今日はスーツ着こなしのポイント靴編です。
スーツに合わせる靴(ビジネスシューズ)は大切なポイントで私自身も意識を高くしていますが、他人のビジネスマンの靴を確認してしまいます。
質の高い靴か安っぽい靴かというのも何となくパッと見て理解できますが、それよりも綺麗にお手入れされているか、とか、サイズが合っているのかを見てしまいます。
一番は靴をちゃんとお手入れしてるかどうか。
さすがに汚れたままの方は少ないですが、一番多いのが「擦れた後」「傷跡」などの履いていると出来てしまう使用感をそのまま放置している感が強い靴。
これは、シュークリームでちょっとした手入れをすればすぐに綺麗になります。
しかし、多くのビジネスマンはこの擦れた後を放置している方が多いのでさほど古く無さそうな靴までくたびれたように感じます。
さらに日本人の多くがビジネスシューズに履き方として間違っているのが「サイズ感」です。
スーツのマナーとして紹介してる雑誌でもこれは間違っていると私は主張したい。
「かかとに指1本入る」???
これは完全にサイズが合っていないシューズになってしまいます。
指が1本入ると言うことは約1cmくらいは大きいと言うことになります。
紐靴として強く留めると考えてもリーチで1cmくらいも大きいとしては足が靴の中で遊ぶので長時間靴を履いていると疲れます。
この雑誌でのスタイリストさんは「窮屈すぎると靴擦れの原因」としていますが、私の考えは逆です。
靴ほどサイズ感をピッタリに持ってこないといけません。
日本では靴を脱ぐ機会が多いのでどうしても脱ぎ履きがおくなります。
まず靴を履くときに靴ベラを使用しなくても履けるようなサイズ感はまずNGですし、無理矢理履くのも靴が傷みます。
また靴を脱ぐときも両足を擦るように脱ぐのもNG。
靴を脱ぐときは手で靴を足から外すという感覚が正解です。
サイズ感があってる靴は、足から靴を外すようにすると「かぽっ」と脱げるようになります。
海外の映画を観ているとベットシーンなどで男性が靴を脱ぐシーンは手で足から靴を外しています。
このようなシーンは何度も観ます。
日本人のように両足を擦るような脱ぎ方はしません。
っということは靴のサイズ感が違うという事なんです。
靴で有名なサルヴァトーレ・フェラガモは足の構造に基づいたそのフィッティングは「奇跡のフィッティング」と言われたくらいです。
なので靴のフィット感はとても大切なんです。