※最初にお願い※

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※あくまでも個人の経験と日々感じたことを書いています。

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※私は、宗教団体には属しておらず、特定の組織からお金を貰ってブログを書いている人とは違います。

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今回は、真面目な話だよ。


腹膜偽粘液腫や癌の診断を受けたばかりの方へ伝えたいことを書こうと思う。


私は、病気の診断を受けて、紹介状を貰い、別の病院で診察を受けるということを数回繰り返した経験がある。


別の病院に行くことで、前の病院の誤診もわかった。


だから、お腹を切るような治療を勧められたときは、時間的猶予がどれだけあるかを確認して、別の病院でも診察して貰うことをお勧めする。


それで、ここからがポイントなのだけど、ボイスレコーダーを持って行くこと。


なぜかと言うと、大抵の人が、医師を前にすると緊張して冷静さを失っていたり、言われたことを良く覚えていなかったりするからだ。


それと、家族も同席したときに、家に戻ってから、誰かが「先生はそんなこと言ってなかった」とか言い出して揉めたときにも役に立つ。


自分が突然、癌ですよとか、難病ですと言われたときは、もうそれだけでストレスで、早くその状況から逃れたくなる。


早く、早く!


もう、診断された直後は、まともな判断などできる状況ではなくなっている可能性がある。


そして、後になって、他の人が別の治療法で治療をしているのを知ったときに、自分の軽はずみな判断に再びショックを受けたり、他人が妬ましくなったり、自分を責めたりする。


後になって後悔しないためには、その時々で、慎重に考える時間を持つこと、手間を惜しまないことだ。


私がセカンド・オピニオンで訪れたクリニックの医師は、診断についての話を始める前に「ボイスレコーダー持ってきた?」と聞いてくれた。


きちんと録音していきなさいと。


こんなこと言ってくれる医師は初めてだった。


医師を前にしているとき、どうしても気持ちが舞い上がってしまい、自分が言っていることもどこか抜けていたり、医師の説明も専門用語なんかは聞いても直ぐに忘れてしまったりする。


だから、後で聞き直せるために、ボイスレコーダーがあると良いのだ。


それから、ボイスレコーダーは、スマホのボイスレコーダーじゃなくて、ちゃんとしたものを一つ持っておいた方が良いと思う。


スマホの録音機能を使っていると、話が長くなったときに電池切れの心配もあるし、位置によっては音が上手く録れていないかもしれない。


失敗して何も聞き取れないという場合に備えて、ダブルで録っておくのも良いだろう。


とにかく、焦って病院に行くとしても、ペンとノート、ボイスレコーダーを持っていくことをお勧めしたい。


ずっと記録していれば、医師が辻褄の合わないことを言ったことにも気付けるだろう。


私は、病院で病気の診断を受けてから、動揺したり、落ち込んだりしたが、後になっても悔いの無い判断が出来た。


また、診察だけでなく、病気に関係する給付金関係の問い合わせの際にも、役に立つだろう。


行政の担当者によって、違うことを言う場合もあるのだから。


後になって、思いもよらないことになる場合もある。


病気の時は、なかなか気が回らないことが多いので、参考にして貰えたらと思う。


また、現在健康な方も、いざというときの心構えとして、覚えておいてほしい。


人に大切な話を聞きに行くときには、ペンとノートとボイスレコーダーね。



☆このブログが、必要な人の所に届きますように。