先日、廃業した工務店から引き揚げてきた、口径の大きな塩ビ管。


公共工事で使ったんでしょうかね?
直径330㎜の大きな塩ビ管。

古民家の改修に伴い、ある事に使うつもりで引き揚げてきたんですが。
直径が大きなパイプほど真っ直ぐに切るのが難しいんですよ。
この長さを50㎝に切って6個にしたいんですがね。
かなりシビアな精度になりますので、失敗が許されないんですよ。
そのため、真っ直ぐに切るための道具を自作しています。




こんな感じで木材を井桁に組んで、ローラーが四つ取り付けています。
あの大きなパイプをこの上に乗せて、転がすようにします。



そして、この道具の中心になるのが、この機構。
鉄を加工して、作りました。
サンダーを取り付け、押切のように使えるようにした訳です。
横方向に800㎜程度移動できるようにしています。

旋盤やフライス盤のような工作機械はありませんが、鍛造をできるようになると、こういった鉄の部品をいろいろ作る事ができるようになります。
もちろん精度を要求されるものは、工作機械に頼らなければなりませんが。

図面を書いた訳でもなく、まだこれから実際に使ってみる事になるので、不具合や改善しなければならない問題が出てくるかもしれません。