Veer Guardian 2023 ①
3SQのF-2に続いて離陸した、Su-30MKIは低い離陸から手前で捻って突っ込んで来ました。
前日の離陸の画像や普段のF-2を見ていたので、ちょっと想像しなかった上がり方でしたね。
百里基地で始まった日印合同訓練"Veer Guardian"、フライトが始まって3日目の事でした。
第2編隊は、インド空軍のSu-30MKIが2機が先行して上がり、3SQのF-2が続いたのですが。
こちらは想像通りの離陸で、高い上がりからの緩捻りでした。
しかし、雲が多く残念ながら太陽はログアウトしてしまう場面もありました。
そして4機目が離陸する前に、まさかの第1編隊がオーバーヘッドアプローチ。
早い着陸に驚きながら、シャッターを押しましたが…。
Su-30MKIの大きい事が一目瞭然でした。
そしてシングルで離陸した4機目は。
予想通りの見事なハイレートで、見えた時には空の上でした。
それでも、スホーイの独特な形がわかる画で撮ってみました。
一通り離陸したので、急いでオーバーヘッドアプローチ狙いのポイントへシフト。
Su-30MKIがリードする、第2編隊のオーバーヘッドからのブレイクを撮る事が出来ました。
インド空軍と航空自衛隊の異機種編隊は、夢のような感覚でしたがその現実に熱くなった瞬間でした。
この日は寒かったものの、意外とメラメラが多かったのが残念でした。
そんなメラメラの洗礼にやられながらも、ブレイクからの背中をしっかり撮らせて頂きました。
東側諸国の戦闘機が飛ぶ百里基地は、航空祭より遥かに熱い盛り上がりで包まれておりました。
その後は、午後側でまったりと様子見の時間に。
そんな気を抜いていた時間に、F-15イーグルがオーバーヘッドアプローチで上空を抜けたかと思うと…。
まさかの小松基地から、飛行教導隊アグレッサーの追加と思われる機が着陸しました。
往年の新田原航空祭を思い出す画でシャッターを押しましたが、まさかの飛来に驚きでした。
そして3SQのF-2による2ndが始まり、スホーイはキャノピークローズしたのでコンプリートとなりました。
最後は、F-2の離陸をギャラリーとともに撮って終わりました。
さて、そんな訓練もラスト一週間となりました。
この訓練のために正月も率先して出勤し、休みを調整してきました。
悔いの残らぬよう、今週も百里通いが続きます。
2023.1.19 : 航空自衛隊百里基地