Veer Guardian 2023 ②
百里基地で行われた、日印合同訓練"Veer Guardian"の第二週目。
一週目は会議連発で1日しか休めなかったものの、二週目は1日おきに展開しておりました。
そんな二週目でしたが、結果から言うと本当に天気に泣かされましたね。
月曜日は朝から小雨で、予想通りスホーイはノーフラとなりました。
そんな中で、インドからのお客様を後席に乗せて飛んだ、3SQのF-2はスペマ機の登場でした。
まさかの複座にもスペマ機が存在したようで、右から左へとカメラを振って挑戦しました。
そんな中で、入間基地から402SQのC-1も飛来しました。
ドイツ空軍来日時にも撮ったC-1でしたが、この希少価値の高い機を再び撮るとは思いませんでした。
メインの機は飛ばなかったものの、坊主は回避出来た週始めでした。
水曜日は前夜の降雪で朝から薄っすら雪景色となり、青空が広がりました。
寒波到来で極寒だったものの、綺麗な空に期待が高まりましたが、まさかのこの日もノーフラでした。
寒波の強風の影響からか、F-2のローカルも無く、朝撮ったこの画が唯一のモノとなりました。
結局訓練でスホーイのフライトは無かった二週目。
そのまま訓練は終了となり、帰投となる金曜日をむかえてしまいました。
南岸低気圧が接近した事で、天気は朝からドン曇りになりました。
そんな中で、小松基地より参加していた飛行教導隊アグレッサーのF-15イーグルが帰投しました。
結局訓練では一度も撮る事が無かったアグレッサーでしたが、帰投のアフターバーナーが綺麗でした。
沢山のギャラリーに見送られ、2編隊に分かれたアグレッサーは帰投しました。
その後は、築城基地から飛来していた6SQのF-2が帰投したり。
月曜日に続き3SQの複座のスペマ機であるF-2が、ローカルフライトに混じって上がりましたが…。
インドへお帰りになる空気は全く無くなり、まさかの帰投せずと言うオチとなりました。
水曜日夜に飛来した、C-17AグローブマスターⅢとともに静かなエプロンエリアとなっておりました。
訓練終了後にして、低気圧接近からか初めてスホーイ4機はハンガーに頭を突っ込みました。
そんな光景も貴重だと思い、最後にこのカットを撮って平日休みは終了となりました。
結局スホーイは全くフライトが無かった二週目でしたが…。
沢山の人が泣かされたようですね。
私も仕事を我慢してここに備えたのに残念な結果となり、やるせない気持ちになったのが本音でした。
2023.1.23,25,27 : 航空自衛隊百里基地