じます。

昨夜のMの客席は、お客さん皆さんがイベント中ずっと優しい空気を出していて、一曲一曲をとてもちゃんと聴いてくださって、演奏する側としては嬉しかった。アウェイなのにこれ優し過ぎるだろう、と逆に戸惑ってしまうほどに、始めから終わりまで空気が温かくて、これはもうお店と主宰の坪井さんの産む空気なのだろうなぁと思いました。

マシスの演奏はどうだったか。僕はめちゃ楽しく歌えましたけど、お客さんがあまりに優しかったから、正直、本当に楽しめた?大丈夫だった?って聞きたい感じです。終わってからマスターの西田さんは誉めてくれたので、ひとまずはホッとしました。

こういった濃いメンツの中に混じって、マシスをもっと聴いてみたい、と、思ってもらえるほどにやれたのか、そこはいつまでも難しい課題で、もっともっと精進です。

音楽食堂Mはこんな風にいろいろな音楽イベントを定期的にやっているようです。坪井さんもいくつか告知されてました。また機会があったら遊びに来れるといいな。


帰ってから、テイクアウトで作ってもらったMのカレーを食べました。疲れた身体に染み入る美味さでした。

帰って、寝て、夜中にふくらはぎがつって起きた。しかも両足同時に。あまりのことに布団の上で悶絶しました。これしきの疲れでなんたる体力不足。


追記の余談。音楽食堂Mの帰り道に、旧豊岡村を走ってて、鹿を見ました。僕の車の前を二匹、道をゆっくり横断してくれて、まさか、と思って驚いた。一匹は大きな角だったので、夫婦の鹿だったと思う。


次の歌予定は7月です。こちらの3マンは自作歌のツワモノばかりですよ。

御前崎の椿も、浜松の黒板とキッチンも、マシスとして出していただくのは初めてです。なにせご一緒させていただくのがツワモノばかりですので、僕も今から楽しみ。皆さんもぜひツワモノを観に遊びに来てくださいね。


マシス














有休消化のための突発的お休みを利用して、話題の映画『シン・ウルトラマン』観てきました(スパークス・ブラザーズはまだ公開前で残念)。出かけついでに、雑誌ブルータスも購入。

シン・ウルトラマン、面白かったです。昔のファンをニヤリとさせる演出がてんこ盛りで興奮しました。台詞だったり、アクションの細かいとこを再現してたりして、ネタばれは避けますが、チョップして痛がるあれとかね。

こういうのって、僕らオールドファンはこれたまらないけど、初代ウルトラマンを観てない人は大丈夫か?これを普通に観て楽しみきれるのかしら、と心配になったくらい、まーいろいろと懐かしくて嬉しくなりました。

一緒に観た連れ合いは、ぜんぜんウルトラマンの予備知識がなかったけど、面白かったよと言ってたので、おそらく誰でも楽しめるよう、お話は上手に作ってあったんだと思う。

初代ウルトラマンって、子供向け番組として徹底した娯楽活劇だったからこそ、深いテーマの話も重く引きずらず、観たあとに楽しい余韻が残った。僕がセブンよりマンが好きな理由はそこです。ガンダムよりマジンガーが好きな理由でもある。
(もちろんセブンも大好き。逆にセブンは深いドラマを突き詰めた面白さがある)

それに何より、初代ウルトラマンって毎回登場する怪獣や宇宙人の方がストーリーの軸で、ウルトラマンは狂言回しの役なんですね。だからウルトラマンに負けず劣らず、怪獣が人気あった。僕らの世代の男なら、怪獣の写真を見れば名前が言えると思いますよ。

シン・ウルトラマンは軸がウルトラマン側に寄ってて、初代マンでは希薄だった生臭い人間の思惑が話の前面に押し出されてます。ウルトラマンを現代に落としこむとそうなっちゃうんでしょうけど、(初代)ウルトラマンってそうじゃないよなぁ、と、ちょっと思ってしまいました。いや、それでも、十二分に面白かったです。オリジナルの美味しいところを上手に集めて、よく話が練れてたと思いました。
書店で購入した雑誌ブルータスは山下達郎特集。11年ぶりのニューアルバム『Softly』の発売前とあって、あちこちメディアに出てプロモーション頑張ってらっしゃいます。

ブルータス、とても読み応えありました。豪華ゲストのコメントも垂涎の代物ですし、何より達郎本人のインタビューが面白い。毎回ツアーのパンフレットとか、読み物として内容がすごく充実してて、達郎のツアーではパンフレット買うのが楽しみなのです。

ツアーパンフレットって、たいてい写真載っけてページを埋めてる人が多いのに、達郎ほど毎回パンフレットの内容を作り込んでる人っていないと思う。本人いわく、写真栄えしないルックスだからせめて、とおっしゃってますが、写真だけのパンフに比べて、達郎のパンフは本棚に並べて読み返したくなりますもの。ファンには嬉しいこだわりです。

達郎、アルバム出て、三年ぶりのツアーも始まってます。静岡公演、チケット取れたらいいんだけど。

・ahー面白かった / 吉田拓郎
・Softly / 山下達郎
・今、何処 / 佐野元春 & THE COYOTE BAND
・ドリヴン / ギルバート・オサリバン

とりあえずはこの四枚。予約もすんで、お金も払って、早く発売日にならないかと待ち焦がれる日々。ギルバート・オサリバンまで出してくれるなんて、今年はなんて年だ。ああオサリバン。ベテラン勢万歳。



そして今週末、土曜日のイベントのお知らせです。

法多山は屋外ステージだそうです。マシスの出番は14時半か15時くらい。晴れるといいな。こちらではカバーもやります。


そして18時からはスタジオM。オリジナルしばりのイベントだそうです。1日に二つイベントに参加できる。ありがたや。へばらないようしっかり体力を備えて、こちらでは自分の歌をいっぱい歌ってきたいです。お時間のある方はぜひ寄ってみてくださいね。




マシス 






今、とても観たい音楽映画があるんです。静岡では上映がないかも、と思っていたスパークスの映画が、もうすぐ浜松のcinemaイーラで観れるそうです。いよいよです。凄く嬉しい。

映画『スパークス・ブラザーズ』は今週の木曜日、6月17日から浜松cinemaイーラにて上映開始だそうです。ですが、30日までって、たった二週間しか上映してくれないってのはちょっと焦りますね。

まぁ確かに、浜松でスパークスの映画って言っても、スパークスって誰?って感じか。ボヘミアンラプソディーとは比べられないけど、二週間でもお客さん入らなくて打ち切られるんじゃないかと心配。僕もなんとしても時間を作って、どの日に観れるかはわからないけど、是非ともこれだけは劇場で観ておきたい。よくぞスパークスの映画を作ってくださいました。

cinemaイーラに僕が行ったのって、『シュガーマン』を観た時以来か。cinemaイーラはこういうちょっと珍しい映画やってくれるのがいいですね。


僕がスパークスを知ったのは、実はまだここ数年のことでして、確か4~5年前の来日の時に、誰かがブログでコンサートレポートを記事に書いてて、それを読んで興味を持ったのですね。で、アルバム『キモノ・マイ・ハウス』を聴いたらぶっ飛んで、こんなに面白い音楽があったか!ってドはまりしたのです。

スパークスはお兄ちゃんのロン・メイルが作曲とキーボード担当、弟のラッセル・メイルがボーカルという兄弟バンドです。

デビュー前にモデルをやってたというハンサムなラッセルがステージの華なら、ちょび髭で表情を変えないロンは、さながらバスター・キートンのように、無表情で笑いを誘うコメディアンといった風情。ステージで二人並ぶと対照的で面白いです。

ロンの作る摩訶不思議な変態ポップメロディを、ラッセルはファルセット(裏声)を駆使したオペラチックな歌唱で歌いこなす。一度聴いたくらいじゃ鼻歌も歌えない。聴くほどにクセになるのです。

オペラチックな、という部分だけで、最初に聴いた瞬間はちょっとクイーンっぽいなって思った。クイーンにはぜんぜん似てないんだけど、じゃあ何に似てるって考えても、他に例えようがない。よくもマァこんな変な曲を作ろうと発想できますよ。歌うのも演奏するにも大変でしょうにね。ある意味、近年溢れるボーカロイド曲より時代を先取りしてる。好き嫌いは人それぞれ、こんなにもメロディが大暴れしてるポップスって聴いてて楽しいですよ。

そう、逆に、いま若手バンドのレモン・ツィッグスの1stを聴いた時、このバンドすごくスパークスっぽい!と思ったのを覚えてます。レモン・ツィッグスも兄弟バンドなんですよね。レモン・ツィッグスも大好き。

兄弟とか従兄弟とかでバンド組むって、昔からけっこうある話です。オアシスのギャラガー兄弟しかり、キンクスのディヴィス兄弟しかり、ビーチ・ボーイズ、ヴァン・ヘイレン、AC / DC、ハート、CCR、ハンソン、、、日本だと何があったっけ。カッツェしかパッと思いつかない。イエローモンキーもそうか。イエローモンキーってちょっとスパークスっぽい要素ありますよね。

兄弟バンドは何かと便利そう。練習するにも、飯食ったらお前の部屋で演ろうぜ、と、すぐ集まれる。メンバー探す手間も、身内兄弟に《お前ちょっとベース覚えろや》とかで始められたら手っ取り早いって話ですね。

兄弟でバンドやってて、スパークスほど長く現役活動してるのって、ちょっと珍しい気がします。身内って遠慮がない分、言いたいことは言えるけども、ド喧嘩したらトコトン顔も見たくなくなるってパターンも多そう。スパークスはどうなんでしょう。いろいろあるでしょうけど、爆発的にバカ売れしてこなかったからこそ仲良くやってこれたのかも。

そんなわけで、映画が楽しみなのです。僕はまだYouTubeでしかスパークスのライブを観ていないし、二人の人柄もよく知らない。無口に見えたロンが実はすごいお喋りだったりして?僕がスパークスにハマったタイミングで、大画面でスパークスを思いっきり楽しめるなんて願ったり叶ったり。


実は今年、この夏にスパークスは来日して大阪と東京で公演やるらしい。ひとつはサマソニだったかな。フェス、いいなぁ。この映画をきっかけにスパークスにハマる人が増えたら嬉しいですね。



来週の土曜日は久しぶりにマムゼル以外のイベントにお呼ばれしています。歌いますよ。

法多山舞台コンサート(観覧無料)。マシスの出番は14:30頃。一般のお客さんも多そうな屋外のイベントですので、カバー曲も何曲かやるつもりです。法多山、いまの時期は風鈴祭りで賑わっててキレイみたい。




夜は音楽食堂Mでのオリジナルイベントです。たくさんの共演者の自作曲が聴けそうで、こちらもすごく楽しみです。僕も自分の歌をいっぱい歌います。皆さん良かったらお運びくださいね。


マシス


 

 

 

 







誰かと力を合わせて音楽を奏でる、ということをやるなら、二人組ユニットが最小編成です。二人組って良いんです。フットワーク軽いから、とっても楽。組みやすいし、続けやすい。


大人数バンドは楽しいですけど、バンドメンバー全員のスケジュールを合わせるだけでも大変。その点、二人組は相棒の都合を聞くだけで動けますからね。


エヴァリー・ブラザーズ

サイモン&ガーファンクル

サム&デイヴ

ホール&オーツ

スティリー・ダン(後期)

ティラノザウルス・レッグス

Wham!

ティアーズ・フォー・フィアーズ

ロクセット

シング・アウト・シスターズ

エブリシング・バット・ザ・ガール

ファウンテンズ・オブ・ウェイン


ふきのとう

グレープ

古井戸

ビリー・バンバン

シモンズ

オフコース(デビュー時)

CHAGE&ASKA

雅夢

あみん

ザ・ピーナッツ

ピンク・レディー

狩人

wink

Babe

NOBODY


B'z

class

フリッパーズギター

KinKi Kids

ゆず

コブクロ

CHEMISTRY

キリンジ

YOASOBI


などなど。有名な二人組ユニットとちょっと考えるだけでも、洋邦いっぱい浮かびますね。フォーク勢は特に多い。歌謡曲ならヒデとロザンナとかヒロシ&キーボーとか、挙げてたらキリがありません。


個人的には、僕は佐木伸誘のファンでしたので、松崎真人との

Birthday Suitは思い出深いです。それと最近ですと僕、ビリー・アイリッシュはソロなのに、お兄ちゃんとのプロジェクトみたいなイメージがあります。二人三脚で【ビリー・アイリッシュ】を作ってるって感じ。


ユニット名がBirthday Suitなのに対して、1stアルバムのタイトルに『CLOSET』って付けるセンスがいい。デビュー曲はサビのコーラス《KISS》がホール&オーツのあの曲を連想させます。


僕自身、これまでソロ(マシス)とユニット(あすとら)の両方でステージに立ってますが、二人で演奏するのってとても楽しいです。ソロで演奏するのとでは、当然だけど赴きが違う。


ただ歌声が二倍になるだけじゃなくて、もう単純に、二人で音楽を奏でている立ち姿が、それだけでステージの《華》になってくれる。それは一人の時と比べると、しみじみとそう実感します。二人のステージって悔しいかな、一人よりウケることが多いんです。


一人での演奏ももちろん楽しい。けど、二人の時と比べると、ソロはエネルギーが要るというか、単純に同じことをやってもユニットの時のステージに勝てません。同じ歌を歌っても、ただハモりがないってだけじゃない、なんか物足りなさがあって。そこの落差を埋めて余りあるよう、何か盛りてぇーって、いろいろ考えるのです。そこが難しいし、面白い。



だから、僕はやったことないですけど、ループマシンを使ったり、音源をバックに演奏するとか、そっちに走りたくなる人の気持ちは分かる。一人での演奏が心持たない感じがしてしまって、もう一人いたらなってメンバーを探したくなる気持ちもよく分かる。アマチュアでも二人組ユニットって多いですものね。最小編成は人気なのです。


単純に音数を増やすか、それとも人を増やすか、ド直球に演奏技術を上げてゆくか、何を増やして埋めるか?みんないろいろ心を砕いてます。

(僕は歌詞の濃度を盛る方向に努めてみた)



2015年だったか、HIRO君とSHIN君のユニットRaineedsが解散した時、ああ、フットワークの軽い最小編成なのに、それでも都合が合わなくなるのだな、と思った。永遠に続くバンドはない、と言った人もいますが、そういうところ、やはり最小編成でもバンドなんですよね。活動休止じゃなく、もう一緒にやれないと思ってしまうのは、とってもバンドっぽいというか、世界的に有名なグループでさえ解散と再結成を繰り返してますしね。


マシスの「音楽だけを糧にして」という歌は、Raineedsの解散ライブを観た時の僕の気持ちが歌詞に影響しています。

↑ダイジェストの一曲目でサビの触りだけ聴けます。

声はギターに
ギターは打楽器に合わせて
さっさと二人で心を決めたら
行くんだね

会うべき人が出会い
やるべきことは夢みたいなこと
音楽だけを糧にして

僕にできない理想を夢見て
いつか二人で叶えてしまえばいい
二人で

(音楽だけを糧にして / マシス)


僕自身、ユニット【あすとら】は近年なかなか演れていなくて、前回は2020年のオール・マシスの日。その時だって5、6年ぶりの演奏だったと思う。コロナの影響は別としても、友人と遊ぶ機会は歳を重ねるほどに激減してます。


でも、会えないからといって、あすとらを解散することは考えていませんね。いつでも、相棒のカネマツと都合さえ合えば《じゃ、演ろっか?》でサッと演れる状態でいたい。活動休止とですら宣言したくない。あすとらやらないの?と聞いてくださるありがたい声もありますが、やれる時にいつか、いつでも、きっと、と思っています。


昔バンドをやってた時、まぁ、いろいろ思うことがあって、あすとらを始める時は、自分がリーダーで初めて組んだグループだからこそ、相手の都合を優先して、音楽のために無理することはしないと密かに決めてました。それで活動のフットワークが鈍ろうと、それは仕方ない。音楽抜きでもカネマツは友達だったから、そういう活動にしたかったのです。

今週は車でひとり、アルパカセブンス祭り。みっこさんの密室的寓話ワールドと、えりたすのアイツうぜぇワールドが美メロで繰り広げ、聴き応え満載。持っていない新しいCDもぜひ欲しい。

アルパカセブンスは素敵なユニットなので、二人の都合が合うときに、それこそ思いつきでフラッとライブしてくれたら嬉しい。それ以上に、今後アルパカセブンスでない場所で、これから二人が何を始めてくれるのか、そりゃあ楽しみです。頭の回転がエグいほど早い二人ですから、きっと面白いことを仕出かすんじゃないかしらと、愛を込めて期待しています。


【マシスのライブ予定】


・6月18日(土)法多山ステージ 11:00~15:30

 【出演】マシス他 マシスの出演は14:30から

 【料金】無料


・6月18日(土)音楽食堂M【オリジナルナイト】18:30~

 【出演】 マシス他 詳細未定


・7月2日(土)クックハウス椿【やじ土ライブ】19:00~

 【出演】 しょーぞー / マシス / やじ助

 【料金】¥1500


・7月17日(日)黒板とキッチン【作り人ライブ】15:00~

 【出演】マシス / ノダフルタ / ハルノオト

 【料金】投げ銭



少しずつライブのお誘いを頂いています。いま決まっているライブが全てアウェイで、どこも楽しみです。



マシス







いま現在、なんと6月に二件、7月に二件(一件増えました)、マシスとして歌いに行く予定を頂いております。春に子供の受験も無事終わり、徐々に、徐々にですが、イベントのお誘いにお応えできるようになってきました。ありがたや。






・6月18日 法多山野外ステージ 11:00~15:30 観覧無料
・6月18日 音楽食堂M 18:00~ 詳細未定
・7月2日 クックハウス椿 19:00~ 料金¥1500
・7月17日 黒板とキッチン 15:00~ 投げ銭

↑四ヵ所とも、実は初めて歌う場所、イベントなのです。お誘いをいただけるって、ホントありがたいこと。各々イベントの詳細は分かり次第お知らせします。

コロナ以来、ウチだけに限った話じゃないでしょうけど、我が家はここ二年ほど、一生懸命引きこもって過ごしてきまして(観たいライブも断念しつつ)。

そこでまた、昨年までは受験を控えていた娘が、

《感染したら洒落にならん》

と、率先して大人以上に慎重な行動していましたので、それを側で見てる大人が羽目を外す訳にいきませんでしたね。あれは娘、よく自重してたと思う。クサることなく偉かった。

徐々に、徐々に、です。ワクチンは射ってもコロナはまだまだ油断ならず、いまだ音楽イベントを良く思わない世間の目もある。僕も久しぶりでいきなりフルスロットルはおっかない。ブランクのリハビリも含め、ゆっくりエンジンを温めて動き出すようにしたいです。

もちろん、お誘い頂いたイベントは全力で、手抜きなしで頑張らせて頂きます。久しぶりのイベントで歌いたい歌があり過ぎて楽しみ過ぎる。オーイェー。徐々にって、徐々にって。



海が見てぇ、

と、唐突に思いました。

休日出勤した土曜日、工場の外へ出たとたんに目に飛び込んだ日差しを見て、そういえばオレ、コロナ以来、海すら見てないんじゃ、とふと考えた。帰宅してからもつい口にしてしまって、それを聞いた娘が、《海、いいねぇ》と食いついてきた。

ちなみに他の家族は、コイツ何を言い出した?って反応でした。海が見たいだなんて、普段の僕の口から出る言葉じゃない。確かに、あまりにも柄じゃない。

で、予告なしドライブ決行です。支度もバタバタとそこそこに、ウチから一番近場の海岸まで。

昼間に、外で、広い場所で、マスクを外して過ごした。この、ほんの小一時間ほどの海が、開放感、解放感が凄かった。あー、外出してる、って気分になりました。

流木を突き立ててみた。




先日の雨の後もあってか、波は高く風も強かったです。砂が風で吹き上がって、飛んできて足を打つのが痛かった。でも、それすら楽しかった。ただ波に足を浸してただけなのに、《これって、意外にも飽きないな》《ねー》と話しながら、久しぶりにキャッキャと水遊びしましたよ。

風の音が凄いでしょ。

海へのドライブということで、BGMはベタに達郎『For You』で。
あらためて、このアルバムの曲順の素晴らしいこと。6月に出る新譜も楽しみです。


徐々に、と言えば、先週の土日、我がふるさと森町で、町並みと蔵展が久しぶりに再開されまして、日曜日に覗いてきました。遅ればせながら、報告。

人は賑わってましたが、出店は例年より少なめでした。聞けば、森町住民の出店のみだったそうで。でも、これも、徐々に、です。再開されたってことが大事。焦らずに、徐々に、徐々に。


マシス 

 





確かスカパーの企画だったか、2013年に行われた名盤ライブの第一弾『サムデイ』完全再現ライブ、残念ながらスカパーは入ってなかったので僕は放送を観れなかったんですけど、一時YouTubeに切れ切れに動画はあがっていて、それは観れました。

このライブ、実際に僕、東京公演を観に行ったんです。Zeppダイバーシティの1stステージでした。スカパーで放送されたのは夜の2ndステージの方だったと記憶してます。一人で高速を運転して行って帰って、翌日は自分もライブがあったのを覚えてる。首都高で山本達彦のCDを聴いてたのも覚えてる(首都高のドライブに山本達彦のまぁハマったこと)。

その『サムデイ再現ライブ』が今回、9年越しにパッケージ化されるということで、待ってましたと予約しておいたのが、今日、仕事から帰宅したら、
無事配達されてました。

裏のパッケージの内容説明を読むと、《M5、M8は過去のライブで一度も演奏されたことのない曲》と書かれていたのが、ちょっと気になりました。ん?「麗しのドンナアンナ」はやってるでしょ。僕、ピーシズ・ツアーのアンコールで聴いてますし(アレンジぜんぜん違ったけど)、ヴィジターズ・ツアーのビデオでも、歌ってるシーンがチラッと映ってましたよね。マァめったに演らない曲ではあるでしょうけど。

で、早速、肝心のBlu-ray、観てみました。これはもう、元春ファンにとって見応えしかない。当たり前ですけどね。なんたって『サムデイ』の収録曲のライブですから。元春もファンサービスに徹して、レコードにわりと忠実に崩さず丁寧に歌っています。実際、あの場に居たら、とてもとても冷静でいられなかったですよ。

だって、ステージに西本明がいて、長田進がいて、古田たかしがいて、ダディ柴田がいるんです(終盤には伊藤銀次も)。このメンツが揃ってステージに立つなんて、二度と観れないと思ってましたから。「ハッピーマン」の間奏でダディがソロを吹き出した瞬間、僕はダーダー泣いておりました。ライブ観てあんなに嗚咽するなんて、今後二度とないと思う。

今、改めて冷静な目で映像で観返しても、とてもご機嫌な音楽パッケージだと思います。聴きたい曲が期待通りに演奏してくれてるって意味で、オールドファンにはたまらない。往年の歌声とは違っていても、ちゃんとサムデイ再現ライブになっています。お見事なパフォーマンスです。

野暮を言うなら、たぶんですけど、曲によってヴォーカルに手(修正)を加えてると思います。でも、ライブアルバムでの修正はよく聞く話ですし、すごく上手く修正しているので、気にしなければ気にならない。そんなに重箱の隅に目くじらを立てることないと考えます。

僕のベストトラックは「ヴァニティ・ファクトリー」。大好きな歌!Blu-rayで観ても興奮で鼻血が出そうな迫力のパフォーマンスです。それとアンコールラストの「彼女はデリケート」。2000年代以降に演奏された「デリケート」の中でもこれは屈指の出来だと思います。いや、でも全部いいですよ。どの曲もいい。冒頭で書いた通り見応えしかない。

惜しむらくは、メンバー紹介の場面もカットせずに収録して欲しかったかな。名盤ライブに行けなかった人こそ、《そして最後に(Hoo!)、そして最後に!(Hoo!Hoo!)スーパーダイナマイトサキソフォーン!(大歓声)、ダディ柴田!》が観たかったでしょ。僕だってもう一度観たかったですよ。


そうそう、元春の7月発売のニューアルバム『今、何処』のジャケットが発表されましたね。
不思議なジャケットです。いっそ中央の人を元春がやれば良かったと思う。整くんみたいなカツラかぶって。

そして予想通りというか、この『今、何処』の初回盤に特典として、先月出た配信アルバム『エンターテイメント!』のCDが付くらしい。配信で買ってバリバリ楽しんでいる身としては複雑ですが、公式のCD欲しいから初回限定盤買いますよ。配信購入に後悔してません。


桑田佳祐とのコラボもびっくりしましたねー。本当に突然でした。桑田佳祐、世良公則、Cher、佐野元春、野口五郎の六人が揃って曲を作るなんて、聞いただけでも楽しそう。

日曜日から配信で発売されてるそうです。桑田佳祐節のなかなかカッコイイ歌です。


6月、7月はそんな感じで散財予定。拓郎と達郎の新譜も欲しいし、節制して無事購入といきたいです。ベテラン勢万歳。









昨夜、2022年5月21日(土)、奇数月第三土曜日に開催されるフリーダムフォーク集会の第178回目を無事開催することが出来ました。お客さん演者さんお店の皆さんありがとうございました!

前回3月はやむなく中止とさせてもらって、1月以来4ヶ月ぶりのフリーダム。加えて僕は1月をお休みしてたので、今回が今年初のフリーダムでして、ようやく参加できたーって気分です。

昨夜のフリーダムの演者さんは写真の通り↓

一番手は僕、【マシス】から。
演奏順番は毎度じゃんけんで決めますが、僕はホスト役なので、たいてい最初に演奏させてもらっています(もし一番手を希望する方がいればお譲りします)。皆さんすごく集中して聴いてくれて緊張しました。

二番手は【今駒泰之】さん。
今駒さんはフリーダムの常連さんの中では、数少ないオリジナル中心の演者さん(勝手にシンパシーを感じております)。久しぶりにフリーダムに来てくれたこの夜も、歌詞がしっかり伝わる素敵な楽曲を力強く披露してくれました。自然と手拍子が沸く楽曲の魅力は流石。

三番手、【カラフルCOMCOM】。
中止となった3月にエントリーしてくれてたカラフルCOMCOM、引き続き5月への出演依頼を快く受けてくれました。千葉さんのまっすぐな歌声と小栗くんの一生懸命なギターが客席を惹き付けてました。初めて作ったというオリジナルナンバーもとても良い曲だった。

前半三組が終わって換気休憩を挟み、後半スタート。

4組目は【ぷらっとふぉーむ】。
毎回毎回、いろいろなテーマを掲げて選曲に趣向を凝らしてくるお二人。今回はデビュー50周年(プラス40周年)のアーティストの曲を取り上げて、実に懐かしい名曲群を落ち着いた演奏で聴かせてくれました。思わずつい一緒に全曲口ずさんでしまった。

5番手はお馴染み、【砂風金】。
直球も変化球もなんでもござれ、砂風金こと山本先生。この日はなんとド直球オール岡林信康の選曲。「私たちの望むものは」「君に捧げるラヴソング」これぞフォーク集会、って空気が会場を一瞬で支配し、その見事な歌いっぷりにみんな聞き入っていました。

この日のラストは【黒岩靖子】さん。
お忙しい中、久しぶりに黒岩先生が来てくれました。のっけから伝家の宝刀「We're All Alone」、朝ドラ主題歌の「アルデバラン」等々、相も変わらぬ天を突き抜けるかの歌声とピアノ演奏で客席を酔わせてくれました。

なお、フリーダムの数日前に誕生日を迎えた黒岩さん、客席からサプライズのケーキが進呈され、皆でお祝いしました。黒岩さんおめでとうございます!(写真撮りそこねた)

皆さんお疲れ様でした。お客さんもとても楽しそうに聴いてくれてて、演奏する側も楽しかった。良い夜でした。感染対策に添ってのマナーも皆さん素晴らしかったです。多謝多謝。
終演後も皆さん、ワチャワチャといつ終わると知れぬお喋りが続いたのでした。

この日、初めてフリーダムを観てくれたお客さんが《第178回?すごいねー》と僕に話しかけてくれました。奇数月開催ですので、年二回。単純計算で30年近くやってるんですね。僕がフリーダムに遊びに来てからですら、もう26年になるから、ずいぶん遠くまで来た感じですね。
高田さん写真ありがとうございます。僕の顔に飛沫防止シートの光の反射が模様になって写ってる。一歩下がって歌うべきだった。

黒岩さんより《上手になったねー》と言ってもらえました。超嬉しい。高田さんからも《「駱駝」が好き》と言ってもらえた。嬉しすぎる。もったいないお言葉、これからも精進します。


次回、第179回フリーダムフォーク集会は7月16日に開催予定です。ありがたいことに7月すでに出演希望をどしどしいただいております。7月も皆さんよろしくお願いします。9月、11月の出演希望もお待ちしております。


マシス


一曲、歌を作りました。前作の「ほしくず」同様、こじんまりしてて、分かりやすい軽めの歌になったかと思います。

今作「花の写真を見せないで」は、みんなSNSの更新が矢継ぎ早だなぁと思ったことがきっかけで作った歌。携帯カメラの普及も相まってか、世界津々浦々の素人カメラマンが写真をネットでアップする御時世。《映える》って言葉もすっかり耳慣れてきた。

僕も自分で撮った写真をあげてますが、だいたいタブレットかガラケーで撮ったものです。良いカメラを使った写真は何か違うんでしょうか。きっと違うんでしょう。

アップされる、というと、YouTubeに海外アーティストのコンサート動画(客がスマホ撮影したもの)を見つけると、思わず観入ってしまったりします。けっこう音や映像が綺麗だったりして驚いたりする。

僕も実は昔、小さなテレコをコンサート会場に持ち込んで録音したことがあるけど(警備に見つかって取り上げられたことも)これは誰にも聞かせない。個人でこっそり楽しむ。

いや、実のところ、隠し録ってきても一回聞くだけで、まず聞き返したりしない。思い出保管してるだけですね。

花鳥風月の中で、歌詞に花を出したのは僕としては珍しかった。月はわりと(小道具として)使うのですけど。星、花ときて、じゃ次は鳥か風?。いろいろな歌を作れるよう練習してみてるところです。

「花の写真を見せないで」

花の写真は見たくない
花の写真は見たくない
花の写真を見せないで
花の写真を見せないで

コンサートの隠し撮り動画は見たくない
コンサートの隠し撮りテープも聞きたくない
ネットに隠し撮りを上げないで
ネットに隠し撮りを上げないで

あの子は季節が変わるたび
花の写真を見せるのさ
僕がまだ見に行っていない
花の写真を見せるのさ

僕だって
花の写真を自慢したい
コンサートの隠し撮りテープを自慢したい
とても素敵な写真でしょう
これを撮ったのは僕ですよ

それは個人で楽しむもの
ひとりこっそり楽しむものさ

あの子は季節が変わるたび
花の写真を見せるのさ
とてもきれいな写真だから
みんなイイネと誉めるのさ
僕もつられて誉めるのさ

花の写真を見せないで
花の写真を見せないで


2022/03/31 1:34
~2022/04/03/17:45
~2022/4/14/ 7:38

ちなみに写真の花、近所を散歩して見付けた花ですが、なんて名前の花かは知りません。娘はこの写真を見て、轟くんじゃん、と言ってた。

来週の土曜日、5月21日のフリーダムフォーク集会は19時半から開演です。僕にとっては今年初フリーダム。この新しい歌も歌えそうなら歌いたい。皆さんよろしくお願いします。

第178回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年5月21日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・黒岩靖子
・カラフルCOMCOM
・今駒泰之
・マシス

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。

遊びに来られる方は僕か演者さん、もしくはお店の方にご一報くださいね。7月、9月、11月への出演希望の演者さんも連絡お待ちしています。7月は現在4組確定中。ありがとうございます!

瓦版アンケートの募集をもう一度させてください。

お題は【お気に入りの女性グループ🌺】です。あなたのイチオシの歌姫、忘れられない女性バンド、また、最近気になってる女性グループなどなど、ぜひ教えてください。

コメント欄、メッセージでお気楽に回答をくださいませ。よろしくお願いします。


マシス








連休だったこの一週間、早起きして、お散歩して、草刈りして、疲れたら昼寝して、音楽聴いて、録音して、夜早く寝て、早起きしてと、なかなか健康的な日々だった。明日からまた夜勤が始まります。さらば普通の日々。身体を労って明日からもサヴァイヴしますとも。

で、この連休初日に行った某店、中古CDを一枚30円で売ってる籠があって、そこから面白そうなのをゴソッと買ってみたのです。
お休みの間、これらを少しずつ聴いて楽しんでいました。特に気に入ったのだけ感想を書いてみます。

共鳴 / チャットモンチー

チャットモンチーは『変身』までしか聴いてなかったので、30円でこれが買えたのは嬉しい。楽曲もアレンジも『変身』に比べずっとリラックスした印象、カラフルな音の楽しいアルバムでした。


Obscure Ride / cero
ceroってバンド、全く予備知識なかったのですけど、なんか良さそうな予感がしたので30円購入。わりと良かった。聴いててただただ心地好い。cero結構好きです。

醒めない / スピッツ
このアルバムが今のところの最新作なのかしら。普通、バンドが長いキャリアを積んでいくと、だんだん曲のテーマが壮大になりがちで、一曲が6分以上の長いのを作りたがるものだけど(ミスチルしかり)、スピッツはいまだにどの歌も3分から4分くらいで、楽曲が楽曲の愛らしさをちゃんと保ち続けてる。それって長い大作を作るのと同じくらいすごくエライことで、なかなか出来ないと思う。

BEST 2001-2013  / 曽我部恵一
最近、佐野元春のソングライターズを録画したやつを観返してたので、曽我部恵一のソロをちょうど聴いてみたかった。「ギター」「女たち」が聴けて嬉しい。

MAJESTIC / Dragon Ash
Dragon Ashもずいぶん離れてたのですけど、30円なら聴いてみたくなるもので購入。柔らかい?前まではずっと音がゴリゴリだったのに、すごくポップ。上手く言えないけど、Dragon Ashなんだけどジャンルを根本的に変えちゃったみたいに変化進化した印象。ゴリゴリの薄いDragon Ashは物足りない人もいるかもだけど、僕はこの進化はすごく好み。良いと思う。

ちなみに僕、日本のバンドが英語のオリジナル曲を歌うのって苦手で、アルバム1曲英語くらいならいいけど、英語曲ばかり続くとどうも受け付けないことが多いのですが、例外で聴けるのがゴダイゴとDragon Ashなのです。

Fantastic Magic  / TK from 凛として時雨
凛として時雨はカッコいいバンドですが、TKのソロは30円でないと手を出さなかったかも。驚いたのは、歌詞が僕のイメージより日本語が多かった。TKはしっかり日本語歌詞と格闘して、自分の詞表現を模索してきた青年なのだとわかって、軽く感動しました。

Sakanaction / サカナクション
なんだかんだ、一番繰り返し聴いたのはこのサカナクション。クセになるクセになる。前のアルバムも引っ張り出してサカナクション祭り。


これらの他に、星野源のアルバム4枚すべて30円購入、9mmの2枚組ベストとかも買いました。でも、要所要所で一番楽しんだのはやはり元春の最新作『エンターテイメント!』、それとゴメス・ザ・ヒットマンの『memori』。ゴメス・ザ・ヒットマンは初夏のドライブに最高です。


今日で連休もおしまい。今年は素晴らしくのんびりさせてもらったお休みでした。昨年も一昨年もコロナで何もなかったけど、今年は規制のない中で《あえて》のんびり出来た。それがとても嬉しい。

自粛を強制されると出かけられないのがストレスだけど、もともとうちは出不精なので、ゴロゴロ休日は通常運転。外出自由な時に家にいるのは最高に贅沢な気がします。

どこも行かないと言いつつも、少しは外に出ました。地元にあるラーメン屋さんで昼食を取りました。実は初めて行くお店で楽しかった。
コロナでめっきり外食ができなくて、外食するってだけでも楽しいのです。この日はお昼時を外して早めに入店。
外観から内装まで素敵なお店でびっくり。地元の森町にこんなお店があるとは知らなんだ。
ラーメン美味かった。久しぶりに美味いラーメン食ったな。ここは皆にオススメしたい。僕もまた行きたいお店です。

そして、今日は出先の掛川で、飛び込みで知らない喫茶店に入りました。

軽い食事と珈琲で、のんびり読書。家族三人、とてもゆったりとした時間を楽しみました。ここもとても素敵な空間のお店で、またのんびりお茶しに来たいです。


5月フリーダムフォーク集会の告知ですよ。

【5月のフリーダムフォーク集会は第三土曜日、5月21日開催です】

皆さん瓦版のアンケートにご協力くださいませ。

お題目は中止になった3月のお題を引き継ぎ《お気に入りの女性グループ🌺》です。ロネッツやシュプリームスから近年のリトグリまで、女性グループは文字通りステージの華ですね。あなたのイチオシお気に入りディーバ、忘れられない女性バンド、もしくは今気になってる女性グループをぜひ教えてください✋

期日は2022年5月16日(月)まで複数回答可。コメント欄、メッセージでお気楽に回答をくださいませ。よろしくお願いします🙇

第178回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年5月21日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・黒岩靖子
・カラフルCOMCOM
・今駒泰之
・マシス

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。

黒岩さん今駒さん久しぶりで嬉しい。そして3月にエントリーしていただいた皆さん再びのエントリー嬉しいです。皆さんよろしくお願いします🙇遊びに来られる方は僕かお店の方にご一報くださいね。また7月、9月、11月の出演者が未定ですので、出演希望の方はぜひその旨ご連絡くださいませ✋



マシス