Water Screen 2023
今年もSuperGTタイヤメーカーテストの時期がやって来ました。
3年前より毎年展開している、ツインリンクもてぎでのウェットテスト。
まずは、路面凍結で予定が変わった初日から、3台のマシーンの表情を。
そして今年は2日目にも展開し、その表情を撮りました。
今回TOYOTAからは、38号車が久しぶりの登場でカーボン剥き出しでの走行となりました。
やっぱりこのテストらしい、ブラックロービジの姿が最高ですね。
NISSANからは、毎年変わらず12号車と言いたいところですが。
昨シーズンタイトルを獲った事で、1号車CALSONICのフルカラーでの登場となりました。
昨年のロービジだっただけに残念な気もしたのですが、この姿はテストで見納めとなる貴重なものでした。
スポンサーが変わる事で貴重なフルカラーの1号車に対し、100号車もフルカラーでの登場でした。
確かテストカラーがリリースされていた気がするのですが…。
3月のテストのみとなるのでしょうか、ちょっとフルカラーは残念でした。
そして久しぶりにパドックで撮らせて頂いた、撤収前のトランポの姿でした。
コロナ騒ぎ勃発で、この3年はまともに撮れる機会も少なく敬遠していたのが本音でした。
星空と部分点灯の照明が、パドックでの夜撮に良い演出をしてくれました。
最後は、暗闇のパドックで星降る夜空の下で撮らせて頂きました。
真冬のテストだからこそ撮れる演出と環境ですね。
これが撮れた事に、本当に感謝感謝でした。
今年は夜勤明けと午後休を上手く調整し、2日間の参戦だったBSタイヤメーカーテストでした。
2023.2.16・17 : MOBILITY RESORT MOTEGI
C11東武鬼怒川線の汽笛
爆煙で立ち上がって来た、C11 207が牽引するSL"大樹"6号。
ちょっとショッパい煙だった、C11 123が牽引するSL"大樹"8号。
夕方の東武鬼怒川線へ展開し、今季冬に関東で走る唯一のSLを撮りました。
すっかり陽が延び、走行シーンは昼間のような画になってしまいましたが。
目的地到着後の入区では、何とか夜撮で撮る事が出来ました。
夜行性の自分にとっては、SLの夜撮がやっぱり良いですね。
2月中旬、検査から復帰したC11 325の試運転がありました。
"試"HMを掲げ走行する姿を、この日最後の1行路で撮らせて頂きました。
やはりちょっと煙はショッパかったですね。
走行シーンの後は、いつものように入区の姿を撮らせて頂きました。
ピットに入ってから暫くすると、投光器が照らされ何とも幻想的なシーンとなりました。
SLにもあるその表情を、自分なりに押さえられたと思っております。
2023.2.5・19 : 東武鬼怒川線沿線
SPARKLE Season3
1月の終わり、スホーイの熱かった日々も終わり何だか脱力感が漂っていましたが。
永ちゃん以来のツアトラを撮ろうと、夜の北関東まで繰り出してみました。
夏以来となる大黒摩季さんのツアートラックでしたが、年が明けツアーはSeason3が始まっていました。
大黒摩季さんの今回のツアーで登場した看板車は、
3年半前の倉木麻衣さんのツアーでお世話になったあのトランポです。
すっかり姿を変えた女王の貫録ある看板車でしたが、出発前に綺麗に撮らせて頂きました。
そして2月に入り、お馴染みの神奈川公演で再び撮らせて頂きました。
停め位置の関係から出発時のワンチャンでしたが、横浜の街とともにまた貫禄がありました。
昨年末の永ちゃん以来、今年のツアトラ初撮りは大黒摩季さんとなりました。
2023.1.29 : 結城市民文化センター アクロス
2023.2.11 : 神奈川県民ホール
Veer Guardian 2023 Fin
帰投が1日延期となった、日印合同訓練"Veer Guardian 2023"。
晴れ渡った土曜日、極寒の南風の中、その先陣を切ったのはC-17AグローブマスターⅢでした。
目の前をあの大きな機体は転がり、経由地であるフィリピンへ向け離陸しました。
C-17の離陸から約30分後、いよいよ本体のSu-30MKIが転がりました。
スホーイの正面が撮りたかったですが、南風だったので最後のお尻を撮りました。
最後くらいは近くで撮りたくて、狙ったものの一筋縄では行きませんでしたね。
それでも4機の離陸は、青空の下で最高の光線で本当に綺麗でした。
まさかのギアアップが撮れたのは嬉しかったですね。
3機目と4機目は綺麗に捻ってくれたので、トリミングしてみました。
そのままタワーパターンに入った4機はルーズな編隊を組み、上空をパスして行きました。
先頭の1機がフリフリしてくれたので、狙ってみましたが最後は高かったですね。
こうして百里の空をあとにして、フィリピンへと向かって行きました。
そして残った機材等を積み、後発のC-17AグローブマスターⅢも離陸しました。
戦闘機の大きさで見慣れている百里基地で、グロマスを見るとその大きさに圧倒されますね。
最後の離陸でしたが、その寂しさに浸るどころか寒さに震えたのがオチでした。
帰投を1日延長したため、19日間の滞在となったインド空軍のスホーイでしたが。
訓練でフライトしたのは4日間、滞在期間に比べて撮るのは本当にハードルが高かったです。
それでも一週目に訓練を撮れたのは、運が良かったと思います。
二週目は本当に泣かされたものの、最後の帰投を青空の下で撮れた事に感謝です。
いつかまた、東側諸国の戦闘機を撮れる機会があればと思っています。
2023年、その始まりから熱くなった百里基地展開でした。
2023.1.28 : 航空自衛隊百里基地
Veer Guardian 2023 ②
百里基地で行われた、日印合同訓練"Veer Guardian"の第二週目。
一週目は会議連発で1日しか休めなかったものの、二週目は1日おきに展開しておりました。
そんな二週目でしたが、結果から言うと本当に天気に泣かされましたね。
月曜日は朝から小雨で、予想通りスホーイはノーフラとなりました。
そんな中で、インドからのお客様を後席に乗せて飛んだ、3SQのF-2はスペマ機の登場でした。
まさかの複座にもスペマ機が存在したようで、右から左へとカメラを振って挑戦しました。
そんな中で、入間基地から402SQのC-1も飛来しました。
ドイツ空軍来日時にも撮ったC-1でしたが、この希少価値の高い機を再び撮るとは思いませんでした。
メインの機は飛ばなかったものの、坊主は回避出来た週始めでした。
水曜日は前夜の降雪で朝から薄っすら雪景色となり、青空が広がりました。
寒波到来で極寒だったものの、綺麗な空に期待が高まりましたが、まさかのこの日もノーフラでした。
寒波の強風の影響からか、F-2のローカルも無く、朝撮ったこの画が唯一のモノとなりました。
結局訓練でスホーイのフライトは無かった二週目。
そのまま訓練は終了となり、帰投となる金曜日をむかえてしまいました。
南岸低気圧が接近した事で、天気は朝からドン曇りになりました。
そんな中で、小松基地より参加していた飛行教導隊アグレッサーのF-15イーグルが帰投しました。
結局訓練では一度も撮る事が無かったアグレッサーでしたが、帰投のアフターバーナーが綺麗でした。
沢山のギャラリーに見送られ、2編隊に分かれたアグレッサーは帰投しました。
その後は、築城基地から飛来していた6SQのF-2が帰投したり。
月曜日に続き3SQの複座のスペマ機であるF-2が、ローカルフライトに混じって上がりましたが…。
インドへお帰りになる空気は全く無くなり、まさかの帰投せずと言うオチとなりました。
水曜日夜に飛来した、C-17AグローブマスターⅢとともに静かなエプロンエリアとなっておりました。
訓練終了後にして、低気圧接近からか初めてスホーイ4機はハンガーに頭を突っ込みました。
そんな光景も貴重だと思い、最後にこのカットを撮って平日休みは終了となりました。
結局スホーイは全くフライトが無かった二週目でしたが…。
沢山の人が泣かされたようですね。
私も仕事を我慢してここに備えたのに残念な結果となり、やるせない気持ちになったのが本音でした。
2023.1.23,25,27 : 航空自衛隊百里基地
Veer Guardian 2023 ①
3SQのF-2に続いて離陸した、Su-30MKIは低い離陸から手前で捻って突っ込んで来ました。
前日の離陸の画像や普段のF-2を見ていたので、ちょっと想像しなかった上がり方でしたね。
百里基地で始まった日印合同訓練"Veer Guardian"、フライトが始まって3日目の事でした。
第2編隊は、インド空軍のSu-30MKIが2機が先行して上がり、3SQのF-2が続いたのですが。
こちらは想像通りの離陸で、高い上がりからの緩捻りでした。
しかし、雲が多く残念ながら太陽はログアウトしてしまう場面もありました。
そして4機目が離陸する前に、まさかの第1編隊がオーバーヘッドアプローチ。
早い着陸に驚きながら、シャッターを押しましたが…。
Su-30MKIの大きい事が一目瞭然でした。
そしてシングルで離陸した4機目は。
予想通りの見事なハイレートで、見えた時には空の上でした。
それでも、スホーイの独特な形がわかる画で撮ってみました。
一通り離陸したので、急いでオーバーヘッドアプローチ狙いのポイントへシフト。
Su-30MKIがリードする、第2編隊のオーバーヘッドからのブレイクを撮る事が出来ました。
インド空軍と航空自衛隊の異機種編隊は、夢のような感覚でしたがその現実に熱くなった瞬間でした。
この日は寒かったものの、意外とメラメラが多かったのが残念でした。
そんなメラメラの洗礼にやられながらも、ブレイクからの背中をしっかり撮らせて頂きました。
東側諸国の戦闘機が飛ぶ百里基地は、航空祭より遥かに熱い盛り上がりで包まれておりました。
その後は、午後側でまったりと様子見の時間に。
そんな気を抜いていた時間に、F-15イーグルがオーバーヘッドアプローチで上空を抜けたかと思うと…。
まさかの小松基地から、飛行教導隊アグレッサーの追加と思われる機が着陸しました。
往年の新田原航空祭を思い出す画でシャッターを押しましたが、まさかの飛来に驚きでした。
そして3SQのF-2による2ndが始まり、スホーイはキャノピークローズしたのでコンプリートとなりました。
最後は、F-2の離陸をギャラリーとともに撮って終わりました。
さて、そんな訓練もラスト一週間となりました。
この訓練のために正月も率先して出勤し、休みを調整してきました。
悔いの残らぬよう、今週も百里通いが続きます。
2023.1.19 : 航空自衛隊百里基地
妄想が現実になった、冬真っ只中の百里の空で。
2023年はどんな年になるだろうか、正直乗り切れるか不安がある中で…。
昨年の妄想が今年の現実になった日が、とうとうやって来ました。
日本の空に、スホーイ、フランカーと呼ばれる、東側諸国の戦闘機が飛来しました。
夜勤明けのこの日、新年早々仕事は炎上しておりストレスはハイレートし、半ば展開は諦めていましたが。
何やら遅れそうな予感があり、間に合うと踏んで百里基地へと急いで展開しました。
無線に入って来たと思いきや、地元3SQのF-2によるローカルフライトでした。
そして聞き慣れないコールサインが…。
日印合同訓練"Veer Guardian"のために、インド空軍の戦闘機がとうとうやって来ました。
西部航空コマンド第220飛行隊よりSu-30MKIが4機、百里基地のR/W03Rにゆっくりと着陸しました。
その姿は、思ったより大きく、静かで、とにかく不気味な戦闘機でした。
それが私の個人的な第一印象でしたね。
昨年9月のドイツ空軍に続き、百里基地は大盛り上がりとなりました。
先行して着陸していた、西部航空コマンド第81飛行隊のC-17Aの後ろにゆっくりとスポットイン。
航空自衛隊の消防車による放水に歓迎され、部隊旗と隊員が並ぶフライトラインに入りました。
そんな光景をメラメラでしたが、証拠写真で撮らせて頂きました。
スホーイ到着から約2時間後、もう1機のC-17AグローブマスターⅢが着陸しました。
米空軍ではお馴染みのこの機材ですが、インド空軍機となると熱く新鮮ですね。
百里のフライトラインに2機存在すると、とれも航空自衛隊基地とは思えない光景でした。
最後は、フライトラインに並ぶSu-30MKIの姿を。
百里の地で、まさかスホーイを撮るとは、思いもしませんでした。
夕陽を浴びて並ぶ4機の東側諸国の戦闘機に、そこに居た皆が盛り上がっておりました。
さて、来週からいよいよ訓練が始まります。
今度は飛びあがるその姿で、シャッターを押したいと思います。
まずはフライインを撮れた事に、感謝感謝でした。
2023.1.10 : 航空自衛隊百里基地
西東京から北関東へ
昨年公開された映画"TOP GUN MAVERICK"で、撮りたかったF/A-18ホーネット。
しかし、撮れた米軍戦闘機はF-16のみに留まった2022年。
年を跨いで8日で、まさかその機会が巡って来るとは思いもしなかった2023年の始まりとなりました。
金曜日に西東京の米空軍横田基地に岩国基地より、VMFA-312"CHECKER BOARDS"が飛来。
久しぶりのF/A-18ホーネットを撮る事が出来ました。
微妙な光線とメラメラにやられましたが、DR312や霊峰富士を背景に撮れたのは嬉しかったですね。
思いのほか早く岩国へ向け離陸したので、その後は北関東へと転戦しました。
新年の運転と言う事で、真岡鐵道のC1266によるSL"もおか"には日章旗とHMが掲げられておりました。
昨年に続き沢山の人で盛り上がった沿線へ、復路の途中から参戦しました。
そして、性懲りもなくさらに転戦し、東武鬼怒川線沿線へ。
SL"大樹"8号で日没の挑戦を、今までとは違ったシフトでやりました。
思ったより難しく、イルミネーションが目立たなかったですね。
この日も、8号にはC11123が充当されていたので、入区の夜撮は前回とはシフトを変えてみました。
寒い中での撮影でしたが、冬のSLの夜撮は贅沢だと思います。
こうして、世間の三連休の唯一の休みを有効に使いました。
2023.1.8 : 米空軍横田基地・真岡鐵道沿線・東武鬼怒川線沿線
2023年の始まりも雪降る中で
国境に近づくほど、雪の降りは強くなって来た正月三が日。
今年もスタッドレスタイヤを有効活用しようと、新年一発目は雪ある場所へ。
早朝夜明け前の上越線で、架線凍結防止列車を撮りました。
実は大晦日に来たものの、思うように行かなかったのでボツに…。
年の始めはEF641001が充当され、2年振りに水上駅の出発でシャッターを押しました。
結構な降雪だったものの、積雪は例年より少なく感じました。
そして北線も走っている事に賭けて、雪の上越国境を越えてみましたが…。
思った以上の雪が強く、大袈裟に言うとホワイトアウトしそうな勢いでした。
しかし、運転は無いと言うオチで、思い入れのある駅で保守用車によるラッセルを撮って終わりました。
帰り道、秩父鉄道で何やら走っていたので、インターからほど近い場所でサクっと撮りました。
ELプッシュプルによる客車で、その人気はかなりのモノでしたが。
個人的にはSLで撮りたかった、お正月でした。
こうして、2023年の撮り初めも雪の撮り鉄でした。
2023.1.3 : 上越線水上駅・越後中里駅、秩父鉄道沿線