誰かと力を合わせて音楽を奏でる、ということをやるなら、二人組ユニットが最小編成です。二人組って良いんです。フットワーク軽いから、とっても楽。組みやすいし、続けやすい。


大人数バンドは楽しいですけど、バンドメンバー全員のスケジュールを合わせるだけでも大変。その点、二人組は相棒の都合を聞くだけで動けますからね。


エヴァリー・ブラザーズ

サイモン&ガーファンクル

サム&デイヴ

ホール&オーツ

スティリー・ダン(後期)

ティラノザウルス・レッグス

Wham!

ティアーズ・フォー・フィアーズ

ロクセット

シング・アウト・シスターズ

エブリシング・バット・ザ・ガール

ファウンテンズ・オブ・ウェイン


ふきのとう

グレープ

古井戸

ビリー・バンバン

シモンズ

オフコース(デビュー時)

CHAGE&ASKA

雅夢

あみん

ザ・ピーナッツ

ピンク・レディー

狩人

wink

Babe

NOBODY


B'z

class

フリッパーズギター

KinKi Kids

ゆず

コブクロ

CHEMISTRY

キリンジ

YOASOBI


などなど。有名な二人組ユニットとちょっと考えるだけでも、洋邦いっぱい浮かびますね。フォーク勢は特に多い。歌謡曲ならヒデとロザンナとかヒロシ&キーボーとか、挙げてたらキリがありません。


個人的には、僕は佐木伸誘のファンでしたので、松崎真人との

Birthday Suitは思い出深いです。それと最近ですと僕、ビリー・アイリッシュはソロなのに、お兄ちゃんとのプロジェクトみたいなイメージがあります。二人三脚で【ビリー・アイリッシュ】を作ってるって感じ。


ユニット名がBirthday Suitなのに対して、1stアルバムのタイトルに『CLOSET』って付けるセンスがいい。デビュー曲はサビのコーラス《KISS》がホール&オーツのあの曲を連想させます。


僕自身、これまでソロ(マシス)とユニット(あすとら)の両方でステージに立ってますが、二人で演奏するのってとても楽しいです。ソロで演奏するのとでは、当然だけど赴きが違う。


ただ歌声が二倍になるだけじゃなくて、もう単純に、二人で音楽を奏でている立ち姿が、それだけでステージの《華》になってくれる。それは一人の時と比べると、しみじみとそう実感します。二人のステージって悔しいかな、一人よりウケることが多いんです。


一人での演奏ももちろん楽しい。けど、二人の時と比べると、ソロはエネルギーが要るというか、単純に同じことをやってもユニットの時のステージに勝てません。同じ歌を歌っても、ただハモりがないってだけじゃない、なんか物足りなさがあって。そこの落差を埋めて余りあるよう、何か盛りてぇーって、いろいろ考えるのです。そこが難しいし、面白い。



だから、僕はやったことないですけど、ループマシンを使ったり、音源をバックに演奏するとか、そっちに走りたくなる人の気持ちは分かる。一人での演奏が心持たない感じがしてしまって、もう一人いたらなってメンバーを探したくなる気持ちもよく分かる。アマチュアでも二人組ユニットって多いですものね。最小編成は人気なのです。


単純に音数を増やすか、それとも人を増やすか、ド直球に演奏技術を上げてゆくか、何を増やして埋めるか?みんないろいろ心を砕いてます。

(僕は歌詞の濃度を盛る方向に努めてみた)



2015年だったか、HIRO君とSHIN君のユニットRaineedsが解散した時、ああ、フットワークの軽い最小編成なのに、それでも都合が合わなくなるのだな、と思った。永遠に続くバンドはない、と言った人もいますが、そういうところ、やはり最小編成でもバンドなんですよね。活動休止じゃなく、もう一緒にやれないと思ってしまうのは、とってもバンドっぽいというか、世界的に有名なグループでさえ解散と再結成を繰り返してますしね。


マシスの「音楽だけを糧にして」という歌は、Raineedsの解散ライブを観た時の僕の気持ちが歌詞に影響しています。

↑ダイジェストの一曲目でサビの触りだけ聴けます。

声はギターに
ギターは打楽器に合わせて
さっさと二人で心を決めたら
行くんだね

会うべき人が出会い
やるべきことは夢みたいなこと
音楽だけを糧にして

僕にできない理想を夢見て
いつか二人で叶えてしまえばいい
二人で

(音楽だけを糧にして / マシス)


僕自身、ユニット【あすとら】は近年なかなか演れていなくて、前回は2020年のオール・マシスの日。その時だって5、6年ぶりの演奏だったと思う。コロナの影響は別としても、友人と遊ぶ機会は歳を重ねるほどに激減してます。


でも、会えないからといって、あすとらを解散することは考えていませんね。いつでも、相棒のカネマツと都合さえ合えば《じゃ、演ろっか?》でサッと演れる状態でいたい。活動休止とですら宣言したくない。あすとらやらないの?と聞いてくださるありがたい声もありますが、やれる時にいつか、いつでも、きっと、と思っています。


昔バンドをやってた時、まぁ、いろいろ思うことがあって、あすとらを始める時は、自分がリーダーで初めて組んだグループだからこそ、相手の都合を優先して、音楽のために無理することはしないと密かに決めてました。それで活動のフットワークが鈍ろうと、それは仕方ない。音楽抜きでもカネマツは友達だったから、そういう活動にしたかったのです。

今週は車でひとり、アルパカセブンス祭り。みっこさんの密室的寓話ワールドと、えりたすのアイツうぜぇワールドが美メロで繰り広げ、聴き応え満載。持っていない新しいCDもぜひ欲しい。

アルパカセブンスは素敵なユニットなので、二人の都合が合うときに、それこそ思いつきでフラッとライブしてくれたら嬉しい。それ以上に、今後アルパカセブンスでない場所で、これから二人が何を始めてくれるのか、そりゃあ楽しみです。頭の回転がエグいほど早い二人ですから、きっと面白いことを仕出かすんじゃないかしらと、愛を込めて期待しています。


【マシスのライブ予定】


・6月18日(土)法多山ステージ 11:00~15:30

 【出演】マシス他 マシスの出演は14:30から

 【料金】無料


・6月18日(土)音楽食堂M【オリジナルナイト】18:30~

 【出演】 マシス他 詳細未定


・7月2日(土)クックハウス椿【やじ土ライブ】19:00~

 【出演】 しょーぞー / マシス / やじ助

 【料金】¥1500


・7月17日(日)黒板とキッチン【作り人ライブ】15:00~

 【出演】マシス / ノダフルタ / ハルノオト

 【料金】投げ銭



少しずつライブのお誘いを頂いています。いま決まっているライブが全てアウェイで、どこも楽しみです。



マシス