⑨イルクーツク滞在情報と大黒屋光太夫に関するもろもろ
4泊5日のウラジオストク、イルクーツク旅行は無事終了です。ロシアは6度目ですが、ひさしぶりにどちらも初めての土地で緊張しました。といっても、準備の仕方からして、まるで緊張してないよね(準備不足)、っていわれるのでそうなのかもしれません。ウラジオストクは近いけど、んまー坂道多いし、軍港なんで、悪いとこじゃないけどもういいかな。イルクーツクは土地が良いとこでしたので、また冬に機会があれば行きたいです。良い旅行でした。それじゃイルクーツクの滞在情報を。ふつーに個人旅行できますので、もしご参考に。ご質問あればプロフィールからマシュマロ投げるかなんかしてください。こたえられるものは追記します。【Yandex Taxi】イルクーツクで何度も使いました。むちゃくちゃに便利なタクシーアプリ。ロシアで一番の規模のようです。めっちゃおススメ。だってロシアなのに、地名が英語でサジェスト出てきて乗れるんだよ!Yandexタクシーの乗り方はいろんなサイトでみなさんが詳しく書いているのでそちらへ。地名を入れる→金額併記のタクシークラスを選ぶ→車が決まると現在地と車種ナンバーが表示される→ものの1分でやってくるナンバー見て、わたしわたしーってアピールして一応画面見せて乗り込みました。プリウスって書いてあって初代プリウスきてびっくりしたりもしました。Uberとは違い、タクシー塗装のタクシーとわかる車が来ます。ドライバーと目的地とルート情報を共有しているし、金額あれこれのストレスがないのがほんといい。2019年9月現在、日本のカードは登録できないので諦めて現金で乗ってください。ATMで100ルーブルをたくさん引き出してください。カード登録のエラーを繰り返すと、あたしのタクシーアプリGETTみたくアカウントがブロックされます。そうなったら元も子もない…。ちなみにデバイスは、iPadminiセルラーモデルにいつものAIRSIMを入れて使いました。ロシア5日間で2ギガ13ドルだったかな?【ホテルとエア】S7シベリア航空のサイトでとりました。荷物込みにして6万くらい。成田ーイルクーツクは現在、週一便直行便が飛んでおります。ただし週一便しかないので、万が一のトラブルに備え、後ろ1日あけておきましたが。ぜひ直行便があるうちにお出かけください!S7 6284 NRTーVVOS7 6201 VVOーIKTS7 6341 IKTーNRTホテルはブッキンコムでビクトリアを予約。カールマルクス通りがメインストリートになるのかしらという読みでここにしました。スーパーも通りの向かいにあって、何かと便利な場所でした。到着が深夜になっちゃったんだけど、事前に連絡しておいたら、親切な励ましのメールくれたり、フレンドリーな対応でした。ここはバスタブありで🛁バスタブはなくてもいいけどあると嬉しい。お湯の出は大変よろしいが溜めてみたらむっちゃ茶色いwイルクーツク水道局がそうなんであろうが。なんかその…そういう温泉だと思うことにしました。はい、こんなんだから別にバスタブなしでもいいです。行き届いてはいるが、いかんせん建物が古くリノベーションもしばらくしてない感じかな。シティなホテル派のひとはおそらくマリオットのが無難かしらねー。近くのイタリアンレストランBuonoがオサレで美味しいいい店で何食べても濃厚塩気薄味、丁寧ないい仕事。2日連続そこでお夕飯にしました。実際に気に入ったお店にもう一度行く、というのも、旅を気楽にするテクニックだとおもうのだ。ウエイトレスのお姉さんが一生懸命英語で話してくれて、うまくいえなくてはにかむ…なんだよーこっちも照れるじゃないかーw街歩いててカフェは多いけど、いかにもなレストランは少ない印象。そういう外食事情なのでしょうな。モスクワもピーテルもそうだったけどイタリアに行ったらイタリアンみたいな気軽なノリでロシアに行ったらロシア料理というほどロシア料理の店溢れてない。でもロシア食べるものみんな口にあって美味しいよ。歩いてみるとカールマルクス通りの一本向こうの中央市場があるとこのがメインなのかな?青丸のとこです。そうすると近くに宿泊施設があまりないのでビクトリアまたはサイエン(もっと高級)から散歩かマリオット、イビスからYandexタクシー使うかなのかなー。そうそうイルクーツクでは、初めてレギストレーションのようなものを発行されました。だからと言って何も使ってませんが。今回のビザは、ロシアビザセンターなどという機関ができて、よりめんどくさくなったんで、ビザ屋に頼んで、13,000円もする…前は7,000円くらいだったのに…と制度の変化によよよとしながら、パスポートを送りました。まーそれでもエア、ホテル、ビザ取得で旅費11万円くらいじゃないのかねー。そのあとの滞在費もぜんぜんかからないイルクーツク(パリやニューヨークだと湯水のように金がなくなるw)。J〇Bツアー他だと、30万~50万とかお高いのに、実際はそんなに問題のない旅行先でありました(いまんとこ)。シャーマンの岩まではいってませんが。治安の良し悪しついては、そんなこと忘れてたくらいのどかないいとこです。めちゃくちゃ良いです。観光客は少ないんだけど、観光客に慣れてないわけではないというか誰にでも等しく親切にしてくれる相互扶助精神を感じるわ。寒いとこだしね。今回、買ったばかりの一眼レフを持っていきました。バイカル湖の写真はA4サイズに写真プリントに出して飾ったよ。こういうのできるの楽しいなー。【大黒屋光太夫に関わること私のお出かけ記録】今回のイルクーツクは、オクトーバーフェスト中のミュンヘンに行くか否かで決められないでいたときに、歌舞伎座で下記の上演があって、初めて聞くぞ、イルクーツク。イルクーツクどこ?イルクーツクに行く!って決めたもの。北槎聞略は読んでないんですが(すんまそん)、風雲児たち、井上靖、椎名誠は読んでいきましたよー。光太夫一行は、遭難してロシアに着いて、そこから日本に帰るために帝都へ進んでいくんだが、どうやって帰ってきたのだろうかー?すごいなーという物理的移動の大変さもろもろの感心と疑問が、実際イルクーツクに行ってみて、もうそもそもが生き方の違いだなーと思ったんでしたわ。というのも、漂流して、アムトチカとかカムチャッカとかヤクーツクとか、その移動もハードだし、土地も厳しそうなとこから、交易で開けた、当時からおそらく町として発展していたイルクーツクに着いたら、いいとこ着いたー!魚うまいー!天国ー!たぶんだいたい伊勢ここ!もういいやここで生きていくーって思っちゃうよ、あたしはw件のウラジオストクから移動してきただけでも、イルクーツクは土地がいいなとおもったの。街の雰囲気というのは最近のものでもあろうが、マーケットの発展の仕方とか、土地の形とか、東京でもここ御用地だったんだーなるほどねいいとこだわって感覚がイルクーツクにもそんな感じだったのだわ。だからね、あたしだったらもう日本語教師という肩書でお給金もらって生きていくわここで。ここから帰ってくるの意志の強さがすごいなーと。まぁこれは、あたしがふつうに自分で手配して、楽しく海外旅行ができるからそう思うのだけであって、旅行という習慣も、違う言葉を話す人とあったこともない光太夫一行だったら、もう、日本に帰る、という信念を持たなければ、生きていけなかったんだろうなー。ロシアに残る正蔵、新蔵もまた、ロシア正教に改宗することで何かの信念が必要だったのだろうな。イルクーツクの秋はよく晴れて、木々は紅葉して、アムール河は豊かで、冬の厳しさはわからないけれど、いい季節もあるんだなー。シベリアは光太夫だけじゃなくて、そのあとシベリア抑留で日本との関係がある土地で、浅いながらにいろいろと思ったのでした。六月大歌舞伎 三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち/歌舞伎座 2019.6初日 https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12465817970.html2日目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12465822869.html3日目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12466240027.html4日目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12467967262.html 5回目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12478426899.html6回目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12481147889.html7回目https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12485800399.html伊勢若松 大黒屋光太夫記念館 2019.7https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12498859999.htmlイルクーツク 2019.9ウラジオからイルクーツクへ https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12530677801.htmlイルクーツク1日目 https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12530678509.htmlイルクーツク2日目前 https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12530680773.htmlイルクーツク2日目後 https://ameblo.jp/maomaorine/entry-12530683462.html