毎週日曜日の材木屋の日曜市の後、三回くらい、近くの廃業した工務店の加工場に出入りしています。
材木屋の社長が管理を任されているそうで、断りをして。

最盛期は年間億単位の売り上げがあったんでしょうね。
鉄骨三階建てのめっちゃデカい建物。
建物の中には、家二軒分くらいはあるかな?という材木の山が残されたまま。
敷地には・・・ゴミの山。
はっきり言えば建築廃材なんですが、その中から使えるものを回収させて頂いている訳です。




パン屋として改修する計画の離れに排水のための配管を埋設する必要があるんですが、その配管材料等がないかと。
やはりありました。
ゴミの山の中から使えるものだけ引っ張りだして。
スタイロフォームの端材なども使い方次第ですね。
新品を買うほどではないんだけど。
という場面がよくあるんですよ。

緑色のハーフパイプのようなものはコンクリートを打設する時に使う道具です。
シューターというのが正式名称のようですね。
狭い所で生コンを入れた一輪車が入らない場所などで使います。
うちもこれから床下の基礎の石積の耐震補強をする時、絶対に使いますね。

型枠なども山積みになっていますので、使えるものは有り難く頂いて帰ります。
古民家再生でコンクリートをよく使うとすれば、やはり基礎の耐震補強でしょう。
その際の型枠も、普通であれば購入する事になりますが、その材料費も削減する事ができます。
スタイロフォームの端材も、その型枠等にも使うんですよ。
石との接点などにね。



ボットントイレ用の洋式便座。
これも、おそらく未使用品のようですね。
出荷時の養生が貼り付いたままでしたので、何らかの理由で廃棄されたようです。
屋外に放置されていたので、それなりに汚れていましたが、水洗いをすると十分使えるように復活しました。

当面、トイレは下水に接続できないので、既存のトイレを使う事になりますが、7月に外国人のボランティアが来るような話もあるので、それまでに既存の和式を洋式に交換したいなと。
コンポストトイレも魅力的なんですがね。


なぜかドアノブだけが転がっていたので、これも回収しました。
特に真鍮でできている方、いい感じにエイジングされてますね(笑)
パン屋の店舗のドアに使えないかな?と思って。
ただ、鍵がないので、再製作する必要があるんですが、ナンバーが見当たらないんですよ。
ダメでしょうかね?。使えないかなー?。



ガラスも大量に残されています。
ガラスも結構使いますよね。
学校等公共工事向けのワイヤー入りの厚いガラスでした。

建築廃材なんですが、アイディア、使い方次第で、かかる予算を大幅に削減する事ができる資材になるものもあります。

セルフリノベーションでは、こういった資材も有効活用したいものです。