23年前と同じ水準の給料 & 30年前と同じ水準の小遣い
24日、2012年のサラリーマンの小遣いの平均額は
月額3万9756円だったと報じられた。
前年と比べ微増だったというが、それでも約30年前と同じ水準だという。
そして昨日、民間企業や個人事業所で働く人が2011年の1年間に得た給与の平均は、前年比0.7%減の409万円だったと報じられた。
で、この額は23年前の1989年とほぼ同じ水準だという。
ということで、今のサラリーマンは23年前と同じ水準の給料で働き、30年前と同じ水準の小遣いで頑張ってるんだ。
さて、これらのニュースを国会議員が聞いてどう感じるか?
脱原発デモのシュプレキコールを”音”と感じるヤカラ達だ。
どう考えても「あっそ」程度の反応だろう。
一つ言えるのは、「国会議員も23年前の歳費にしよう!」と言うマトモな国会議員は絶対いない。
また増税かい! 10月1日から地球温暖化対策税(環境税)導入
オレは知らなかったのだが、10月1日から石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料に課税する地球温暖化対策税(環境税)が石油石炭税に上乗せされる。
しかも、税額は10月の導入後、2014年4月と16年4月の2段階で引き上げられるという。
で、具体的な税額だが、石油石炭税の1キロリットル当たり2040円に、10月からは250円、最終的には760円の環境税が上乗せされる。
つまり、石油石炭税1キロリットル当たりの税額がこうなるってこと。
2012年10月~ 2040円 + 250円 = 2290円
2014年 4月~ 2290円 + 250円 = 2540円
2016年 4月~ 2540円 + 260円 = 2800円
石油石炭税がこれだけ上がって、国民の生活に影響が出ないワケが無い。
何せ、環境税導入前の石油石炭税と2016年4月の石油石炭税を比べると、37%もの増税なんだわ。
で、価格転嫁となるものは、電気料金やガス料金、プラスチックなど石油から作られる製品だ。
特に電気料金やガス料金は、絶対確実100%、環境税分が値上げとなる。
いやはや、民主党政権になって増税ばかり。
消費税に所得税、住民税にこの環境税。
「国民の生活が第一」と言ってた民主党がだ。
じゃあ、民主党政権になって日本経済は良くなったかというと、それもダメ。
出来もしない「新成長戦略」を掲げるだけの経済オンチ。
そして、致命的でオタンコナスの外交オンチ…。
トドメがマニフェスト詐欺だ。
野田よ。即時、解散し選挙をせよ!
国民は民主党に無慈悲で容赦ない判断を下すであろう。
MV22オスプレイは決して安全では無い!
以下の表は、「琉球新報」に掲載されていたMV22オスプレイのクラスB,Cの事故率 に、日本政府発表のクラスAの事故率をオレが加筆した一覧表だ。
さて、これをどう見るか…だ。
「MV22オスプレイは安全だ!」という根拠のクラスAの事故率はさておき、飛行場での事故、B(AGM)、C(AGM)が他の機種と比べて高いことが分かる。
これは、離着陸時に何らかしらの問題があるってこと。
また、クラスB,Cは海兵隊の平均よりも高い事故率の項目が多い。
というか、B(FRM)以外は全滅だ。
ということで、日本政府が「安全だ」というMV22オスプレイの事故率は、トータルで見れば高いのだ。
百歩譲って、日本政府の言うようにクラスBやクラスCの事故率を無視して良いか?だ。
で、以下のクラス分類を見て欲しい。
防衛省の資料 から書き写したクラス分類だ。
クラスA
政府及び政府所有財産への被害総額が200万ドル以上、国防省所属航空機の損壊、あるいは、死亡又は全身不随に至る障害もしくは職業に起因する病気等を引き起こした場合
クラスB
政府及び政府所有財産への被害総額が50万ドル以上200万ドル未満、一件の事故の結果として、負傷又は職業上の疾病が恒久的な部分的障害をもたらす場合、又は3名以上が入院した場合
クラスC
政府及び政府所有財産への被害総額が5万ドル以上50万ドル未満、あるいは、当日を除いて1日以上の欠勤をもたらす負傷又は疾病を引き起こした場合
被害総額や死者数、障害度合いで分類されているのだが、単純に素直に考えて、クラスB、クラスCの事故率を無視して良いとは言えまい。
例えば、民間人のいない砂漠や広大な基地内でのクラスBやCの事故でも、普天間基地で事故った場合、クラスAの事故になる可能性があるからだ。
また、被害総額の対象は「政府及び政府所有財産」とあり、民間の被害はカウントされていない。
ということで、このクラス分類でさえ、普天間基地のような人口密集地での事故を想定していないのだ。
で、オレの結論。
MV22オスプレイは決して安全では無い。
もっと言えば、日本政府の「安全宣言」ほど、ウソ丸出しのモノはない。
今回の自民党総裁選を”損得”で総括してみた
今回の自民党総裁選をオレなりに”損得”で総括してみた。
まずは、”得”をした候補者は、いうまでもなく石破茂と安倍晋三だろう。
特に地方票で過半数以上の165票を取った石破は圧巻だ。
次、もしくはその次の総裁候補と言えるだろう。
が、ちょっとお顔としゃべり方がキモイのが気になるが。
で、メデタク総裁となった安倍は、首尾良く解散に追い込めば、日本の首相に返り咲く。
これ以上の”得”は無い。
ただ、この”得”がホントの”得”になるかは、完治してない持病の再発次第。
また、あの情けない辞任会見をしたら、”大損”と化す。
次に”損”をした候補者は、残りの林芳正 、町村信孝、石原伸晃だ。
で、この中で敗戦理由があるのは、林と町村。
林は知名度が低く、参議院議員だ。
事実上、次の首相を選ぶ総裁選で参議院議員の林を選ぶ人はいない。
しかし、今回の総裁選で知名度が上がっただろうから、それだけで満足してると思う。
町村は選挙戦途中での入院で、街頭演説にも立てなかった。
これほど立派(?)な敗戦理由は他に無いだろう。
が、勝てないと踏んだ町村が、その理由作りに入院した…気がしてならない。
そして町村ならやりかねない。
最後に、最も”損”をしたのが石原伸晃だ。
谷垣を裏切り、明智光秀と言われただけでも”大損”なのに、更に失言で評価を大きく下げた。
特に「福島第1サティアン」は、父親である都知事の「津波は天罰」並みの失言だった。
また、街頭演説で叔父である石原裕次郎の話をしたり、記念切手を使ったりとイヤラシイくらい「石原ブランド」をアピールし失笑を買った。
これで、石原伸晃のバカさ加減が世間に知れ渡ったのだ。
ということで、石原には次も将来も無い。
55歳という政治家としては若手だが、ご愁傷様だ。
福田元首相が政界引退を表明 で、世襲とは…
福田氏の後継は、長男の達夫氏となる…
何より、これがアカン。最大にアカン。
これが今の日本の政治をダメに元凶だからだ。
そして古い自民党そのものだ。
白熱した自民党総裁選だったが、この世襲話で一気に冷え込んだ気がする。
そしてこのニュースを読んだ人は皆、こう思ったハズだ。
未だに自民党は変わってない…
自民党新総裁に安倍晋三元首相
自民党総裁選は26日行われ、安倍晋三元首相が新総裁に選出された。
オレはこれを良いとは思ってない。
というのも、安倍の病気、潰瘍性大腸炎は薬を飲むことで症状を抑えていて、完治したワケではないからだ。
そして無理やストレスがかかると再発しやすい病気だと言うからだ。
そんな人が、次の日本の首相候補なんだわ。
しかも日本を取り巻く環境は、5年前とは大きく違う。
大震災からの復興、福島第1原発事故対応、消費税の増税、身を切る改革、社会保障、TPP、竹島、尖閣、普天間、オスプレイ、etc…
これで潰瘍性大腸炎が再発しない方がどうかしてる。
5年前、多い日には1日30回以上もトイレに駆け込んだという安倍。
その可能性が今後も多大にある人に、日本を任せて良いとは思えない。
東電社員が盗撮
「バッグの中に入れてあったカメラの電源が勝手に入ってしまった」
これは今日、東急東横線の車内で盗撮容疑で捕まった東京電力社員のコメントだ。
ま、ここまではあり得ない話じゃない。
何かの拍子で電源スイッチを押してしまうこともあるからだ。
しかし、こいつの言い分だと、勝手に電源が入ったカメラをバッグから取り出すと、勝手に女性のスカート内を撮影し始めたってことになる。
ま、言い訳としては最低だな。
それにしても、今、世間が注目の東電社員が盗撮とはねぇ。
オレはその度胸の良さに感心してしまった。
NHK受信料の都道府県別世帯支払率を見て
オレにはどういう目的なのか、皆目分からんのがコレ。
NHKは25日、平成23年度末の受信料の世帯支払率を都道府県別に推計した結果を公表した。
以下がその結果だが、驚くべきコトに1位の秋田94・6%と、最下位47位の沖縄42・0%と、2倍以上も開きがある。
全国平均 72.5%
=====================
1位 秋 田 94.6%
2位 島 根 90.9%
3位 新 潟 90.1%
4位 鳥 取 89.2%
5位 山 形 88.8%
6位 青 森 88.2%
7位 富 山 87.3%
8位 山 口 87.2%
9位 岩 手 86.6%
10位 福 井 85.2%
11位 岐 阜 84.3%
12位 長 野 83.8%
13位 広 島 83.2%
14位 鹿児島 82.4%
15位 静 岡 81.8%
16位 栃 木 81.4%
17位 石 川 81.3%
18位 福 島 81.0%
18位 群 馬 81.0%
20位 長 崎 80.7%
21位 佐 賀 79.2%
22位 香 川 79.1%
22位 愛 媛 79.1%
24位 和歌山 78.9%
25位 山 梨 78.4%
26位 茨 城 78.3%
26位 宮 崎 78.3%
28位 三 重 78.2%
29位 岡 山 77.7%
30位 宮 城 76.8%
31位 熊 本 76.2%
32位 愛 知 74.8%
32位 徳 島 74.8%
34位 高 知 74.3%
35位 滋 賀 73.4%
36位 埼 玉 73.2%
37位 奈 良 72.7%
38位 大 分 72.6%
39位 千 葉 70.9%
39位 神奈川 70.9%
41位 福 岡 70.0%
42位 京 都 67.5%
43位 兵 庫 67.4%
44位 北海道 63.5%
45位 東 京 60.8%
46位 大 阪 57.2%
47位 沖 縄 42.0%
こりゃ公平とは、とてもじゃないが言えない。
で、NHKは沖縄の受信料の世帯支払率が低い理由をこう説明した。
「昭和47年の返還後に受信料制度が適用されたため、制度の理解、浸透に時間がかかる」
よくもまあ、ヌケヌケとこんな説明が出来るもんよ。
昭和47年って、今から40年も前。
40年経っても制度の理解が得られず、浸透しないということは、制度そのものに問題があるってこと。
具体的にはテレビを設置したら金払え!という制度が問題なのだ。
ま、それはさておき、この結果を見て、秋田と沖縄の人はどう思っただろう?
オレ的に考えると、秋田の94.6%の人は沖縄の42.0%を知り、律儀に受信料を払うバカらしさを覚えたと思う。
また、沖縄の42.0%の人も、沖縄の半分以上の世帯で受信料を払ってない現状を知り、律儀に受信料を払うバカらしさを覚えたことだろう。
他の都道府県の人も同様だろう。
結局、この都道府県別世帯支払率を公表して、NHKが望む契約増にはならないと思う。
政調会長に細野? これは細野版「最低でも県外」だ!
これは、細野版「最低でも県外」だ。
つい先日、「福島の復興の為、代表選には出馬しない」と言ってた人が、コロッとメデタク党政調会長だもん。
ま、民主党の先生方は皆お得意だもんね。
ちなみに、細野の党政調会長を決めた野田だって、「シロアリ退治」を明言してたのに、そのシロアリに復興財源の流用を許しちゃうんだから、どうしようもない。
野田よ。即時、解散し選挙をせよ!
国民は民主党に無慈悲で容赦ない判断を下すであろう。