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2023年9月に亡くなった父が
アルツハイマー型認知症と診断されて
老人ホームへ入所後
コロナウイルスまん延の面会禁止で症状が進行し
追いだされるように精神科へ入院してから
11カ月で亡くなるまでのことを
残していたメモと記憶を頼りに思い出しながら記録しています
毒母の言いなりになって 無駄にしてしまった父とのことを
せめてここで埋められたらと願っています
父の老人ホーム候補は2か所
条件は
私の家から通いやすい距離であることと
もちろん料金と
認知症対応「可」であること
そして
単身赴任中の夫が帰省している間に
一緒に見学に行ける日時に予約がとれること
Ⅿ紹介事業所のAさんと
現地で待ち合わせしていたのですが
見渡す限り田んぼや林で
ナビの通り進んでもなかなかそれらしい建物が見つからず
10分ほど迷って到着
この時点で気持ちは離れていました
私も夫も老人ホームという施設に入ったのは
初めてだったのですが
玄関に入った瞬間「病院と変わらない・・・?」と
思ったのでした
それが安心感になるかと思えばそうではなく
殺風景な建物の中で
手作りの折り紙やお知らせの張り紙が
悲しく浮いていて
シ~ンと静まり返ったエントランスで
ほのかに消毒の匂い・・・
なんだか悲しくなってしまいました
すれ違うスタッフの方も
挨拶するも返ってくる声の覇気がなく
「疲れているのかな?」と心配になり
施設長さんの説明を聞き
空いている部屋を見せてもらうと
まさしく『THE病室』
食堂やデイルームも見せていただきましたが
どこも同じように病院の中にいるとしか思えない雰囲気でした
次の施設に移動するために車に乗った途端
夫が「今の所、まるで病院だしスタッフが暗い」と
私も同じ感想だと言うと
「次も同じようならまた探してもらおう。
見学決まったらできるだけ帰ってくるから」と
言ってくれました
次の施設は
自宅よりとても近い場所でした
先ほどとは内装が断然違いました
エントランスの中央に受付兼事務局があり
右手には大きなソファやテレビがあるリラックススペース
左手はデイサービスセンター
明るくて清潔感満載
スタッフの顔写真と一緒に自己紹介
手作りの季節の飾りや食事のメニューが貼ってあり
利用者の作品なども飾ってあります
居住スペースは廊下も全部カーペットが敷きこんであり
室内にはテレビと電動ベッドとカーテン
作り付けの引き出しやクローゼットもあります
身の回りのものだけ持ってくれば
すぐ生活できるようです
40代後半の元気でテキパキとした施設長さんが
丁寧に案内と説明をしてくださいました
すれ違うスタッフさんは
先ほどより断然元気よく明るくて
男性スタッフはみな若くて頼もしそう
1年前にオープンして新しいらしいのですが
その前にも別の会社が老人ホームを経営していたらしく
いわゆる居ぬき?みたいな感じで初期投資が抑えられ
入所金ゼロで毎月の利用料金は
さっきの施設より10,000円ほど高い・・・
いや10,000しか高くないという言い方のほうが合っている
・・・もっと他にも見学したほうがいいとは思いつつ
夫も私もここに心が決まってしまいました
夫が居る連休中に父を連れて
4日後に再見学の予約を入れてAさんと別れました
自宅に帰ったら早速
夫と計算です
父の年金と貯金で
まずは90歳までの経費の試算と
貯金がなくなった後の我が家からの援助について
途中で経費が値上がりするであろうことも予想して
・・・・・父には判断できないであろうから
なんにしろ2か所目に決めよう!となりました
同時期にいろんなことが起こっていたので
時系列に上手く書けない
あれ?と思っても
どっかのおばちゃんの介護思い出話として
軽くスルーしてくださいませ