● NHKあさイチ「ひきこもり 本人と家族 どう支える?」を見て思ったこと
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
昨日はNHKあさイチで、
ひきこもり 本人と家族 どう支える?という特集をやっていました。
ひきこもりの当事者への支援は各地で行われているようですが、
岐阜県美濃加茂市では、家族への支援も積極的に行っているようです。
10年前ほどから娘さんがひきこもるようになり、
お母さんの苦しみも大きくなっていたところ、
お母さんが市のアンケートに答えたことがきっかけで、
市の職員の方が、このお母さんの苦しみに気づき、
支援につながったそうです。
市の職員さんがじっくり話をきいてくれたことで、
お母さんは、これまで誰にも言えなかった悩みや苦しみを言えたそうです。
お母さんと市の職員さんが信頼関係を築けるようになると、
市の職員さんは、娘さんの得意なイラストに着目して、
市が発行するパンフレットの挿絵を描いてみないかと提案したそうです。
お母さんと市の職員さんが信頼関係が築けたから、
娘さんも市の職員さんとお話できるようになったと思います。
娘さんは、これまでイラストを学んできた専門学校でも、
ダメ出しされることが多かったこともあり、
こんな自分が引き受けていいのかと悩んだこともあったそうですが、
時間をかけて丁寧にイラストを描き上げて、市の職員さんに見せたそうです。
そんな娘さんに市の職員さんは、
納期の短い締め切りなどは、あえて設けず、
じっくり、自分のペースで書いていいよと伝え続けたそうです。
娘さんは、市の職員さんは、自分のことをよく見てくれている、
自分のことをよく分かってくれていると安心できて、
イラストを描くことに集中できたそうです。
それからは、定期的にイラスト作成を引き受けているそうです。
娘さんは最後に、
今の私があるのは、母が勇気を出して、
市の職員さんに相談してくれたからです。
と言われていました。
本当に良かったですね^^
支援する上で大切にしていることとして、
市の職員さんが話されていたのは、
家族との信頼関係を作り、家族と一緒になって取り組んでいくことと、
支援する側と、支援される側と区別するのではなく、
市民の困りごとを、ひきこもりの人の力を借りながら、解決していく
というスタンスでやっているということでした。
支援されるだけでは、自己肯定感が下がっていると、
人に迷惑をかけている自分はダメだと捉えがちですが、
ひきこもりの人に仕事をお願いすると、
こんな自分でも必要とされていると思えるようになって、
自己肯定感が回復しやすいのだと思います。
とは言っても、長年、親子だけで悩み続けていると、
どんどん悩みの渦に飲み込まれて、悩みが深くなり、
手を差し伸べてくれる人がいても、素直に好意を受け取れなくなったり、
他人に対して、疑心暗鬼になってしまいがちです。
この状態が、ブロックや思い込みが強くなっている状態ですね。
過去の私を振り返ってみても、息子の不登校の初めの頃は、
それまであまり感じないようにしていた、
幼少期の親への怒りや、これまで感じてきた他人への不信感のような感情が
蒸し返されていたように思います。
親子でこの状態になってしまうと、いくら色々行動してみても、
なかなかいい結果に繋がりにくくなります。
かと言って、その感情が鎮まるまで待って、
これまでのようになかったことにしても、
その感情は潜在意識下から消えるわけではないので、
いつまでもくすぶり続けて、
そのような感情を味わう出来事が、お知らせのように起こり続けます。
親御さんのネガティブな感情を解放し、ブロックや思い込みを緩めていくと、
これまで上手くいかなかった担任の先生と上手くいくようになった
職場の人間関係が改善した
などという報告をいただきます。
親御さんの書き換えが進んでいくと、
潜在意識下で繋がっているお子さんも、徐々に人間関係で苦労しなくなっていきますよ。
このあたりの仕組みが分かりにくいという方は、
こちらの無料質問会でご説明させてもらいますね。
【関連記事】
お子さんが不登校になってママ友に会うのが辛い時には…【追記】
不登校改善のためにUMIを学ぶと、ママ友と子育ての価値観や話が合わなくなりませんか?
応援ありがとうございました^^
★UMIマスターコース13期、基礎講座日程決定しました!
※基礎講座は全てLIVE配信(ZOOM)で開催します。
2/6(土)10時~13時
高橋ゆりこ 野田祐佳里
2/6(土)20時~23時
國本弘美 椿花音
2/7(日)13時~16時
かせゆき 渡辺さとこ
2/9(火)10時~13時
山本八栄子 サラサまみ
2/10(水)10時~13時
高橋ゆりこ かせゆき
2/12(金)20時~23時
川相ルミ 椿花音
※Zoom基礎講座の時間が合わない方は個別対応します。