私が裁判員になったときの事件と

発達障がいを多少なりとも

持っているお子さんと

中学受験準備が

なかなかうまくいかないお子さん

 

そんなお子さんをお持ちの親御さんたちへ

 

 

何かヒントになるものがあればと思いまして

今後もリンクを貼れる状態にして

残していきたいと思って書き直しています

 

どこから読んでいただいても

何かしらひとつご提示できればと思います

 

IMG_7670.jpg

 

字がマスにおさめられない

字が汚い

漢字が覚えられない

 

 

その原因のひとつとして

 

音と文字が結びつかない

 

というものがあります

 

 

直ぐに思いつくのが

『学習障害LD』

ですよね

 

学習障害の子どもに

知的発達に遅れや

身体的な障害はないのです

 

でも、 読む、書く、計算するという

学習に必要な能力のいずれかが低く

 学習に困難を示すような子がいるのです

 

このような症状を

学習障害と言っています

 

読んだり書いたりが苦手なので

覚えられるタンクは人並みにあるのに

頭の中に入って行く入り口が狭いので

 

結果

読み書き、計算が困難な子は

その他の学習の遅延も見られてしまい

日本の紙の上でのテストは

非常に不利な状況となります

 

これが定型発達児だとしても

 

読み書き計算の準備が足りなくて

高みを目指す中学受験準備の場合

 

その集団の中にあっては

「中学受験準備困難者」となってしまいます

読んで書いて計算して・・・

という一連の作業が遅いということは

覚えることも遅いと思います

 

 

学習障害LDの中で

特に読み書きに関して困難を示す子を

『ディスレクシア』と言います

 

やっと最近知られるようになった

『ディスレクシア』

 

トム・クルーズや

スピルバーグが自身で発表されたので

知った方も多いことと思います

 

日本では

発達性読み書き障害

読み書き困難

と表現することもあります

 

想像してみてください

今、見ているものが

 

滲んで見えたら

二重に見えたら

歪んで見えたら

反転していたら

 

読むことが苦痛だし

読んでいて疲れるし

字を追うことが当然嫌いになりますよね

 

考えることや

学ぶことは

決して嫌いではないのに

 

それを表現する段階で

とても辛い子どもたちがいるのです

 

本当はどう見えているのかは

誰にも分かりません

 

だって、この子たちも

正しい見え方で見たことが無いのですから

滲んでいるよとか

反転して見えているんだよなんて

人に伝えられるはずがないのです

 

他にも見かけでは分からない障害に

自閉症スペクトラム(ASD)があります

 

 少し落ち着きがない子もいるので

見かけで何となくわかる子もいます

 

こちらは社会性の発達障害です

 

アスペルガー(コミュニケーション障害)

広汎性発達障害(精神遅滞)

注意欠陥多動性障害(字のごとく)

などがありますが、

 

これらはどうしても

絡み合っている症状なので

2013年に

米国精神医学会の診断基準により

 

「自閉症スペクトラム障害」

という言葉にまとめられました

 

 

ここまで読むと

なんだそういうことか

「我が子には関係ない」と

思う方もいらっしゃるかもしれませんが

もう少し考えてくださいね

 

定型発達児であるのに

我が儘に育てていて

その場その場で

適切に振る舞うことが出来ない子も

見る人から見たら多動症に見える子もいます

 

落ち着きがないのも

ただ単に外遊びが少なくて

体がムズムズしている子もいます

 

生活のコミュニティーが小さすぎて

自閉症のような様子を見せる子もいます

 

そしてどれにも当てはまらず

定型発達児であるならば

何かの努力不足

準備不足ということになりますので

中学受験学習の成績は

あまり振るわないということになります

 

 

子どもたちの「出来ない」は

こういった発達に関する特性のものなのか

よくよく考えてみたら

完全に準備不足で

それなのに

レベルの高いことをさせているが故の

障がいなのか

 

発達障がいがあったとしても

定型発達であったとしても

 

無理をさせると怖いのは二次障害です

 

親が気が付いていない

子どもの特性を理解していない

手を打つことが遅れる

事前準備が足りないことなどで

 

子どもたちに非常に過酷な状況

与えてしまうことになり

要らぬ障害に発展する可能性があることを

考えて頂きたいのです

 

発達に問題があるのなら

生活そのものに生きづらさを感じているでしょう

 

学習に対する甘い考えがあり

準備不足であったのなら

この中学受験の世界で

生きづらさを感じているでしょう

 

 

今の状況が

どちらから来るものなのか

見極めていきましょう

 

でも

学習障害が分かったとしても

中学受験をさせることには

変わりありませんよね

 

準備が遅れた結果の今だとしても

中学受験をさせることには

変わりありませんよね

 

だからそのまま進めていくのですが

志望校だけはきちんと大人が

考えなくてはいけません

 

華やかな名前に振り回されないで

本当に力を付けていくための

学力と時間を提供してくれる学校を

大人が選ぶべきです

 

夢ばかり語っていないで

現実をしっかり見つめること

 

どうして出来ないの?

から

だから出来ないんだな

と理解しましょう

 

我が子を幸せにするための中学受験なのに

その準備段階で子どもを壊してはならないのです

 

 

~~~

 

こんなことを書いて

 

私が裁判員になったときの事件と

発達障がいを

多少なりとも持っているお子さんと

中学受験準備が

なかなかうまくいかないお子さんと

 

どう繋がっていくかというと・・・

 

学習障害的な事に気が付かずに

子どもに無理を

強いている場合があること

 

ただの準備不足なのに

かなり過酷な結果を求めて

子どもの思考を

歪ませているかもしれないことなど

 

親からみて今の結果は本当に

「訳が分からない」のかどうか

 

お子さんをしっかり見て

ご自分の子育てを振り返って

冷静に判断して欲しいという話に

繋がっていきます


また書きます

 

今宵はこの辺で・・・

 

 

今後ともご興味ある方は

お付き合いくださいませ

 

 

今日も一日お疲れさまでした

合格合格合格

 

 

~~~

 

 

 

 

 

 

 

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