
強みに集中せよ。
強みに集中せよとの格言は正しい。組織は多角化していないほどマネジメントがしやすい。
単純であれば明快である。全員が自らの仕事を理解し、自らの仕事と全体の業績との関係を知る。活動を集中する。期待を明確に規定することもできるし、成果を評価することもできる。問題も少なくなる。
複雑になれば、原因を突き止めることが難しくなる。複雑さはコミュニケーションの問題を起こす。マネジメントの階層がが増え、書類と手続きが増え、会議が多くなり、意思決定が遅れる。
多角化を調和させ、一体性を保つための方法は二つしかない。一つは、共通の市場のもとに、事業、技術、製品、製品ライン、活動を統合し、それによって高度に多角化しつつ一体性を保つことである。もう一つは、共通の技術のもとに、事業、市場、製品、製品ライン、活動を統合し、それによって高度に多角化しつつ一体性を保つことである。
(ドラッカー365の金言 8月1日より)
おはようございます。8月ですね、いよいよ夏本番、今年の夏はどんな風に過ごしましょうかね。さて、今日のお題は「強みに集中せよ」です。文章の前半はスッと理解出来ました。問題は後半です。。
多角化を調和させ、一体性を保つための方法・・・京セラの稲盛さんは、事業の拡大は多角化しかない。そして、土俵の真ん中で勝負しろと言われるそうです。私の場合、事業の拡大のためというよりは、生き残るために多角化するしかないという印象ですが、まぁ、そこは規模感の話ではなくて、多角化は避けて通れないという前提で考えてみます。
要約すると多角化は二通りである、と。「共通の市場」か「共通の技術」がベースじゃないとダメですよってことですね。このどちらも満たしていないものは、稲盛さんが言われる「飛び石」なんですね。ああ、毎回思いますが外国の方の文章を日本語訳してあると、なかなか頭に入って来ません。・・・わたしだけでしょうか。
多角化、ど真剣に考えなきゃいけないテーマです。今年も暑い(熱い)夏になりそうですね。
ほな

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