表現力とは? | ピアニスト・エバのジャズライブ&ピアノレッスン上達のコツ

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ジャズピアノスクール・ミュージックマルシェ 講師マリコエバ

上手くならない理由から、上手くなる理由を探りだします

わかっているようでわかっていないこともあるんです

 

 

 

こんにちは!おしゃれ・ジャズ・アレンジ・ピアニストのエバです

 

〇〇だから上手くならない!

 

と頭からダメ出しをするのは不本意ではありませんが

 

ジャズピアノってこんな感じと、なんとなく思っていることがあります

これが間違いだったって気が付くと

顔が青ざめます(-_-;)

 

うすうすそうかな?と思っていたことも

改めて言ってくれる人がいると、やっぱり、そう思っていた!

と確信が持てますから(^.^)

 

 

ジャズピアノ上手くならない5つの理由(わけ)その4

 

感情を込めて弾くことが表現力なのでしょう?

感性豊かな人=表現力のある人、なんて思っていませんか?

 

 

もちろんある意味、正しくて

感情を込めて弾くことはとても大切な事でもあります。

 

が、それだけではジャズは弾けません。

その前に知るべきことがあります。

 

 

1.テンションノートの種類と使い方

2.コードの置き換えとリハーモナイズ

 

簡単に言うと調和(正しく共鳴)している音だけでなく

ちょっとはずれた音をさりげなく加えていく事ですね。

 

それを意図的にやるのだけど

慣れてくるとすごく自然に見えるようにできます。

 

つまり音の重ねかたで喜怒哀楽を微妙に調節しながら

複雑な感情を表現できるわけですね。

 

感情とは何か、を音楽的にわかる必要があります。

 

それがまずコードです。

多くの感情を音で出せるようになります。

 

1.テンションの種類と使い方

 

前回ではコードの基本の音、1.3.5.7.9.11.13についての解説をしました。

 

コードトーン(1.3.5.7)とテンション(9.11.13)についてやりましたね。

 

テンションは9.11.13ですがそれに加えて

♭9、#9、#11、♭13のオルタードテンションがあります。

 

主にC7、G7などセブンスコードの時

オルタードテンションがいい味を出します。

 

セブンスコードと言えば

ⅡーⅤ=Ⅰ(ツーファイブワン)のファイブ(ドミナントセブン)として

よく使われます。

 

一番良く出て来るパターンを使って説明しますね

 

 

① ⅡmーⅤ7ーⅠM →→(例)Dm7-G7ーCM7

② Ⅱm7(♭5)ーⅤ7ーⅠm7 →→(例)Dm7(♭5)ーG7ーCm7

 

私は①を明るいⅡーⅤーⅠ、②を暗いⅡ-ⅤーⅠと呼んでいます。

 

これは

①明るいツーファイブから明るいワンに解決する終止形

②暗いツーファイブから暗いワンに解決する終止形

 

という、どんな曲にも出て来るコード進行なのです。

 

そして

①の場合、セブンスコードはオルタードテンションにしてもしなくても良い

②の場合、セブンスコードはほぼオルタードテンションを使った方が良い

 

いずれにしても

メジャーの(明るい)ⅡーⅤーⅠでもオルタードはバンバン使うわけです

 

つまりセブンスコードにはオルタードテンションを頻繁に使う

 

オルタードを沢山使った方がジャズィーになり

同じメロディでも、緊張感や愁いを帯びた感じに聞こえるのです。

 

 

セブンスコードの時にどのテンションを使うかが

感情(情景)を変化させるために不可欠なのです。

 

 

 

2.コードの置き換えとリハーモナイズ

 

まずは基本のコードトーンに話を戻しますが

 

オルタードテンションを含むコードの音を、4つの音の積み上げたものとすると

その4つの音を一つでも変えると、全く別のコード(又は別のコードの転回系)になります。

 

C7alt(オルタード)のテンションコードを、ミ・ソ・♭シ・♭レ

これはEdim(ディミニッシュ)コードと全く同じですね

 

C7をEdimに置き換えられるということです。

これをコードの書き換え=「リハーもナイズ」(略してリハモ)と言います。

 

そして例えば

G7のソ・シ・レ・ファ と、
Bm7(♭5)のシ・レ・ファ・ラ は、4つのウチ3つが共通している音があります

 

このように3つの共通の音を持つコードは全て

代理コードとしてリハモで代用できることになります。

 

 

コードのテンションを使い分け、雰囲気が微妙に変わるのを覚えたら

始めて表情豊かなサウンドになります。

 

何も知らないのに感情を込めているように情景を変化されられるのは

ほんの一握りの天才だけです。

 

私も含めて(残念ながら)天才ではないあなただとしたら

少し理論の勉強をして下さいネ

 

あたかも心の赴くままに感情表現ができているかのように

美しく刺激的な音楽をいつでもどこでも作り出せるように

 

さあ、一緒に研鑽してまいりましょう!

 

 

コツコツやっていると、いつの間にかできてる!っていう瞬間が訪れます

上手く行ったかも!(ムフフ)と喜びをかみしめられます

 

手ごたえを感じたその一瞬が、充実感を覚えます

何しろ私ががんばっている姿をしっているのはだれよりも私なのですから

 

 

私も自分に言い聞かせます!

 

ジャズの醍醐味をもっと満喫できるまで

もうワンランク上に行きたいから

一緒にがんばりましょう!

 

 

もっと知りたい方はミュージックマルシェへお問合せくださいね!

 

 

理論って難しそうに見えますが

そんな単純なことならもっと早く知りたかった!

といううような方がほとんどです
 

 

ミュージックマルシェで一緒に学んで音楽を生涯の楽しみにしょう!

 

 

エバのジャズピアノレッスンシリーズ1

 

ジャズピアノ上手くならない5つの理由

 

その1  完全な即興演奏と思っていないつまり、
ジャズのアドリブもある程度作られたものを弾く・・と思い込んでいる

 

その2  アドリブはストックしたものを出すのではない
引き出しにストックしたフレーズを出して使う・・と思ってⅡーⅤフレーズの練習をしている

 

その3 コードの弾き方を知っているつもりになってる
コード?だいたい知ってますよ、Cってドミソでしょ?・・・それではジャズは弾けないんです。


その4(本編)

 

その5 リズムの勉強をしなくてもジャズが弾ける
・・難しいので後回しにしがち、微妙なタイミングでカッコ悪いのに気が付かない、

八分音符と三連符だけではない、スイングとボサの違いなど

 

という予定で、その1~その5までの連載です

続きをどうぞお楽しみに!

 

 

ぜひチャレンジして下さいネ!

 

 

 

 

 

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01 いつまでも疲れない弾き方を

02 ピアノを奏でる幸せを味わって
03 練習時間との戦いが続く
04 基礎があるから自由になれる
05 楽器の音を聴く耳を育てる
06 アドリブもリズムもノリが大事
07 コードで音楽の風景を描く
08 ピアノの音を美しく響かせる
09 音とリズムを一緒に覚える
10 音の響きと明暗を聴きとろう
11 練習する曲の選びかた
12 リズムを感じながら弾く
13 メロディをジャズアレンジ
14 音の重ねかたでジャズになる

15 音量で感情の起伏を表す
16 ハノンは指の練習だけじゃない
17 ピアノの音で感情表現をする
18 リズム練習は避けて通れない
19 曲の意味と意図を理解する
20 自然な運指が表現力へ繋がる

 

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