欧米諸国では、くしゃみをした相手に対して、"Bless you !"と言ってあげる習慣がある。
Bless youとは、『神のご加護がありますように。』という意味だ。
どうして、くしゃみをする時に使われるようになったのかは、諸説ある。
ペストの流行で、誰かがくしゃみをした時に「どうかペストではありませんように。神のご加護がありますように。」と伝えるために使われるようになったというのが一つ。
あとは、くしゃみをすると魂が飛び出し、その時に悪魔が侵入すると考えられていたので、"God bless you !"と伝え合うようになったとも云われている。
結婚後、夫がくしゃみをした時に、よく "Bless you !"と伝えていたので、夫もこのやりとりを覚え、たまに思い出したかのように使っていた。
―しかし、先日・・・
夫がくしゃみをした時、ちょうど息子とチャンバラごっこをしており、
全くくしゃみに気付かずにいたら・・・。
一人小さく・・・
"Bless me..."
"Thank you."、"Your welcome."と呟いていた。
"Bless me..."の一言が、小公女セーラのごとく、けなげであった。
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