発達障害のある子どものいる世界の、ほんの一部でいいから想像力を使って感じてみてほしい | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

昨日の記事で、
自分とは違う子どもを理解するために、
有効だったことを
いくつか挙げました。

昨日の記事はこちら

 

 


挙げていたのはこちらです。

・発達障害の特性についての理解
・肯定的に本人を観察し、想像も含めて考えてきたこと
・コーチングや心理学など、人の心の動きについての学び
・性格分類と行動パターンについての学び



今日はそのうち、
・発達障害の特性についての理解
について書いていきますね。

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発達障害は
脳の機能障害と
言われています。

つまり、
何らかの原因で、
生まれつき脳の機能の一部の
働きが弱いということ。

そして
出方や程度は
人それぞれに違っている。
ということ。





ここが生まれつきではなく、
生育環境の中で、
一部がうまく発達できていないと、
それは発達障害ではなく、
生育環境が改善すると、
脳も発達し、
言動も改善するということです。

発達障害は
育て方が原因などど、
勘違いされるのはそのためで、
生まれつきかどうかは、
簡単に判断できるものでは
ありません。

子どもが安心安全で、
肯定され、
きちんと愛着が形成できる
環境で育っていてもなお、
発達障害のような言動が
見受けられたら
それは発達障害が原因だろうと
推測はされるということです。

 







我が子が発達障害かも。

検査を受けたり、
本を読んだりすることは
大事なことですが、
それは何のためかというと、
今の子どもの現状を
できるだけ詳しく知って、
よりよい対応を考えるため。

発達障害だったらどうしよう。
と思考停止に陥ったり、
産んだ自分を責めたり
している暇はないのです。


子どもは日々成長していますからね。

できるだけ早く気づき、
育つ環境を整えていくことが
何より大事です。





実際に発達障害と
診断された長男を
育ててきて感じたこと。

それは、
彼がおかんとは
全く違う感覚の世界に
住んでいる
のだと
いうことでした。

音の聞こえ具合一つとっても、
すべての音が
おそらく同じ程度に
彼の中には
響いていたのだろうと
思われます。

だから、
教室の外の音も、
周囲のお友達の出す音も、
話し声も、
もちろん先生の声も。

その中から
先生の声だけを
拾い出し、
集中して聴き続けることが
どれだけ苦労することなのか。

それは、
体験していないと
わからない部分。

 







昔はおかんも、
わからなかったのです。

それがどれほど困難なことなのか。

でも大人になって、
子育てをしながら、
今のこの仕事をしている時、
突然それは起こりました。

クライアントさまのお話を
カフェでお聴きしていた
時のことなのですが、
ちょっと外が騒がしくなったとき、
突然目の前のクライアントさまの
お話に集中できなくなったのです。

よく言われますよね、

他に気になることがあって
話が耳に入ってこない。
ってこと。

何かほかに強く注意がひきつけられると
そういうことが起こります。

 

テレビをみていて。

とかなら

全然それは構わないのですが、
しっかり聴かなければいけない時間なのに、
集中できないのは、

とても困ります。

頭の中が混乱し、
聴き続けることに
ものすごい労力を必要としました。





その時気づいたのです。

あぁ彼は、
朝から晩まで
この状態の中にいるのだなぁ。
と。

たった1時間でも、
苦労して、
しんどかったのに、
彼はずーっとその中にいるんだ。

彼は彼なりに
とっても頑張って
集中しようとしているけれど、
脳がそれを阻んでいる。

その結果、
「話を聴いていない」
と怒られ、
「集中していない」
と怒られ・・・

辛かっただろうし、
悔しかっただろうし、
「なんで自分は・・・」
って
思っていたかもしれません。







その状態は、
程度は軽くなっても、
ずっと続き、

大学生になったときは、
一時は本人の判断で
服薬もしました。

 

見ていると、

ストレスの多い状態だと、

より強く出やすいように

思われます。

 

これはあくまで

そばで見ていたおかんの

感覚ですが。





だから、
発達障害の特性がある子は、
だらけていたり、
集中していたり
するのではなく、
本人の意志とは無関係に、
そうできない状況に陥り、
困っていたり、
辛い思いをしていることが
殆どなのだと
いうことがわかりました。

中にはそうだと
理解してもらえず、
注意され続けてきた結果、
「どうせ自分はできないから」

頑張ることをあきらめてしまう子も、
います。

 

怒られるのが嫌で、

自ら努力をあきらめ、

「できない子」として過ごすのが

どんなに苦痛なことか。

 

けれどそういう子が

実際にはたくさんいますし、

その自己肯定の低さのまま

大人になっている人も

もちろんたくさんいます。

 

それって

当人にとっては、

全然幸せじゃないと思うのです。

そもそも
頑張ってなんとかできる
というものではない中で、
本人たちは
実はすごく頑張っているし、
頑張り屋さんであることが
多いのです。

 







子どもが安心して
過ごせる環境を整え、
特性や困りごとに合わせた
対応を周囲の大人が
サポートできる子育てを
していくこと。

それは、
甘やかしなどではありません。

また、
発達障害だからしょうがない。
という
あきらめの仕方は
してほしくないし、
子育てがうまくいかないのを
発達障害のせいにも
してほしくないのです。

そんなこと、
誰も望んでいません。

子ども一人ひとりに合わせた
適切なサポートがあり、
育てる親の心をサポートする
環境が整うこと。

それが
おかんの望む未来です。

そしておかんはそのために、
育てているお母さんの
心を支え、
笑顔でお子さんと向き合えるような
学びと支援を提供しつづけていきます。

 

この記事の続きはこちら

肯定力やポジティブさは自分で身につけていくことができるもの





おかんの経験も含めて、

持っている知識・経験すべてを

フルに使って

お母さんを支えていきます。

ありのままの我が子を受け止め育てる!「カウンセリングつき子育てコーチング講座」
 

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