マルチプレイ・ゲームについて「VC(ボイスチャット)」を常用してきているロキブロ。
過去何度か、VCやマイクについての記事を書いてきましたが、今回は「ゲーム実況におけるVC・マイクについて」というマニアな点にフォーカスして考えてみます。
VCを経験したことがない方は、通常の文字による「チャット」で十分と考えている方が殆どだと思いますし、VCへの魅力を感じていない方もいると思います。
また、恥ずかしさとかもある方もいるハズ。
とはいえ、興味が無い方でも実際にVCを使ったゲームプレイをすると、チャット入力の作業が端折れるという快適さがひとつ加わるだけで、今までプレイしていたゲームがいい意味で別モノとしてより楽しさが増します。
大げさに言うと、もはや別次元にゲームを楽しめますし、PvPコンテンツなどがあるゲームでは確実に有益なツールになります。
ただ、注意したいのが。
VCを利用するにあたって、一番の課題となってしまうのが「音質&音量」の設定・調整で、コレはもうホントに永遠の課題。
実のところ、実況動画シリーズを製作し始めてからも、ワタシ自身、かなり頭を悩まされ続けています。
単純にプレイするだけであればよいのですが、収録をしていざ編集、出力となると。
「メンバー間の声音レベルがバラバラ」ってことがわかります。
なんとか映像の方は問題ないレベルでの収録ができるようになりましたが。
音質&音量。
コレが現時点でのロキブロYouTubeちゃんねるにおける"課題"になっています。
※実際に、ロキブロの動画で会話内容が聞き取りづらいと感じ、不快感を与えてしまっている方も多いと思います。(申し訳ない!!)
収録した動画を編集ソフトなどに取り込んで、音声データを視覚化して見ると一目瞭然です。
↑の赤枠で囲んだ部分の音量波形を見ると、ワタシ(ロキウス)が喋っている部分が大きな音声波形の部分です。
つまり、ゲームの効果音などが被ったとしても、かき消されるようなことがなく、比較的聞き取りには苦がない快適な音声帯であるワケです。
対して、他のメンバーが喋っている箇所は極めて微弱な波形として入力されてしまっていることも見て取れます。
ゲーム内の音量レベル設定では、BGM<効果音<メンバー会話音量
という設定にしていますが、ほぼその差が分からないレベル。
※BGMや効果音は20%前後まで下げ、VCについては100%という設定でもコレ
ただし、イルさんの場合は女性なので高音域~中音域帯の音として乗ってくるという点と、そもそも彼女も音楽界の人間なのでオーディオインターフェースとボーカルマイク所持者ということで、やはり比較的聞き取りやすい部類に入ります。
※オーディオインターフェース持ちは現状、音質・音量調整においては最強か…
また、実際に実況動画製作を始めてみて感じているのが、「自身は少なからず編集のことも考えてプレイしている」という点と、他メンバーは「ただ単純にゲームを楽しみ、プレイしてもらう」というスタンス、意識の違い。
例えば、参加メンバーに「アレしろコレしろ」はしたくないし、する気はないっていう実況者さんの方が圧倒的多数でしょう。
そんなことでは本来のゲームの楽しさが損なわれてしまうので。
やはり自然体でいて快適な音検出をできるよう試行錯誤するのがこの世界の課題であり、クリエイターとしてのロマンなのだと思います。
■マイクやツールに合わせた設定をみんなで調整し合うのがベスト
とはいえ、VC利用において録る録らないは別として、そもそも自分の声が相手にどのように聞こえているのか?
という点は非常に不明瞭でして。
確かめる術があまりないってのも事実です。
コレについてはVCメンバー間でダイレクトに意見交換をしながら各自でベストな調整をしていくことが大切で、利用するツール、デバイスごとにその内容も変わってくると思われます。
例えば、ワタシのようにオーディオインターフェースを介してマイクを使用している場合と。
ゲーミングヘッドセットを使用している場合でも、聞こえてくる音には大きな違いが生まれますので。
必然的にPC上での設定、調整内容は変わってきますし。
その調整の難易度もそれぞれによって変わってきます。
無論、オーディオインターフェースを持っているからと言っても、必ずしもクリアで聞き取りやすい音声を相手に届けられるとは限りません。
やはり、最適な設定があってこそのハイ・クオリティなVCが実現します。
PC上でのマイク設定項目も、導入しているマイクデバイスごとにドライバが異なるため、統一感はなかったりします。
オーディオインターフェースが手元にあるなら、こうした深い部分まで音質を追求することもできますし、音量レベルも物理的にツマミをイジってコントロールしていくことも可能です。
※I/Oを使ってる人はモノラル(1チャンネル)の最高音質がオススメ
一番難しいかもしれないのは、ヘッドセットやマイク直挿しでVCを利用している方かも。
特に、ゲーミングヘッドセットやVC用を謳った製品には「ノイズキャンセラー機能」などが搭載されていたりしますが。
実はこういう機能が無駄に働いてしまい、VC中、自分の声と共に「ノイズ」が乗って伝わってしまうケースが少なくないです。
ホワイトノイズ、要するに「シャー…」という、トランシーバのような耳障りな音ですね(^_^;)
周辺でTVを付けてたり、周囲からの微弱な音を排他的に制御して消す機能ですが、この機能のせいでナチュラルな音で入力されない場合があります。
なので、オーディオインターフェースを持っていたとしても、ワタシの場合はこういった設定はあえて無効化してたりします。
無駄な処理が加わることで、結果的に不快な音として出力されてしまうことは避けたいトコロ…。
その他にも。
Skypeなどに代表されるVCツールごとで、音質などが変化してしまうのも困ってしまう原因のひとつ(;´∀`)
人気があるから快適に利用できる。
とは限りません。
例えば、ワタシの場合、GoogleのハングアウトをPCで利用すると「自分の声にノイズが乗る」という現象が発生します。
Skypeですとそういった現象は確認されませんでしたが、Skypeを利用すると今度はその他の音声レベルが自動調整で下げられてしまう。
という挙動となりました。
つーことは、「ゲームの音声レベルが下がって迫力がない映像になってしまう」という結果にも繋がってしまいます。
最近では「LINE」もグループ通話機能が搭載されましたので、その内容もまた気になるトコロ。
そういうわけで、VCは追求するとけっこうキリがないジャンルでもあるってのが唯一のデメリットかも知れません。
そこで、個人的に感じているのは。
「設定とか調整がめんどくさい」
と感じられる方にはあまりVCは向いていない"かも"知れません(^_^;)
あくまでも、集団で利用することが多いVCですから、メンバー同士でお互いの音質や音量レベルを指摘し合い。
各々がクオリティアップを意識して全員が快適に利用できるよう務めることができる環境があれば。
VCは非常に強力なライフハックツールとして機能してくれることでしょう(*‘ω‘ *)
てことで。
イロイロ考えた結果。
結論は「みんなで最適な環境を作る」ってのがハイ・クオリティVCを完成させるコツという話でした(笑)
また良策が見つかりましたら、一人音質向上委員会企画をやりたいと思います(;´∀`)
おしまい
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