戦後長く平和な時代が続き、世の中にはモノが溢れ豊かになりました。
ところが、その豊かな時代も次第に終焉を迎えつつあるようで、溢れたモノが今、不要品として扱われる時代になってきました。
近くで家を売却される方が、こんな材木があるので引き取ってもらえないか?という問い合わせがあり、使えそうなので、引き取ってきました。
合計7本。長さ3mと2.4m。
図面と照らし合わせて、短い材木2本は風呂の新設する桁に使えそうですね。
3mの4本のうち、一本は腐っている部分があって、古民家改修の構造材には使えませんが、その他の用途で使いたいと思います。
残り3本のうち、一本は年輪の詰まり具合等からモロギのようですね。
ネズミサシというのが正式な名前ですが、地域によってモロギ、モロ、ムロ、モロマツなどと呼ばれる木です。
ヒノキより粘り強く、腐らない木でヒノキより高価なんですよ。
この一本は、母屋の屋根裏の床構造を補強する構造材に使いたいと考えています。
お近くで、こんな不要な材木があれば、ぜひご一報ください。
先日、廃業した工務店から引き揚げてきた、口径の大きな塩ビ管。
公共工事で使ったんでしょうかね?
直径330㎜の大きな塩ビ管。
古民家の改修に伴い、ある事に使うつもりで引き揚げてきたんですが。
直径が大きなパイプほど真っ直ぐに切るのが難しいんですよ。
この長さを50㎝に切って6個にしたいんですがね。
かなりシビアな精度になりますので、失敗が許されないんですよ。
そのため、真っ直ぐに切るための道具を自作しています。
こんな感じで木材を井桁に組んで、ローラーが四つ取り付けています。
あの大きなパイプをこの上に乗せて、転がすようにします。
そして、この道具の中心になるのが、この機構。
鉄を加工して、作りました。
サンダーを取り付け、押切のように使えるようにした訳です。
横方向に800㎜程度移動できるようにしています。
旋盤やフライス盤のような工作機械はありませんが、鍛造をできるようになると、こういった鉄の部品をいろいろ作る事ができるようになります。
もちろん精度を要求されるものは、工作機械に頼らなければなりませんが。
図面を書いた訳でもなく、まだこれから実際に使ってみる事になるので、不具合や改善しなければならない問題が出てくるかもしれません。
収入に直結する仕事がない日々が続いてますが、それでもリノベーションは進めなければなりません。
暇な時にやるべき事をやっておけという暗示なのだと思うようにしてますが。
メンタル的にはジワジワと効いてきます。
食べるものが残り少なくなってくると、特に。
ここ二日ほど、こんな物を作ってました。
廃業した工務店の跡にあった角材の端材を使って、大径パイプを切断する治具。
直径の大きな塩ビパイプを真っ直ぐに切るって、わりと難しいんですよ。
バンドソーのデッカいのがあれば別なんですが。
井桁に組み立てた角材に4つのローラーがついてるだけなんですが。
どう使うかって?完成までのお楽しみ。
昨日はこの関連の鉄の部品作りをしてました。
久しぶりの鍛造作業。
まだ溶接や曲げ具合の調整、ボール盤による穴開け等が残ってます。
毎週日曜日の材木屋の日曜市の後、三回くらい、近くの廃業した工務店の加工場に出入りしています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200216/19/makeeverything/21/54/j/o0810108014714178139.jpg?caw=800)
材木屋の社長が管理を任されているそうで、断りをして。
最盛期は年間億単位の売り上げがあったんでしょうね。
鉄骨三階建てのめっちゃデカい建物。
建物の中には、家二軒分くらいはあるかな?という材木の山が残されたまま。
敷地には・・・ゴミの山。
はっきり言えば建築廃材なんですが、その中から使えるものを回収させて頂いている訳です。
パン屋として改修する計画の離れに排水のための配管を埋設する必要があるんですが、その配管材料等がないかと。
やはりありました。
ゴミの山の中から使えるものだけ引っ張りだして。
スタイロフォームの端材なども使い方次第ですね。
新品を買うほどではないんだけど。
という場面がよくあるんですよ。
緑色のハーフパイプのようなものはコンクリートを打設する時に使う道具です。
シューターというのが正式名称のようですね。
狭い所で生コンを入れた一輪車が入らない場所などで使います。
うちもこれから床下の基礎の石積の耐震補強をする時、絶対に使いますね。
型枠なども山積みになっていますので、使えるものは有り難く頂いて帰ります。
古民家再生でコンクリートをよく使うとすれば、やはり基礎の耐震補強でしょう。
その際の型枠も、普通であれば購入する事になりますが、その材料費も削減する事ができます。
スタイロフォームの端材も、その型枠等にも使うんですよ。
石との接点などにね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200216/19/makeeverything/21/54/j/o0810108014714178139.jpg?caw=800)
ガラスも大量に残されています。
ガラスも結構使いますよね。
学校等公共工事向けのワイヤー入りの厚いガラスでした。
建築廃材なんですが、アイディア、使い方次第で、かかる予算を大幅に削減する事ができる資材になるものもあります。
セルフリノベーションでは、こういった資材も有効活用したいものです。
まだ代金を支払っていないので、正式に自分のものではありませんが、これまでに材木屋で買い付けた古民家の再生に使う材木を確認のため写真を撮りました。
先々週の材木屋の日曜市で買い付けた広葉樹の構造材一山一万円。
栗の五寸五分角、サクラの四寸角など。
訳あり品の上、廃業した工務店や材木屋からの引き揚げ品を毎週日曜日に競りにかけているんですよ。
大廃業時代を迎えているんですよ。
お目当ての栗の五寸五分角の柱材、一番下になっているので、暴れ具合やダメージを確認できていませんが、まあ、たぶん使えるでしょう。
ヒノキのタイコ挽きの梁材。5m。
1本5000円。安い。
原木単価だと立米15000円くらいの計算ですね。
今年になって新たに構造に深刻なダメージが見つかったため、その交換用の材木です。
母屋だけでも、軒桁に使うヒノキか杉の丸太が全然足りないんですがね。
あちこち傷んでいるので、ほぼ全部交換を予定しています。
早く支払って雨ざらしにならないようにしたいんですが。
これはすでに代金を支払って引き取った栗の梁材です。
年末に引き取ってきました。
1本10000円。4m材。
普通なら20000円くらいしませんかね?。
母屋の納戸の天井裏で、老朽化のため折れていた敷き梁の交換用の材木。
もう少し曲がっている方が面白かったんですがね。
写真の向きが変わらなくてごめんなさい。
一尺の桁材等を含みます。
写真には写っていませんが、ヒノキの大黒柱も下のほうにあります。
これくらいの構造材が全然足りません。
古民家の再生なんですが、全体の四割以上の材木を交換できる時に交換してしまおうと思います。
新築までは使わないけど、かなりの規模の交換になりますね。
次の百年に向けて。
交換用の材木だけでなく、例えば母屋の屋根をジャッキアップする際に使う仮設資材も用意しなければなりません。それも大量に。
まともに購入すると大変な事になってしまいます。なので訳あり品が出てくるのを忍耐強く待っているんですよ。
天井板や床板等の仕上げ材を含まず、母屋の構造材だけで50万以内におさめたいんですがね。
スマートフォンの環境が少し改善したので、久しぶりにアメーバのアプリをインストールできました。
相変わらずPCの買い換えができなくて、少々不便ですが、なんとか凌いでいます。
まったく、活動を知ってもらうために発信し続けなければならないって、コストが高いですね。
年が明けて令和二年を迎えた訳ですが、冬場の仕事をやっています。
土壁を再生するために必要な竹を割っています。
竹小舞という、土壁の骨組みに使うんですよ。
自然素材である竹、あるいは木には刈り旬というものがあって、活発に成長する時期に刈る事はできません。というより控えたほうがよいです。
木は活発に成長する時期に水を吸い上げて、光合成によって糖分を合成します。
水を吸い上げている時期は虫が産卵する時期でもあり、糖分が多いとカビを呼ぶ事にもなります。
竹も、ほぼ同じで二月後半までには刈り終えてなければなりません。
今年はすでに四月上旬の暖かさになったりしましたので、もうやめておいたほうがいいでしょう。
あとはこれまでに刈った竹を一刻も早く割って乾かす事が大事です。
しかし、この竹を割る作業、なかなか孤独で先が見えない作業ですね。
鍛治工房として再生する納屋の壁の高さが4mあるので、4mの竹も割っていますが。
体力も使います。
それにしても、再生のために使う材料が次第に庭を埋めつくしてきました。
本当に大量の資材が必要ですからね。
PCがダメになり、さらにアメーバブログがクソ重くて、まったく更新をしていませんでしたが、とりあえず生きています。
これまでの間、Instagram等での活動報告でしたが、ブログも多少は使わないとなという事で。
先ほど、最近のInstagramに投稿した内容をブログにリンクさせました。
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