広島学院H23(2011)過去問
その2の5_算数の解説
立体図形の問題です。学院の算数は割合や比の理解がないと太刀打ちできませんが、本問も割合と基礎的な思考力を問う問題と言えますね。
【問題】
直方体の水そうに底面から5cmのところまで水を入れ、底に直方体のおもりを置いて、水面の位置がおもりの上の面より何cm高いか低いかを調べます。おもりはA、B、C、Dの4個あり、おもりA、B、Cの底面積は水そうの底面積の1/3、おもりDの底面積は水そうの底面積の1/4になっています。次の問いに答えなさい。ただし、どの場合も水は水そうからあふれないものとします。(1)高さが3.9cmのおもりAを置くと、水面はおもりの上の面より何cm高くなりますか。
(2)おもりBを置くと、水面はおもりの上の面より1.3cm低くなります。おもりBの高さは何cmですか。
(3)おもりC、Dをならべて置くと、水面はおもりDの上の面より低くなり、おもりCの上の面より0.5cm高くなります。おもりCの高さは何cmですか。
【解き方と解答】
おもりと水そうの底面積を、計算しやすい数字にしましょう。
1/3と1/4という割合ですから、水そうの底面積を3と4の最小公倍数の(12)、おもりA、B、Cの底面積は12÷3で(4)、おもりDの底面積は12÷4で(3)としてみます。
水槽内の水の体積は、(12)cm2×5cm=(60)cm3となります。
問(1)
高さが3.9cmで底面積が(4)のおもりAの体積は、3.9cm×(4)cm2=(15.6)cm3となります。
水そう内の水と合わせて(60)+(15.6)=(75.6)cm3となります。
水の高さは、(75.6)cm3÷(12)=6.3cmとなり、おもりの高さよりも
6.3cm-3.9cm=2.4cm高くなります。
問(2)
おもりBを入れると、残りの底面積は(12)cm2-(4)cm2=(8)cm2となります。
このとき、水の高さは、(60)cm3÷(8)cm2=7.5cmとなります。おもりBはこれよりも1.3cm高いので、7.5+1.3=8.8cmとなります。
A.8.8cm
問(3)
設問より、おもりDのほうがおもりCよりも高いようです。
まず、おもりCとおもりDを入れた時の水そうの残りの底面積は(12)cm2-(4)cm2-(3)cm2=(5)cm2となります。また、おもりCよりも上の部分の底面積は、(12)cm2-(3)cm2=(9)cm2となります。底面積が(9)cm2となっている部分は高さが0.5cmですから、その部分の水の体積は(9)×0.5cm=(4.5)cm3となります。残りの体積は(60)cm3-(4.5)cm3=(55.5)cm3です。
(55.5)cm3の部分の底面積は(5)cm2ですから、その部分の高さは(55.5)÷(5)=11.1cmです。
これがおもりCの高さと一致します。
A.11.1cm

