最近のパンツがワイド系になってきました。
ファッション雑誌を見るとメジャーブランド系のコレクションがワイドパンツが多くなってるのがわかります。
ZEGNAでもワイドパンツですよね。
ZEGNA
ZEGNAのタキシード
このようなワイドパンツが、タキシードのカテゴリーにまで浸透してるということは、ビジネスにも適用されるのは無いか?
そんな風に思うわけです。
カジュアルでのワイドパンツは普通でも、ビジネスとなると難しいのでは無いか?
でもフォーマルのタキシードで活用されてるということはビジネスにまで来そうな気がします。
そもそも、昔はこんなパンツのビジネススーツが無かったわけではありません。
ドボンとした大きな筒のようなパンツを履いている人もいましたよね。
1980年代のアルマーニはテーパードでしたが腰から膝まではゆるゆるのパンツでした。
メンズファッションのパンツ事情も年ごとに変わりますが、これから夏に向けてのパンツこそ、このようなワイド系が良いと私は思います。
その理由は、タイトなパンツほど肌と生地との隙間が無いために熱がこもりやすく暑いです。
夏の暑さを軽減するには、このようなワイドパンツで、空気通りを良くして熱を逃がすような構造で無いといけないと思います。
特にビジネスでは短パンをはくわけにはいきません。
そんな中で暑さ対策するにはワイドパンツという方法が良いです。
当然ながら、生地は夏用の素材を使用して、それでも暑いので、ワイドパンツという構造で空気の通りをよくすることで快適なビジネスライフを送れると思っています。
パンツだけでは無く、ジャケットでも、最近はビッグサイズになっていますので、ユトリのあるようなスタイルで熱が服の中にこもらないような感覚が良いと思います。
ビジネスこそ、ユトリのあるワイドパンツスタイルが夏の定番になって欲しいですね。