Show Center
あるモデルさんで、サーキットを撮る。
モデルさんと言っても、平たく言えばレースクイーンだが。
このテーマで、3年目を迎えた。
昨シーズンより良いものを。
そう考えると、今シーズンにかかって来る不安は大きかった。
モデルさんをショーセンターに。
「この人がサポートするチームは、何号車の何て言う車?」から始め。
「そのチームは、どんなチーム?」
「そのチームのドライバーは?」
「そのチームが走っている、GT300って他にどんな車が走るか?」
「じゃあ、GT500は?」
「GTってどんなレース?」
こんな感じで視野をどんどん広げていく。
そうすると、サーキットの画が出来上がって来る。
ドラーバーさんの、レース前の姿を撮るようになったのは、
最初はそんな理由から、サーキットの画を作る一環で撮っていた。
でも、レースに向けヘルメットを被りながら、遠くを見る侍のような目つきに、
いつしか魅せられて、グリッドに入れば必ず撮りたい画になっていた。
レースクイーンやスタッフがいなくなり、ドライバーとメカニックだけになる。
オフィシャルに追い出されながらも、最後まで諦めずいるとドライバーさんの良い画が撮れる。
そして国歌斉唱になり、レースはスタートする。
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