スマホジンバル | ロキブロ

ロキブロ

主にPCゲーム、ソフト&ハードウェア、ガジェット、製品に関するレビュー(アンバサダー&スポンサード)、クリエイティブ、ほか楽しそうだと感じたことを書いてます

※スポンサードなどご連絡はコチラ→「lokiblo.business@gmail.com」

近代iPhoneガジェで欠かせなくなった「MagSafe」

 

最近、会社ケータイもiPhoneになり…、先日AirPodsを3世代からAirPods Pro2に買い替え、今まで使用していたAirPodsを社長にあげて…もはや会社単位でApple信者化が止まりません。

 

そんなApple製品の看板商品がiPhoneなワケなのですが、12くらいからでしたでしょうか…?

 

本体にリング型のマグネットと無接点充電機構が搭載されました。

 

「MagSafe」であります。

 

ここ数年の間、MagSafeを有効活用したアイデア・ガジェット製品をテック系各社がこぞってリリースしまくっておりまして、これがまた面白い商品が多いこと。

 

そんなワケで、今回は弊社が実際に撮影時にも活用してるMagSafeを有効活用した製品をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

ハイ・クオリティ動画を撮りたいなら DJI Osmo Mobile 6

 

まず最初に映像作品をiPhoneで作りたいならスタビライザー(手ブレ軽減&水平維持補助)持ってると持ってないとでは作品の内容にもよりますが、大きくできることの幅が変わってきます。

 

なんなら普段は高額で高品質な映像が撮影できる一眼ミラーレスやアクションカムなどで作品を作ってるようなプロ連中ですら、意外とスマホ用のスタビライザー(ジンバル)は別に一個は持ってるヨ!みたいなクリエイターさん少なくないです。

 

そんだけスマホ撮りって「楽」だからです(^_^;

 

 

 

※超コンパクトに折り畳めてバッグ内スペースも節約できる

 

スマホ用なので通常のミラーレス向け、プロ・ユースのジンバルに対してめちゃくちゃコンパクトになりますし、クッソ軽いです。

 

※一式全て付属の巾着バッグに入れてもわずか463g

 

通常のカメラジンバルですとさすがにここまでコンパクトサイズでの運用が不可能だからこそこのガジェットはオススメ。

 

※サードパーティ製の専用ガジェットも有能です

 

↑のような DJI Osmo Mobile 6 に使えるMagSafe用のサードパーティ製ガジェットを使うことで、さらにiPhone撮影の本領を発揮させることが可能になります。

 

DJI Osmo Mobile 6 の内容物にはこちら (MagSafe用の着脱器具) は含まれておらず、同梱されているのはよくあるスマホを噛ませるだけのアタッチメントです。

恐らく、MagSafeを内蔵しているiPhone以外のスマートフォンでも使えるようにですね。

 

※DJI Osmo Mobile 6 のために作られてます

 

間に↑のこのMagSafeガジェットを噛ませるだけでジンバルとの着脱すら全てマグネットで済ませられるので、この2つの組み合わせは必須です。

 

DJIは多くのプロ・クリエイターが愛用している信頼と実績の塊みたいなメーカーなので、iPhone用のジンバルとして使うにしてもこれ以上ないクラスの機能性、安定感を提供してくれます。

 

※スマホ向けのジンバルはけっこう出てるけどDJIは性能もサイズも最強レベル

 

なんなら、この手の製品の中では業界のみんな欲しがるのがDJI製品で、妥協してDJIより少し安い◯◯のジンバルを買おうとか、そういう対象になってる業界トップがDJIなのでご安心を。

 

 

 

 

 

ジンバルは高い…けど自撮りやローアングル撮影とかしたい人

 

次に、メカメカして数万円クラスのDJIみたいなジンバルはちょっと難しそう…さすがに自分にはガチすぎるかも知れない…といった方にオススメなガジェットをご紹介します↓

 

 

こちらは製品写真見たままの機能を備えた超アイデア商品。

 

Ulanziというメーカーもカメラ業界ではクソほど有名で大人気かつ高品質な製品を多数排出しているところなのでご安心を。

 

※普段はリングがついたただの金属棒

 

コレのナニがイイって。

 

一切の電子的な要素がないただの金属の塊…つまり、完全アナログで扱える手軽さと、金属が故の堅牢性です。

 

まずコレを壊す人はいないでしょう(^_^;

 

※グイッと展開するだけ

 

使い方もマジで簡単で、↑のように格納された脚を展開するだけ。

 

まずこの状態でできるのが自撮りやローアングル撮影。

 

※MagSafe大活躍中

 

展開した金属棒をそのまま握って、リング上になっている部分にMagSafeでiPhoneを縦横斜め好きな角度でパコッとくっつけます。

 

ヒンジ部分は手前に引いたり、奥に倒したり、いわゆる”チルト”操作も簡単です。

 

あとは下からローアングル撮影してもよし、インカメラで自撮り棒にしてもよしといった感じで手軽に運用できます。

 

※それだけじゃねえのがUlanziの発明

 

そしてここからがまた面白い。

 

展開した棒は2枚構成になっており、さらに手前の棒は二股に展開できます。

 

もうおわかりですね!笑

 

※ミニ三脚モードにトランスフォーム可能

 

さらに二本の棒をグイッと広げてやるとMagSafe対応のミニ三脚に変形させることが可能。

 

※撮影だけでなく、ランチタイムのYouTube視聴とかにもかなり役立ちます
(高さも2形態で切り分けできるのでシチュエーションに合った形態で利用)

 

リング部のMagSafeにiPhoneをパコッとくっつけたらミニ三脚として機能し、撮影以外でもYouTubeの視聴とか使用用途が広がりますし、卓上に乗せての自撮りのビデオ通話や配信なんかにもお手軽便利グッズとして一役買います。

 

※極めつけのカラビナ機構搭載

 

極めつけにはMagSafe用のリング部分が「カラビナ機構」となっているため、もはやバッグの中にしまっておく必要すらないという発明品です。

 

この手のガジェットに対する弱点が”ニンゲンの怠惰=取り出し・収納”ってのが割とマジなんですけれども、このUlanzi製品はそれすらも払拭してくれます。

 

カメラバッグ、ガジェット用ポーチ、なんならパンツのベルト通しなんかにもカチッとカラビナ機構を用いてすぐ手にできるように装備することが可能ですから、積極的に使用していくことが可能です。

 

Ulanziさんは↑オプションでこういった拡張アイテムも販売していますので、ご紹介した製品と組み合わせて使うこともできます。

 

特に様々な場所(出先など)で配信をされているようなストリーマーの方々なんかにはかなりスタイリッシュで便利なガジェットになるのではないでしょうか。

 

※頑丈ですっごく軽いです

 

こちらのアイデア商品、ロキブロ的に非常にオススメです。

 

 

↑コチラはついでにご紹介させていただきます。

 

※カメラマンにオススメのMagSafeガジェット

 

見たままのシンプルな製品なのですが、カメラ用のコールドシュー、1/4ネジ完備、MagSafeと2個所のヒンジ(可動部)が備わった金属パーツです。

 

※コールドシューに装備して情報モニタなどに便利です

 

最近のミラーレスってスマホに接続してモニターすることもできたり、その他情報表示であったり、YouTuberさんとかはMagSafeでiPhoneでも動画さつえいしつつ、カメラ撮影時のPOV視点動画撮影なんかにも一役買うと思います。

 

また、1/4ネジ切も備わってますので、すでに立派な三脚をお持ちのカメラマンでもこちらをセットすればMagSafe(iPhone)対応の三脚にすることもできてしまいますし、カメラ用のジンバルの拡張用コールドシューにこいつをセットすれば、iPhoneを補助モニターにして運用することも可能です。

 

※角度も自由に付けれてすごい便利ですこの子

 

ひとつでもこういうの持っておくとかなり撮影の幅が広がって便利です。

 

 

 

 

 

プロの「スマホでじゅうぶん」は半分ホントで半分ウソ

 

最後に、肝心なスマホ(iPhone)撮影に関しての予備知識です。

 

数年前からよく「スマホでじゅうぶん」と触れ回りがちな動画クリエイター(プロのカメラマン、ビデオブロガー)さんなどが見受けられます。

 

カメラや写真の楽しさを伝えたい目的なのが大前提とは思いますし、実際にワタシの知人のプロ・カメラマンの方々なんかもよくこういった触れ込みで周囲にスピーチされていたり、なんならセミナーまで開いている方もおりました。

 

このようなクリエイターさんの撮影環境は、一般のみなさんにはあまり見えてないテクニックがたくさん隠されていて、そこに触れずして作例やテクニックのみをお披露目してる風景が散見されますので、100%鵜呑みにしないようご注意くださいね。

 

当然ながら彼らはプロですから、カメラの設定とその効果もよく解っていますし、経験則から”目の前の環境に合った設定値を自然と導き出せるほどのマニュアル知識と撮影に手間をかける丁寧さ”が備わっています。

 

中でも映像と写真は「照明 (光)」がけっこうな割合でクオリティに直結するレベルで出てきますので、彼らプロ級クリエイターは光のコントロールをうまいことやっていることが前提であのようなハイ・クオリティな画が撮れてることが少なくありません。

 

 

※サンプル①:撮影用の照明がある環境でiPhone撮影した製品写真

 

※サンプル②:撮影用の照明がある環境でiPhone撮影した製品写真

 

※さっきの写真もiPhone16の撮影です

 

↑はiPhone16のノーマルカメラのポートレートモードで撮影したシンプルな製品紹介写真ですが、照明の当たて方や被写界深度を意識して撮影してあげるだけでもクオリティをアップさせることが容易です。

 

ただし、一見すると一眼レベルに見えても、例えば被写界深度によるボケ感についてもデジタル描画された「エフェクト(効果)」で加えられたものなので、そういった意味ではナチュラルなボケ感とは言えません。

 

 

 

ものの3分程度でサクッとiPhoneで撮影した写真ですが、撮影用の作業デスクで↑のような撮影用の照明を2発左右から照射してます。(逆にいうとそれだけ)

 

他にも製品写真にはつきものの「ホコリ」がほぼないことにはお気づきになったでしょうか。

 

iPhoneで撮影した写真はiCloudですぐにデバイス間共有されますので、ワタシの場合はよくMacBook側でホコリの除去をしたり、ドラマチック系のフィルタをかけたりしてお手軽にクオリティアップの処理を施してます。

 

たまにホコリだらけの製品写真をそのまま掲載している個人のガジェ系ブロガーさんのページなどもよく見かけると思いますが、いわゆるプロの方々はこういった一手間を当たり前のようにやりがちなので、ある意味では撮って出しの製品画像とかの方がリアルなレビューといえるかも知れませんね(^_^;

 

ミラーレス一眼
iPhone16

 

ちなみに↑こちらは同じ撮影環境でそれぞれ同じような画角で撮影した比較写真です。

 

一眼とiPhoneはデバイス自体に搭載できるセンサーサイズに雲泥の差がありますので、解像感が全く違いますが、みなさんの目から見てどうでしょうか。

 

例えば、みなさんが製品メーカー側で、どちらの製品写真を製品ページに掲載したいか、なんならどっちの写真が実際に採用されている感じがするか。みたいな基準で見てみてください。

 

スマホのカメラはどんどん高性能になっているものの、この物理的なサイズ差には大きな差がありますので…「スマホは永遠にミラーレス一眼のようなカメラデバイスのクオリティには到達できない」というのが客観的事実です。

 

スマホくらい小さなカメラに搭載できるカメラセンサーの性能が向上するということは、もっと大きなカメラデバイスのセンサーも同じだけ、もしくはそれ以上に性能を高められるという方程式が成り立ってしまうからです。

 

ということで、今回はスマホで撮影する際に役立ちそうなガジェットとちょっとした撮影に関するお話でした。