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THE ROCK!

「横の連携と、縦の尊敬」それがROCK!

4ヶ月のOFFを終え、とうとうこの日がやってきた。

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GT開幕戦、鈴鹿サーキット。
今年はどう撮るか、どう魅せるか。
さぁ、出撃する時がきた。

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本日は公式練習、プラクティス。
ロービジはいるかと、僅かな期待をしたけれど、
やっぱり明日の本番が迫っているだけに、どのチームにもカラーリングがされていた。
でも、今シーズンはロービジ感のある車も存在した。

チームスタッフに囲まれて、
ピットに飛び込んでくる車、ピットから飛び出していく車。
それはまるで、空母に着艦し離艦する戦闘機の姿に見えた。

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明日はおそらく思うように写真は撮れないかも知れない。。。
そんな不安に襲われる瞬間がある。

出たとこ勝負の信頼関係であとは、やるしかない。

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2007年3月16日。松坂にて。

順光のブルース、逆光のクラシック!

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「ダイヤモンド・テイクオフ」

航空自衛隊第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」。
人に魅せると言う事を使命に、T-4練習機6機で結成されたアクロバットチーム。

彼らの仕事は、正真正銘の「神業」だ。

そんな彼らでも日頃から訓練を積み、航空祭や展示飛行の前日にはプラクティスを実施する。
いくら「できる」とわかっていても、人に魅せると言う事はそれなりの覚悟がいる。
訓練、練習。その積み重ねが、人を引き付ける一番大切な事かも知れない。

そして、本番は素晴らしい業を魅せつけてくれる。

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「ダイヤモンド・テイクオフ・オブ・ダーティターン」

96年長野五輪、02年ワールドカップ。
彼らは世界の舞台でも、展示飛行を実施し、その名を歴史に残している。

自分が初めてこの「ブルー」を撮影したのが、
ワールドカップ「日本VSベルギー戦」での、埼玉スタジアムでの展示飛行。
国歌斉唱終了後の熱気に包まれた中を、ジャトタイミングで進入したあの姿は忘れられない。

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「チェンジオーバーターン」

「ぶっつけ本番」と言う言葉が存在するが、
自分は人に魅せると言う仕事をする人の、辞書には存在しないでもらいたい言葉だ。

何度も練習して、どこが悪いか見つけ、どう直せば良いか考えて、
やっと完成させて、初めて人を魅了する事ができると思う。

そうあって欲しい。

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5番機・6番機による、展示飛行での最後の科目「コーク・スクリュー」

過去に悲劇な事故を起こした歴史もある。
飛行を自粛しなければならなくなった、苦い日々もある。

だからこそ、本当の意味での「プロ集団」がここに存在するのだ。


画像は全て、2004年12月5日。
宮崎県航空自衛隊新田原基地、航空祭にて。水平系演技を中心に。


TOP GUN

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航空自衛隊第7航空団 第305飛行隊 F-15DJ EAGLE

3月14日、本日は車検上がりの愛車を受け取りに水戸へ。
その途中、霞ヶ浦の近くにある航空自衛隊百里基地へ立ち寄った。

空母「KITTY HAWK」が横須賀に帰港してからと言うもの、
ずっと厚木基地通いが続いたので、約3ヶ月振りくらいの展開になった。
百里基地は、航空自衛隊を代表する戦闘機F-15(EAGLE)が2部隊所属する。

イーグルは、ホーネットに比べるとスマートさが魅力で、音もちょっと静かな機体だ。
街中にある厚木基地と違って、百里基地はのどかな場所に存在する。
もちろん、訓練形態も米軍と自衛隊ではまるで違う。
だから、また違った写真が撮れる。

今日もまた、「TOP GUN」の1シーンを思わせるような、こんなサプライズな画が撮れた。

Keep On Fighting、そして約束の地

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VMFA(AW)-533 HAWKS F/A-18D HONET  Miyazaki Nyu-tabaru Airbase 2004.12.5

力強く空に突き抜ける、その姿に魅せられて。
戦闘機を撮ってみたいと思った、2002年の夏。

それまでも、航空祭で撮った事はあったけれど、
本気で撮ってみようと思ったのは、その時だった。

それまでは、優雅に空へ羽ばたいていく旅客機に魅せられて撮ってきた。

それから2年。やっと、納得がいく絵が撮れるようになった。

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航空自衛隊第8航空団第6飛行隊 F-2B  Miyazaki Nyu-tabaru Airbase 2004.12.5

アフターバーナーを吹かして、垂直上昇するハイーレートクライムは、その力強さの象徴だ。


2004年8月21日、鹿児島県桜島。
この日、長渕剛が「ALL NIGHT CONCERT」と称して75,000人を集めた。
昔からファンだった、自分もその75,000人の1人だった。

最初はファンと言う、使命感から行ってしまった気分だったけれど、
名曲「Captain of the Ship」とともに、東の空から太陽が顔を出し、桜島がくっきりと見えた時、
来て本当に良かったと思った。
そして考えた事があった。。。

「目標に向かって、写真を撮ろう」と。

その目標の一つが、戦闘機を納得いくまで。
そしてもう一つが、あるモデルさんでポートレートを極め「サーキット」を撮る事。

今年もまた、その目標に向かう時が来た。

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2004年8月22日、「ALL NIGHT CONCERT」を終えた桜島の朝。ツアートラック前にて。
封印していた、あの日の画像を初めていじった。
今だったらもっと考えて、もっと良い絵を撮ると思う。
でも、この日があったからこそ、今の絵があるんだと思う。

真実

Model:Hakobe Chikuma
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銀塩を使っていた時代、ポジで撮ると何もかもが写った。
写らなくてもいいとこまでもが、写った。

そして、そのままの「事実」を伝える写真を作った。

今、デジにしてやっぱり思う。
撮ったものを、いかに魅せるか。いかに伝えるか。

それが、「真実」だと思う。

だから、これからも撮った画像は人に魅せるために、1枚1枚を大切に作り上げようと思う。


(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)


雨のち晴。飛行機飛ばず。

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VMFA-212 LANCERS F/A-18C HONET

3月11日、日曜日でポートレートが無かったので久々に横田基地へ。
東京都にある米軍基地で、厚木が海軍ならば横田は空軍の基地。

しかし、朝から土砂降りの雨。
昨日、飛来してきた岩国基地の海兵隊のホーネットが4機いるので、とりあえず展開した。
また、空軍の三沢基地所属のF-16ファイティングファルコンもいるので少々の期待も。

着いて間もなくホーネットが雨の中、韓国のクンサン基地へ向けて離陸した。
雨だから、ベイパーも期待したが、まるで無し。。。
そう、うまくはいかない。。。

その後、みるみるうちに天候は回復。雲が無くなってしまった。
しかし、飛行機は一切飛ばず。。。
そのまま、暇だけを残して日没に。

結局、今日の成果はこの海兵隊のホーネットのみ。
でも、最近は厚木で海軍のホーネットばかり撮っていたので、
久々に撮った海兵隊のホーネットは、十分な成果だった。
それに、横田基地で1日4機も撮れれば成果としては、良いと言う。

フォーメーション!

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VAQ-136 EA-6B PROWLER  R/W01からの2ndアタックへのフォーメーション・テイクオフ

3月9日。来週末にGT開幕戦を控え、厚木基地もGT前では最後の展開。
いやらしい、曇り空の中での撮影になってしまった。

本日は先週とは逆に、ライノ組がお出かけ中のため、ホーネット組とプラウラーがフライトした。
特に、今日はVAQ-136のプラウラーが3回フライトを実施し、
また、岩国基地から海兵隊(MARINES)VMAQ-4のプラウラーも2機飛来するなど、
EA-6B プラウラーの熱い1日だった。
VAQ-136の訓練フライトは3回とも、フォーメーションで離陸した。

フォーメーション・テイクオフは1機で上がるのと違い、「ひねり」などのサプライズは無いが、
撮る角度によって、全く見え方が違ってくるので面白い。

しかし本日は、昨日「ロービジ」をテーマにブログに書いてしまったためか、
「色付き」のフライトは全くなし!全てロービジの1日だった。。。

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VAQ-136 EA-6B PROWLER  R/W19からの3rdアタックへのフォーメーション・テイクオフ

午後からは、この時期は当たり前のように南風になりランウェイ・チェンジに。
しかし、3回目の上がりは地面に這うようにバカ低い上がりをしてくれた。

ロービジ

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2006年3月29日、富士スピードウェイ。

「SUPER GT」は公式戦の前に、公式戦が行われるサーキットでプラクティスが実施される。
それが、「公式テスト」と呼ばれているものだ。

ここで登場するのが、黒カーボン丸出しのGTカーだ。
戦闘機を撮っている自分にとっては、このロービジ感がたまらなく好きだ。
本来、開幕戦が行われる前のテストであれば、いくらでも撮れる。
しかし、テストの為に岡山だの鈴鹿だの、展開するにはリスクが大きすぎる。

公式戦の合間に実施されるプラクティスでも、チームによってはこの車を走らせる。
そこが狙い目だ。

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シーズンが始まると、部分的に黒カーボン丸出しのチームもある。
これもまた面白い。

戦闘機は色付きが好きなくせに、GTは色無しが好きな自分。

今年もまた、プラクティスに期待を持つ。

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沸々と。

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2006年3月19日、鈴鹿サーキット。

決勝日は、予選日とは対照的な晴天になった。
しかし寒風が大暴れをし、時にはそれに混じって小雪がチラつくほどの厳しい天候。

確かこの頃からだ。

「鈴鹿は心地よい天候で写真を撮らせてくれない」と思ったのは。

そして今年も、いよいよシーズンが始まる。
始動に向け、今、沸々とエンジンに火が入る。。。

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始動へ!

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SUPER GT 2006 Round.1 SUZUKA

2006年3月18日、鈴鹿サーキット。
昨年の「SUPER GT」はここから始まった。

予選日のこの日は雨。今年とは違って3月はまだ、かなり寒かった。
でもその寒さに負けず、「雨なら雨の日の絵」を合言葉にサーキット内を歩き回る。

シリーズ第1戦とあって、見慣れない車が多々走る。
特に、昨年はスープラがレクサスSCに機種改変した事もあって、かなり新鮮に見えた。

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GT300クラスでも、「紫電」が参戦してきたり、
スポンサーががらりと変わったチームなど、サプライズがあった。

しかし、初日から雨の絵が撮れるって言うのは、運が良いと思った。