ろっかげつ…。① | henohenoにゃんずと、まったり生活

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お空組2ニャンと元気組2ニャンとの生活と日々のつぶやきです☺️


先日
久しぶりに
パートの職場に向かう通勤路を
車で通りかかりました。
仕事を辞めた時は
桜が咲いていましたが
今は銀杏イチョウ
少し色付き始めてました。
季節の流れを感じて
少しだけ
涙が溢れました。


昨日は10月22日…。


ふんわり風船星が天使になって
6ヶ月…半年でした。

紅の姿が見えない毎日に
少しずつ慣れてきて…。
それでも時々
紅がいない現実に
心が崩れ落ちて
涙が止まらない事もあります。

でも…ようやく
気持ちも穏やかに
なってきたので
紅の病気の事をお話したいと
思います。

頑張っている
どなたかのためになれば幸いです。

とても長くなります。
あーー…💧と思われる方は
スルーしてくださいませね。


きよみんさん作


紅が痩せてきた事に
気がついたのは
今年の1月半ば過ぎでした。
思えば
この時に病院へ行っていれば
また少し結果が違ったかもと
今でも後悔しています。

2月になり
痩せた事がどうしても
気になり…。
でも
いつも通り
椅子で寛いだり
寝室のdaddymammyベッドや
砦ベッドで寝ていて。
食欲も変わりなく、お水も飲むし
トイレもちゃんとしてました。

でも
だんだん食が細くなってきて…。
さらに痩せてきました。

異変があったのは2月14日。
食欲がなく
ほとんど食べなくて
💩もとても小さかった。
翌15日になるとゴハンも食べず
夜には
足元がふらつき出したので
2月16日
朝イチで病院に行ったのです。

それからは
ブログで何日かごとにまとめて
ご報告させていただきました。




腎臓の大きさが
倍近く大きくなり
腸には黒い影。
その影は
全く知識がない私でさえ
エコーを見て分かるくらいでした。
血液検査は
腎臓がかなり悪い数値でした。
黒い影はおそらく
癌かリンパ腫。
でも…先ずは
腎臓の状態を少しでも
良くしなければならないので
・ステロイド注射
・抗生物質注射
・ソルラクト輸液
からの
投薬開始でした。




集中的に治療したおかげで
腎臓の数値もほぼ回復し
食欲もかなり戻ってきて
あとは
腫瘍の治療だと思ってました。
ところが
腸の影は薄くなったものの
その時の状態では
細胞診が出来ず…。
そして
腎臓の大きさが変わらず
大きいまま。
院長先生に言われたのは…
腎不全の場合
基本的には
腎臓が小さく萎縮する。
大きくなってしまうのは
大抵は腫瘍が出来ている。
との事でした。
今のままでの
平均的な余命も告げられました。
でも…まだ始まったばかり。
これから
もっと体力が回復すれば
検査も出来るし、
出来る治療が増える。
紅との未来を信じて
治療を続けました。



病気が発覚してから
この頃↑が一番
調子がよかったと思います。
腎臓の状態も数値も
腸の腫瘍も
どんどん良くなって
いると思っていました。
食欲も体力も大分戻り
体重も少しずつ増えて。
腸にできた腫瘍が
腎臓に影響していたのなら…。
あともう少し。
腎臓が元通りになれば
細胞診や手術、
抗がん剤などの治療が出来て
紅は必ず治ると信じてました。



紅は治る!と信じていた矢先
また調子が悪くなり…。
食べれなくなり
チッコの量も減り
ふらつくようになりました。
1日おきになった輸液も
また毎日になり
体重もまた減りはじめました。
でも幸か不幸か
そのタイミングで細胞診が出来て
腸の腫瘍は
リンパ腫と確定できたのです。
だけど
腎臓がまた大きくなって
しまいました。



パートのお仕事を辞め
紅のそばに居れるようになった
mammy。

リンパ腫と確定し
院長先生から
いくつかの治療方針を聞き
daddyと相談して
抗がん剤治療を始めました。

抗がん剤は
3種類の説明を受けました。
・注射で速効性が有るが
何度か続けて使うと
効き目があまり無くなる
副作用は強くはない
・半日かけての点滴
強い薬だけど持続性が有る
副作用は強め
・飲み薬でゆっくりの効き目
長期治療向き
副作用はあまりない

注射の抗がん剤…
L-アスパラキナーゼを
お願いしました。
食欲と体力・体重が
落ちてきているけど
まずは速効性を求めて。
今やらなければ…
このまま何もしなければ
もう…。
そう思いました。

ダルいだろうに…
しんどいだろうに…

食欲もないので
この頃から
少しずつ強制給仕を始めました。
紅はカリカリだけしか
食べません。
ウェット系はどれもバツブルーNGバツブルー
みんにゃ大好きちゅーるも
全く興味ナシ。
なので
強制給仕は嫌いなウェットで
紅もイヤだったろうし
私も辛かったです。
それでも
とにかく栄養を取り
少しでも体力が向上するように
頑張りました。

体力が低下してきて
脚力も落ちてきたので
自分のベッドのフチを
またげなくなってきました。
なので
新しくベッドを作って
いただきました。

出入りしやすくなり

とても広くなったベッドは

どこでもどんな向きでも

まぁるくなっても

横たわっても

楽に寝られるようになり

紅のお気に入りになりました。

エリカラ、キャリーバッグのお座布団

この↑ベッド。

紅の闘病生活に欠かせない物は

全てtamajirouさん 

お願いして作っていただきました。




抗がん剤を投与して
副作用もほとんどなく
食欲も少しずつ戻り
元気を取り戻してきた…
かのように見えましたが
1週間後には
またぐったりと
ダルそうになってしまいました。
エコーの結果
腸のリンパ腫には
かなり効きました。
しかし
腎臓機能が低下し
貧血と脱水状態が…。
2度目の抗がん剤は見送り
貧血と脱水の症状を優先し
増血剤と輸液の投与と
なりました。

それから数日後
かなりの体調不良が
みられたので
予定より早く病院へ行きました。
ぐったりと横たわり
起き上がる気力もない紅…。
エコーで見られた映像…
そして
告げられたお話には
かなりのショックを受けました。



もうほとんど
自分で食べる事が出来なくなり
1日の食事は
全て強制給仕に
なってしまいました。
椅子に乗せて
バスタオルでくるんで
タオルで前掛けをして。

なるべくカロリーが
高めで腎臓に負担の無い物を…。
粉ミルク2種類は
水分量で
団子状からサラサラミルクまで
固さを変えられる物です。
特に右上の「カタスパンA」は
カロリーが高く
腎臓病に対応していて
紅の体の状態に
合っていたと思います。

病院で告げられた結果は
腸全体に広がる真っ黒な影と
腎臓がほとんど機能してなく
極度の貧血と脱水だと
言う事でした。
短期間でリンパ腫が広がり
おそらく腎臓に完全に転移…。
腎不全の状態では
腎臓が
抗がん剤を対応する事が
出来ないので
もう闘うための「薬」は
なくなりました。

ステロイドで
少しだけでも進行を抑え、
ソルラクト輸液で
少しだけでも脱水を抑える。
あとは
少しずつでも栄養を取り
体力を回復するしか…。

強制給仕を続け
『食べる事は生きる事』
そう思いながらも
私の中には迷いがありました。
バスタオルで巻かれた紅は
イヤでも抵抗する力はなく…。
でもイヤで
飲み込む事を拒否して
口の脇から出すのです。

食べさせて
少しでも体力向上を願うdaddyは
仕事なので
様子を見る事が出来ないため
毎日気が狂ったように
カロリー計算をし
今日1日はこれくらい!と
食べさせようとするのです。
仕事中に
何時に何g食べた?
何時にトイレ?
今何してる?と
何度も何度も電話しました。
daddyの気持ちは
痛いほどよくわかってます。
でも
イヤがる紅も見てて…。
でもでも。
私だって諦めたくない。
『食べる事は生きる事』
その言葉を心で繰り返し
食べてくれる紅をたくさん褒めて
イヤがる紅には懇願して…。
紅はホントに
頑張ってくれました。

時々気分がいいと
大好きなカリカリおやつを
数粒食べてくれたのが
涙が出るほど嬉しかったです。

脚力がなくなり
もうほとんど寝たきりに
なってしまいました。
寝室の自分のベッドも
daddymammyベッドも
行かなくなりました。
かろうじて
大好きな窓際の椅子と
砦ベッドの下のケージの
トイレと水飲みへ
よたよたとゆっくり
休み休み歩くくらいに
なりました。
なので
あまり歩かなくていいように
窓際に
ベッドや水飲み、トイレを
移動させました。





とても長くなってしまいました。
次に続きます。

きよみんさん作




mahalo流れ星