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始動する朝

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4月8日、岡山国際サーキット。決勝日の朝を向かえた。
昔懐かしの、AE86のサポートレースの決勝で熱い1日の幕を開けた。

山を覆っていた霧がはれ、青空に変わり陽が差してくる。

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そして、GTのフリー走行になる。
その頃になると、コース全体に陽が差し始める。
まだ朝なので、比較的撮影ポイントも人は少ないので苦労はしなかった。

今回も、NSX勢がその強さを見せつける予選結果だった。

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第1戦の覇者「ZENT CERUMO SC430」は予選8番手に。
今回も撮る枚数が多かった、この車だが。。。
どうも、富士のプラクティス後に塗装がマイナーチェンジされたようだ。

自分もその場では気づかないくらいで。。。
画像をチェックしていて気づいた。

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NSX勢の中に食い込んできたのが、予選3番手の「宝山 TOM'S SC430」、昨年の覇者だった。

こうして、朝の30分間でGT500と300がともにフリー走行をする。

いつも、決勝日の撮影はここから始動する。
さぁ始まる。熱い1日が!

OKAYAMA The scene for “White”

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1st アタック

4月7日、「SUPER GT Round 2」で岡山国際サーキットへ。
岡山への展開は、昨年10月の「JAPAN LE MANS CHALLENG Round 3」以来の2回目。
本日は、予選日でアタックは午前と午後の2回が行われた。

JLMCの時は、岡山国際サーキットは車の撮影には向いている
サーキットだと言うイメージだった。
周回道路からコースが近く見えるし、移動も他のサーキットから比べても利便性が良い。

しかし、GTとなると人が多くこじんまりとしたサーキットは撮影し辛い事がわかった。

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PIT WALK

その代わり、ピットウォークは1戦目の鈴鹿に比べると人が少なく撮りやすい環境だった。
ただ、歩いている人の会話を聞くと年々人が増えているとか。。。

1stアタックの時は、忌々しいドン曇な天気で雨もぱらついたが、
ピットウォークの時間くらいから、花曇な空に回復してきた。

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2nd アタック

ピットウォークでお腹一杯になりながらも、2ndアタックを撮りにコーナーへ。
しかし、どこも人混みで思うようにいかない。。。

それでもめげずに、SUPER LAPを撮る。
明日はもっと撮りづらい環境になると思うが、目標を持って挑戦する。

いつも通り、出たとこ勝負でいこうと。


(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)

VFA-94“Mighty Shrikes”

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2007.4.6 NAF ATSUGI F/A-18C(HONET) VFA-94“Mighty Shrikes”

4月6日、本日も休みで依存症が発症して厚木基地へ展開。
今日は、サプライズをはなっから期待していた。
昨日、「MAG-12岩国UDP」で広島県の米海兵隊岩国基地に展開している、
米海軍のF/A-18C(ホーネット)飛行隊VFA-94"マイティ・シュライクス"が4機飛来。
本日、帰還する事を祈って展開した。

しかし、平日なのにフライトがまるでスカ!
どうなる事かと心配したが、VFA-94の4機は午後無事に岩国へ向けて帰還した。

普段、「MAG-12岩国UDP」で岩国基地へ展開しているのは米海兵隊が基本になっているが、
米軍再編の事情からか、最近は空母に搭載されない米海軍部隊も、たびたび展開している。
ちなみにこの部隊は1月15日に岩国へ到着、6ヵ月間MAG-12へ配備される予定。
今回が日本初展開となる。

米海軍のCVW-5以外のホーネットを撮影したのは、初めてだが、
CVW-5以外のCAG機(色付き)は、意外に地味な事がわかる。
いかに、厚木にいるCVW-5の色付きが派手か、しみじみと実感した。

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ちなみに、ロービジはこんな感じ。
4機離陸したうち、1機目はバカ高かったがあとの3機は、良い感じで低く上がってくれた。

しかし、本日CVW-5はVAQ-136のプラウラーが訓練フライトで4機が上がった以外、
VFA-192のお出掛け組のホーネットが3機、帰還したのみで非常に寂しい限りだった。


TAKE OFF!

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2007.3.27 FUJI SPEEDWAY From GT Practice #31

カメラを使って、プレイをする。
それが、1つ1つの作品になり産声を上げる。

ふと、最近思った事だ。

どんなカメラでもその画が入るということは、そのカメラをプレイする人の命が含まれる。
その命の燃焼度に、こだわるか、こだわらないかだ。
それによって、写真の画は変わる。

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2007.3.31 NAF ATSUGI P-3C

よく、仲間うちで話す事が、撮る時どれだけ冷静になれるかが大事だと言う。
確かに、そうだと思う。
被写体を目の前にした時、どれだけ冷静に向かい合えるかで、勝負は決まる。

今までは、そう思ってきた。。。

さて。ちょっと、ここで考え方を変えてみようかと思う。

燃焼度。。。燃やすというのは、自分に点火して、爆発して、キレなきゃ駄目だ。
ブチン!!と。
その爆発が撮る時に反映されんなら、冷静になるのは、その後で画を魅せる時でいいと。

今まで冷静になってない自分だから、良い画が撮れなかったと思っていた。

でも。。。

冷静になってたら、な~んか冷めてるみたい。。。ってなってしまう。
そんなの、つまんないじゃぁ~ん!

だから、シャウトして、撮って撮って撮り殺せばいい。

でも、落ち着きがないのとは、違う。。。
落ち着きをなくすと、人様に迷惑を掛けてしまう。
人に迷惑かけるのはご法度だ。。。そこは、落ち着いた行動が必要になる。
どう使いこなし、使い分けるかもある種の燃焼度だ。

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2007.3.31 NAF ATSUGI (移動中のバスの中より、RUNWAYを撮る)

撮影する自分が、着火して爆発して、「目的の獲物が見つかった!」と言うような時は、
目も違ってしまうし、画も変わってくる。
その時の画は、もともと自分がイメージしていた画じゃなくても、
人の心に伝わる写真になっているもんだと思う。

いいじゃん、それでも。。。
カテゴリーとかフォーマットとか、「これはこうでなければならない」と言う、
自分の中のつまらない概念をプチンと切ってしまう勇気が大事かも。

さあ、TAKE OFFする時がきた。
たまには、違った観点から写真を撮ってみようかと。
ちょっと考えてみた。

真昼間っから。。。

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2007.3.31 NAF ATSUGI

本日は夜勤明けで、職場全体での花見で都内有名公園で酒盛りだった。
平日の真昼間っから、スーツ着て酒盛りする会社は他にはいなかった。
そんなんで、昼間っから注目の的に。。。

今日はまさに、こんな看板を立てた方が良かったんではないかの勢いだった。

もちろん激しい雷雨や雪が降る前に、退散していた。

厚木基地のエプロンエリアのエントランスにあった看板。
やっぱり、こう言う所なんだと実感した。

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2007.3.31 NAF ATSUGI VFA-102

VFA-102の物販の引き上げ時、こんな車が現れた。
真っ赤に塗ったボディーに、「VFA-102」「FLY NAVY」の文字。
専用車なのか、こんなシボレーのゴツイ車って言うのがまた面白かった。

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2007.3.31 F/A-18E(RHINO) VFA-27“Royal Maces” NF-203

VFA-27のライノの前でも、土下座撮りをした。
手前に止まっている、ミニクーパーと比べるとその大きさがわかる。

昨年は、NF-200の色付CAG機を展示してくれたのだが、今年は演習でお留守だったので残念。
しかし、翌日の日曜日に帰還してきたのは、まるでギャグ。


しかし、サーキットと同様で基地の中を歩くと、そこいらに被写体が転がっている。
それを、1つ1つ拾うように撮影する瞬間が、たまらなく面白いと感じる。
だから、病気だと言われても仕方ない。。。



From NF400 “Chippy Ho!”

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普段お目にかかれない物を、画にする。
普段、厚木基地に来て飛ぶとシャッターを切りまくる“Chippy Ho!”がいる。

「さぁ、どう撮ろうか。。。」

「さくら祭り」だからこそ撮れる画を、頭の中で探す。
そうしてできた画が、また面白いのかも知れない。

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普段、空母の上で戦闘機の下に潜り込む隊員さん達には、
こんな風にその姿は見えているのかも知れない。

しかし、いざ目の前にするとどう撮っていいのか、わからなくなる。
そんな頭が真っ白になってしまう自分は、まだまだ訓練が足りないのだと反省する。

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2007.1.30 NAF ATSUGI F/A-18C(HONET) VFA-195“Dambusters” NF400

花曇り

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2007.4.1 NAF ATSUGI  VFA-192 F/A18-C HONET

4月1日、日曜日にも拘らず厚木基地へ懲りずに展開。
もう、近所の厚木基地になってきている。
ま、昼過ぎから行ったのだが。。。

昼頃に、ライノ組4機がお出掛けから帰還したようで。
もちろん、その頃に家を出たので撮る事もなく。。。

夕方にお出掛けで上がった、VFA-192のホーネット3機のみの撮影となった。
久々に、北風側の離陸を撮った。
ひねりこそ甘かったが、増槽の燃料タンクがなくお腹がさっぱりした状態だった。

実は、この3機編隊に昨日お披露目になったNF300番が入って、4機編隊のはずだった。
が、トラブルでキャンセルに。。。
1日で課題がクリアできると思ったが、甘かった~。

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2007.3.31 ポートレートより

自分も空に向かってVサインで、今日バッチリ決めたかったのだが。。。
やっぱり戦闘機は、思い通りにはいかない。

戦闘機にしかり、人間にしかり、自分は背中が好きらしい。

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2007.3.31 NAF ATSUGI

昨日の画がまだ整理できていないまま、今日も行ってしまった。
いつもこんな調子で、画像がたまっていくんだとまた反省する。。。


SAKURA

Model:Hakobe Chikuma
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3月31日、花曇とは言えずドン曇な天気。
都内公園へポートレートに。桜はぼちぼち満開を向える。。。
しかし、今日は寒い。カジュアルで来たモデルさんは、寒がっていた。

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本日のメインは、実はポートレートではなかった。
モデルさんに後ろ髪を引かれる思いだったが、1部で引き上げる。
本当に後ろ髪を引かれるのではないかぐらい、
モデルさんにブチブチ言われながら、都内公園をあとにした。

でも、こればっかは譲れない。。。

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そして、向かった先は米海軍厚木基地。
今日は、日米友好祭「さくら祭り」と言う事で基地内が開放された。
そして、エプロンエリア(駐機場)にはCVW-5の艦載機が並んだ。

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F/A-18C(HONET) 第192戦闘攻撃飛行隊 VFA-192“World Famous Golden Dragons”

この日、展示とともに発表されたVFA-192の司令官指定機(CAG機)の新塗装。
エアブレーキの部分が、星条旗に塗装されている姿はいかにもアメリカらしい。
17時のエプロンエリア閉鎖時間間際に、土下座姿勢で撮った1カット。
ポートレートをやっていなかったら、この技は頭に浮かばなかった。。。

しかし、また新塗装機がデビューした事により、厚木基地へ通う課題が増えた。

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そして、この日また違ったモデルさんを撮る。
こちらのモデルさんを撮るのは、かなり緊張する。
なんせ、いつも撮っている戦闘機のパイロットで、本物のファイターだから。
まるで夢のような存在の人。

学生時代、勉強しないで英語の成績にアヒルを泳がせていた自分に、今、後悔している。
本当に英語がしゃべれたらと、こんな時思いが巡る。

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厚木基地は、その部隊を支える1つの街でもある。
そんな中にも、撮れる画がある。
こんな基地の街中で、一度モデルさんを撮ってみたいと思った。

ドン曇な空だったけれど、雨に降られる事なく撮影できた。
しかし、基地を出た瞬間降ってきたのには驚きだった。。。


(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)


U.S.AIR FORCE

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U.S.AIR FORCE E-8C  JOINT STAR

3月29日、本日は厚木でなく横田基地へ展開。

昨日飛来した偵察機、E-8C(ジョイントスター)が韓国オーサン基地へ向け離陸した。
今日の横田基地は、この1機で航空ファンは一気にヒートアップした。
見るからに怪しいアンテナをお腹に抱えた、この飛行機は久々の来日らしい。

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EVERGREEN B-747F

その後、民間貨物機「EVERGREEN」のジャンボジェットが離陸。
映画「ダイハード2」の最後に、ブルース・ウィルスが翼の上で格闘したシーンで使われたのが、
このカラーのジャンボジェット機だった。

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U.S.AIR FORCE C-5B  GALAXY

厚木基地とは違い、フライトがまばらな横田基地。
また、今日もその雰囲気を目の当たりした。

午後になり、フライトがまるで無い。。。
暇との戦いだ。

しかし夕方17時過ぎ、久々に米空軍輸送機C-5(ギャラクシー)を撮る事ができた。
一昔前は、頻繁に飛来していたギャラクシーも、今はなかなかお目にかかれない存在に。
デラゥエア州ドーバー空軍基地所属の、このギャラクシーの飛来自体もかなり珍しいとか。
いつ見ても、この飛行機も怪しく不気味だ。。。

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LYNDEN AIR CARGO C-130 HERCULES

そして、日没前になると「LYNDEN AIR CARGO」のC-130ハーキュリーズを皮切りに、
米空軍輸送機のハーキュリーズもフライトが始まった。
このハーキュリーズは自衛隊でも飛行する、軍用機としてはメジャーな機体。

そして日没に。
本日、これにて打ち止め。

一昨日とはまるで正反対のシャッター数の少なさだったが、充実した1日だったと思う。
米海軍機を撮る事が多い日常だが、たまには米空軍機を撮るのも良い。
そんなAIRFORCEな1日だった。

祭り

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右膝の痛みもやっと治まってきた。
10日だった。痛みが取れるまで。。。

鈴鹿の画像、仕上げはまだ終わってない。
でも、富士の画像をいじってしまう。

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昨日のプラクティスでは、鈴鹿開幕戦で走らなかった車も走った。
他のチームが、ガンガン走らせているのに対し、まだゆっくりとしたペースの走行だった。
次戦では、走行してほしいと思いながらシャッターを切った。

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富士スピードウェイのホームストレート。
ここから撮るカットは、初めて来た時から変わらない。
まるで、戦闘機がハイレートクライムをする瞬間を追いかけるように、車もすっ飛んで来る。

その場所で、またこの車を撮ってみた。
ドン曇の空では、ベアメタリックはやはり綺麗には映えない。
やっぱり晴れた空で、ガンガン撮りたいと思った瞬間だった。

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富士はスタンドが高いだけに、ピットロード上の車もクリアに撮れる。
今まさに、出撃していく車をプラクティスだとたくさん撮れる。
それもまた、面白い。

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そして、長いホームストレートならではの光景。
まくる瞬間、フォーメーションぽい写真が撮れる。

この富士スピードウェイで、GT第3戦が開催されるのはゴールデンウィークのこと。
観戦する人達と車で、戦場のようにごったがえす。

それは、祭りだ。

昨日は、そんな嵐の前の静けさが漂っていた、富士スピードウェイだった。
そして9月のF1グランプリに向け、着々と準備も進んでいた。