マニラではたらく社長のブログ -4ページ目

国内外に892台

私がこの技術を初めて目にしたのは、2007年くらいだったかな。

熊本県のベンチャー企業、エコファクトリーさんがが開発した、空調システム

エコウィン!


その当時は、まだ開発して間もない頃だったと思うけど、同社社長の村上氏の熱意と、そしてその技術を駆使して世界を目指したいというベクトルに惚れました。

何度もここで紹介しているけど、この技術のすごいところは、そのデザイン性もさることながら、エアコンを使用せずに、冷暖房を実現させる空調システム、そしてそれが「エコ」であるということ。

遠赤外線を駆使した技術だけど、夏は熱エネルギーを吸収しひんやりと涼しくなり、冬は熱を放射して暖かくなるという技術だ。


風を使ってガンガン冷やしたり、熱風で温めめたりするのではなく、あくまでも、赤外線という「光」を使ったもの。なので、当然音もないので、至って静か。なので、コンサート会場や美術館などの施設にはいい。光なので、温度ムラもない。

また、外でガンガン回す室外機もいらないので、電気代が大きく節約できる。これは、大きな要素だ。

そんな技術が徐々に市場に認められ、今では国内外で892台の導入実績に至っているようだ。

そしてこの度、市の体育館という大型施設にも導入されたらしい。

その様子がTVで放映されたようだ。この動画を見て頂ければ、どんなものか、すぐに分かるかな。こういった大型の施設でも有効活用できる技術。

すごいですね~

フィリピンの施設にも是非導入したいものです。

是非ご覧になってみてください。

宇土市民体育館


業務連絡【マスターカード】

昨日、一昨日の記事に関しまして、本当に多くの方々よりメールで連絡を頂いています。

やっぱり、海外送金は一つのネックで皆、結構困っているんだなぁという感じ。

さて、申込みに関してなのですが、必要書類は三点です。


1.申込書(此方から別途送ります)
2.英文の身分証明書(パスポート)
3.住所証明書(電気、水道、クレジットカードなどの請求書、銀行から送られてくる明細など、但し英文)

当然、皆さん、#1,2は全然問題ないのですが、以外と引っ掛かったのが、3番目。日本国内の公共料金の請求書などは、もちろん英文なんかで来るものはないので、英語表記となると国際免許くらいしかないので、これは困ったぞと。。。。

が、ベンダー側と早速折衝を行いまして・・・・

結果的に、日本語のものでもOKとなりました

公共料金の明細等なんでもいいので、申込書に記載の住所と同一の住所が記載された明細書を送ってください!それを弊社のスタッフが、英訳して日本語のものと一緒に申込書に添えて送りますので。

要するに、#3の住所証明の目的は、曲がりなりにも電子マネーが入るカードを送るわけで、カードの送り先に申込者本人がちゃんと存在しているか?これを確実にするためのもの。

架空の人物や架空の住所で勝手に何枚も申し込まれて、悪用されるのを防止しないといけないですからね。

ということで、申し込まれる方、日本語表記の既存の住所証明の明細で良いですーー。

いずれもスキャンデーターで結構ですので、メールでお送りください。10日前後で指定の住所にカードが届きます。

個別にメールでご連絡すべきですが、お申し込み者が多いので、ここでアナウンスさせて頂きました

皆さん、これを見て申し込まれた方々なので、きっと読んで下るだろうと・・・・



以上、業務連絡でした!



アフィリエイト募集

昨日の送金サービスの記事から多数の方よりお問い合わせ、お申し込みを頂いています。


外国で仕事をする人にとっては、「送金」は日常生活に欠かせない一つの重要なアイテムだからね。

同時に、多くの方が、結構困っているのも分かった。困っているというほどではないが、やはり送金手数料が高くついている。

本社からの給与振込みは、日本の口座だけど、今回の送金スキームを活用し、自分の口座からデビットカードに送ればいいのだ。

それが$2ドル。。。

フィリピン人の派遣事業をされている会社の方からも問い合わせあり。多数のフィリピン人が日本を始め、海外で働いているわけで、フィリピン人の出稼ぎ労働者にとっては、本国のファミリーに定期的にお金を送らないといけないので、すごく便利なはず。

受け取る側のフィリピン人も、銀行口座でクレジットカードを作るわけでもないので、銀行与信も不要だし。銀行なんかない地方の人でも、誰でもこのカードを作ることが出来る。

成長ビジネスになりそうな予感。。


とりあえずはトライアルだな。


あ、それと、アフィリエイトも募集します。

レベニューシェアモデルですね。


ご関心ある方、連絡ください。


suna@eco-merge.ph



もう銀行は要らない?

以前ココで挙げた、送金ビジネスを徐々にスタートしてみることにする。



フィリピンでベストなビジネスはこれだ!


Masterカード付のDebitカードを配布。


国内、海外、ロケーションを問わず、そのカードへの送金、振込みは、全て一律、

2ドル

500円振り込もうが、500万円振り込もうが、その手数料は全て2ドルだけ!

相手が海外にいようが国内にいようが、全然関係ない。

しかも・・・・

リアルタイム

送金から着金まで10秒かかりません。
すごい送金ソリューションだと思っている。

世界中どこにいても、お金の送受信ならぬ、送受金が出来ます。通常、4千円とか5千円も取られ、かつ数日かかる海外送金も、2ドルでリアルタイム。

こうなってくると、銀行も要らない?なんて時代に近づくかな。。。



もちろん、マスターカードなので、フツーにクレジットカード的な使い方も出来ます。ATMでお金も下ろせるし、ネットで買い物も出来るし、ショップやレストランで決済も出来ます。

全て、2ドル。

なによりも、送金が便利ですね。

アメリカに留学に行っている子供に生活費を送る
海外旅行に行っている親にお金を送る
海外に駐在している社員に給料を振り込む
フィリピンで言えば、出稼ぎ労働者が母国の家族にお金を送金する

日本国内の普通の銀行振り込みでも、215円とかかかわるわけだし。

様々なニーズが考えられます。

カード保有者間の送金だけではなく、当然自分の銀行口座から、カードへの送金や振込みなども出来る。

とりあえず、身内をはじめ、身近にいる人に使ってもらって、その使い勝手や良し悪し、そして問題点などを検証してみようと思う。

「使ってみようかな。。」


なんて思う人がいたら、是非お声掛けをーー

suna@eco-merge.ph


必要書類は

こちらから送る申込書
英文の身分証明書(パスポート)
英文の住所証明(国際免許がベター)

の三点です。

10日くらいでカードがアメリカから届くよ。

もちろん、カードは、

無料

ですーーーー

看護師・介護福祉士人材派遣の矛盾

千葉の県議の方々と、フィリピンのPOEAに訪問



OFW、つまり海外出稼ぎ労働者からの送金額が、フィリピンのGDPの13%だか15%だかと言われているフィリピン。その出稼ぎ労働者達の手続きを行っているのがPOEA。

なので、ここも相変わらず、人、ヒト、ひと 


今回は、EPAの協定に基づいてフィリピン政府と日本政府間で実施されている、看護師、介護福祉士の派遣事業に関してヒヤリングした。

数字の情報なんかももらったけど、フィリピンからの看護師の派遣は2009年から開始されていて、看護師の入国者数は合計で約300名。介護士の入国者数は合計で約480名強。

が・・・

大きな問題点として、これらの看護師、介護士が長期で日本に滞在するためには、日本の国家試験を日本語で受験し、そしてパスしないといけないという、極めてたかーーーい、ハードルが設定されている。

その結果、国家試験をパスした人の数は、

看護師が累計で、25名
介護士が累計で、43名

三年、四年かけてやっとこの数字。

入国前に6ヶ月、入国後に6ヶ月も猛特訓し、その後も施設の協力や、政府や地方自治体の補助金なんかで日本語の特訓をしても、国家試験に落ちた人は帰国しないといけない。金と時間をかけて、何百人も教育しても、結局残れるのが数十名という現実に対し、何のためのEPAなんだろう?というのが率直な印象だ。政府間の政策として、こんなんでいいのかね?

人の命を預かる仕事といえばその通りなので、高いレベルの日本語が求められるのは理解できるけど、外国人に日本語の国家試験を強いる事そのものに大きな疑問。

今後益々高齢者が増えて、ニーズが高まるこの分野。少子化の日本では、外国人の労働力に頼るしか解決の道はないと思うのだけど、今のスキームではあまりにも現実離れしている気がする。

もちろん日本での就労者は日本人と同様の賃金が保証される。が、その額は実は、欧米諸国に比べたらすごく低い。となると、そもそも、時間と金をかけて、苦労して日本語を習得し、国家試験のハードルまで越えないといけないという仕組みの「日本」に対して、応募したいという人そのものがいなくなるのではないか?

ドイツも同様に政府間で同分野の派遣を開始した。ドイツ語の取得は必要要件だけど、現地の言語での国家試験パス、という仕組みにはなっていない。

サウジアラビアなどは、オンラインで現地の試験を受けることが出来る仕組みが既に出来上がっている。

カナダなどはそもそも移民を受け入れているから、本人だけでなく、家族も一緒に移民する。賃金もすごくいい。


当然それらの国に優秀な人材はどんどん流れていく。


日本はこの分野の労働力補強は必須。

今の制度では通用しないし、他の国に勝てないのは明白だけど、これからどうするんでしょうね??


色々な意味で矛盾が多いなぁ。


フィリピン人材派遣事業の矛盾

昨日より、我が地元である千葉県から、県会議員さんの一行がマニラに来訪。

通訳、案内役を兼ねてアテンドしているが、今日訪問したのは日本向けにフィリピン人のワーカーを派遣している会社さん。

千葉でも農業、畜産、水産、そして製造業系はやはり人材不足及び老齢化が著しい状況であるが、その改善策として、フィリピンの労働力を日本に派遣していく仕組みづくりについて協議した。

訪問した会社はかなりしっかりした派遣会社

http://chartreuseph.com

日本人の講師により、基本的な日本語をマスターさせた後に、日本の組合を通じて、労働者を派遣していく。


溶接工などの建設現場のワーカーをメインとし、農業などの労働者を派遣。施設で研修を受けている間は、一つ屋根の下で共同生活をして、合宿生活を行いながらチームワークを磨いていくような仕組みになっている。

研修期間中は、「技能実習生」のポロを着て、皆、頑張って研修。もう必死だ。。。

家がちゃんと投資して大学までの教育を受けた子達は、コールセンターなりの仕事の機会は出てくるが、こういったワーカーの子達は殆ど高卒。日本で言えば中卒。学歴がないので、フィリピンにいてはまず仕事には就けない。

教育水準が高くなってきたと言われるフィリピンだけど、実際はフィリピンの若者の大半は、この層に属する。なので、仕事に就けない人が余って余ってしょうがない。その層を、人手不足と老齢化、そして跡継ぎ不在でで大変な苦労をしている、日本の農家や畜産などに派遣していく仕組みは、需要と供給を完全にマッチさせたビジネスモデルで、双方にとって、確実に、WIN/WINの関係を築けることと思う。

が、ここに、二国間の法律面、制度面で大きな矛盾が発生している。

それは今の二国間の関係では、上の写真のように、あくまでも、

「技能実習生」

ということで、実習生、いわゆるインターンという取り扱いでしか、ビザが出せないことだ。基本一年契約で、MAXでもたったの三年。

一年経って、二年経って、ようやく仕事にも、環境にもなれて、言葉もバリバリ出来るようになった頃に強制的に帰国しないといけない。そして彼らは二度と戻って来れない。

実習生なので、実習期間として、一年くらいが妥当という制度なのか分からないが、実際は、完全な、

労働者

なんです。

来る人も、雇う側も労働者として認識しているのに、法律と制度だけが、インターン。バカな話だなと思う。

日本に来る前に一生懸命日本語も勉強し、来た後も一生懸命仕事をし、やっと慣れたと思ったら、強制帰国。

建前上、実習生という枠でしか来れないからだけど、これでは来る方も受ける方も不便でしょうがない。

帰国しても仕事がないから、帰りたくないので、強制的に帰らされる前に逃避する。で、後になって、オーバーステイが多いとかで問題視される。


日本の場合、制度や法律を変えることは容易ではないのは分かってはいるけど、矛盾点に皆が気づいている変えることが出来ない。


EPAなんかも、こういった部分の見直しをしっかり行い、中央政府がしっかりとしていかないことにはなかなか改善しない現象だろうね。


矛盾だらけでもったいないな、とつくづく感じました。



「途上国だから」というのは違うかな・・・

今回のマニラの大水害。




ひどかったですねー

マニラ首都圏の6割、7割が水没。


FBやブログなどで、この水害に関連して、途上国だからしょうがない、とか、発展途上国のインフラの問題とか、というコメントが続出していますが、この水害はフィリピンだからとか、途上国だからというのは、ちょっと違うと思うんだよね。

何しろ降雨量が凄まじい。

日本でいうゲリラ豪雨なみの降雨量が断続的に続くわけで、今回も数年前の和歌山の災害時の豪雨よりもひどい雨量が3日も続いた。

そんな雨にやられたら、途上国も先進国もへったくりもない。どんなに整備したところで追いつかないレベルの雨量なので、仮に東京であっても、似たような水害になっただろうと思う。

でも、フィリピンの人達がすごいのは、毎年のように起こるこの水害にはもう慣れているというか、これくらいのことでは簡単にめげない。

元気な男どもが協力し合ってレスキューしあい、笑いながら過ごしていること。こういった部分はレスペクト。。


我々外国人のほうが、ちょっとしたことで、結構パニックになる。実際、停電も続き、金融機関もストップし、相当困ったのは間違いないが。


個人的には、「途上国のインフラ不備」というわけではないと思いますよ。




メトロマニラ大水害

年に一度くらい、このような状況になりますが、一昨日からの断続的な豪雨で、メトロマニラ一体が水没状態。




政府機関は休み、学校は休み、銀行も休み(←これが痛い・・・)で、都市機能が麻痺してしまっています。

停電もひどい。。

下水の水はけ設備がどうのこうのと毎年議論されていますが、ゲリラ豪雨が降り続くレベルなので、いくら設備を改善してもどうしようもないレベル。

台風の季節はこれが怖いね。

マニラ市内は海抜が低いエリアがたくさんあるので、豪雨のときは本当に大変です。


フィリピンでベストなビジネスはこれだ!

ものすごいソリューションプロバイダーに遭遇した。

簡単に言えば送金ソリューション&電子マネーソリューション。デビットカードの仕組みであるが、カードホルダーに対し、もしくはカードホルダー同士で送金などが可能だ。

手数料は金額に関わらずたったの2ドルで均一。

デビットカードはMasterなので、当然どこでも使えるし、ATMに行けばキャッシュも下ろせる。




社員、関係者間に本カードを渡しておけば、世界中のどこにいてもサッと送金できる。正確にはカードに入金が出来る。

しかもタイムラグなし。リアルタイム。
上限もなし。

要は銀行要らずになる。

これってすごくないですかね?

個人や法人宛に送金するのに結構苦労している私としては、メチャ便利なソリューション。


フィリピン人のOFWにとってはベストソリューションだ。Western Unionの前に並んで送金したり、受け取ったりする必要がなくなる。

また、クレジットカードではないので、銀行の個人与信なども関係なく誰でもカードを持つことが出来る。田舎に住んでいて口座も持っていない、持てない人達でも本カードは支給できる。

OFWからの海外送金が9兆円を超えているフィリピン。こういった送金ソリューションは、ベストビジネスモデルの一つといっていい。

ナスダックの上場企業からの提携オファー。

とりあえず、専属契約GETします



目指せアジアのシリコンバレー!

ヤバイくらいに久々の更新ですが・・・

以前、ココで挙げている、
ここにくればなんとかなる!

拠点の設置準備を始めていければと思っている。




マカティ市内でも素晴らしく環境の整ったビル内での、レンタルオフィス。この中に私のグループもズドンと居を構えていく。

そして、自分独自の事業に加えて、

情報の発信基地

起業支援、創業支援

ベンチャー・キャピタル

総務、経理等のバックオフィスアウトソーシング

ビジネスコンサルティング



そういったビジネス開発に必要な機能一式、そして、既存のレンタルオフィスサービスの会社さんとの連携、Primerとの連携により、言葉通り、「ここにくればなんとかなるぞ!」という場所づくりを目指していければと思っている。

そして、さらに上を目指せるように、重視していくのが、

ベンチャー・キャピタル

の仕組みだ。


スタートアップ企業の最も大きな壁は、何と言っても、資金調達。親会社もいない、銀行も金を貸してくれない、この苦労はハンパないので、そこをカバーできる仕組みを設ければ、さらにベンチャー企業が集まってくる。

そして、フィリピンや香港などでのIPOを目指していくような、次のステップを見据えた企業をインキュベートとして、育てていくことが出来れば、プチシリコンバレー現象になるかも?的な構想だ。


目指せ、アジアのシリコンバレー

という感じでしょうか。。

この取組自体が、究極のイノベーションだと確信しています。