心とからだブログ　～腹膜偽粘液腫を克服する！～ -3ページ目

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09Jul
- 街がどんどん変わっていく
  今日、用事のために久しぶりに東京に出掛けた。しかし、久しぶりに出掛けたら、街が様変わりしていて驚いた。あったはずの建物が無い。一つ目の用事が終わった後で、一年ぶりにお気に入りのオイスターバーを訪れた。店のメニューを見ると、ランチセットの種類が減って、値段が安いものが無くなっていた。幸い、私のお気に入りのセットはあったので、それを注文した。安定の美味しさだった。その後、次の用事のために場所を移動したのだけど、街のあちらこちらで建物が取り壊されていたり、前に何度も入ったことのある飲食店が無くなっていた。以前の店主と話したときのことを思い出して、喪失感というか、とても寂しい気持ちになったよ。そして、久しぶりに入ったオーガニック食品の店では、何年も貯めていたポイントが失効していた。有効期限が切れるまで買い物しなかったせいなのだが、せっかく貯めていたのに残念である。再び、喪失感……しかも、後で気付いたのだけれど、帰りの電車の中で食べようと思って買ったアイスにスプーンが付いてなかった。自分がスプーンを下さいと言わなかったのがいけないのだが、一言スプーンは必要かどうか聞いてくれたら良かったのにと思ったよ。もう、何か、この店では、買いたくなくなった。アイス、家に戻るまでにはドロドロ、シャバシャバになるだろうな……。でも、まあ、無事に大事な用事を済ませられたから、良しとしよう。↑食べられなかったアイス。トホホ……
08Jul
- 能登の現状
  今日、能登半島から取り寄せた塩が、ようやく届いた。先方の手違いがあり、連絡する必要があって電話したら、代表者が出てくれて、すぐに対処してくれた。用件が済んだ後で、「そちらは今、どのような状況ですか？」と尋ねてみると、悲しい現実を話してくれた。会社の建物が倒壊してしまって、最近ようやく工務店に少し直してもらったこと、同業の社長さんが家の下敷きになって亡くなってしまったこと、近所のかたが100人くらい亡くなってしまったことなど。その方は、そんな中でも今できることを頑張っていて、大分お年を召しているようなのに、凄い気力を感じたよ。真のリーダーだと思った。このような人たちに、公的な援助が殆ど無いことが残念であるが、こうなったら一般市民が直接助け合うしかないだろう。私は、これからも能登の製品を買うことで、微力ながらも支援したいと思う。小さい会社だとしても、大企業には作れないものを作っているのだから。尊いものを作ってくれている人を守らなくてはいけない。そして、どうか長生きして欲しいと願っている。
07Jul
- 病気が発覚したら用意するもの
  ※最初にお願い※＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。※オペが大好きな方、共感できない方にはつまらないブログなので、読まないでください。※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。※情報が正しいかどうか、筋が通っているかどうかに拘って不満をぶつけてくる方も読まないでください。持論はコメント欄ではなく、ご自分のブログで展開するようお願いします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今回は、真面目な話だよ。腹膜偽粘液腫や癌の診断を受けたばかりの方へ伝えたいことを書こうと思う。私は、病気の診断を受けて、紹介状を貰い、別の病院で診察を受けるということを数回繰り返した経験がある。別の病院に行くことで、前の病院の誤診もわかった。だから、お腹を切るような治療を勧められたときは、時間的猶予がどれだけあるかを確認して、別の病院でも診察して貰うことをお勧めする。それで、ここからがポイントなのだけど、ボイスレコーダーを持って行くこと。なぜかと言うと、大抵の人が、医師を前にすると緊張して冷静さを失っていたり、言われたことを良く覚えていなかったりするからだ。それと、家族も同席したときに、家に戻ってから、誰かが「先生はそんなこと言ってなかった」とか言い出して揉めたときにも役に立つ。自分が突然、癌ですよとか、難病ですと言われたときは、もうそれだけでストレスで、早くその状況から逃れたくなる。早く、早く！もう、診断された直後は、まともな判断などできる状況ではなくなっている可能性がある。そして、後になって、他の人が別の治療法で治療をしているのを知ったときに、自分の軽はずみな判断に再びショックを受けたり、他人が妬ましくなったり、自分を責めたりする。後になって後悔しないためには、その時々で、慎重に考える時間を持つこと、手間を惜しまないことだ。私がセカンド・オピニオンで訪れたクリニックの医師は、診断についての話を始める前に「ボイスレコーダー持ってきた？」と聞いてくれた。きちんと録音していきなさいと。こんなこと言ってくれる医師は初めてだった。医師を前にしているとき、どうしても気持ちが舞い上がってしまい、自分が言っていることもどこか抜けていたり、医師の説明も専門用語なんかは聞いても直ぐに忘れてしまったりする。だから、後で聞き直せるために、ボイスレコーダーがあると良いのだ。それから、ボイスレコーダーは、スマホのボイスレコーダーじゃなくて、ちゃんとしたものを一つ持っておいた方が良いと思う。スマホの録音機能を使っていると、話が長くなったときに電池切れの心配もあるし、位置によっては音が上手く録れていないかもしれない。失敗して何も聞き取れないという場合に備えて、ダブルで録っておくのも良いだろう。とにかく、焦って病院に行くとしても、ペンとノート、ボイスレコーダーを持っていくことをお勧めしたい。ずっと記録していれば、医師が辻褄の合わないことを言ったことにも気付けるだろう。私は、病院で病気の診断を受けてから、動揺したり、落ち込んだりしたが、後になっても悔いの無い判断が出来た。また、診察だけでなく、病気に関係する給付金関係の問い合わせの際にも、役に立つだろう。行政の担当者によって、違うことを言う場合もあるのだから。後になって、思いもよらないことになる場合もある。病気の時は、なかなか気が回らないことが多いので、参考にして貰えたらと思う。また、現在健康な方も、いざというときの心構えとして、覚えておいてほしい。人に大切な話を聞きに行くときには、ペンとノートとボイスレコーダーね。☆このブログが、必要な人の所に届きますように。
06Jul
- 高齢者の食生活が乱れている
  ※最初にお願い※＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。※オペが大好きな方、共感できない方にはつまらないブログなので、読まないでください。※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。※情報が正しいかどうか、筋が通っているかどうかに拘って不満をぶつけてくる方も読まないでください。持論はコメント欄ではなく、ご自分のブログで展開するようお願いします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今回は、先日行った青森での食生活について書こうと思う。今回は、用事があって行っていることもあり、時間配分やどこで食事をするかは叔母が決めていた。一日目の昼:駅弁まず、行きの新幹線で駅弁を食べた。久しぶりに食べた駅弁は、おかずも炊き込みご飯も甘い味付けで、どれだけ砂糖が入っているのか心配だった。でも、たまのことなので、気にするのはやめた。前日に作ったポテトサラダを持ってきたので、一緒に食べた。一日目の夜:コンビニ飯青森は、どんな美味しいものがあるのかと期待していたが、連れていかれたのはコンビニだった。田舎で、他には店がないという。本当は、道中にスーパーぐらいはあったと思うが、おそらく遅い時間だったし、面倒だったのだろう。私は、何とか栄養バランスを考えて、持ってきたおにぎりのおかずとして、コンビニでは鶏肉と野菜の煮物、グラタンを選んだが、叔母たちはおにぎりと唐揚げなどの小さなおかずが入ったセットのみを選んだ。余談であるが、叔母は、夕食にあれこれ食べている私を見て、食べすぎだと言っていた。かつて、私に、もっと食べろと言っていたのにだ。私は、二十代の頃、叔母にもっと太った方が良い、もっと食べないといけないと言われたことがあり、うんざりしつつも長い間気にしていた。長年気にしていたこともあり、もう我慢が出来なかった。もっと食べろと言ってきたのは叔母さんの方だと言ってやった。すると、「そんなこと言ったっけ」と。かつて叔母は、中華料理屋さんに行けば、テーブルに皿が乗らないくらいに注文していたものだ。その叔母が、今は食が細くなり、体重も私と殆ど変わらなくなってしまい、私が良く食べるように見えるのだろう。二日目の朝:コンビニ飯翌朝は、昨日コンビニで買ったものを食べた。私は、サンドイッチ、ブドウ、スムージー。叔母はサンドイッチ、その夫はおにぎりを一つ。二日目の昼:食堂飯やっと飲食店に連れて行って貰った。しかし、メニューがラーメン、そば、カレーなどの炭水化物ばかり。私は、海鮮ラーメン、叔母は掛け蕎麦とミニカレー、叔母の夫はイカスミラーメンを食べた。味が美味しかったのが救いだが、タンパク質やビタミンが全然取れていない気がする。二日目の夕方:大間のプレハブ小屋食堂私だけウニを食べた。叔母たちは、お腹がいっぱいで、食べられないという。二日目の夜:日帰り温泉の食堂メニューが、ラーメンとカレーなどの炭水化物ばかり。私は、メニューに「おでん」を見つけ、注文した。叔母たちは、蕎麦。三日目の朝:スーパーのパンとクッキーコンビニ飯は耐えられなくなり、前日に、近所のスーパーに寄ってもらって買い物したが、お総菜や弁当が殆ど売りきれており、パンになってしまった。私は、あんパン、ヨーグルト、フルーツジュース。叔母たちは、甘食、蒸しパン。他に、親戚回りの時に貰ったクッキーや煎餅。叔母は、何としても料理をしたくなかったようだ。私だけ一足先に帰ったので、その後叔母たちが何を食べたのかは不明。大量の薬家で朝晩食事をするときに、叔母の夫は沢山の薬を飲んでいたし、体には塗り薬も塗っていた。薬を飲み忘れた翌朝は、手が浮腫んで痺れているとも言っていた。健康状態は、かなり深刻だ。考察叔母たちは、二人とも通院しており、生活習慣病になっている。加えて、叔母はまだ70代前半なのに、入れ歯になっていた。叔母たちは、普段から朝はパンを食べる習慣があり、炭水化物中心の食生活をしている。そして、ちょっと忙しいときにはインスタント食品を食べ、お菓子や甘い炭酸飲料を好む傾向も見受けられた。老人て、もっと堅実な食生活を送っているものだと思っていたよ。私の祖母は、ご飯に漬け物と味噌汁というような食事をしていたからね。それで、病気もせずに長生きした。叔母たちは、私から見れば病気になるのは当たり前だろ！というような食生活をしているのに、本当に治し方がわからなくて薬に頼る生活をしているようだ。今は、田舎でもコンビニがあるし、スーパーには食品添加物が入った食品ばかり。知らず知らずのうちに肝臓、腎臓を傷めてしまったのだろう。知識が無いって、本当に恐ろしい。そして、いよいよ病気になっても、ただ病院に駆け込むだけで何も勉強しなかったのだろうか。今時の高齢者は、昔の高齢者のような知恵がないように見える。こんな病気になるべくしてなった高齢者が日本全国にいて、莫大な医療費を使っているのだろうか。叔母は、自分の夫の現状を心配し、どうしたら良いのか教えてよと私に言ってきた。まあ……教えるのは良いが、実際に出来るのかなあと思ったりもするのだが。今回の旅行を通して、体の具合の悪い人がどんな食生活をしているのか良くわかったし、こういう生活をしたら将来ああなるんだなということを教えて貰えたのは良かった。お礼に、これから叔母たちを呼び出して、スパルタ食事指導をするつもりだよ。(笑)
05Jul
- ホラーなドライブ
  ※最初にお願い※＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。※オペが大好きな方、共感できない方にはつまらないブログなので、読まないでください。※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。※情報が正しいかどうか、筋が通っているかどうかに拘って不満をぶつけてくる方も読まないでください。持論はコメント欄ではなく、ご自分のブログで展開するようお願いします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊叔母たちの用事に付き合って青森の奥地に行った話の続き。到着二日目の予定が一通り終わった昼下がり、叔母たちが私を大間まで連れていってくれるという。ついでに温泉にも入ってくる予定で、レンタカーで出掛けた。車は、地元で土地勘のある叔母の夫が運転していた。そして、車がスーパーなどが立ち並ぶ幹線道路を抜けて、高速道路の予定で作られたという広い道路に入った所でコトは起きた。私は後部座席に座っていて、景色を見ていたのだが、ふと視線を前に移すと、車は３車線あるうちの一番右を走っていた。片側３車線なのかな？なんてことを思っていたら、なんと、同じ車線に向こうから車がやってきた。え……？？車は、すんでのところで左によけた。しかし、すれ違った数台の車にクラクションをブーブー鳴らされた。もし、そのまま進んでいたら……一台目の対向車は避けるだろうけど、その後ろの車は急に目の前に現れた自分に向かってくる車を避けきれるだろうか？あまりのことに、私は言葉も出なかった。叔母は、暫くの間、夫にぶちギレて大騒ぎだった。ああ、恐ろしい。良く、老人の運転する車が事故をするニュースを見るけれど、身をもって体験した。なんか、良くわかった。叔母たちは、気持ちが若いのだ。確かに、ずっと前は、若者だった。そして、長年の経験から、自分は何でも知っているというような自信も感じられた。でも……残念なことに、今は、頭と体が老人なのだ。いまどきの75才というのは、そういう感じなのだろう。叔母の夫は、運転中に、前の車が遅いとか、ウインカーを出さないなんて信じられないとか、他のドライバーの運転にケチをつけていた。……。自分が一番酷いじゃん。やはり、自分のことは客観的に見えないのだろう。二人には子供もおらず、誰も免許返納などを勧める人がいない。それどころか、今、新車が届くのを待っているのだとか。確かに、田舎は車がないとどこにも行けない。都会から帰省しても、鉄道の駅から家までは物凄い距離だ。タクシーは使いにくいし、バスも走っていない。だから、食料を調達するにも、墓参りに行くにも車がなければ何一つ出来ないような状況なのだ。しかし、これからもっと年を取ったら、どうするのか？叔母たちは、普段は便利な町で暮らしているのだから、車はもう必要ないようにも思うのだが、買い物や食事に気軽に出掛けられなくなるのは困るのだろうか……。難しい問題だ。自分だったら、どうだろう。それにしても、今、私が事故に遭わず、こうしてブログを書くことが出来て良かったよ。でも、途中から、キツくなってきた。始まりは、電車から降りてレンタカーに乗ったあたりから。加齢臭？いや、そんなものじゃない。とにかく、窓を開けていないと耐えられないくらいにヤバかった。何だ、この臭い！自分の親ならはっきり言いたいところだけれど、普段あまり会わない叔母たちには言いにくい。だから、写真撮りたいからだとか何とか言ってごまかして、ずっと窓を開けていた。次に、連れていかれた田舎の家。普段住んでいないせいか、空気がモワーっとしていて、おびただしい数の虫の死骸とクモの巣だらけ。オエー。ここに泊まるの～？😱極めつけは、私が寝る部屋からトイレに行くまでの間に通る二つの和室。どちらの部屋にも人形が飾ってあって、無理無理無理。悪いけど、廊下も部屋も一晩中電気を付けっぱなしにさせてもらったよ。寝るのが怖い！😭本当に寝たくなかったから、夜中まで叔母を巻き添えにして喋りまくっていた。そして、翌朝、虫の死骸とクモの巣を取るべく必死に掃除をした。叔母たちは、そんなことしなくていいよと何度も言っていたけれど、正直気持ち悪くていられなかったからしていただけなのだ。そんな私を見て、叔母は「大掃除」してると言っていたが……。その後は、墓参りや親戚回り。老人の知り合いは皆老人。墓参りで立ち寄ったお寺では、挨拶のあとで本堂に上がるという。私は気が進まなかったのだが、立派な本堂だからと強く言われ、渋々付き合った。だが、その本堂に続く通路に、大量のガラスケースに入った日本人形が天井近くまで積み上げられていた。またしても、無理無理無理。供養のために集められたものだろうか。とにかく、その場所の空気が淀んでいて、気持ちが悪かった。南無南無すると、私は戻ろうと言って老人たちを急き立てた。だからといって、老人たちの足は、ちっとも早くはならないのだが……。次回に続く。
- 八戸で買ったもの
  今回、八戸で買ったお土産を紹介するね。まず、日本酒。まだ飲んでいないので味は不明だが、超辛口だとか。ブラックベリー果汁と白神山地の水。きぶどうジャムときぶどうジュース。八戸せんべい。(南部せんべいと何が違うのかわからなかったが、昔食べた南部せんべいより美味しかった。もっと買ってくれば良かった。)ひば油。木の良い香りで、風呂に数滴たらしたり、薄めて虫除けスプレーも作れるようだ。八戸さき織のティッシュケース。和の小物だけど、不思議とカジュアルファッションにも合いそうだ。ブルーベリー。産直野菜の店で見つけたもの。叔母たちと過ごしていたときの食生活が酷かったせいか、帰りの新幹線ですぐに食べてしまった。
04Jul
- ホラーなお家
  ※最初にお願い※＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。※オペが大好きな方、共感できない方にはつまらないブログなので、読まないでください。※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。※情報が正しいかどうか、筋が通っているかどうかに拘って不満をぶつけてくる方も読まないでください。持論はコメント欄ではなく、ご自分のブログで展開するようお願いします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊やあ。今日は、どんな一日だった？私は昨日青森から戻って疲れていたから、今日はのんびり過ごしていたよ。それで……昨日まで、旅行の画像をブログに載せていたから、私がさぞかし楽しい旅行をしてきたんだろうと思っている読者の方もいらっしゃると思う。しかし、実際は、何とも言えないものだった。それで、今回は、この旅行で感じたことについて話したいと思う。今回の旅行は、観光目的ではなかったんだ。叔母に誘われて、叔母の再婚相手の故郷に行くのに同行したんだよね。何をしに行くのか詳しく聞いていなかったのだけど、行ってみると、墓参りや親戚回り、家のメンテナンスの打ち合わせなどだった。だから、観光地にはついでに寄る程度で殆ど行けなかった。そうなるだろうことは何となく予想していたから、先に一人で帰るときに、乗り換えの駅である八戸で寄り道をしたんだ。せっかく遠くまで行くのに、トンボ帰りなんて勿体ないし。まあ、最近あまり遠出していなかったこともあって、初めのうちは楽しい気分だったんだよね。でも、途中から、キツくなってきた。始まりは、電車から降りてレンタカーに乗ったあたりから。加齢臭？いや、そんなものじゃない。とにかく、窓を開けていないと耐えられないくらいにヤバかった。何だ、この臭い！自分の親ならはっきり言いたいところだけれど、普段あまり会わない叔母たちには言いにくい。だから、写真撮りたいからだとか何とか言ってごまかして、ずっと窓を開けていた。次に、連れていかれた田舎の家。普段住んでいないせいか、空気がモワーっとしていて、おびただしい数の虫の死骸とクモの巣だらけ。オエー。ここに泊まるの～？😱極めつけは、私が寝る部屋からトイレに行くまでの間に通る二つの和室。どちらの部屋にも人形が飾ってあって、無理無理無理。悪いけど、廊下も部屋も一晩中電気を付けっぱなしにさせてもらったよ。寝るのが怖い！😭本当に寝たくなかったから、夜中まで叔母を巻き添えにして喋りまくっていた。そして、翌朝、虫の死骸とクモの巣を取るべく必死に掃除をした。叔母たちは、そんなことしなくていいよと何度も言っていたけれど、正直気持ち悪くていられなかったからしていただけなのだ。そんな私を見て、叔母は「大掃除」してると言っていたが……。その後は、墓参りや親戚回り。老人の知り合いは皆老人。墓参りで立ち寄ったお寺では、挨拶のあとで本堂に上がるという。私は気が進まなかったのだが、立派な本堂だからと強く言われ、渋々付き合った。だが、その本堂に続く通路に、大量のガラスケースに入った日本人形が天井近くまで積み上げられていた。またしても、無理無理無理。供養のために集められたものだろうか。とにかく、その場所の空気が淀んでいて、気持ちが悪かった。南無南無すると、私は戻ろうと言って老人たちを急き立てた。だからといって、老人たちの足は、ちっとも早くはならないのだが……。次回に続く。
03Jul
- 八戸ぶらぶら
  ヒラメ丼と煎餅汁。南部裂織り、南部菱刺実演コーナー。八戸三社大祭の展示。八幡馬。見るもの全てが珍しい。八戸には、まだまだ見たいところがあるので、また来たいと思った。このあと、八戸とお別れし、帰宅の途についた。
- 車窓からの眺め
  二両しかない電車。外の景色を眺めているよ。これから、八戸に行く。
02Jul
- 本州最北端の地
  昨日まで、こんな場所に来るなんて思わなかった。人生って、面白い。ここは、マグロで有名な大間崎。対岸は、北海道。大間崎の元気なおばちゃんの店で、初めて殻付きのウニを頂いた。500円也。言葉で表すのは難しいけど、フレッシュで水に入ったウニより濃厚な味だったよ。
- 私は今……
  今日、青い森にやってきた。画像は、むつ湾。車窓から、沢山の檜葉の木を見た。
30Jun
- ボルシチを作った
  ボルシチを作った。以前から「ボルシチ」という名前だけは知っていたが、ロシア料理の店で初めてボルシチを食べてから、気に入ってしまった。自分でも作ってみたくて、ロシア料理の本を買ってきて、それから良く作るようになったのだ。ボルシチにはビーツが必要だ。ビーツは、外国のレシピ本には割りと良く出てくる食材だが、日本ではまだそれほど売られていないように思う。それでも、以前はデパ地下や高級食料品店で輸入物しか見かけることがなくて、値段も一つ1,000円近くしていたのに、最近は地元の野菜の直売所で150円位で売られていて、手に入りやすくなった。ボルシチの材料は、レシピによって多少違うが、私の場合、野菜はビーツ、人参、キャベツ、トマト、じゃがいものほか、あれば玉ねぎなんかも入れて、あとは牛肉、塩と胡椒などで作っている。キャベツ、トマト……あれ！癌に効く食材のコンビじゃ……それに、ビーツに含まれる葉酸は、赤血球を作るために重要な働きをしていると言われている。これ、凄いパワーフードじゃないかと、急に気付いてしまった。
29Jun
- ブログ5周年！
  ※最初にお願い※＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。※オペが大好きな方、共感できない方にはつまらないブログなので、読まないでください。※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。※情報が正しいかどうか、筋が通っているかどうかに拘って不満をぶつけてくる方も読まないでください。持論はコメント欄ではなく、ご自分のブログで展開するようお願いします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊いつもブログを読んでくれて、ありがとう。気付けば、このブログを始めて5年の月日が経っていた。最初の頃は、自分が経験したことが余りにショック過ぎて、とにかく同じ境遇の人に知らせたいという思いが強かった。それで、自分が直面した状況や感じたことを率直に書いていたんだ。でも、あるとき、同じ病気の読者から、ブログに対する抗議というか、イカれた長文メッセージが何回か届いた。八つ当たりだったのかもしれないが、礼儀や常識、どこに忘れてきた？というような感じで、文句を言いながらも、私から何とか情報を聞き出そうとしている辺りが図々しくもあった。それで、自分も色々無知だったなと気付いた。同じ患者の立場の人でも、価値観や感覚が違う人がいて、私がおかしいと感じることを全然おかしくないと思っているようなんだ。だから、ちゃんと告知しておかなければいけないんだなと。それで、今ではブログの冒頭に文章を入れているんだ。同じ世界に生きていても、持っている情報や価値観に物凄い差がある。私は、自分の正しさを主張して、他人の話に耳を貸さない人を説得したいとは思っていないんだ。そんなの、砂漠に水を撒くようなことでしょ。それより、教えてあげれば直ぐに変われて、病気が良くなる可能性のある人に自分のエネルギーを使いたい。でも、まあ……いつの世も、真実を伝えようとする人は抵抗に遭い、叩かれるのだろう。私は、このブログで、核心に触れることなんて全然言ってない。それは、なるべくブログを長続きさせて、私のように「何かがおかしい！」と感じた人に気付いて貰うためだ。誰も他人の人生の保証なんて出来ない。自分で決めるしかないのだ。今の私は、自分の病気を治すために心を開いている人、自分を変えたいと思っている人、病気の家族のために情報を得たい人、他人の体験に興味のある人に読んで貰いたくてブログを書いているよ。どうでも良いような日常のことを書いているのにも、理由がある。早く手術しないと死ぬぞ、危険だぞと散々言われた私が、自分の心に従って勇気ある選択をしたら、その先にどんな平穏な生活があるのかを知ってもらうためなんだ。私は、医師や専門家ではなく、一般市民、一人の患者が体験したことを書くことに意味があるのではないかと感じている。そして、藁をもすがる思いとか、神頼みとかじゃなくて、自分で自分の病気を治す決意を持って、実際に病気を治すための行動を起こすことの大切さを伝えたい。小さな炎だけれど、何処かで悲嘆にくれている誰かの勇気に繋がれば良いと思うよ。
27Jun
- 少しずつ前に……
  読者の皆さん、こんにちは。いつもブログを読んでくれて、ありがとう。今日は、しっとりとした梅雨空だよ。今、夢を見ているみたいなんだ。今日も部屋の片付けをしてる。片付けの最中に、掃除機を掛けて綺麗にした座り心地の良い椅子に腰掛けて、集中治療室で聞いていた音楽を流してみた。あのとき、海の中に沈んでいるようだった。思い出すと、涙が出そうになる。言葉では表現できない感覚がある。あんなことがあって、もう細かいことはどうでも良くなってきた。今は、とにかく荷物の片付けをしているよ。溜め込んでいた物の量が凄くて、不要なものを分別したり、掃除機を掛けながらだから、なかなか進まないけれど、何もしないよりは少しずつ変化しているよ。手術したあと、少しずつ歩けるようになったように、少しずつ前に向かって進むんだ。きっと、お部屋を前みたいに綺麗に出来たら、嬉しいだろうな。そうしたら、お祝いしよう。
- 出掛けた帰りにあんみつ
  今日、神社にお札を返しに行った。今年の正月は体調不良で寝込んでいたので初詣に行けなかったし、良くなったらなったで色々することがあって、暫く神社に行きそびれていたのだ。御札は、神社にお金を振り込んでお祓いをして貰っていたので、送られて来たものがあるのだが、古いものが溜まっていた。それに、部屋の中に古くなった色々なお守りがあるのも気になってきた。何というか、それぞれが雑音を発しているような感じがするのだ。本当は、それぞれの神社やお寺に返しに行くのが良いのだろうが、自分が買ったもの以外に人から頂いたお守りなんかもあり、とても短期間で回ることは出来ないので、神社とお寺それぞれに分けて、まとめて御札を返しに行くことにした。というわけで、まず今日は神社に行って来たよ。久しぶりの神社。天気も良くて、元気にお詣り出来たことが本当に嬉しかった。そういえば、最近になって、御札は覆っている白い紙を外して使わないといけないということを知ったんだよね。そうだったのか～と思い、昨日、神棚に置いていたお札で白い紙が付いてるものを外してみたんだ。そしたら、うっわー！ナニコレ。来たわ、ビビビ！以前、パワーが凄いと聞いて行ってみた神社の御札だった。病気になりたての頃、本当に悩んでいたからさ、かなり遠い場所でも、色々調べてパワーがあると言われている神社にお詣りに行っていたんだよね。(病気なのに元気だよね。)他にも、引っ越す前に良く行っていた神社の御札も感じるものがあった。紙を剥がすと、こんなに違うのかと驚いたよ。そして、今日も神社の御札を頂いたとき、ズシーンという感覚があった。無事に古い御札を返して、お参りした後は、カフェで一休みしたよ。胡麻のアイス入りのあんみつを注文した。美しい緑の木々を見ながら頂いたあんみつ、美味しかったなぁ。
23Jun
- ハンバーグを食べに行った
  無性にハンバーグが食べたくなった。炊飯ジャーのご飯は空だし、色々な保存食の仕込みをしていたら疲れてしまい、ご飯を作る気がしない。それで、外食のハンバーグに一抹の不安はあったが、前から気になっていたハンバーグとステーキの店に行くことにした。土曜日の夜7時。店内は家族連れや友人のグループで賑わっていた。入り口のウェイティングリストに名前を書いたとき、どのくらいの人が待っているのかチェックしたら、人数が１人なのは私だけだった。かなり待つのかと思ったら、１０分くらいで席を案内された。こちらの店では国内産の牛肉を使っていると言うので、期待していた。ディナーには、サラダやパンのブッフェが付いて、ハンバーグが来るまではサラダなどを食べられた。味は、まあ、ありがちな感じだった。マカロニサラダなんかは、業務用の袋詰めを盛ったみたいで、スープもサラダも添加物の味がした。最近、添加物を避けた食生活をしているせいか、舌が敏感に反応してしまうのだ。でも、まあ、千円台でこれだけ食べられたら、まあまあだろう。そして、遂にハンバーグが到着した。これは、肉を包丁で叩いたハンバーグだ。ファミレスのハンバーグよりジューシーで美味しかった。沢山の家族連れに囲まれて、一人ハンバーグを食む女。私の友人に、離婚してから一人だから旅行や食事に行けないと言っていた人がいた。私は、「そんなこと言ってたら、死ぬまで行けないかもしれないよ、そんなこと気にしないで行った方が良いよ」と言った。すると、その友人は、そこから世界中を旅行し始めた。英語が話せないから、全部添乗員付きのツアーで行っているという。そんなに金貯めてたのか……と私は驚いたよね。働かないといけないプレッシャー、結婚しないといけないプレッシャー、子供が欲しいけど相手が居ない、結婚できても身体が拒否したり、相手が協力的でなかったり、全面的に責任を押し付けてくる相手、悲しい、寂しい、誰かにわかって欲しい、孤独な気持ち…辛いよぉ……女性の悩みは尽きないね。私も、過去に苦悩の日々を送っていたことがある。健康で今より沢山のものを持っていたのに、精神的には苦しくて、いつも自分を助けてくれる誰かを探していた。他人からはしっかり者に見えても、内面は強い依存心と執着心があったように思う。今の私は、そのような様々なものに囚われた世界から出てしまったようだ。きっかけは、病気だったかもしれない。しかし、病気になったらなったで、別の不安な世界に飲み込まれてしまう危険がある。結局、どんな状況でも、十分に休息をとって、自分と向き合うことで、段々と変われるのではないかと思う。また、自分が変わろうと決めて、実際に行動を起こす必要もあるだろう。囚われの世界から出たら、私にはリラックスして楽しい時間がやってきた。周りの人が親切で、一人じゃないという感覚もある。ずっと、こんな風に過ごしたかったのだ。☆このブログが、誰かの気付きになれば良いなと思うよ。
21Jun
- ラスト梅仕事
  今日、今年最後の梅酒と梅ドリンクを作った。昨日から天気が悪い。銀行帰りに野菜の直売所をちらっと覗いたら、開店直後なのに梅が全く見当たらなかった。雨で収穫が出来なかったのだろう。それで、こんな雨が降る前に収穫された綺麗な梅を早目にゲットしようと、近所のスーパーに行ってみた。あった！昼頃行ったのに、梅はまだいくつか残っていた。まさに穴場。置いてあったのは完熟梅。これで、梅酒と梅ドリンクを作ろう。先日梅酒を作ったが、お裾分けするほどの量でも無かったし、まだ酒が余っていたので追加で作ることにしたのだ。早目に第一段を買っておいて良かった。リスク分散？(笑)とにかく、無事に今年の梅仕事を終えた。これで、来年まで毎日梅を食べられる。因みに、昔の日本では、どの家庭でも梅干しとらっきょうくらいは作っていたと言う。確かに、私のおばあちゃんも、いつも梅干しもらっきょう漬けも作っていたけれど、母には引き継がれなかった。おばあちゃんは長生きして、ほとんど病気しなかったけど、母は薬を飲んでいて、病院に行く頻度が増える一方。急に、都会のねずみと田舎のねずみの話を思い出したよ。私は、どちらかでなく、バランスが大事だと思うんだよね。
19Jun
- 梅の良い香り
  梅を沢山買った。野菜の売店に開店前に行って、一番乗り。何としても、良い梅を買いたい。買わねばならぬ。３０分近く待って、ようやく店が開き、外からガラス越しにチェックしていた梅の売場に直行した。良さそうなのを手に取っていると、直ぐに後ろに人がわんわんやってきた。凄い人気だ。私が梅を籠に入れて、別の売場へ移動して、振り返って梅売場を見ると、一人の女性がカートに入りきらないくらいにいっぱい梅を入れているのが見えた。私も沢山買い込んだが、上には上がいる。既に10キロはありそうだ。そして、また一つ手に取って、カートに入れようとしているではないか。あの人は、長年主婦をして来たのだろうか。きっと、周りの人は、彼女の作る梅干しや梅酒を楽しみにしているのだろう。陳列されていた梅は、開店から１０分経たないうちに、ほとんど無くなっていた。先手必勝！無事に新鮮で良い梅を手に入れることが出来て、ホクホクで家に帰ってきた。さて、何から作ろう。まずは、梅酒から。普段は、麦焼酎を使って作っているのだが、今年はフ・ン・パ・ツ。鹿児島の一瓶五千円もする黒糖焼酎を、梅酒用に買い込んでいた。少し味見してみたら、もう梅なんて無くても既に美味しい。今すぐ飲み会をしたいくらいだ。しかも、ラベルが粋だ。無いものばかりが目について心が荒れていた……有るものに気がついて……？なんか、私に言っているのかと思うような文章じゃないの。このお酒をチビチビしながら、洗ってボールに入れた梅のへたを取り始めた。梅の実は、なんて良い香りなんだろう。甘酸っぱいような、甘い香りがした。そして、いくつかの保存瓶に、梅と氷砂糖を入れ、最後に焼酎を注いで蓋をした。来年が楽しみだ。いや、一年も待てずに飲んでしまいそうだが……。次は、梅干し！少し前に買っていた法瑯の容器を使うときが来た。容器を消毒して、梅干しを並べ、大島の天然塩を振りかけた。まるで、梅が砂風呂に入っているみたい。美味しい梅干しになっておくれ……私は、もう何年もさんざんな状況ではあるけれど、こんな風に梅を買いに行ったり、保存食を作る時間を持てることは幸せだなあと感じているよ。病気が、人生を変えてくれたんだ。そして、梅を食べて、もっと元気になるよ。
- 私たちを取り巻く現実
  雨上がりの今日、朝から空は晴れ渡って、メリーは梅干し用の梅を買いに出掛けた。家に帰ったら、干してきた洗濯物を取り込んで、布団を干そう……買い物から家に戻る道すがら、真っ青な空を見ながら、そんなことを考えていた。家に戻ると、お茶を飲んで少し休憩した。さてと、布団を外に干そうか。窓を開けて、ふと空を見上げたら……間に合わなかったか……。「飛行機雲」を見ながら、また別の飛行機が近づいてくる音がした。これが、私たちを取り巻く現実なんだ。風が出てきて、空が段々と幕を張ったように雲ってきたよ。窓を閉めたあとで、くしゃみをした。さあ、気を取り直して、梅干し作ろうか！
13Jun
- また苺ジャム
  昨日、夕飯の魚を買いに行ったスーパーで、また苺を買ってしまった……。初めて作った苺ジャムがあまりにも美味しかった。でも、出来上がったのは一瓶だけだったから、誰にもお裾分けできない。そんなときに、もう買えないと思っていた苺が売られていたのだ。もう一度作る時間なんてあるか？と思ったけれど、無理矢理他の予定を切り詰めて、作ってしまった。作り方を覚えたから、前よりスムーズに出来た。もうこれ、苺に砂糖とレモンの絞り汁を掛けた段階でめちゃ美味しい。苺さん、ありがとう。