ログ組み二日目
二日目が始まりました。
窓空間とスロープに道板が架けられています。
その道板を利用して、長いログが搬入されます。
組む前には一段ごとに電気穴が空けられていきます。
長いログが段々と増えてきました。
戸や窓が形を見せると、その上はほとんど長尺のログになります。
もうすぐ全ての戸・窓の空間が見えてきそうです。
待ちに待ったクレーンの登場。これでログ運搬などの力仕事が激減します。
長尺ログの移動が始まりました。
電気屋さんは穴空けの必要なログを見つけ、その場所にマーキングしていきます。
使う順番を考えながら、置き場所を決めているのは棟梁。後々の仕事の流れを左右する大事な判断を、瞬時に決めて指示しています。
クレーンを使っての長尺ログ積みが始まりました。
脚立を四方に使って、動き易いように組まれた道板が活躍しています。
コの字に挟んで吊るされたログは、スムーズに所定の場所に運ばれて停止します。
長尺が続き、見る間に壁が立ち上がっていきます。
電気屋さんの穴空けは全て地上で行われるようになりました。
二階の床や柱を支える梁も、中空に載り始めています。
バルコニーを支えデッキの中に立つ、柱三本。
クレーンを上手く使って、ログと組み合わさりました。
柱の上には三本の長尺ログが載ります。
下から見上げると、大きなバルコニーが想像されます。錦江湾と桜島が真正面に見える特等席になりそうです。
少しログが残りましたが、二日目終了。
ログ組み
週末の雨予報に、ブルーシートでしっかり防水。
いよいよ、本格的なログの組み建てが始まりました。
短いログは前日までに全て舞台に載せてありますが、長いログはスロープや下にあります。
南北は半ログからのスタートで、これから3段目へ。
スロープから道板を渡し、長いログも搬入されていきます。
メーカーで空けられた20ヶ所の電気穴と沢山のダボ穴。
電気穴には下から配線しながら積み上げていきます。
短いログをずらして長いログも沢山搬入されました。4段目。
追加した電気穴は一段一段ドリルで空けながら進みます。
電気穴の一番多い北側ログは、みんなで配線を確認しながら積んでいます。
一番低い窓は浴室。5段目のログには横に切れ込みが入れてあり、そこが窓の下端になります。
今回は珍しく、穴の位置がずれている個所が沢山ありました。上や下からドリルで穴を開ける作業が続きます。
7段目。窓の部分が少し現れてきました。
西隣の家庭菜園から見上げると、二軒の別荘が同時建築中。
8~9段目。四つの空間とドアや窓の形が少しずつ見えてきました。
内部はこのような状態です。
一階の半分の高さが組み上がっています。
人と天気に恵まれて、無事一日目が終了致しました。
舞台造りからログ一段目
土台(125×125mm)の敷設が進んでいます。
上にログが載る田の字の他にも、四列のサポート土台が東西に並びます。
一段低いサポート土台に載って、南北に大引(95×95mm)が敷設されていきます。大引の天端は田の字土台と同じ高さです。
サポート土台の両端は、基礎に空けられた高さ75mm(大引高95-基礎パッキン厚20)の空間で受けられています。
そして、その間には鋼製束が固定されて、サポート土台を支えています。
しっかり固定された土台の上に大引が載せられていきます。
バネ付き座金の上には長ナットが取り付けられました。
南北に並べられて、大引が設置されていきます。
土台・大引の上に根太(45×70mm)が東西に敷設され、その上に合板が敷かれて舞台が出来上がりました。
土台の上に二枚重ねの根太、その上にスペーサー(42×90mm)。空間は電気配線に使われます。
同じく、四隅はこのような組合せになります。
翌日の小雨を警戒して、舞台は10×10mのブルーシートで覆われました。
防腐防蟻剤加圧注入材は床下とデッキ・バルコニーに使われます。終盤で使うデッキ・バルコニー材は敷地の隅にまとめられました。
床下には給排水用の配管が設置されています。
ログ一段目の設置が始まりました。
ログには配線予定の場所に穴が空けられて輸入しますが、追加の電気穴は現場で空けながら進みます。
一ヶ所ずつ一段目が組まれていきます。
上下のログを緊結する、木製のダボも準備されて、出番を待っています。


































































