年始にエプスタインリストが公開されると思っていたのですが、公開されず、先ごろやっと公開が決まったとか。公開されてから、洋楽の音楽ネタを書こうとか思っていたんですが、結局年末になってしまいました。
↑、ゴタゴタしましたが、一応エプスタインリスト公開にD・トランプ氏も許可を出したとか。しかし、リストの公開だけで世の中が変わるのか?といえば、まだまだ疑問ですね。
しかし、このまま待っていてもらちがあきそうにありません。色々問題あるかもしれませんが、今年自分が聴いた洋楽について、また、自分のまとめのためにも書いておこうかと思います。
あくまで自分の好みに沿ったことしか書いていません。また2025年のアルバムだけでなく、2024年のアルバムなども含んでいます。
2025年発売のアルバムで良く聴いたのが、ザ・ウィークエンドの「ハリー・アップ・トゥモロー」です。ウィークエンドも、イルミナティに属しているとかいわれているようで、他にも、ちょっともやもやする部分は多いです。ただ自分は、彼の作る音楽は素晴らしいと思っていて、今年も良く聴きました。
3部作のラストにあたるアルバムで、CD2枚に22曲も収録されています。継ぎ目なく音楽が流れていき、一編の音楽詩のようです。
ただ内容はどこか自堕落(ジャンキー風の雰囲気)で、人生への悟りも薄い。彼は、自分の人生の成功を実感しつつも、自分自身を信じ切れない、というような告白が多く、内容は厭世的(特に前半)とも取れます。「ハリー・アップ・トゥモロー」のタイトル通り、この歌手の、生き急ぐ人生観を感じさせる内容です。
ただ先も書きましたが、音楽は素晴らしいと思います。色んな種類の音楽を重ね合わせて、アンダ―グラウンドで、甘美な、しかしリアリティのある音楽に仕上げています。
なんというか、「音楽」と彼の「人生そのもの」がとても近いという印象。この人は、音楽創作無しでは生きられない人だと、感じさせます。歌詞は色々問題あるのかもしれませんが、音楽そのものに嘘はない印象です。
アニッタのどこか猥褻な歌詞から始まる、「サンパウロ」、そして、いかにもジャンキーな雰囲気の「バプタイズド・イン・フィアー」を経て、かつての恋に思いを寄せる、「オープン・ハーツ」への、音楽の流れは心を締め付けるものがあります。
The Weeknd - Open Hearts (Official Video)
男性ヴォーカルのアルバムを聴いたのは、このウィークエンドぐらいです。以下は女性ヴォーカルばかりです。
ウィークエンドと同じくらい良く聴いたのが、シーアの「リーズナブル・ウーマン」。2024年のアルバムです。
個人的にアルバム中間部に数曲、面白くない曲もあると思いましたが、良い曲も多くて、彼女の人生経験を感じさせる曲が多いです。スケールの大きい歌唱と、女性ながらタフな雰囲気のある、恋の曲が沢山含まれています。
特に「アイ・フォーギブ・ユー」はとても素晴らしい曲で、挫折を知り、それを乗り越えた人物にしか歌えないような深い歌声が、底無しの愛を感じさせます。歌詞は抽象化されていて、人々の心を鼓舞する力のある曲ではないでしょうか。
次はマイリー・サイラスの「サムシング・ビューティフル」。マイリー・サイラスこそエプスタイン・リストに載っていそうですが(というか、載っている訳ですが)、今回はとりあえず無視して書きます。
マイリー・サイラスのアルバムは以前1度買ったことがあります。しかし、あまり面白くなったとしか覚えておらず、ほとんど記憶にもありません。今回は店頭で試聴して良さそうだったので、購入。この判断は成功でした。
70年代のアルバムに触発された内容だそうですが、自分はその辺りの事情は、良く分からないです。ただ、複数のジャンルの音楽が混じって、独特の雰囲気が出来上がっているのは分かります。音楽的な想像力のある内容ではないでしょうか。
歌の入る曲の合間に、何度か音だけの曲が収録されており、幾分闘争的とも思える、インストゥルメンタルな部分が、良い効果を上げていると思います。
彼女を気位の高さが出ている「イージー・ラヴァー」とか、自分の成功を隠そうともしない「ウォーク・オブ・フェイム」とかが好みの楽曲です。特に「ウォーク・オブ・フェイム」は、自分の成功と、その喪失を恐れて、うじうじと考えるウィークエンドとは好対照で、いかにもスターな私、という感じです。滑らかな音楽に乗って、恥じらいもなく、庶民の間を通り抜けていくスターの私、みたいな曲。よくそんな自意識の高い曲を書くな、と思いますが、その心持は一般人の我々には知る由もありません。しかし、これぐらい振り切れていると、聴いていて、気持ちが良いです。
Miley Cyrus - Walk of Fame (Official Video) ft. Brittany Howard
デュア・リパの「ラディカル・オプティミズム」。
現代のポップ・アイコンとなっているディア・リパの3作目のアルバムです。2024年の作品。
前作のレトロ・ポップ調に振れた内容より、1作目の南国のビーチっぽい雰囲気が戻って来たように思います。曲も凝っていて、色々聴かせる感じがします。
ただこのアルバム、自分は初め中々良さが分からなくて、何度か聴き直してみて、好きになりました。どの曲も良いと思うんですが、ディア・リパの声が、彼女の体のスタイルよろしく、スキニーで、楽曲の迫力そのものに、声がついてきていないと感じる場面も、個人的にはありました。まあでも、彼女のポップ・アイコンの地位は、簡単には揺るがないでしょう。上記3枚に比べると、聴いた回数は少なかったように思います。
Dua Lipa - Houdini (Official Music Video)
↑、2億回以上の再生だそうです。
残り2枚。1枚はベッキー・ヒルの「ビリーヴ・ミー・ナウ」です。ダンスミュージックを基調した、熱い芸風は前作の1枚目のアルバムと同じです。パワフルな歌声は健在で、自分にはとても聴きやすいです。
Becky Hill - Swim (Live From YouTube Music Night)
もう1枚がザ・ウォーニングの「キープ・ミー・フェッド」。ウォーニングはメキシコ出身の3姉妹による、ハードロック・バンドです。来日もしていた気もします。まだ若い姉妹ですが、音楽の完成度は高いと思います。良い曲が何曲かありました。これも今年繰り返し聴いたアルバムです。2枚とも2024年のアルバム。
The Warning - "Hell You Call A Dream" (Live from Pepsi Center CDMX)
他にも聴いたアルバムはあるんですが、今回はこれで止めます。初めの3枚のアルバムが、今年聴いたベスト3ですね。






























