$広島市ではたらく「lifesize代表のひとり言」 


経営の視点 「都落ち」決めたキリン

消費者目線で需要創造
5月末、東京・中央や渋谷に分散していた本社を東京・中野へ移転・統合したキリンホールディングス。
・・・2102年12月期のキリンHDの国内事業は減収減益を見込むなど、経営環境は厳しい。「過去の延長上の働き方では会社の発展はない」(三宅社長)と、今回の移転をきっかけに、ややお堅い社員気質を柔らかな消費者目線に変えようとの狙いがある。
なぜ中野なのか。これまで本社のあった場所はオフィスや商業施設が集積していたが、中野は住宅地の性格が強く、日々の消費活動を実感できる商店街もある。
2800人が働く新本社はとにかく広い。・・・縦132メートル、横47メートルと広大なフロアを備えるオフィスビルの17~21階を使う。キリンHDが中野のオフィスを選んだのも、高層型のビルより、横に広がるビルのほうが社員の意思疎通が良くなるとの判断からで、随所に意識改革を促すための仕掛けが施されている。
・・・
新商品が簡単に売れない時代、オフィスを職場ではなく、いかに需要創造の場に変えるか。経営者のありようも変わる必要がありそうだ。

(日経新聞6月24日 経営の視点より)


おはようございます。
金曜日から昨日まで某所にてリージョナルスタイルの長期経営戦略会議を実施しておりました。今日の「経営の視点」は、この会議で得たヒントをさらに現実味のあるものにしてくれています。「日々の消費活動を実感できる」は、日々地元の経営者と接点を持っている私達の場合「お客様の経営判断を実感できる」ですし、キリンHDがコミュニケーションを重視して(おそらくコストも)中野に本社を集約して移したのも、(ご家族間のコミュニケーション・コストパフォーマンスを向上させる)Uターン・Iターン転職を促進しているリージョナルの動きに似ているように見えます。ええ、見えちゃうんですからしょうがないですね、許してくだされ(笑)

それと記事には書かれていませんが、ありとあらゆる経営資源をコアに集中することの大切さを、あらためて思い知らされています。私たちのサービスは「U・Iターン転職をお考えになる30~40代のミドルマネジメントの方々」をど真ん中に考えたものであり、その方々の期待に応えるべくコンサルティングやコミュニケーション、コーチングを学び、日々地元企業の経営者と膝詰めでお話をしています。もっともっともっと、このコアに集中してサービスを磨き続けなければなりません。

7月から、早いものでリージョナルスタイルは5期に突入します。おかげさまで、サービス展開エリアは15ヶ所、年間の転職成功者600名以上になりました。このサービスをご支持いただいているお客様のお陰です。また、手前味噌ですが、本当にリージョナルを一緒にやっている経営者・メンバーの皆さんに恵まれているのだと思います。いつもありがとうございます。もっともっと着実に品質を向上し、かつスピードアップできるよう事業経営にあたっていきたいと思います。超頑張ります!


ほな テキトー2