新作・ジュラシックワールド |  ヒマジンノ国

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先日シリーズ7作目となる、「ジュラシック・シリーズ」を映画館で鑑賞してきました。自分は子供の時から恐竜が好きで、図鑑などを読んでいた記憶があります。そのせいか、このシリーズは全作映画館で鑑賞しています。

 

以下簡単に感想を書きますが、ネタバレしています。

 

前作6作目の「新たなる支配者」では、過去作の主人公が総出演し、いかにも「まとめです」的な展開で終了。話の内容も、人間の主人公ら、誰をメインで見てよいか分からずに、勢いだけで進み、本来の主人公である、恐竜の魅力が薄い作品でした。過去の主人公が全員出てくれば、「お客さんも喜ぶだろう」的な考えの、俗っぽすぎる、ハリウッド的作品とでもいえば良いのでしょうか?

 

このシリーズの初めの2本ぐらい(ジュラシックパークとロストワールド)は、遺伝子工学を使いながら、存在していない恐竜を現代に復活させる、という夢のある話で、同時に人類が自分勝手に遺伝子を扱って良いのか?というような問題提起なども感じられた作品でした。

 

しかし、3本目ぐらいからそんな小難しい話はどこかに吹き飛んでしまい、4本目では再び「恐竜のパーク」が復活、案の定そのパークも崩壊、観ている方をバカにしているのか、というべき話の進み方で、この辺も、さすがハリウッド、といったところ。

 

バカな話やな、と思いつつ、自分も結局全部映画館で観ているので、偉そうにできません。

 

要は恐竜ムービーは儲かるので、フランチャイズになった、ということです。

 

今回「復活の大地」もどうでも良い展開ですが、遂にパークは完全になくなり、単純に、恐竜の生息地に向かう話です。この新作は賛否があり、面白くないという人も多いようです(遺伝子恐竜の部分の批判が多いようです)。しかし、今さらこのシリーズの内容をうんぬんして何になりましょうか?

 

個人的には海での恐竜登場シーンなど良かったです。モササウルスが登場します。一応過去作でも出ている海生の巨大爬虫類です。あまりに大きくて、そこからすでにちょっと意味不明です(モササウルスは白亜紀の海トカゲ竜で、せいぜい12メートルぐらいの大きさです)。この映画内では、多分30メートルあるぐらいの設定かと思いますが、ほとんどクジラです。まあ、恐竜の知識がない人にはどうでも良い話でしょうけど。

 

 

↑、無駄に大きいモササウルス。遺伝子操作されているとかの設定でしょうか。

 

スピノサウルスとモササウスルスの登場する、海上でのチェイスシーンなどはかなり面白かったです。

 

このシリーズ、「ジュラシック」となっていますが、アパトサウルス(ブロントサウルス)とか、過去作に出たステゴサウルスとかは、ジュラ紀の生物ですが、ティラノサウルスとかトリケラトプスなどは白亜紀の生物で、そういう時代が前後する生物がごちゃ混ぜになって登場します。

 

ジュラシックといいながら、ジュラ紀だけの生物が登場するわけではありません。

 

恐竜のいた時代は6500万年以上前の、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀を含む中生代という時代で、映画の中では、それらの生物が混ぜこぜになっていますね(我々が住む時代は新生代の第4紀)。

 

今回の主人公はスカーレット・ヨハンソン演じる凄腕傭兵。ですが、初めの海のシーンでボート上から銃を撃とうとして、すぐに落ちそうになったりします。何かと余裕ぶってますが、あんまり凄腕には見えません。正直、人物描写は浅いしかなりグダグダです。その分、前作より恐竜の描写を落ち着いてみることができて、個人的には好きな作品です。

 

登場人物は役割の薄い人物から徐々に殺されてゆき、悪役は暴走して自滅、良く分からない親子は全員助かります。主人公らの恋愛は匂わせ気味で済ませます。いつもの定番メニューで話は進み、何ら変哲もないお話です。そろそろ何か視点を変えた描き方が、欲しいところではあります。

 

一応新機軸があるとすれば、遺伝子操作の怪物でしょうか?この辺は色々いわれてますね。あそこまで行くと、もう恐竜じゃないですからね。

 

米国でのオープニング成績は結構良かったそうなので、多分次回作もあると思います。最近のハリウッドはポリコレに配慮した、ディズニーの白雪姫とか、マーベルの作品などが次々と爆死。そういう中では一応このジュラシックシリーズは昔のままの作品でしょうか?

 

こういった何も考えずに観られる作品というのも、最近の傾向からすれば、悪くないと思います。しかし、あまり変哲のない作品にしかお客が来ないとなると、ハリウッドも斜陽ですね。