認知症になった父*16~思い起こし記録【独り暮らしの限界がきました】
当ブログへお越しくださいありがとうございます2023年9月に亡くなった父がアルツハイマー型認知症と診断されて老人ホームへ入所後 コロナウイルスまん延の面会禁止で症状が進行し追いだされるように精神科へ入院してから11カ月で亡くなるまでのことを残していたメモと記憶を頼りに思い出しながら記録しています毒母の言いなりになって 無駄にしてしまった父とのことをせめてここで埋められたらと願っています父の老人ホーム入所の話をするとケアマネージャーさんはとても驚きました「さんちに来ると なんだかホッコリするんですよね(笑)」とっても嬉しいお言葉でしたが現実問題として私には限界が近づいているようでした当時のノートより3/20『二つ折りに90,000 小銭入れ22,410 △930 3/16付レシート からあげ弁当を買いに行ったらしい。2つも。 覚えておらず。17:30にTELあり。何度もデイサービスの確認』3/24『9:30頃着。ベッドに入ったまま新聞を読んでいた。寒いらしい。 また長財布をどこかに隠したようで覚えていない。 洗濯して買い物。長財布はベッドのBOXシーツのへりに挟んであった。 しかも30,000しか入っていない。新聞代の集金がきたが金がないので 待ってもらっているというので小銭をかき集めてピッタリの額を封筒に入れ マジックで書いておく。居る間中同じことの繰り返しできつくなり けんかごしで帰る』少し前から新聞代の集金に関しては疑問がありました確認のしようがないのですがこの頃は一日おきくらい土日は連日様子を見に行っていたのでいくら呆けてるとはいえ父の様子や毎回確認している残金などから分からない父に何回か集金にきているのではないか・・・と疑っていましたなんでも取っておく父は症状が進んでも領収書はレシートの類はきちんと冷蔵庫やレンジ台の決まった所にクリップでとめてぶら下げていたからです宅配の見守り弁当は付いてくるメニュー表やおたよりも(毎週季節のことや時事のことをイラストつきでお知らせしてくれる お年寄りに寄り添ったサービスでした)毎日同じ場所に挟んでありました新聞代はおつりが要らないように封筒に入れ町内会費は私が直接 当番の方に払いに行っていました毎回財布を隠してはいたけど(掃除しながら探しまくり)現金を父が数えることはほぼ無いに等しい状況でレシートのない買い物をした形跡はなくあってもゴミ捨てや片づけは100%私がやっていたので何かあれば必ず気づきます・・・違うかもしれないでも疑ってしまうそういうストレスも溜まっていきますからあげ弁当事件は後日談が・・・レシートを見せたからか食べたいと言い出し珍しく買いに行くというので車に乗せて行きました父を見ると店主のお兄さんが「この前は大丈夫だった?気を付けなよ」と言うのですとなっている私に突然父は「昨日(違う)唐揚げ買った時に 帰り道が分からなくなって。 この兄ちゃんが店閉めて送ってくれたんだ」なんてシレっと言ったのです確認すると本当のようで店主さん曰く「帰り道が分からなくて困っていたので ちょうど昼過ぎてて客もいなかったし 家はなんとなく知っているし 車は店の裏に置いているから乗せったら 近くで思い出したので家に入るまでは見といたよ」ということでした・・・父が町内会長を長年やっていたので顔や住んでい団地の棟は何となく覚えていた、と言われました本当にありがたい、感謝しかありませんお礼が言えてよかった思い出してくれてよかったよ父は認知症あるあるの 身の回りのことがちゃんと出来なくなってきているしお金の管理ができないそのうえ 本格的に徘徊でも始まったら危険です本当に限界だと思いました自宅に戻った日から私は老人ホームを探し始めました同時期にいろんなことが起こっていたので時系列に上手く書けないあれ?と思ってもどっかのおばちゃんの介護思い出話として軽くスルーしてくださいませ