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釜石~大船渡、南リアス線の走る街。

 

 

1日目往路の撮影を終えた後は、今回も釜石駅を俯瞰しながら三陸鉄道南リアス線を撮りました。

前週より夕方になると青空が広がったので、魅力ある連続トラス橋を行く姿でシャッターを押しました。

今回は平日の月曜日だったので、狙った2列車とも1両での運転でした。

 

 

 

2日目はゆっくりとホテルを出て、ちょっと海沿いを南下してみました。

途中、唐丹駅で南リアス線の下り列車を撮りました。

三陸の海沿いの街は高い防波堤に囲まれており、かつての風景が一変しているのだと感じました。

 

 

 

 

そして、南下した先は大船渡の街でした。

南リアス線の起点でもある盛駅の風景を撮っていると、元JR大船渡線のBRTが走って来ました。

この場所もまた鉄道事業は廃止となり、かつての線路をバスが走っています。

 

南三陸からこの大船渡までの鉄道路線は、BRTとして新たな交通機関となっていました。

盛駅から北は三陸鉄道として鉄道が現存しています。

この駅には貨物専用の岩手開発鉄道が走っているのですが、この日は休日だったので静かでした。

 

 

 

初めて訪れる大船渡の街を車で走り、色々と見て来ました。

そして最後は、盛駅へ向かう南リアス線を撮影し、大船渡の街をあとにしました。

震災から12年、三陸海岸沿いに走り今の現状をこの目に焼き付けて来ました。

 

2023.3.20-21 : 岩手県釜石市~大船渡市 三陸鉄道南リアス線

 

 

 

銀河鉄道、伝説へのカウントダウン。

 

三陸道から釜石経由で花巻入りし、現地に到着したのは通過5分前でした。

銀河ドリームライン釜石線に、とうとう自車自走で訪れました。

前週に続き、今回もC58239牽引のSL"銀河"の試運転が実施され釜石線を走りました。

 

 

 

 

大爆煙を爆発させ、峠に挑んで行く姿を今回は撮る事が出来ました。

この爆煙が何と言っても何度も来たくなる魅力で、それを象徴したくて場所をシフトしました。

今年は予想外の暖かさで、残雪もなく春特有のメラメラに悩まさたのが難点でした。

 

 

 

 

往路後半も爆煙を求めて定番にシフトしたのですが、まさかの風で煙が流されてしまいました。

仙人峠へと挑む姿を撮りたくて、性懲りもなく同じ場所でここだけはシャッターを押してます。

その後は峠へ向かう姿を初めてのシフトで撮りましたが、ここでも煙は流されました。

 

 

 

 

 

 

峠を越えると、釜石市街地へとラストスパートして行きます。

今回は峠を越えた後の休憩駅でシャッターを押し、釜石市街地で往路ラストカットとなりました。

こうして自車自走で向かった釜石線、試運転往路の撮影を終えました。

 

行くにはちょっとガッツのいる、釜石線のSLですが。

非電化区間で障害物の少ない場所で、これだけの煙が出るのは行く価値のある場所です。

ラストシーズンをむかえ、いよいよ夏前にその姿が伝説になってしまうのは残念ですね。

 

2023.3.20 : 銀河ドリームライン釜石線沿線

 

 

 

南三陸の朝

 

 

 

 

未明に出発し走る事440Km、朝の南三陸に到着しました。

再び訪れるために今回は自車自走で向かい、その途中で行きたかった場所で寄り道でした。

12年前ここで起きた事、報道等で記憶に鮮明に残っています。

 

この建物が遺構として現存しているので、一度ここに行き手を合わせたいと思っていました。

今回、思いつきで自車で向かうと企んだ時、ここに立ち寄る事を決めました。

青空の下で、すっかり風景が変わったであろう南三陸の街から海を眺めました。

 

 

 

 

 

 

高台の丘から後ろを振り返ると、駅らしき盛土が目に入りました。

そこもまた、当時の映像で波が越えて来るシーンの場所でした。

元JR気仙沼線の志津川駅の跡地で、ここもまた遺構として当時の姿がありました。

 

この駅は22年前の宮城国体で走った、御召列車が折り返した駅でもありました。

当時はもう少し内陸で撮っていましたが、まさかこのようになるとは思いもしませんでした。

鉄道事業は廃止となりBRTへと移管されましたが、こうして鉄道が走っていた証が残っていました。

 

30分ほどの滞在でしたが、さらに北へと向け走り出しました。

 

2023.3.20 : 宮城県南三陸町

 

 

 

銀河鉄道、終焉の汽笛。

 

 

6月で終焉となるC58239牽引のSL"銀河"試運転。

翌日の復路、まずは山から俯瞰で峠に向け上って行く姿を撮りました。

長い汽笛がこだました後、煙を上げてやって来ました。

 

 

 

 

そして仙人峠へと向けて山間部に突入して行きます。

3枚目の場所で撮り、背中を向くと4枚目の赤い鉄橋が山の上に見えるΩ区間です。

28年前、DE10がサポートするD51を撮った時に初めて訪れた場所は、今も不思議な空間でした。

 

 

 

仙人峠を越え、釜石から遠野に入って来ました。

下り坂なので煙は期待出来ないとシフトした場所でしたが。

緩煙を上げて来てくれたので、バランスよく仕上げる事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

長時間停車で休憩となった遠野駅。

クルーによる丁寧な点検が行われておりました。

感謝の意を込めた、試運転HMがその寂しさを物語っていました。

 

 

 

 

 

復路後半は3箇所でシャッターを押しました。

まずは煙が期待出来る場所では無かったからなのでしょうか、

沢山の人が撮っていた各所でしたが、私一人だった立ち上がりの面縦からです。

 

緩煙がまたバランス良く、迫力あるカットに仕上がりました。

そして、銀河鉄道の舞台でもある眼鏡橋で。

急減速したかと思うと、長く汽笛を鳴らしたまま鉄橋を渡って行きました。

 

最後は下り列車と交換のため停車した駅からの出発を。

しかし昨年11月のようには上手くいかず、風で煙は進行方向右へと流されてしまいました。

こうして2日間にわたる、SL"銀河"終焉の試運転撮影を終えました。

 

2023.3.12 : 銀河ドリームライン釜石線沿線

 

 

 

3.11 追悼の汽笛が響き渡った日

 

 

今年も3.11がやって来ました。

あの震災から12年をむかえた日、私は進路を北に向けていました。

今年は釜石線沿線でシャッターを押しました。

 

C58239牽引のSL"銀河"の試運転が走ると言うので、昨年11月以来の展開となりました。

今年6月に終焉が発表された、震災復興を目的に走り始めたこの列車ですが。

最後に鎮魂の汽笛が聞きたかったのが、今回突き動かされた目的でした。

 

さらに雪でも残っていればと思ったのですが、まさかの気温上昇で雪は殆ど姿を消し、

この時期では無いと思っていたメラメラにやられ、風で煙が流れてしまうオチになりました。

まずは遠野駅までの前半戦でしたが、すっかりその悪条件にやられてしまいました。

 

 

 

 

午後の後半戦、その一発目はやはりこの場所でした。

ちょっと心配しましたが、メラメラにやられたものの、黒煙を爆発させその爆煙が拝めました。

何とか撮りたい画が撮れた事に、一安心した試運転の往路でした。

 

 

 

その後は前回11月と同様に、Ω区間の橋を渡る姿を逆光で。

姿が見えた瞬間、橋を渡っている間、長い汽笛を鳴り響かせたC58でした。

刻一刻と迫る運命の時間に向け、鎮魂の汽笛に聞こえたのは自分だけでしょうか。

 

そして、この橋の下界にある陸中大橋駅を過ぎたところで、14時46分をむかえました。

減速しほぼ停車したかと思うと、1分間の追悼の汽笛が山々にこだましました。

ここは携帯動画で撮影したので、画像はありません。

 

 

 

 

12年前のこの時間、津波が襲った釜石駅に到着したSL"銀河"は。

機関車が外され転車台で向きを変えると庫に入り、PDC客車のキハ141系が入換をしていました。

このキハ141系客車の老朽化が、終焉の理由の一つとされていますね。

 

 

 

 

3月11日、SL"銀河"とともに撮ったのが三陸鉄道南リアス線の列車でした。

初めて釜石駅に訪れた1997年10月、連続するトラス橋の姿に魅せられ、いつかこの画で撮りたかったんです。

そんな撮りたかった画を、追悼の日に撮る事が出来ました。

 

まずは追悼の意を込めて、シャッターを押した往路の画でした。

 

2023.3.11 : 銀河ドリームライン釜石線沿線・三陸鉄道釜石駅

 

 

 

CANFORCE、百里の空に。

 

 

 

午前中は駐車場でのんびり昼寝、そしてやっと飛び始めたのは午後の事でした。

火曜日の百里基地はそんな始まりでしたが。

R/W21Lから離陸した3SQのF-2は、まさかの逆捻りで順光の画が撮れました。

 

 

 

この日、百里基地のフライトラインに姿があったこの飛行機。

Royal Canadian AirForce CC-150 Polaris、あのCANFORCEの姿でした。

カナダからのお客様を乗せ土曜日に飛来し、そのまま駐機していました。

 

 

 

 

 

そんなカナダのCC-150に動きがあったのは、ナイトアタックが始まった頃でした。

給油を含む準備が始まる中で、3SQのF-2がアフターバーナーを吹かして離陸して行きました。

ポラリスを脇役に、そんなF-2の離陸が撮れました。

 

 

 

 

結局ポラリスが離陸したのは、すっかり日が暮れた頃でした。

羽田に飛来する時も、離着陸は夜が多い気がするこの飛行機ですね。

しかし、今年に入ってから百里では今までにない光景が広がる事が多いですね。

 

2023.3.7 : 航空自衛隊百里基地

 

 

 

 

国境の長いトンネルの向こうで

 

『国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。』

その長いトンネル抜けでシャッターを押した3月の始まり。

今年の冬は終わりが早そうで、既に積雪は減り始めていました。

 

 

 

『夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。』

その信号所の舞台となった駅の現在。

霰のような雨が降り始めたこの日、春に向けて雪解けが加速している気がしました。

 

 

 

 

それでも国境の向こうは1m以上の積雪があり、豪雪地帯らしさがありました。

そこを走る鉄道に歴史があり、全盛期はドル箱路線として人を運んでいました。

今では新幹線開業ですっかり寂しくなったものの、迫力ある建造物は未だ健在です。

 

 

 

 

 

 

撮り始めて21年、始めは公園ばかりでの撮影だったポートレートでしたが。

今、雪撮出来ている事に感謝です。

ちょっと天気は残念でしたが、充実した撮影が出来た1日でした。

 

 

 

最後は、雪の中で赤色が目立った、時刻表に載っていない列車の通過とともに。

この列車、単独で撮りたかったかなとちょっと思いましたが…。

色々ある中で、原点回帰出来た1日でした。

 

Model : Hakobe Chikuma

 

(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)

 

 

 

 

国境の向こう側で撮った5日前、国境のこちら側で撮っていました。

雪晴れの中、地元を走る総武快速・横須賀線の新車納車の配給列車でシャッターを押しました。

2月の終わりなのに、暖かく春が始まっていた気がします。

 

2023.2.28 : 上越線沿線

 

 

 

 

 

Run for yourself 2023

 

快晴の小松基地、当初の予定が無くなった事から完全に思いつきで展開しました。

毎度のギャンブルでしたが、午後イチで離陸した306SQのF-15Jイーグルが魅せたハイレートクライム。

この姿が撮れた事で、ストレスがぶっ飛んで行きましたね。

 

 

 

朝一で上がっていた機もあったようですが、朝の飛行機で到着後、その始まりは飛行教導隊でした。

昨年航空祭以来でしたが、まずは午前側シフトで狙ってみましたが。

激捻は無く、ちょっと半端なお腹となりました。

 

 

 

 

その後、303SQがクリアランスに入りましたが。

リクエスト、ハイレートクライムと聞こえた瞬間、思わずニッコリしましたね。

しかし思ったより引き起こしが早く、何とか撮れたのは最後の4機目でした。

 

 

 

 

 

 

そして、午後イチは306SQのF-15イーグルでハイレートクライムのコールが。

離陸した4機は、それぞれの表情でハイレートの迫力を魅せてくれました。

この2日前、ハイレートの凄さを聞いていただけに、これが撮れたのは本当に嬉しかったですね。

 

 

 

 

午後のフライトはハイレートは無かったので、捻りを狙いましたが…。

やはり昨年の関係からか、飛行教導隊アグレッサーは緩く捻っての離陸でした。

ちょっと物足りなさを感じながら、シャッターを押してました。

 

 

 

 

 

最後は夕暮れ空の中で、着陸する姿を撮りました。

ナイトを期待していた週始めでしたが、良い時間帯での離陸は無かったので着陸を狙いました。

この着陸を撮って、思いつきの日帰り展開はコンプリートとなりました。

 

千歳にしようか小松にしようか悩みましたが…。

前日の泥酔朝帰りの影響から、千歳行きはチケットの関係で断念。

小松展開にしましたが、ハイレートを撮る事が出来たので満足した結果となりました。

 

 

 

 

夜の羽田空港に到着すると、千歳便で鬼3号機の姿がありました。

こう言う機会でもないと撮らないと思い、デッキから夜撮した鬼滅ジェットでした。

2月は戦闘機は無いかと思いましたが、月の終わりにイーグルサウンドを満喫して来ました。

 

2023.2.27 : 航空自衛隊小松基地

 

 

 

 

雪晴れの県境で

 

 

 

 

 

 

 

 

昨シーズンの降雪氷点下の環境とは打って変わって、今シーズンは雪晴れの暖かさに恵まれました。

写真的には降雪が良かった感じもするけれど、1日歩き回るには過ごしやすかったですね。

そんな中で、充実した撮影が出来た1日となりました。

 

昨年と比べ、今年は数少ない雪撮です。

今年はちょっと雪も少ないようですが、完全に撮影回数も減っております。

そんな今年ですが、あの震災から12年の日をむかえました。

 

Model : Hakobe Chikuma

 

(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)

 

 

 

Water Screen 2023 ②

 

 

BSタイヤメーカーテストの2日後、DLタイヤメーカーテストが続いて実施されました。

今年はDLにも展開し、ウェットの画を撮らせて頂きましたが。

期待していたマシーンが姿を見せなかったので、1時間弱の滞在で転戦しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌週はYHタイヤメーカーテストで、休みだったので時間に余裕を持って展開しましたが。

天気がドン曇りになってしまい、ウェットテストの良さみが半減してしまいました。

それでもフロントがカーボンの19号車の姿を中心に、色々なポイントで撮らせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

YHではその他に、GT500から24号車、GT300から4号車と56号車の計4台の走行となりました。

撮れる時間に余裕があり、色々なポイントでシャッターを押したのですが。

終盤は雨がパラつき出し、本当のウェットコンディションになってしまいました。

 

 

 

 

 

搬出の頃には本降りとなってしまった、ツインリンクもてぎでしたが。

しっかりと夜のトランポも、前週に続き撮らせて頂きました。

本当は星空を再び狙いたかったのですが、そこは上手く行きませんでしたね。

 

 

 

 

時間的に行けそうだったので、そのまま日本武道館へ転戦。

吉川晃司さんのツアーファイナルからの搬出で、昨年末に撮らせて頂いた看板車を再び。

雨だったので空が白くなってしまったのが、こちらもちょっと残念でした。

 

2023.2.19・24 : MOBILITY RESORT MOTEGI & 日本武道館