IMAXで、映画「ヒックとドラゴン」を鑑賞。
英国の児童文学を映画化した作品です。この実写版に先行して、3Dアニメの映画シリーズがあり、これが欧米では人気がありました。自分も2作目までは観ていると思います。
↑、3Dアニメ版。全部で3作あります。ここでのアスティ(右端)はブロンドです。
人気があるのは分かったうえで、実写版の登場となったようです。ただこの作品も公開前は色々な噂が飛び交い、心配の声があがっていた作品です。
最近のハリウッド映画はDEIの問題が多く、原作ありきでも、作る側が勝手に改変して、政治的なメッセージを入れたりするので、観る側も実際に公開されるまでは心配でなりません。
たとえば今回もヒロインのアスティ役の女の子が、ニコ・パーカーということで色々な憶測呼んだようです。ニコ・パーカーの母親は女優のタンディウェ・ニュートンで黒人です(父親は映画監督のオル・パーカー)。
↑、ニコ・パーカーの御両親。真ん中がニコ・パーカー。
原作のアスティは北欧のヴァイキングの女の子という設定なので、肌も白く、髪の色は金髪という設定。しかしニコ・パーカーは、肌はいうほど黒くないですが、髪はブラウンヘアーで原作と違います。瞳もブルーではありません。この辺の事情から、色々な憶測が飛び交っていたようです。
↑、過去記事です。ここで少しですがDEI( diversity、equity、 inclusion、多様性、公平性、包括性)の政治思想について触れています。
最近ではレイチェル・ゼグラー主演のディズニー作品「白雪姫」での失敗が有名です。ディズニーはポリティカル・コネクトネスに配慮し、本来「雪のように白い肌」を持つ、白雪姫にやや浅黒い肌を持つ、レイチェル・ゼグラーを起用。さらに王子役の男性が登場せず、山賊のリーダーに変わっているなど、原作を変えてまですることなのか、分からない点にまで改変を加え、多額の予算を投じたのにも関わらず、興行的には失敗しました。
作り手は、観客の好みを顧みず、彼らのいう「平等性」をねじ込みました。しかし結局映画は娯楽なので、楽しみを奪われてまで観たい映画など、ごくごく稀です。本来なら、お金を払ってまで、説教されたくないわけです。
今回の「ヒックとドラゴン」にもその懸念が公開前にはあったようですが、ふたを開けてみると、そのような不満はほとんど出ず、高評価の映画となったようです。
ニコ・パーカーの件以外は、概ね原作通りだと思います。アニメ版と同じ監督で、ドラゴンのデザインなども、アニメからいじっておらず、可愛いいデザインのままです。
ヒロインのアスティについても、確かに北欧の女性なら金髪だというイメージはあります。しかし今回ニコ・パーカーはかなり可愛い子で、茶色い髪色ですが、個人的にはそこまで気になりませんでした。むしろ顔の表情など3Dアニメの印象に近い気もしました。全く悪い気はしない配役だったのではないでしょうか?
全体を通しても、普通に面白い映画で、先日のジュラシック・ワールドよりお子さんが観るには良いのではないかと思いました。良心的な映画だと思います。映像もIMAXで観るだけの迫力はあると思います。










































