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2023年9月に亡くなった父が
アルツハイマー型認知症と診断されて
老人ホームへ入所後
コロナウイルスまん延の面会禁止で症状が進行し
追いだされるように精神科へ入院してから
11カ月で亡くなるまでのことを
残していたメモと記憶を頼りに思い出しながら記録しています
毒母の言いなりになって 無駄にしてしまった父とのことを
せめてここで埋められたらと願っています
リフォーム工事２日目終わりました
今回は洗面台を外て洗濯機を移動し
洗面台と洗濯機との間の壁や洗濯パン交換
洗面所は寝室と廊下から出入りできるのですが
開きドアがいつも中にいる人や引き出しに干渉するので
両方とも引戸に交換する工事でした
マンションあるあるのイレギュラーな事態に
洗面台のオプションをちょっと変更・・・
工事とはいえわりと静かな一日でした
冷や汗をかきながら父の家へ行き
事情を聞くと
「通帳が盗まれとるから交番へ訴えてきた」
・・・もう説明してもダメだと思い
父と一緒に交番へ行きました
団地の入り口近くにある交番です
徒歩で３分くらいかな
これだけ近いと安心だわ
なんて思っていたけど
この近さゆえ
父は訴えに行けちゃったのね
警察官の話しでは
父が盗まれたとしか言わないので
住所や名前を確認し
一応 口座を凍結した方がいいと
銀行へ電話してくれたそうです
そこで父はちゃんと応対し
電話にて口座を凍結してもらったみたい
電話が終わって
誰か連絡できる人はいないかと聞くと
私の番号のメモを出したので連絡したとのこと
交番の警察官も慣れているのかな？
盗難届は受理していませんので
銀行へ行って相談してください、と言われました
とっくに銀行は閉まっている時間ですから
急ぎ会社には 明日の午前休の連絡をして
翌日父と銀行へ行って凍結解除してもらいました
・・・こう書くと簡単ですが
銀行へ行く前に 通帳と印鑑を出して見せると
「え？なんで
が持ってるの？？」と驚く父
その時に本当に
「これは単なるボケじゃない！」と実感しました
銀行へ行って窓口で事情を話すと
ちょっと奥の相談コーナーを勧められ
店長さんが対応してくださいました
まだマイナンバーだの個人情報だのって
銀行がやいのやいの言っていない時だったせいか？
また 年寄りが多い地域のせいか？
店長さんはすぐに口座凍結解除をしてくれ
自分の母も同じような様子で老人ホームにいること
年金が少ないので毎月の支払が負担な事・・・
初めての困った相談の客に身の上話をされました
思い切って
「父のこの口座の半分以上を
私の口座に移したら何か問題ありますか？」と尋ねました
すると店長さん
ちょっと考えてから
「何億も何十億もないかぎりいちいちチェックされたり
しないもんですよ」と言って
振替用紙を持ってきてくれました
その時に父の通帳には100万弱ほど残して
あとは私の使っていなかった通帳に移しました
困った私に寄り添って対応してくださった
あの時の店長さんには感謝しかありません
当時の
メモやノート
を読み返すと
後悔や悲しさとともに
どれだけバタバタとしていたかを思い出します
通帳のことだけじゃなく
同時期にいろんな困りごとが一気におこりだし
週末は必ず父の家に行かなければならなっていました
