山口百恵さんが俳優の三浦友和さんと、1980年11月19日に東京都港区の霊南坂教会で結婚式を挙げられ、ちょうど今年で40年になるそうです。
教会式のあとは大勢の人々が集まり東京プリンスホテルでご披露宴をされたとのこと。
ワイドショーなどでは、ロイヤルウェディング並みの取り上げられ方だったようです。お茶の間でも多くの人が百恵さんの花嫁姿の美しさに魅了されました。
広い会場でも広がったスカートではなく、タイトなシルエットのシンプルなドレスを選ばれたのが百恵さんらしいこだわりを感じます。
日本の結婚式では、大きな会場に負けないようにボリュームのスカートを合わせることが多いのですが、ヨーロッパの大聖堂などでは、スカートのボリュームではなく、シルエットの美しさや上質な素材にこだわる方が主流です。
とびきりの笑顔とお幸せがあふれる写真。
百恵さんのウェディングドレスのデザインは、お肌の露出を極力控えた教会式らしいもの。
袖口に並んだボタンと肩先にかかったケープカラーが特徴のドレスは、控えめな光沢のシルクの柔らかさが、ご本人らしい気品を表しています。
何と言っても、多くの人の印象に残るのは、耳の後ろにつけた大きな髪飾り。よく見ると、様々な素材の花びらが重ねられています。
それによって、スターらしい豪華さの中にも繊細さを表現できるので可憐な百恵さんにぴったりなコサージュに仕上がっています。
ここまでお花の主張が強いのに、バランスがとれているのは、ドレスのお顔まわりが極力シンプルで、襟元にも小ぶりのジュエリーのみだからではないでしょうか。
「ドレスはどんなデザインだったか覚えていないけれど、百恵ちゃんのウェディングといえば両サイドにつけたコサージュの印象が強い」という方は多いと思います。
ここで注目したいのは、友和さんの衣装。シンプルな白のコーディネートですが、シャツの前立の部分がフリルがとってもおしゃれですね。
以前YouTubeで百恵さんの昔の歌っている動画を見ました。
曲や歌声、見た目の美しさはもちろん、引き込まれるようなその存在感にスター性に釘付けになりました。
小学生だった頃、あまり好きな芸能人はいなかったのですが、百恵さんの写真がプリントされた下敷きを使っていました。子供ながらにもチャラチャラしていない落ち着いた感じや、そのスター性に憧れていたのだと思います。
現在はパッチワークを極めたり、家族を守るためにテレビには出ないことを貫いたりと、やはり芯の通った素敵な女性だなぁと思います。
ふと、山口百恵さんの結婚式ってどのくらい前だったんだろう...と気になり調べたところ、40年前を目前に控えた時期でしたので、百恵さんのドレスについて書いてみたくなりました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
ルーチェ クラッシカ 光田 みどり
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