アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)の手掛ける〈ZEGNA(ゼニア)〉が、ミラノ・ファッションウィークにて2025年秋冬コレクションを発表しました。
その新しいコレクションの前に、ゼニア グループ統括アーティスティック ディレクターのアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)を紹介します。
アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)
雑誌「Pen」にはこのように紹介されています。
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最高級スーツ生地で名高いイタリアのゼニア(旧エルメネジルド ゼニア)も21年にリブランディングを行い、3つのラインをひとつに総合した。ブランド名もシンプルな「ゼニア」に改名。未来へ進む新しい道を切り開いたのがアーティスティック ディレクターのアレッサンドロ・サルトリである。
(中略)
ゼニアがラインを統合した狙いについて、サルトリが明瞭な口調で以下のように語った。
「異なる客層に異なるメッセージを送ることをやめるためです。目指しているのは、ワン・ブランド、ワン・コレクション、ワン・スタイル、ワン・アイデンティティ、ワン・コミュニティ。ひとつに絞って強化することで、ブランド力が上がると考えています。従来のゼニアのクオリティとクラフトが好きで、かつ新しい方向性も好んでいただける顧客に向けた変化といえるでしょう」
「生産者まで辿れるトレーサビリティを実現させたカシミヤを、我々はオアジカシミヤと呼んでいます。カシミヤ生産地である内モンゴルの農家と契約し買い付けた原毛を、ゼニアが出資したイタリアのフィラティ・ビアジョーリ・モデスト社で紡績して糸にします。ゼニアがモノづくりのすべてをコントロールできる生産体制です」
「どのような土地でつくられたのか、誰が生産したのか、どんな特性なのかを顧客に説明できる本当に優れた商品だからです。サステイナブルの実現には水資源や二酸化炭素を減らしたり、廃棄物を再利用するといったさまざまなやり方があります。そのうちまずゼニアが着手した持続可能な生産体制がトレーサビリティ。今後は捨てられるファブリックで新しいファブリックをつくることもやっていくでしょう。さらに、長く着られる服をつくることもサステイナブルです。そのために縫製ステッチをワークウエアのごとく頑丈なダブルステッチやトリプルステッチに変更することも考えられます。サステイナビリティは常に前進すべきもの。改善点を常に探り続けることが重要だと思っています」
「スポーツウエアであっても、テーラーメイドのクオリティです。ルーズに見えず、フィット感もテーラリング感覚。それがラグジュアリーレジャーウエアの本質です。新しいコード、新しいDNA、新しいメンズラグジュアリー。コロナ禍以降に顕著になった快適さを求める傾向に即したアイテムです」
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これら、スーツ職人の仕立てのごとく端正な服でありながらカジュアルなシャツジャケットを「ラグジュアリーレジャーウエア」と言っています。
画像のようなシャツジャケットです。
シャツというデザインで、生地はカシミアとかになるからこそ、安っぽさもなく、逆に堅苦しさもない新カジュアルのような雰囲気を作り出してるような気がします。
このような新しいデザイン感覚がアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)なのではないでしょうか。
私自身もZEGNAが好きなので、見る度に欲しくなるのですが、どのようなシーンで着こなすのがベストなのかと考えると、ZEGNAの場合はどこでも活用出来るのが特徴です。
しかも、若い世代でも年配でも着こなすことが出来ることがZEGNAに特徴だと思います。
幅広い年齢から愛されるZEGNAのコレクションにこれからの注目です。
オーダースーツ専門店DoCompanyはエルメネジルド・ゼニア生地の正規代理店です
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