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ろっかく行政書士事務所

京都市中京区の行政書士事務所です。

広島なぎさ中平成19(2007)過去問

5_算数の解説


【問題】

数が次のようにつづく、数の列があります。

 2,   5,   8,   11,   14,    17,   20, ・・・
 ↑   ↑   ↑
1番目 2番目 3番目

この数の列について、次の各問いに答えなさい。
(1)この数の列で、15番目にくる数を求めなさい。
(2)この数の列で、95は何番目になるか求めなさい。
(3)この数の列の50番目までの数をたすと、いくらになるか求めなさい。


【概要】

等差数列の問題です。
ぜーんぶ数えて書き出して何とかする子が頻出するジャンルです。特に男子、、、、
ただ、数えて正解が短時間で求められるなら、それでも良いと思っています。
しかし、規則を考えて計算した方が速いですし、正確です。
なぎさだけでなく学院や清心なども目指す場合、短時間で確実に解いて他の問題をじっくり解く、というのが合理的と考えています。

まず、数列は5種類おぼえておきましょう。
<1>等差数列・・・これは多くの生徒にとって説明不要な感じがします。本問の数列です。
<2>等比数列・・・これもみんな余裕のようです。。例えば、「2、6、18、54、・・・」のような数列です。
<3>三角数の数列・・・「1、3、6、10、15、21、・・・」のように「増える数が増える」という数列です。後日女学院の過去問などで扱いたいと思います。
<4>平方数の数列・・・「1、4、9、16、25、・・・」のように2乗になっていく数列です。1度教えると定着しやすく、市内では広島女学院でよくみられるように思います。
<5>フィボナッチ数列・・・「(0)、(1)、1、2、3、5、8、13、・・・」と前の2数の和になっていく数列です。始まりが特殊な数列と言えるので、親御さんが一度教えてあげると良いと思います。
<他>他のパターンとしては「1、8、27、64、・・・」のような立方数の数列などもありますが、あまり出ないかもしれません。。


【解き方と解答】
(1)
等差数列は「先頭の数+(増分×(n-1))=n番目の数」という公式で、穴埋め算をします。

ちなみに、数列を植木のように考えると、(n-1)は「間隔の数」ともいえます。
この点で、等差数列は植木算と似ているのです。

15番目の数ですから、「nは15」として、公式に当てはめましょう。
2+(3×(15-1))=2+(3×14)=44です。


A.44



(2)
上記の公式を覚えていれば、大丈夫ですね。
2+(3×(n-1))=95ですから、
2+3×n-3×1=95で、 ※←こうするには分配・結合の法則の慣れが大切です。
3×n=95-2+3
3×n=96
n=32となります。


A.32



(3)
50番目の数を求めて、
等差数列の和の公式を用いるのがもっともはやいと思います。

まず、50番目の数は、
2+(3×(50-1))=149です。

等差数列の和の公式は、
(先頭の数+最後の数)×項目の数÷2ですから、
(2+149)×50÷2=3775となります。


A.3775

広島学院H14(2002)過去問

その2の5_算数の解説



【問題】


A,B,C3種類の品物が何個かずつあります。次の2通りの売り方を考えました。
 (ア) すべての品物を定価の15%引きで売る
 (イ) すべての品物を定価より180円安くして売る
すると、総売り上げ金額は(ア)、(イ)とも同じになり、またAだけの売上金額は(ア)、(イ)とも20400円になります。次の問いに答えなさい。ただし消費税は考えません。
(1)Aの個数を求めなさい。
(2)B、Cの1個あたりの定価はそれぞれ1800円と1000円です。B、Cの個数の比を簡単な整数の比で表しなさい。
(3)さらに、次の売り方を考えました。
 (ウ) Aは定価で売り、B、Cは定価の20%引きで売る。
すると、総売り上げ金額は(ア)、(イ)、(ウ)とも同じになります。B、Cの個数を求めなさい。





【解き方と解答】

Aの定価×個数を[1]円としてみます。

(1)
Aの売上金額は20400円です。
これを(ア)の売り方に当てはめて考えてみましょう。
[1]×0.85=[0.85]円=20400円ですから、
[1]を考えると、20400円÷[0.85]=24000円です。

また、24000円-20400円=3600円が、(イ)の売り方をしたときの値引き額の合計ですから、
3600円÷180円=20個となります。

A.20個



(2)
Bの個数を<1>個、Cの個数を[1]個としてみます。
(ア)で計算すると、
Bの売り上げは、、
1800円×0.85×<1>個=<1530>円
Cの売り上げは、
1000円×0.85×[1]個=[850]円
(イ)で計算すると、
Bの売り上げは<1620>円、Cの売り上げは[820]円となります。

(ア)と(イ)のBとCの売り上げの和は同じになるので、
このような式ができます。
<1530>円+[850]円=<1620>円+[820]円

<90>円=[30]円、<3>=[1]より、
Bが3個売れると、Cが1個売れる分の金額となります。
ですから、値段の比は逆比でB:C=1:3


A.1:3



(3)
(ウ)の売り方をしても、(ア)や(イ)と同じ売上金額になるということです。

(ウ)の場合、Aは定価で売りますから、
1200円×20個=24000円の売り上げになります。
これは、(ア)や(イ)の売り方をしたときよりも、
24000円-20400円=3600円、高くなっています。

ですから、(ウ)での「BとC、20%引き」は(ア)の「BとC、15%引き」よりも3600円分割引になります。

(ア)と(ウ)の違いは、15%引き(85%)と20%引き(80%)の違いですから、
(ア)のとき、Bは<1530>円Cは[850]円したから、
(ウ)のとき、Bは<1530>円×(80/85)、Cは[850]円×(80/85)、
つまり、Bは<1440>円、Cは[800]円となります。

ということは、(ア)から(ウ)に変えたら、Bは<90>円、Cは[50]円下がったということです。

個数の比は1:3ですから、総金額の比は90×1:50×3=90:150です。
Bは<90>円、Cは<150>円下がったということになります。
この和の<240>は、3600円に相当しますので、<1>=3600÷240=15個
<1>はBの個数ですから、Bは15個
Cの個数はその3倍ですから、45個となります。


A. Bは15個、Cは45個


広島学院H14(2002)過去問

その2の2_算数の解説



【問題】

A市からB市を通ってC市まで、高速道と国道が通じています。車は高速道を時速80km、国道を時速40kmで走るものとします。A市からC市まで国道だけで行くと、高速道だけで行くより3時間30分多くかかります。次の問いに答えなさい。



math-xのブログ


(1)
A市からC市まで高速道は180kmです。国道は何kmですか。

(2)
国道を利用してA市からC市に向かっていたところ、B市の手前40kmの所から渋滞になったので、そこからB市までは時速16kmで走り、B市から高速道に入ってC市に着きました。かかった時間は最初の予定時間と同じでした。BC間の高速道と国道の道のりの比は2:3です。BC間の高速道は何kmですか。


【解き方と解答】

速さといえば、、、の「速さ×時間=距離」を用いますが、
「速さの割合×時間の割合=距離の割合」という考え方ができるようにしましょう。

問題文を整理すると、
高速道を進む場合:
 速さ=80km/h
国道を進む場合:
 速さ=40km/h
速さは両方わかっていますので、これを活用していきましょう。

また、図からわかるとおり、A市からB市に行くにも、B市からC市に行くにも、国道の方が高速道よりも距離が少し長くなっていることにも注意しましょう。

さらに、
[高速道のA市からC市までの距離】÷80km/h=[高速道でA市からC市まで行く場合の時間]
[国道のA市からC市までの距離】÷40km/h=[一般道でA市からC市まで行く場合の時間]
であり、
[高速道でA市からC市まで行く場合の時間]=[一般道でA市からC市まで行く場合の時間]+3時間30分
ということになります。
では、設問に入ります。


(1)
[高速道のA市からC市までの距離]=180kmということですから、
180km÷80km/h=2.25時間、となります。
これに3時間30分(3.5時間)を足すと、一般道で行った場合にかかる時間になりますから、
2.25h+3.5h=5.75h(5時間45分)となります。

[国道でのA市からC市までの距離]÷40km/h=5.75時間、ということですから、
40km/h×5.75h=230kmとなります。

A.230km


(2)
問(1)にてA市からC市までの距離はわかりましたが、B市がどのあたりにあるかわかりませんね。

本問では、
[1]:A市から、B市の手前40kmのところまで(時速は40km/h)
[2]:B市の手前40kmのところから、B市まで(時速は16km/hで、距離は40km)
[3]:B市から、C市まで(時速は80km/h)
の3か所に分けて考えてみましょう。
全体でかかる時間はすべて国道を使った場合と同じなので、5.75時間となります。

上記[1]と[2]を走り終えた段階で(つまり、B市についた段階で)、(40km÷16km/h)-(40km÷40km/h)=2.5h-1h=1時間30分、予定よりも遅れています。

となると、この遅れはB市からC市で国道でなく高速道を使うことで取り返さないといけないのです。

つまり、BC間を高速道で行く場合は国道で行くよりも1時間30分短くなるということです。

[高速道のB市からC市までの距離】÷80km/h=[高速道でB市からC市まで行く場合の時間]
[国道のB市からC市までの距離】÷40km/h=[一般道でB市からC市まで行く場合の時間]
でしたが、距離の比は設問より2:3です。

[高速道でB市からC市まで行く場合の時間]:[一般道でB市からC市まで行く場合の時間]
<2>÷80=1/40 : <3>÷40=3/40
1:3となります。

この1と3の差である2が1時間30分にあたるので、
[高速道でB市からC市まで行く場合の時間]=1時間30分÷2=45分 となります。

80km/h×45分=80km/h×(3/4h)=60km

A.60km

広島学院H14(2002)過去問

その2の1_算数の解説


平面図形の基礎的な問題です。

これは「面積と辺の比」といった単元ですが、小6の春の最初に塾で習うことが多いようです。


【問題】

右の図で、ADとDBの長さの比は2:1、AFとFCの長さの比は1:2、三角形DBEと三角形FECの面積の比は3:4です。次の問いに答えなさい。
(1)
BEとECの長さの比を簡単な整数の比で表しなさい。
(2)三角形ABCの面積が90cm2のとき、四角形ADEFの面積を求めなさい。



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【解き方と解答】

(1)「三角形の底辺BCから頂点Aまでの高さ」「三角形の底辺BEから頂点Dまでの高さ」「三角形の底辺ECから頂点Fまでの高さ」
をじっくり整理してから取り組みましょう。
まず、底辺BCからAまでの高さですが、左側のABで考えると、AD+BC=2+1=[3]、右側のACで考えると、AF+FC=1+2=[3]となります。
両方とも[3]で同じなので、底辺BCから頂点Aまでの高さ=[3]cmとして考えましょう。

すると、「底辺BEから頂点Dまでの高さ」は[3]×1/3=[1]cmとなります。
また、「底辺ECから頂点Fまでの高さ」は[3]×2/3=[2]cmとなります。

ここで、三角形DBEと三角形FECの関係について、面積比が3:4ですから、
辺BE×[1]÷2=<3>、辺EC×[2]÷2=<4>ということがわかります。
辺BEは3×2=6、辺ECは4×2÷2=4となり、
BE:EC=6:4=3:2となります。

A.3:2


(2)りん辺比の考え方を使うと楽にできると思います。


りん辺比とは、各辺の長さを<<1>>とおいて、それを分割していき、隣り合う辺(=隣辺)同士の掛け算の積が面積の割合になるというものです。

まず、辺AB=1、辺BC=1、辺CA=1となります。
辺AD=2/3、辺DB=1/3。
辺BE=3/5、辺EC=2/5。
辺CF=2/3、辺FA=1/3。となります。

三角形DBE=DB×BE=(1/3)×(3/5)=1/5となります。
三角形FEC=EC×CF=(2/5)×(2/3)=4/15です。
ここで補助線をDからFに引いて、三角形ADFを作りましょう。
三角形ADF=AD×FA=(2/3)×(1/3)=2/9です。

残った真ん中の三角形DEF=1-(1/5)-(4/15)-(2/9)=14/45となります。

四角形ADEFは三角形ADF+三角形DEFですから、
(2/9)+(14/45)=24/45=8/15となります。

全体を1としたときの、8/15ですから、
90cm2×8/15=48cm2

A.48cm2





ノートルダム清心中H19(2007)過去問

その2の3_算数の解説


【問題】

たて157cm、横193cmの長方形の掲示版があります。次の問いに答えなさい。

(1)
図1のように、1辺が16cmの正方形の紙10枚を掲示版に横一列にはろうと思います。
紙と紙との間も、紙と掲示板の両はしとの間も同じ長さにするには、紙と紙との間を何cmにすればよいですか。

(2)
同じ大きさの、できるだけ大きな正方形の紙を、図2のように、たてと横1cmの間をあけて、掲示板にはろうと思います。正方形の1辺の長さを何cmにすればよいですか。また、紙は全部で何枚必要ですか。

(3)
同じ大きさの正方形の紙が2枚あります。この2枚の紙を、図3のように掲示板にはると、重なった部分は、たての長さが横の長さの2倍より1cm長い長方形になりました。正方形の1辺の長さは何cmですか。


図1


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図2


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図3


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【解き方と解答】

(1)

横一列にはるので、たては無視してよいですね。横の長さを使います。
横は193cmと問題に書いてあります。
また、10枚をはるということは、両はしも合わせて、11個の間かくがあることになります。
16cm×10枚=160cm ←これが、193cmのうちの、紙が占める長さです。
残ったスペースは193cm-160cm=33cmです。
33cm÷11間かく=3cm

A.3cm



(2)

前問での1辺16cmという設定は、この(2)の問題では意味がなくなります。新たに心機一転考えていきましょう。
さて、たても横も植木算の解き方を使うことになりそうです。
両端にも間隔がある植木算の場合、「モノ(植木)の数+1=間隔の数」でしたね。
ここで、正方形の紙1つと1cmの間かく1つを合わせて1つのセットとして考えてみましょう。
横で見てもたてで見ても、1cmは邪魔なので、引き算して消しておきます。
すると、193cm-1cm=192cm、157cm-1cm=156cm。これらがたてと横になります。
あとは最大公約数を求めれば、それが1セット当たりの長さになり、さらにそれから1cmを引いたら、正方形の紙のたて、横になります。

192と156の最大公約数は12です。簡単にこれを求めるには192と156の差の36で試してみて、だめだったら36の約数のうち大きい順から試していきます。24は156を割り切れません。18は192を割り切れません。12は両方を割り切れます。だから最大公約数は12です。

1セット12cmから1cmを引いて、11cmが正方形の紙のたて、および、横の長さとなります。

192cm÷12cm=16セットが、横に必要です。
156cm÷12cm=13セットが、たてに必要です。

1セットにつき、正方形の紙が1枚あるわけですから、
横に16枚、たてに13枚、すなわち16枚×13枚=208枚となります。


A.11cm A.208枚




(3)
消去算の知識を問われる問題で、中でも難問と言えると思います。
消去算というのは、中学数学の1次方程式をかわいく表現したものだとお考えください。
xの代わりに□や○を使うのが作法とされているようです。

重なった部分の横を□cmとして考えましょう。
(たてを□cmとすると、横が(□-1)÷2cmとなってしまい、難しくなると思います。「何を□とするか」は、同条件の場合は、短い方や小さい方を□とする方が楽です。)

重なりの横=□cm
重なりのたて=2×□+1cm

正方形の横の長さ=(193cm+□)÷2
正方形のたての長さ=(157cm+(2×□+1cm)÷2

正方形の横の長さとたての長さは同じになるので、

(193cm+□)÷2=(157cm+(2×□+1cm))÷2

193/2+□/2=158/2+2×□/2

96.5+□/2=79+□

17.5=□/2

□=35cmとなります。


正方形の横は(193cm+□)÷2ですから、
消去算の代入法により、
(193cm+35cm)÷2=228÷2=114cmとなります。


A.114cm







広島の私立中学の学校説明会またはオープンスクールの一覧です。

ご確認は各学校のWebサイト等でなさってくださいますようお願いいたします。

これ以外にもある可能性はあります。


オープンスクールには、本番前のスクーリングもかねてお子様とできるだけ行かれますようお勧めいたします。


2013年
6月1日(土)なぎさ14:00~15:30【対象】おもに4~5年の児童、保護者【備考】@シンフォニア岩国
6月8日(土)女学院10:00~12:30【対象】主に小学6年生女子を対象

6月22日(土)学院9:30~12:00【備考】授業体験は申し込みが必要(既に締切済み)授業体験以外は事前申し込み不要


7月 6日(土)なぎさ14:00~15:30【対象】おもに4~5年の児童、保護者【備考】@呉阪急ホテル
7月15日(月)なぎさ9:30~12:30【対象】児童、保護者
7月15日(月) 城北10:00~12:00


→募集終了かもです7月31日(火)城北9:15受付開始10:00~15:00【備考】参加費500円、昼食付【対象】小学5、6年生


9月10日(火)なぎさ10:00~11:30【対象】保護者【備考】@リーガロイヤルホテル広島
9月14日(土)なぎさ時間は未発表(8月上旬に発表予定)【対象】おもに4~6年の児童、保護者【備考】@西風新都
9月21日(土)修道[体育祭]
9月22日(日)清心9:00~[体育祭]
9月28日(土)学院9:00~15:00[体育祭]【備考】雨天の場合は翌日に順延
9月28日(土)城北10:00~11:30
9月29日(日)なぎさ14:00~15:30【備考】8月上旬に申込が必要です。

10月5日(土)学院10:45~12:30【備考】8:45~授業見学がある予定
10月5日(土)清心10:00~12:30
10月12日(土)女学院14:00~15:30
10月13日(日)城北10:00~11:30【備考】呉地区入試説明会@呉ステーションホテル
10月14日(祝)私学フェスタ@広島国際会議場(平和公園)

10月19日(土)修道
10月19日(土)女学院14:00~15:30【備考】10月12日より生徒募集要項を配布されるそうです

11月2日(土)なぎさ14:00~15:30【対象】おもに4~6年の児童、保護者【備考】@イオンモール広島祇園イオンホール
11月2日(土)なぎさ【対象】おもに4~6年の児童、保護者【備考】@宇品
11月2日(土)修道288年祭(文化祭)
11月3日(日)修道288年祭(文化祭)
11月3日(日)城北10:00~11:30【備考】@広島YMCA国際文化ホール


万全を期しておりますが、誤りがあったら申し訳ございません。。



ノートルダム清心中H19(2007)過去問

その2の2_算数の解説



【問題】


(1)
周りの長さが同じ正三角形と正六角形があります。正六角形の面積が20cm2のとき、正三角形の面積を求めなさい。


(2)
面積が10cm2の正三角形2つを、右の図のように重ねました。斜線部分の面積を求めなさい。ただし、点アは辺の真ん中の点です。

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【解き方と解答】

(1)
問題に正六角形が出てきた場合は、正六角形が2分の1、3分の1、6分の1などに切り分けられるという性質を用いる場合が多いです。今回も正六角形と正三角形を描いてみると、正六角形は6つの正三角形に分けられるということに気が付くと思います。


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あとは、相似比の2乗(平方数を出す)が面積比になることを活用すれば解答につながります。

今回は、正三角形と正六角形の一周を(6)cmとしてみました。

正三角形の一辺は(2)cm、正六角形の一辺は(1)cmとなりますね。


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正三角形は面積が((4))であるのに対し、正六角形は((6))となります。

6÷4=1.5 ということで、

A.1.5倍




(2)

一辺の長さを(4)cmとして考えてみましょう。
math-xのブログ
角度を書き入れてみると、相似がいくつか見つかりますね。

さらに、30度と60度の間の辺の長さは、60度と直角の間の辺の2倍という性質を利用すると、下図のようになります。


math-xのブログ


正三角形1つが10cm2ですから、右半分が5cm2です。

残りの左半分も5cm2であり、それを3:1に分けた3のほうが今回の答えとなります。

10cm2÷2=5cm2


5cm2×3/4=3.75cm2


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A.3.75cm2


この(2)はちょっと難しめと言えると思います。

30度60度90度の知識を使えるように、平面図形の比の演習は入念にしておくとよいと思います。





ノートルダム清心中H19(2007)過去問

その2の1_算数の解説



【問題】

アメリカへ旅行をするときには、日本のお金「円」とアメリカのお金「ドル」を交かんする必要があります。そして、円とドルを交かんするときの割合は、日によって変わります。例えば、1ドル当たり120円のときには、6000円を(6000÷120を計算して)50ドルに交かんすることができます。また、1ドル当たり130円のときには、50ドルを(130×50を計算して)6500円に交かんすることができます。次の問いに答えなさい。


(1)

57000円を500ドルに交かんすることができました。交かんするときの割合は、1ドル当たり何円でしたか。

(2)

清子さんは、1ドル当たり125円のときに、50000円をドルに交かんし、何日か後にそのドルをすべて円に交かんしたところ、46400円になりました。ドルを円に交かんしたときは、1ドル当たり何円でしたか。

(3)

愛子さんは、1ドル当たり125円のときに、持っているお金をすべてドルに交かんし、そのうち10ドル使いました。そして、1ドル当たり130円のときに、残りのドルをすべて円に交かんしたところ、はじめに持っていたお金と同じ金額になりました。愛子さんは、はじめに何円持っていましたか。





【解き方と解答】

(1)

「円の金額÷1ドル当たりの円の割合=ドルの金額」という計算方法が問題文に書いてあるので、それを活用しましょう。
57000円÷1ドル当たりの円の割合=500ドル、ですから、
逆算して、57000円÷500ドル=1ドル当たり114円、となります。
120円や130円の時と比べると、ちょっと損な交かんレート(割合)、といえますね。

A.114円



(2)

まず、50000円÷125円/1ドル=400ドルを最初に得たことになります。
次に400ドルを円に交換するのですが、
問題文に「1ドル当たりの円の割合×ドルの金額=円の金額」という計算方法があるので、利用します。
1ドル当たりの円の割合×400ドル=46400円、ですから、
逆算して、46400円÷400ドル=1ドル当たり116円、となります。

A.116円


(3)
初めに持っていたお金を□円としてみましょう。
□÷125=□/125ドルとなります。
130円/1ドル×(□/125ドル-10ドル)=□円という式ができますから、
26×□/25-1300=□となり、
□÷25=1300となります。
□=32500円

A.32500円



ところで、為替(かわせ)は国語の読み問題で出題されがちですので、読めるようにしておきましょうね。

広島学院H23(2011)過去問

その2の5_算数の解説


立体図形の問題です。学院の算数は割合や比の理解がないと太刀打ちできませんが、本問も割合と基礎的な思考力を問う問題と言えますね。

【問題】

直方体の水そうに底面から5cmのところまで水を入れ、底に直方体のおもりを置いて、水面の位置がおもりの上の面より何cm高いか低いかを調べます。おもりはA、B、C、Dの4個あり、おもりA、B、Cの底面積は水そうの底面積の1/3、おもりDの底面積は水そうの底面積の1/4になっています。次の問いに答えなさい。ただし、どの場合も水は水そうからあふれないものとします。
(1)高さが3.9cmのおもりAを置くと、水面はおもりの上の面より何cm高くなりますか。
(2)おもりBを置くと、水面はおもりの上の面より1.3cm低くなります。おもりBの高さは何cmですか。
(3)おもりC、Dをならべて置くと、水面はおもりDの上の面より低くなり、おもりCの上の面より0.5cm高くなります。おもりCの高さは何cmですか。


【解き方と解答】

おもりと水そうの底面積を、計算しやすい数字にしましょう。
1/3と1/4という割合ですから、水そうの底面積を3と4の最小公倍数の(12)、おもりA、B、Cの底面積は12÷3で(4)、おもりDの底面積は12÷4で(3)としてみます。

水槽内の水の体積は、(12)cm2×5cm=(60)cm3となります。


math-xのブログ-図A



問(1)

高さが3.9cmで底面積が(4)のおもりAの体積は、3.9cm×(4)cm2=(15.6)cm3となります。
水そう内の水と合わせて(60)+(15.6)=(75.6)cm3となります。

math-xのブログ-図B

水の高さは、(75.6)cm3÷(12)=6.3cmとなり、おもりの高さよりも
6.3cm-3.9cm=2.4cm高くなります。

A.2.4cm

問(2)

おもりBを入れると、残りの底面積は(12)cm2-(4)cm2=(8)cm2となります。


math-xのブログ-図C

このとき、水の高さは、(60)cm3÷(8)cm2=7.5cmとなります。おもりBはこれよりも1.3cm高いので、7.5+1.3=8.8cmとなります。

A.8.8cm


問(3)

設問より、おもりDのほうがおもりCよりも高いようです。
まず、おもりCとおもりDを入れた時の水そうの残りの底面積は(12)cm2-(4)cm2-(3)cm2=(5)cm2となります。また、おもりCよりも上の部分の底面積は、(12)cm2-(3)cm2=(9)cm2となります。底面積が(9)cm2となっている部分は高さが0.5cmですから、その部分の水の体積は(9)×0.5cm=(4.5)cm3となります。残りの体積は(60)cm3-(4.5)cm3=(55.5)cm3です。


math-xのブログ-図D

(55.5)cm3の部分の底面積は(5)cm2ですから、その部分の高さは(55.5)÷(5)=11.1cmです。
これがおもりCの高さと一致します。

A.11.1cm

広島学院H23(2011)過去問

その2の4_算数の解説



【問題】

ある工場でA、B、C、Dの4台の機械を同時に使い始めます。使い始めた日を1日目として、1000日目まで使用します。機械Aは5日動かすと次の日に1日だけ休ませます。機械Bは7日動かすと次の日に1日だけ休ませます。機械CとDは14日動かすと次の日に1日だけ休ませます。
次の問いに答えなさい。
(1)4台の機械が同時に休む日は何日ありますか。
(2)1台の機械だけが動く日は何日ありますか。
(3)2台の機械だけが休む最後の日は何日目ですか。


【解き方と解答】

それぞれの機械が何日周期で動いているかを考えます。
機械Aは5+1は6日周期、Bは7+1で8日周期、CとDは14+1で15日周期です。
それぞれ、周期の最後の日にお休みを取ります。
たとえば6日周期でしたら、6日目、12日目・・・がお休みとなります。周期がピタッと一致するのがお休みになります。

(1)

最小公倍数が初回の一致したお休みとなりますから、6と8と15の最小公倍数120が最初のお休みです。120、240、360と一致していきますが、1000日目までには120の倍数がいくつあるでしょうか。
1000日÷120日=8あまり40日より、8日となります。
A.8日



(2)

CとDは必ず一緒に動きますから、AまたはBのみが単独で動いている日を探すことになります。CとDの休みの周期、つまり15の倍数の日で、かつAの休みの周期である6の倍数またはBの休みの周期である8の倍数であり、さらに、AとBの両方休みの周期である24の倍数でない日を調べます。
まず15の倍数は1000÷15=66あまり10より、66日あります。
このうち、6の倍数にあたる(AとCとDが休む)のは、6と15の最小公倍数30の倍数ですから、1000÷30=33あまり10より、33日あります。また、8の倍数にあたる(BとCとD)のは、8と15の最小公倍数120の倍数ですから、なんと、BとCとDが休む日は必ずAも休むということになり、この問題ではBのみが働くパターンしか考えなくてよいということです。
AとCとDが働くパターンは33日ありますが、120日ごとに4つが全部休んでしまう日があるので、それを引いて33-8=25日となります。

A.25日


(3)

2台だけが休むパターンは、AとBが休む、CとDが休む、のどちらかしかありません。
AとBが休むのは24日周期で、120日おきに例外(CとDも休んでしまう)があります。
1000÷24=41あまり16ですから、24×41=984日目が、AとBのみが休む日です。
CとDが休むのは15日周期で、例外は2種類(30日おきにAも休む、120日おきにAとBも休む)あります。
1000÷15=66あまり10より、15×66=990日目がCとDが休む最後の日ですが、この日は6で割り切れるためにAも休んでしまいます。その前のCとDの休みは990-15=975日目ですが、これはAとBが休む984日目よりも前になってしまうので、ダメです。

ゆえに、AとBが一緒に休む984日目が最後の日となります。

A.984日目

※(3)の正解を「990日目」としているテキストもあるようですが、990日目はAとCとDの3つが休みでBしか動かない日なので、ダメな日になります。。