ユリノキ-家族はじめます!- -18ページ目

ユリノキ-家族はじめます!-

家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

 

 

これから、仙人息子の人生秘話が物語れていく予感を抱かされた瞬間であった。

 

しかしながら…

 

「最後に寿司を食したのは40年前であった。」と、9歳の息子が見知らぬ外国人に伝えられた勇気を私は買いたい。

 

 

 

 

 

 

 

英会話関連記事は、こちらニヤニヤ下矢印笑飛び出すハート笑い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日夫が唐突に

 

 

「そういえば私学生時代、バレーボールをしていた時、クラスメイトのをつかんでしまったことがありました。」

 

…とカミングアウト

 

「え…学生時代っていつ?」

 

「高校生の時ですかね。」

 

「高校生だったら、結構な玉だったんじゃ…」

 

結構な玉でしたね。」

 

夫婦で大変くだらない掛け合いをしているところ、息子が…

 

結構なお手前で…じゃないんだから…。」

 

小学三年生にして、茶道の言い回しをもって、非常に冷静沈着なツッコミを入れてきたのである。

 

最近息子の方が一枚上手な気がしてならない。

 

 

 

 

息子の冷静沈着ツッコミエピソードは、こちらニヤニヤ笑い下矢印笑飛び出すハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族で『翔んで埼玉2』を観に行った際、映画館であの花が咲く丘で、君とまた出会えたらの予告が流れていた。

現代の女子高生・百合が、1945年の日本にタイムスリップし、そこで出会った彰にどんどん惹かれていくが、彼は特攻隊員だったという、切ない純愛ものである。

 

「いいねぇ~!ママ、これ一人でこの映画観たいなぁ。主人公の名前も百合だしね!うへへ。」

 

 

 

ー帰宅後

 

「あれ?今日映画館で宣伝していた、あのラブストーリーなんだっけ?あの丘で…?」

 

「『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』。」

 

息子、何故フルネームで覚えている…!

興味なさそうだったのに!

 

 

ー数週間後

 

「あの戦争のラブストーリーのやつ、動画で観られるようになったら、絶対観よう!タイトルは、たしか、君とあの丘で…」

 

「『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』…でしょ。何で覚えてないの。

 

息子よ、小学三年生男子にして、逆に何故いつまでもフルネームで恋愛映画のタイトルが言えるんだ!

 

 

息子が発するラブストーリー映画のタイトルが、息子とのギャップで、不思議な笑いを引き起こしてくれたのである。

 

 

 

 

 

 

 

冷静沈着息子関連記事は、こちらニヤニヤ笑い笑下矢印飛び出すハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子は、度々スターウォーズのごっこをしたがる。

 

 

気分が乗ればやるのだが、この日はごっこ遊びができるほどのエネルギーがなかった。

 

そこで、とてもいいことをひらめいたのである。

 

「よし、じゃあハルがアナキン・スカイウォーカーで、クワイガンことジェダイマスターに、ジェダイの修行をさせられるところね!ママ、クワイガンね!」

 

欲を言えばR2D2(ロボットキャラ)になりたいところだが、ごっこできるならと、息子は乗り気だった。

 

「では、アナキン、今日はジェダイ修行一日目ということで、肩もみをマスターしてもらう。」

 

「何で、ジェダイの修行なのに、肩もみなのー!!」

 

「まぁ落ち着け、アナキン。いいか、フォース(超能力的なやつ)を自由に使いこなせるようになるには、まず人体のツボを理解せねばならない。」

 

クワイガン(私)に言われ、しぶしぶ肩を揉み始める息子。

 

「あのー、肩もんで欲しいだけでしょ。」

 

「そんなはずはない。いいか、フォースで相手を操るには、相手のツボを知り尽くしておかなければならないのだよ。それを君に教えたいのだ。」

 

なら、私の筋書きにまんまとだまされ、肩もみをルンルン気分で続けるのだが…

 

 

「ちょっと待って。ごっこしてるのは分かるけど、65%くらい(←具体的数字)肩もんでほしいだけでしょ。ママ、いい?フォースって別に人体のツボとか関係なくて、脳の中にミディ=クロリアンっていう微生物みたいなものがいて、それのおかげでフォースが操れるようになってるの。フォースは人体のツボを学べばいいわけじゃなくて、ミディ=クロリアンを使う方法を学べって話。

 

 

一つも反論できない。

 


息子の理系的思考で、ライトセイバーで切られるかのように、私のジェダイ修行の正体はあっさりと破られたのである。

 

 

 

 

スターウォーズ関連記事は、こちらニヤニヤ笑い下矢印笑飛び出すハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、+AI顔診断で似ている芸能人を調べてもらったら…+で紹介したアプリとは違う顔診断アプリで、自分の顔のタイプを調べていた。

 

 

診断の結果、子ども顔「キュートタイプ」であった。

 

キュートタイプは、かわいらしさや柔らかさを感じる印象が強い。

 

後日、親とのテレビ電話顔診断の話になり…

 

私が分析する母親の顔タイプは、子ども顔「アクティブキュート」であることを告げた。

 

アクティブキュートは、目などのパーツが大きいことから、パワフルで明るい印象がある。

 

そんな話をしていると、父きみじが母親の背後から顔を出した。

 

「ばあばがアクティブキュートってことは、ジャバザハットもアクティブキュートか~?わはは!!

 

ばあば=アクティブキュート=ジャバザハット。

 

ばあば=ジャバザハット。

父きみじ、あえてなじられにきたのだろうか。

何のプレイだよ。

 

「そういうこと言うから、大嫌いなんだよ!てか、なんで話に入ってくるの!!背後に立つな!!!」

 

 

何の期待も裏切らず、妻よりなじられ、顔が瞬間的にしわしわになっていた。

 

その顔は、スターウォーズ帝国軍皇帝パルパティーンに似ていた。

 

茶目っ気たっぷりの父きみじのアクティブキュートな暴言は、母を本当にジャバザハット化させる日も、そう遠くない。

 

夫婦のスターウォーズは、今日も壮大だ。

 

 

 

 

 

暴言&じいじ・ばあばウォーズ関連記事は、こちらニヤニヤ笑い下矢印飛び出すハート