まそほ繁盛記
二月に入ってから、寒い日々が続いていた。
「ああ~外は、寒いでっせえ!」
Gが、背を丸め手を蝿のように擦り合わせながら登場した。
「あ、おはようさんだす。あんさん、えらいババくさいかっこで…背筋伸ばしなはれ!」
Bは、ずずっと、ほうじ茶をすすった。
背中を丸めて…
「こないに寒いと風邪ひきますわっ!酒や酒や!酒たのんどくなはれっ!」
「春団治でっか、あんさんはっ!来たそうそう!まあもう少し待ちなはれ!酒屋に頼んでますさかいに、夜になったら飲みまひょ!」数時間後…
「Gはん!一日を朝昼晩の三つに分けたら、今は晩でっか?」
「今…5時半ですやろ…えへへへ、晩ですわっ!」
「いそいそ、いそいそ!」「酒持ってくる動作を言葉にしなはんなっ!…とくとく、とくとく…」
「あんさんも、酒注ぐ動作を言葉に…ぐびぐび…一杯一杯もう一杯!」
「リハクでっか?杜甫でっかあ?」
「どっちゃでもよろし!
はあ~あ!おいしいですなあ!この芋焼酎!」
「なあ…また、ホタテのひもとよう合うこと!」
二人は機嫌よく盃を重ねていたが、翌日激しい後悔の嵐に襲われることになろうとは……
だだを
「ああ~外は、寒いでっせえ!」
Gが、背を丸め手を蝿のように擦り合わせながら登場した。
「あ、おはようさんだす。あんさん、えらいババくさいかっこで…背筋伸ばしなはれ!」
Bは、ずずっと、ほうじ茶をすすった。
背中を丸めて…
「こないに寒いと風邪ひきますわっ!酒や酒や!酒たのんどくなはれっ!」
「春団治でっか、あんさんはっ!来たそうそう!まあもう少し待ちなはれ!酒屋に頼んでますさかいに、夜になったら飲みまひょ!」数時間後…
「Gはん!一日を朝昼晩の三つに分けたら、今は晩でっか?」
「今…5時半ですやろ…えへへへ、晩ですわっ!」
「いそいそ、いそいそ!」「酒持ってくる動作を言葉にしなはんなっ!…とくとく、とくとく…」
「あんさんも、酒注ぐ動作を言葉に…ぐびぐび…一杯一杯もう一杯!」
「リハクでっか?杜甫でっかあ?」
「どっちゃでもよろし!
はあ~あ!おいしいですなあ!この芋焼酎!」
「なあ…また、ホタテのひもとよう合うこと!」
二人は機嫌よく盃を重ねていたが、翌日激しい後悔の嵐に襲われることになろうとは……
だだを
まそほ繁盛記
「はあ~」
Bが大きなため息をついた。
「なんだす?陰気くさい!ため息ついたら、幸せが逃げていきまっせ!」
「けど、寒いし、しんどいし…ああ…持ってたら幸せになるっちゅうケサランパサランが欲しいですわっ!餌は粉白粉らしいでっせ、Gはん見た事おますか?」「ケサランパサランて、あのふわふわのやつでっしゃろ?見た事おまへんわ。あれて、ほんまにおりますのか?」
「うちは、いてると思います!というのも…」
「というのも?」
「いちど、それらしきもんが冷凍庫に現れましたんや!白いふわふわの…」
「ええっ?ケサランパサランでしたんか?」
「それが、ようわかりまへんのや、確か、その場所には蜜柑が入ってたはずやのに…」
「黴やっ!それは、かびのはえた蜜柑やっ!すてなはれっ!そんなもん。」
「ケサランパサランにしては、毛が短すぎやと思たんで、思いきって捨てましたけどな。」
「思いきらんでも、捨てなはれっ!」
「あと、部屋の隅にもケサランパサランの色違いが出現しましてな、色はグレーでふわふわと…」
「グレー?ふわふわ?綿ぼこりやっ!それはっ!」
かかか
Bが大きなため息をついた。
「なんだす?陰気くさい!ため息ついたら、幸せが逃げていきまっせ!」
「けど、寒いし、しんどいし…ああ…持ってたら幸せになるっちゅうケサランパサランが欲しいですわっ!餌は粉白粉らしいでっせ、Gはん見た事おますか?」「ケサランパサランて、あのふわふわのやつでっしゃろ?見た事おまへんわ。あれて、ほんまにおりますのか?」
「うちは、いてると思います!というのも…」
「というのも?」
「いちど、それらしきもんが冷凍庫に現れましたんや!白いふわふわの…」
「ええっ?ケサランパサランでしたんか?」
「それが、ようわかりまへんのや、確か、その場所には蜜柑が入ってたはずやのに…」
「黴やっ!それは、かびのはえた蜜柑やっ!すてなはれっ!そんなもん。」
「ケサランパサランにしては、毛が短すぎやと思たんで、思いきって捨てましたけどな。」
「思いきらんでも、捨てなはれっ!」
「あと、部屋の隅にもケサランパサランの色違いが出現しましてな、色はグレーでふわふわと…」
「グレー?ふわふわ?綿ぼこりやっ!それはっ!」
かかか
まそほ繁盛記
「ざ、ざ、ざむいですわ~今、外で寝たら確実に死にまっせ。」
Bが、鼻の頭を赤くして帰ってきた。
野菜を買いに行っていたのだ。
「ほんまでっか?ほな、うちの家は雪ですなあ。」
Gの家は、神戸の、かなり北で、大阪に比べ、気温が二度ほど低いのは、確実だった。
「うひゃひゃひゃ、きっと、雪ですわっ!けど、こないだ、うちの部屋三度でしたんやで!」
「三度て、外やないですか。外やろ?あんさん外に住んではりますのやな。」
「屋根ありまっせ。けど、確かに外みたいに寒いですわ。窓、閉めてるのに、風が来ますんやで、どっからともなく!」
「ええっ!閉めきってますのやろ?」
「そうだす。やのに、風が…」
「あのなあ…それをすき間風いいますのや!貧乏のシンボルですわ!」
「えええ~っ!」
「大げさに驚きなはんな!」
「わかってますわ!わざと驚いてみせたんですわ!すき間風…それは証し…貧困あるいは欠陥住宅の…ビー玉を転がせば、それは、まるで、運命の坂を転がるがごとく、コロコロと…」
「やかましいですわ!詩人の真似やめなはれ!あんさんは、び、ん、ぼ、う、に、ん!」
あああ
Bが、鼻の頭を赤くして帰ってきた。
野菜を買いに行っていたのだ。
「ほんまでっか?ほな、うちの家は雪ですなあ。」
Gの家は、神戸の、かなり北で、大阪に比べ、気温が二度ほど低いのは、確実だった。
「うひゃひゃひゃ、きっと、雪ですわっ!けど、こないだ、うちの部屋三度でしたんやで!」
「三度て、外やないですか。外やろ?あんさん外に住んではりますのやな。」
「屋根ありまっせ。けど、確かに外みたいに寒いですわ。窓、閉めてるのに、風が来ますんやで、どっからともなく!」
「ええっ!閉めきってますのやろ?」
「そうだす。やのに、風が…」
「あのなあ…それをすき間風いいますのや!貧乏のシンボルですわ!」
「えええ~っ!」
「大げさに驚きなはんな!」
「わかってますわ!わざと驚いてみせたんですわ!すき間風…それは証し…貧困あるいは欠陥住宅の…ビー玉を転がせば、それは、まるで、運命の坂を転がるがごとく、コロコロと…」
「やかましいですわ!詩人の真似やめなはれ!あんさんは、び、ん、ぼ、う、に、ん!」
あああ
まそほ繁盛記
「なあ、Gはん…」
「なんだす?」
「歌が上手いて、ええですなあ。」
「ほんまにねえ…うちののぶこはんは、きっと子供のころから、歌が好きで、唄うのも好きやったんやろなあ…」
うちののぶこさんは、シンガーで、店で二度ライブをお願いしたのだった。
「きれいな声で、ほんまにうらやましいわ!うちなんか、こないだ息子に後ろから声かけたら、弟やとおもた、て、言われましたんやでっ!ああ腹立つ!」
「あはははは、うちも小学校の時の歌のテストは、お腹痛くなるほど嫌でしたわ。」
「なんで、みんなの前で一人立って唄わせるんやろなあ。」
「度胸、つけさそと思てるんやろか。いらんお世話ですわっ!あ…今、思い出しましてんけど、小学校の三年の時の歌のテスト…」
「ふんふん」
「確か、課題曲が夏の思い出やったと思いますわ。」「なつがくーればおもいだすー、ですな?」
「そうそう。それをな、クラスの、ある男の子が、ものすご上手に唄いましてなあ、それはそれは上手に…」
「せんせに褒められましたやろ?その子。」
「それが、上手いんやけど、こぶしが回りすぎてましてなあ、まるで『演歌夏の思い出』でしたんや。先生に『普通にうたいなさい』て、言われてましたわ。」「なんや、つまらん先生ですなあ。うちやったら満点つけたげますわ。」
「うちもっ!」
たたた
「なんだす?」
「歌が上手いて、ええですなあ。」
「ほんまにねえ…うちののぶこはんは、きっと子供のころから、歌が好きで、唄うのも好きやったんやろなあ…」
うちののぶこさんは、シンガーで、店で二度ライブをお願いしたのだった。
「きれいな声で、ほんまにうらやましいわ!うちなんか、こないだ息子に後ろから声かけたら、弟やとおもた、て、言われましたんやでっ!ああ腹立つ!」
「あはははは、うちも小学校の時の歌のテストは、お腹痛くなるほど嫌でしたわ。」
「なんで、みんなの前で一人立って唄わせるんやろなあ。」
「度胸、つけさそと思てるんやろか。いらんお世話ですわっ!あ…今、思い出しましてんけど、小学校の三年の時の歌のテスト…」
「ふんふん」
「確か、課題曲が夏の思い出やったと思いますわ。」「なつがくーればおもいだすー、ですな?」
「そうそう。それをな、クラスの、ある男の子が、ものすご上手に唄いましてなあ、それはそれは上手に…」
「せんせに褒められましたやろ?その子。」
「それが、上手いんやけど、こぶしが回りすぎてましてなあ、まるで『演歌夏の思い出』でしたんや。先生に『普通にうたいなさい』て、言われてましたわ。」「なんや、つまらん先生ですなあ。うちやったら満点つけたげますわ。」
「うちもっ!」
たたた
まそほ繁盛記
パチッ…スイッチが押されるような音がした。
と、同時にCDの音が消えた。
入口の電気も消えた。
冷凍庫の電源もOFFになった。
女将達は、顔を見合わせた。
「え…ええっ?Gはん!今ブレーカー落ちましたな!大変やっ!何がおきましたんやろ?どないしまひょ!」
「落ち着きなはれっ!なにガスの元栓捻ってますのや!ガスなんか関係おまへんで!」
「そ、そやけど…」
「まず、どことどこが、同じ電源がつきとめんとあきまへんわ!CDのコンセント抜いとくなはれ!そしてもっかいブレーカー上げとくなはれ。」
「へえ、よいしょっと…でポチッとな…あきまへん!なんか、バチッていうて切れますわ!」
「どっかがショートしましたんや!あと、表はどないだす?」
「階段のとこの看板も消えてますわ!ああー…冷凍庫が、あかんかったらどないします?明日休みやし…電機屋さんも連絡とれまへんで!」
「ええと…残るは表の看板のとこですな。みてきますわっ!」
Gは表に出ていった。
「わかりましたでっ!ブレーカー上げとくなはれ!」「わかりました!あっ!つきましたわ!なんでですのや?」
「この看板の延長コード、何回も踏まれて、線が剥きだしになってましたんや!とうとう断線したさかいにショートしましたんや!」「???なんで断線したらショートしますのや?電気て、ぐるぐるまわってますのんか?」
「ええい、レベルの低い質問、やめなはれっ!あんさんの頭も断線してますのやろ?」
つつくん
と、同時にCDの音が消えた。
入口の電気も消えた。
冷凍庫の電源もOFFになった。
女将達は、顔を見合わせた。
「え…ええっ?Gはん!今ブレーカー落ちましたな!大変やっ!何がおきましたんやろ?どないしまひょ!」
「落ち着きなはれっ!なにガスの元栓捻ってますのや!ガスなんか関係おまへんで!」
「そ、そやけど…」
「まず、どことどこが、同じ電源がつきとめんとあきまへんわ!CDのコンセント抜いとくなはれ!そしてもっかいブレーカー上げとくなはれ。」
「へえ、よいしょっと…でポチッとな…あきまへん!なんか、バチッていうて切れますわ!」
「どっかがショートしましたんや!あと、表はどないだす?」
「階段のとこの看板も消えてますわ!ああー…冷凍庫が、あかんかったらどないします?明日休みやし…電機屋さんも連絡とれまへんで!」
「ええと…残るは表の看板のとこですな。みてきますわっ!」
Gは表に出ていった。
「わかりましたでっ!ブレーカー上げとくなはれ!」「わかりました!あっ!つきましたわ!なんでですのや?」
「この看板の延長コード、何回も踏まれて、線が剥きだしになってましたんや!とうとう断線したさかいにショートしましたんや!」「???なんで断線したらショートしますのや?電気て、ぐるぐるまわってますのんか?」
「ええい、レベルの低い質問、やめなはれっ!あんさんの頭も断線してますのやろ?」
つつくん
まそほ繁盛記
パキッ…何かが折れる音がした。
そう、プラスチックの何かが。
「あーっ!しもたあ!」
厨房で、Gの、あわてた声がした。
「どないしはりましたんや?そないな大声だして。」「とうとう、壊れましたんや!電子レンジの取っ手!」
「ええー!中に入ってますのやろ?どないしはりますのや!あけられまへんがなっ!」
前から、電子レンジの取っ手の調子が悪く、明けるのに苦労していたのだった。「なんとか、なんとかしますわ!まず、扉をあけんと…ここの上から…定規をさしこんで…押したら…なんとか…ほらっ、あきましたで!」
「ああ、よかったですわ。けど、もう使われまへんなあ。いちいち定規、さしこんでられまへんやろ。」
「この、扉の仕組み自体は簡単ですのやで!取っ手を引く事によって、この扉のフックが下にさがりますのや!取っ手とフックの、連動部分が折れた んやさかいに、代わりのもんをつけたらよろしいのや!なんか、考えますわっ!」
「Gはん、いきいきしてますなあ!」
「ちょっと、静かにしとくれやす!」
「へえ…すんまへん」
Gは、針金を持ち出してきた。
「ええと…ここにひっかかったらええのやから…針金をこっちに通して…と。そして…引っ張ったら…できましたでっ!」
「うわ!また、うまいこと!スムーズに開きますがな。前より、軽く開きますわ。さすがですなあ!」
「どんなもんです。」
二人は、ご満悦だったが、針金の取っ手を付けられた電子レンジは、貧乏くさいこと、このうえなかった。づるる
そう、プラスチックの何かが。
「あーっ!しもたあ!」
厨房で、Gの、あわてた声がした。
「どないしはりましたんや?そないな大声だして。」「とうとう、壊れましたんや!電子レンジの取っ手!」
「ええー!中に入ってますのやろ?どないしはりますのや!あけられまへんがなっ!」
前から、電子レンジの取っ手の調子が悪く、明けるのに苦労していたのだった。「なんとか、なんとかしますわ!まず、扉をあけんと…ここの上から…定規をさしこんで…押したら…なんとか…ほらっ、あきましたで!」
「ああ、よかったですわ。けど、もう使われまへんなあ。いちいち定規、さしこんでられまへんやろ。」
「この、扉の仕組み自体は簡単ですのやで!取っ手を引く事によって、この扉のフックが下にさがりますのや!取っ手とフックの、連動部分が折れた んやさかいに、代わりのもんをつけたらよろしいのや!なんか、考えますわっ!」
「Gはん、いきいきしてますなあ!」
「ちょっと、静かにしとくれやす!」
「へえ…すんまへん」
Gは、針金を持ち出してきた。
「ええと…ここにひっかかったらええのやから…針金をこっちに通して…と。そして…引っ張ったら…できましたでっ!」
「うわ!また、うまいこと!スムーズに開きますがな。前より、軽く開きますわ。さすがですなあ!」
「どんなもんです。」
二人は、ご満悦だったが、針金の取っ手を付けられた電子レンジは、貧乏くさいこと、このうえなかった。づるる
まそほ繁盛記
「あけましておめでとうさんだす。今年もよろしゅうに。」
「こちらこそ、よろしゅうお願いします。ほんで、Bはん!ええお正月でしたか?お母はん、病院から帰ってきはりましたんやろ?」「へえ、そうですのや。二泊しましたんやけどな、妹と二人して、腰をいわしましてなあ…慣れんもんやさかい…介護…ほんまに疲れましたわ。」
「ありゃりゃ!そら大変ですなあ。これから先、長いでっせ!今からそんなんやったら、困りまっせ。」
「そうですなあ、これからいよいよ、愛と介 護の日々が始まりますのやなあ…あいたたた…少し捻っただけで…あたたたっ。Gはんはええお正月でしたか?」
「ものすご、忙しゅうて、ゆっくりできまへんでしたわっ。そやから、年賀状、今から書きますのやっ!なあに、松の内にだしゃあいいのよ!年賀状ってのは、もともとそんなもんでい!」
「なにを開きなおって…しかも江戸っ子…」
「そういうおめえはどうなんでい!」
「あたぼうよ!ほとんど、今から書くんでい!」
「あたぼう、使いかたが、微妙に違いまっせ。」
「てやんでい!」
るるる
「こちらこそ、よろしゅうお願いします。ほんで、Bはん!ええお正月でしたか?お母はん、病院から帰ってきはりましたんやろ?」「へえ、そうですのや。二泊しましたんやけどな、妹と二人して、腰をいわしましてなあ…慣れんもんやさかい…介護…ほんまに疲れましたわ。」
「ありゃりゃ!そら大変ですなあ。これから先、長いでっせ!今からそんなんやったら、困りまっせ。」
「そうですなあ、これからいよいよ、愛と介 護の日々が始まりますのやなあ…あいたたた…少し捻っただけで…あたたたっ。Gはんはええお正月でしたか?」
「ものすご、忙しゅうて、ゆっくりできまへんでしたわっ。そやから、年賀状、今から書きますのやっ!なあに、松の内にだしゃあいいのよ!年賀状ってのは、もともとそんなもんでい!」
「なにを開きなおって…しかも江戸っ子…」
「そういうおめえはどうなんでい!」
「あたぼうよ!ほとんど、今から書くんでい!」
「あたぼう、使いかたが、微妙に違いまっせ。」
「てやんでい!」
るるる
あけましておめでとうございます
皆様、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
まそほは、本日五日から営業しております。
18日には、うちののぶこさんのライブを予定しておりますので、是非おこしくださいませ。
前回、好評だったので、二回目です!
うちのさんの素敵な歌声をききながら、当店でのゆっくりしたひとときをお過ごし下さいね。
今年もさまざまなイベントを企画いたしますので、楽しみにしていて下さいね。 女将
本年もよろしくお願いいたします。
まそほは、本日五日から営業しております。
18日には、うちののぶこさんのライブを予定しておりますので、是非おこしくださいませ。
前回、好評だったので、二回目です!
うちのさんの素敵な歌声をききながら、当店でのゆっくりしたひとときをお過ごし下さいね。
今年もさまざまなイベントを企画いたしますので、楽しみにしていて下さいね。 女将
まそほ繁盛記
「あっ!」
Gが、いきなり大声をだした。
「な、なんだす?うちの後ろに誰か立ってますのか?」
「忘れてましたわ!料理につこた残りの卵白が残ってましたんやあ!しもた!」「又、焼いて食べなあきまへんのか?はああ~。」
「いや、うちに、ええ考えが浮かびましたわ。」
Gは、顔を輝かせた。
「たしか、卵白をつこたカクテルがあったはずでっせ!どうせなら、酒に入れて飲みまひょ!」
「そら、ええ考えですわ!うち、本みてみますわ!」二人の意見は、酒がからむと、概ね一致することが多かった。
「ありましたでっ!ええと…その名もピンクレディ…ジンとレモンジュース…グレナデンシロップ、卵白を入れてシェークですわ。ジンはおますけど…グレナデンシロップがおまへんで。」
「なんだす?その、暮れな殿なんたらて…」
「グレナデンだすっ!ざくろのシロップですわ!シェーカーもおまへんで!」
「ほな、グレナデンの代わりにアセロラジュースいれまひょ!レモンジュースはレモン絞ったらよろし!シェーカーの代わりにドレッシング作るいれもんでやりまひょ!」
「そうですなあ!」
女将達は、早速作った。
「楽しみやわあ!うち、カクテルなんて、こ洒落たもん、久々ですわ…!」
「さ、飲みまひょ!」
「乾杯!」「カンペー 」 「…」「…」
つかか
Gが、いきなり大声をだした。
「な、なんだす?うちの後ろに誰か立ってますのか?」
「忘れてましたわ!料理につこた残りの卵白が残ってましたんやあ!しもた!」「又、焼いて食べなあきまへんのか?はああ~。」
「いや、うちに、ええ考えが浮かびましたわ。」
Gは、顔を輝かせた。
「たしか、卵白をつこたカクテルがあったはずでっせ!どうせなら、酒に入れて飲みまひょ!」
「そら、ええ考えですわ!うち、本みてみますわ!」二人の意見は、酒がからむと、概ね一致することが多かった。
「ありましたでっ!ええと…その名もピンクレディ…ジンとレモンジュース…グレナデンシロップ、卵白を入れてシェークですわ。ジンはおますけど…グレナデンシロップがおまへんで。」
「なんだす?その、暮れな殿なんたらて…」
「グレナデンだすっ!ざくろのシロップですわ!シェーカーもおまへんで!」
「ほな、グレナデンの代わりにアセロラジュースいれまひょ!レモンジュースはレモン絞ったらよろし!シェーカーの代わりにドレッシング作るいれもんでやりまひょ!」
「そうですなあ!」
女将達は、早速作った。
「楽しみやわあ!うち、カクテルなんて、こ洒落たもん、久々ですわ…!」
「さ、飲みまひょ!」
「乾杯!」「カンペー 」 「…」「…」
つかか
まそほ繁盛記
引き続き、女将達は仮装の衣装を制作していた。
「ふぅ~、疲れましたわ。コーヒーでも飲みまひょか?」
「うちは、もう肩が…ごりごりですわ。目えも痛いし…」
「なあ、Bはん…うちら、なんでこないにでっかいもん、作ったんやろ…」
「…ほんまですわ。だんだん歯止めがきかんようになって…じゃまやて、わかってんのに…あああ、うちらのやることは、いつもこうですわっ!あとさき考えんと…」
「そないに自分をせめなはんな。」
Gは、ひとごとのように、慰めた。
「はあ~?何言うてはりますのやっ。あんさんもおんなじでっせ!」
「へ?うち?うちは、作りたいもん作るだけだすっ!ちまちましたもん、作っとられるかいなっ!」
「今度は、威張りだしましたな。どうでもええけど、Gはん…。」
「なんだすっ?」
「いや…その衣装…脱いだらどないだす?その衣装でどんな立派な事いうても、説得力おまへんで!」
「あんさんこそ、そのふざけた衣装、脱ぎなはれ!かしゃかしゃかしゃかしゃ、やかましいさかいに!」
「この素晴らしい衣装のどこが、ふざけて る言うんでっか?あんさんこそ…」
二人とも、馬鹿げた衣装だった。
つつくん
「ふぅ~、疲れましたわ。コーヒーでも飲みまひょか?」
「うちは、もう肩が…ごりごりですわ。目えも痛いし…」
「なあ、Bはん…うちら、なんでこないにでっかいもん、作ったんやろ…」
「…ほんまですわ。だんだん歯止めがきかんようになって…じゃまやて、わかってんのに…あああ、うちらのやることは、いつもこうですわっ!あとさき考えんと…」
「そないに自分をせめなはんな。」
Gは、ひとごとのように、慰めた。
「はあ~?何言うてはりますのやっ。あんさんもおんなじでっせ!」
「へ?うち?うちは、作りたいもん作るだけだすっ!ちまちましたもん、作っとられるかいなっ!」
「今度は、威張りだしましたな。どうでもええけど、Gはん…。」
「なんだすっ?」
「いや…その衣装…脱いだらどないだす?その衣装でどんな立派な事いうても、説得力おまへんで!」
「あんさんこそ、そのふざけた衣装、脱ぎなはれ!かしゃかしゃかしゃかしゃ、やかましいさかいに!」
「この素晴らしい衣装のどこが、ふざけて る言うんでっか?あんさんこそ…」
二人とも、馬鹿げた衣装だった。
つつくん