英検準2級の二次試験が 11月5日の生徒と 11月12日の生徒とで分かれていますが、期末試験前後で大変ではありますが、そこで自分自身の成長を感じ取れれば占めたものです!頑張ってやってきた自分を信じて、前に向かって進んでいきましょう!
1,英語にはほとんど敬語がない
日本語には尊敬語・謙譲語・丁寧語がありますが、英語にそのような表現はありません。
“would”や”could”などを使って丁寧な言葉遣いをすることは可能ですが、目上の人に使う特別な表現や、自分をへりくだる表現は存在しないのです。
いくら年が離れていても、ニックネームやファーストネームで呼ばれるのを好む人が多いなど、英語を話す人はフランクな表現を好む傾向があるように感じます。
過去に筆者が10歳年上のカナダ人と会った際、「10歳も上だから丁寧にしゃべらなきゃ(汗)」と思って”Mr”をつけて呼ぶなど丁寧に話したのですが、「寒気がするからやめてくれ(笑)」と言われたものです。
2.英語はほとんど主語を省略しない
「(僕は)すごく疲れた」「(あなたは)疲れたの?」
日本語はしばしば主語を省略しますが、英語は基本的に主語を省略しません。上記の二つの表現を英語に訳すと、”I’m exhausted. “ “Are you exhausted?”となります。主語であるIとyouがバッチリ入っていますね。
3.英語では「あなた」を表す色んな表現が、会話で使われる
“Let’s meet up tomorrow, man!”(明日会おうぜ!)
上記の”man”だけでなく、”dude”や”lovely”、”baby”や”bro”、さらには”darling”や”my precious”など、相手を呼ぶ様々な英語の表現が会話で使われます。日本語にも「あなた」「お前」「貴様」など色んな表現がありますが、その数では英語に劣る気がします。
また、すでに述べたとおり日本語は主語を省略する傾向にあるので、実際の会話ではそこまで多彩な表現は使われません。対照的に英語では、「あなた」を表す様々な表現が、会話で使われているのです。
4.英語はオーバーに話すぐらいがちょうどいい
「ワーオ!!」「ファンタスティック!」
洋画などを観ていると、こちらが恥ずかしくなるぐらいオーバーな話し方をする登場人物がよく出てきます。実は、実際に英語を話すときもこれぐらいオーバーに話すぐらいがちょうどいいんです。
日本語は粛々と話されることが多いですが、英語を話すときは感情を言葉に100%のせるぐらいの勢いで話しましょう。
5.英語はジェスチャーを交えて話されることが多い
ジェスチャーも、英語が話される際にはよく使われます。肩をすぼめたり、指でクオーテーションマークを作ったり…日本語を話す人の手はそこまで動きませんが、英語を話す人の手はせわしなく動きます。
6.英語は感情表現が豊か
例えば、日本語でいう「すごいね」を英語で表そうと思うと”great”や”nice”だけでなく、”awesome”,”fantastic”,”fabulous”,”cool”…など、たくさんの表現があります。
またそれぞれに「すごい」の度合いが違うので、それぞれの感想によって使いわけることができます。
話す相手の出身地や、流行りによってよく使われる単語が違うこともあるので、相手のリアクションをよーく聞いておくのも面白いですよ!
7.英語は曖昧な表現が少ない
主語が省けないこととも関係がありますが、英語には、あまり曖昧な表現がありません。
例えば、好きな食べ物は?と聞かれた時、「ピザとか好きです。」と他にもあるけど、ピザ以外の何が好きかは曖昧になるこの表現、英語ではあまり好まれません。
”〜など”は ”and so on”や”etcetera”という言葉はもちろん存在していますが、”What do you like to eat ?” と聞かれたら、” I like pizza.”と断定するのが普通です。
また、日本人がよく使う、”たぶん”も”maybe”だけでなく、その物事が実現する可能性の大きさによって、”probably”や”perhaps”と使い分けます。
白黒ハッキリつけたがるのが英語と心しておきましょう。
8.イントネーションや抑揚が大きい
英語は音の強弱やリズムを重視する言語であり、日本語は音の高さと低さを重視する言語であると言われています。
英語では、発音で音を高くしたり低くしたりするよりも、強く読んだり弱く読んだりすることのほうが特徴的です。一方、日本語の場合は、音を高くして発音するときと、低くして発音するときを区別する点に特徴があります。
例えば、”まさにこの靴で、世界一周したのです。”と言いたい時、英語では
”I traveled around the world with THIS shoes” といったように、”this”の部分を強く強調して話します。
日本語では前半の”まさにこの靴で、”までを高い音程で、”世界一周したのです。”を前半に比べ低い音程で話すのが普通です。
普段、日本語を話す時、強く読んだり弱く読んだりはあまりしないはずです。そうではなく、音を高くしたり低くしたりしながら発音しているのがわかるでしょう。ニュースの同時副音声などで、日本語と英語と同じ文章を聞き比べてみると面白いかもしれませんね。
少しでも上達するコツは、とにかく音を真似することと、それを発音している時の相手の口の形を真似することだと思います。ネイティブの様にカッコよく英語が話したいのなら、諦めずに頑張りましょう!
(tabippo.net より)