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2023年9月に亡くなった父が
アルツハイマー型認知症と診断されて
老人ホームへ入所後
コロナウイルスまん延の面会禁止で症状が進行し
追いだされるように精神科へ入院してから
11カ月で亡くなるまでのことを
残していたメモと記憶を頼りに思い出しながら記録しています
毒母の言いなりになって 無駄にしてしまった父とのことを
せめてここで埋められたらと願っています
包括支援センターへ相談へ行って言われたこと
「できるだけ早めに脳神経外科の診察に行かれた方がいいと思います」
「一日に何度もセンターへ来たり
同じ質問を何回もしたり
認知症が疑われるので診察してもらった方が安心です
軽度でも診断がつけば
脚も悪いし(ひざが変形して杖がないと歩きづらい)
介護申請ができますよ」と
介護サービスについての説明をしてくださいました
いろんなパンフレットを頂きましたが
初めて聞く単語ばかりで
頭の中はごちゃごちゃ
その日家に帰って初めて「認知症とは」を
PCに打ち込んで調べました
はっきり記憶しておらず
この頃書いていたノートが見当たらないのですが
父はよく新聞広告の中から
【直葬】と【樹木葬】の宣伝のものを取っておいて
私が行くたびに
「これでいいから よろしくな」と言っていました
きっと自分は何事もなく
ピンピンコロリで逝くと思っていたのでしょう
私も そう思って・・・願っていました
ある日 運転免許証の更新ハガキが届いていたのですが
「年寄りは講習に何時間もかかるってよ」とか
「あそこの教習所まで行かなきゃならんのて遠いよね」
などと 父が嫌がるようなことばかり言い続け
とうとう父が
「このまま放っておいてもいいんだろ?
失効になるだけで悪いことではないじゃろ?」と言い出したので
私は父の免許証を預かりました
ちなみに
当時はマイナンバーカードを作るか?作らないか?の
個人判断のような風潮だったので
それも作らず 通知カードも私が預かっていました
当時の父は 軽自動車に乗っていましたが
よくよく見ると小さな凹みや傷があちこちにありました
後から・・・なんでも後から思えば、ですが
すでに運転も危なかったのかもしれません
幸いなのは あれだけ運転好きな父が
運転をしなくなっていたことです
いつも私が様子を見に行った時に
私の車でスーパーへ買い物に連れ出していたのです
「免許証要らなくなったら
車の維持費ももったいないじゃん
駐車場代もムダになるから手続きしないとね」
そういうやり取りがあって
次に父の家に行くと・・・
団地の父の部屋の前にある
駐車スペース車がない
ないどころか停められないように
大きなブロックでガードしてあります
びっくりして父に聞くと
「Ⅿさんに処分してもらった」と言います
Ⅿさんとは すぐ近くで板金工場を経営している
父の昔からの友人です
私と会わない1~2週間?の間に
Ⅿさんに10万円ほどで買ってもらい
廃車手続きまでしてもらっていたのでした
そして公団へ連絡して
駐車場の利用を解約したようです
なんだ
しっかりしてるじゃん
ちょっとホッとしました
でも
ちょっとの間でした