スキー、スケート選手の「生産基地」に成り下がった北海道の崖っぷち
創部2年でカーリング制覇、「打倒、中部電力」から考える北海道再建論
かつて、雪と氷の超人の生産基地であった北海道は、経済氷河期、人口衰退期と同じくして、急速にその強みを失いつつある。
「雪」、つまりスキーではわずかに雪印、日本空調、土屋ホーム、東京美装などがスキー部を維持しているが、「氷」であるスケートでは北海道は完全な生産基地だ。北海道で高校時代を過ごした選手たちは、卒業と同時に故郷を離れ、長野、山梨、富山の実業団でしか選手生活を続けられない。しかも、これは極めて少数の実力者だけで、大半は競技生活の断念を強いられる。
この傾向は今のところ歯止めがかからず、極めて近い将来、北海道からはスキー、スケート選手が消滅するだろう。
氷都・苫小牧、あのスケート五輪代表を数々輩出したスケートのまちで、遂に中学生スケート選手が消滅したのは2010~2011年シーズンだ。天狗山の山頂から石を投げれば、冬季五輪代表の家に当たると言われたスキーのまち・小樽は、苫小牧より4年ほど早く中体連スキー大会が消滅している。
しかし、それすらも驚くにはあたらない。
先月29日に札幌荒井山シャンツエで行われた、第34回ミズノ杯ジュニアジャンプ大会の参加者は、第35回全道スポーツ少年団ジャンプ大会を兼ねているにも関わらず、小学生4年以下で16人、小学生5~6年で18人、中学生で24人、計58だった。つまり、北海道を逆さにしても子どものジャンパーはこれしかいない。北海道の人口550万7456人中、わずかに58人。
こういうスポーツは、この先消滅することが明白だ。
1972年札幌五輪当時は、道内のジャンプ少年団数は、約4000人。ちなみに、北海道と面積、人口規模が似ている世界的スキー強国のオーストリアでは、圧倒的にアルペン少年少女が多いものの、ジャンプでも3万人を数える。
これらを問題に取り上げるのは、今後の北海道の強みをどう維持するか?何をすることで北海道の自立を図るか?北海道活性化の柱は何か?を、考えるヒントになるためだ。
折から、北海道知事選挙も始まる。それぞれの候補者たちは、北海道の活性化にどのようなプランを持っているのか?それを追求しなければ北海道は「冬眠するヒグマ」と化す。やがて本州や世界が、「北海道民は冬になると全く元気がなくなるんだよ!冬眠するのが習慣なんだ」と、笑う時代が来かねない。
スキー、スケートは用具に多額の費用がかかる。
練習会場への親の送迎は欠かせない。つまり、簡単にできるスポーツではない。反面、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどは費用的に安価だ。野球はそれより少し物入りとなるが、歴史的に中学校、高校には部活が完備されている。
冬季スポーツが本当に消え去る運命にあると断言されるのであれば別だが、今、必要なのは「北海道対世界」という構造は守り抜く気概だ。
日本全国を考えた場合、県対世界などという構造はありえない。北海道の冬季競技だけが、世界に戦いを挑めるのだ。
ならば、どうするか?
行政、教育委員会、道民を横断する組織を考えて、抜本的な対策を考えなければならない。それを知事が主導できるかが問われる。
成功している市町村に学ぶ必要がある。下川町では、町・教育委員会が町出身のスキー選手を指導者として招き、小学校、中学校、高校のジャンプ一貫教育を行い大変な成功を収めている。スケートでも帯広、釧路、別海などでは同様の成功がある。
まずは指導者の確保だ。私が小学生のとき、担任の宮崎恒子先生はスキー指導員だった。私にとっては宮崎先生が最初のスキーコーチだった。転校した小学校でも担任の田元先生はスキー指導員、中学校でも担任の瀬野尾先生はスキー指導員、体育の鎌田先生は国体アルペン教員の部のトップ選手だった。
だから大胆に提案をする。北海道の教員採用は、スキー・スケート経験者を優先とするか、道・道教委が管轄するスポーツ補助教員にスキー、スケート経験者を優先採用するべきだ。そうしなければ、多くの中学校がやめてしまったスキー授業やスケート授業は復活しない。
もうひとつの提案は、中部電力に負けていて良いのか?ということだ。
今季のカーリング日本選手権は、男子はチーム常呂の2連覇。女子は創部2年の長野県を拠点とする中部電力が初優勝した。
中部電力は決勝で6連覇を狙った、チーム青森を撃破。北見市常呂町に誕生した、ロコ・ソラーレは3位。中部電力のスキップ19歳の藤沢五月選手は、北見北斗高出身。父親は長野五輪候補選手だった。その父の指導で5歳からカーリングをはじめ、08~09年世界ジュニア代表として経験を積んだ若き司令塔だ。チームは4人とも正社員で身分保障がある。練習は正規勤務後の2時間だが、海外合宿、海外試合への参加は頻繁で「練習量は国内チームで一番」という自信が初優勝に結びついた。
ならば、北海道電力にもできるのでは?
北海道では、来年から「チーム道銀」が立ち上がる。北海道で商売する、特に公的色彩の強い企業ならば、全北海道的なチームや組織をスポーツや文化を問わず支援する気概が必要ではないか?
圧倒的多数が応援する北海道日本ハムファイターズに相乗りするのもひとつだが、なかなか陽の当たらない種目を支援するのも道民の共感を呼ぶ手法だと思う。何故そういうかといえば、今、長野では本場の青森や北海道を撃破した中部電力チームが脚光を浴び、支援している中部電力に称賛の声が多数寄せられているという。
カーリングはゲーム中、心拍数が130を超えたりしない軽スポーツだ。老若男女、誰でもができる国民スポーツだ。特に北海道では将来「北海道の国技」に成り得る。
冬の北海道は、全道どこでも屋外では氷が張る。学校の校庭でもカーリング場は可能だから、北海道の全市町村にチームを誕生させることが可能だ。全市町村対抗戦すら可能になるだろう。
本場・北見市常呂町にロコ・ソラーレが誕生し、札幌国際大学に常呂町出身者でチームができ、北海道銀行が新チームを立ち上げる。北見市、札幌市には通年型の6レーンの屋内カーリング場ができる。「北海道の国技」への道筋が見え出した。
だからこそ、官民あげて北海道の将来を考える時期が来ている。政治家も企業も、スポーツマインドを持たなければ地域に受け入れられることは出来ないし、なにより北海道の未来を語る資格を持てない。
中部電力の後塵を拝するだけで良しとしますか?あなたは、「冬眠する北海道」を良しとしますか?(文、スポーツライター・伊藤龍治)
BNN 北海道365
http://www.hokkaido-365.com/feature/2011/02/post-619.html
かつて、雪と氷の超人の生産基地であった北海道は、経済氷河期、人口衰退期と同じくして、急速にその強みを失いつつある。
「雪」、つまりスキーではわずかに雪印、日本空調、土屋ホーム、東京美装などがスキー部を維持しているが、「氷」であるスケートでは北海道は完全な生産基地だ。北海道で高校時代を過ごした選手たちは、卒業と同時に故郷を離れ、長野、山梨、富山の実業団でしか選手生活を続けられない。しかも、これは極めて少数の実力者だけで、大半は競技生活の断念を強いられる。
この傾向は今のところ歯止めがかからず、極めて近い将来、北海道からはスキー、スケート選手が消滅するだろう。
氷都・苫小牧、あのスケート五輪代表を数々輩出したスケートのまちで、遂に中学生スケート選手が消滅したのは2010~2011年シーズンだ。天狗山の山頂から石を投げれば、冬季五輪代表の家に当たると言われたスキーのまち・小樽は、苫小牧より4年ほど早く中体連スキー大会が消滅している。
しかし、それすらも驚くにはあたらない。
先月29日に札幌荒井山シャンツエで行われた、第34回ミズノ杯ジュニアジャンプ大会の参加者は、第35回全道スポーツ少年団ジャンプ大会を兼ねているにも関わらず、小学生4年以下で16人、小学生5~6年で18人、中学生で24人、計58だった。つまり、北海道を逆さにしても子どものジャンパーはこれしかいない。北海道の人口550万7456人中、わずかに58人。
こういうスポーツは、この先消滅することが明白だ。
1972年札幌五輪当時は、道内のジャンプ少年団数は、約4000人。ちなみに、北海道と面積、人口規模が似ている世界的スキー強国のオーストリアでは、圧倒的にアルペン少年少女が多いものの、ジャンプでも3万人を数える。
これらを問題に取り上げるのは、今後の北海道の強みをどう維持するか?何をすることで北海道の自立を図るか?北海道活性化の柱は何か?を、考えるヒントになるためだ。
折から、北海道知事選挙も始まる。それぞれの候補者たちは、北海道の活性化にどのようなプランを持っているのか?それを追求しなければ北海道は「冬眠するヒグマ」と化す。やがて本州や世界が、「北海道民は冬になると全く元気がなくなるんだよ!冬眠するのが習慣なんだ」と、笑う時代が来かねない。
スキー、スケートは用具に多額の費用がかかる。
練習会場への親の送迎は欠かせない。つまり、簡単にできるスポーツではない。反面、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどは費用的に安価だ。野球はそれより少し物入りとなるが、歴史的に中学校、高校には部活が完備されている。
冬季スポーツが本当に消え去る運命にあると断言されるのであれば別だが、今、必要なのは「北海道対世界」という構造は守り抜く気概だ。
日本全国を考えた場合、県対世界などという構造はありえない。北海道の冬季競技だけが、世界に戦いを挑めるのだ。
ならば、どうするか?
行政、教育委員会、道民を横断する組織を考えて、抜本的な対策を考えなければならない。それを知事が主導できるかが問われる。
成功している市町村に学ぶ必要がある。下川町では、町・教育委員会が町出身のスキー選手を指導者として招き、小学校、中学校、高校のジャンプ一貫教育を行い大変な成功を収めている。スケートでも帯広、釧路、別海などでは同様の成功がある。
まずは指導者の確保だ。私が小学生のとき、担任の宮崎恒子先生はスキー指導員だった。私にとっては宮崎先生が最初のスキーコーチだった。転校した小学校でも担任の田元先生はスキー指導員、中学校でも担任の瀬野尾先生はスキー指導員、体育の鎌田先生は国体アルペン教員の部のトップ選手だった。
だから大胆に提案をする。北海道の教員採用は、スキー・スケート経験者を優先とするか、道・道教委が管轄するスポーツ補助教員にスキー、スケート経験者を優先採用するべきだ。そうしなければ、多くの中学校がやめてしまったスキー授業やスケート授業は復活しない。
もうひとつの提案は、中部電力に負けていて良いのか?ということだ。
今季のカーリング日本選手権は、男子はチーム常呂の2連覇。女子は創部2年の長野県を拠点とする中部電力が初優勝した。
中部電力は決勝で6連覇を狙った、チーム青森を撃破。北見市常呂町に誕生した、ロコ・ソラーレは3位。中部電力のスキップ19歳の藤沢五月選手は、北見北斗高出身。父親は長野五輪候補選手だった。その父の指導で5歳からカーリングをはじめ、08~09年世界ジュニア代表として経験を積んだ若き司令塔だ。チームは4人とも正社員で身分保障がある。練習は正規勤務後の2時間だが、海外合宿、海外試合への参加は頻繁で「練習量は国内チームで一番」という自信が初優勝に結びついた。
ならば、北海道電力にもできるのでは?
北海道では、来年から「チーム道銀」が立ち上がる。北海道で商売する、特に公的色彩の強い企業ならば、全北海道的なチームや組織をスポーツや文化を問わず支援する気概が必要ではないか?
圧倒的多数が応援する北海道日本ハムファイターズに相乗りするのもひとつだが、なかなか陽の当たらない種目を支援するのも道民の共感を呼ぶ手法だと思う。何故そういうかといえば、今、長野では本場の青森や北海道を撃破した中部電力チームが脚光を浴び、支援している中部電力に称賛の声が多数寄せられているという。
カーリングはゲーム中、心拍数が130を超えたりしない軽スポーツだ。老若男女、誰でもができる国民スポーツだ。特に北海道では将来「北海道の国技」に成り得る。
冬の北海道は、全道どこでも屋外では氷が張る。学校の校庭でもカーリング場は可能だから、北海道の全市町村にチームを誕生させることが可能だ。全市町村対抗戦すら可能になるだろう。
本場・北見市常呂町にロコ・ソラーレが誕生し、札幌国際大学に常呂町出身者でチームができ、北海道銀行が新チームを立ち上げる。北見市、札幌市には通年型の6レーンの屋内カーリング場ができる。「北海道の国技」への道筋が見え出した。
だからこそ、官民あげて北海道の将来を考える時期が来ている。政治家も企業も、スポーツマインドを持たなければ地域に受け入れられることは出来ないし、なにより北海道の未来を語る資格を持てない。
中部電力の後塵を拝するだけで良しとしますか?あなたは、「冬眠する北海道」を良しとしますか?(文、スポーツライター・伊藤龍治)
BNN 北海道365
http://www.hokkaido-365.com/feature/2011/02/post-619.html
模擬面接も体験/弟子屈高で就職講演会
弟子屈高校(鈴木晃校長)は16日、同校で2年生対象の就職講演会・模擬面接を行った。生徒らは、北海道中小企業家同友会釧路支部摩周地区会(竹森英彦会長)の会員らから社会人としての心構えや企業が求める人材、さらに、採用担当者が面接時に期待する受け答えなどを学んだ。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102185.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102185.html
8施設でクマをレンタル 繁殖目指し、全国大移動
ホッキョクグマを飼育する旭山動物園(北海道旭川市)は18日、男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)など全国の8施設が繁殖推進のため、所有権を残したまま、互いにクマを貸し出す“レンタル移籍”に合意したと発表した。
釧路市動物園の雌クルミ(14歳)を男鹿に移動させるなど、全国で5頭を貸し出すことによってカップル4組をつくり繁殖を目指す。今月以降、5月までの間に、繁殖可能とされる5~20歳の雌を中心に順次移す。
旭山動物園によると、ホッキョクグマは1995年に国内33施設で67頭が飼育されていたが、現在は23施設で46頭にまで減少。昨年11月、繁殖実績のある旭山など6動物園が「繁殖検討委員会」を発足させ、交尾の実績やペアの相性など全国のホッキョクグマの情報を集め、マッチングを検討してきた。
5頭の移動により(1)クルミが男鹿で豪太(7歳)と(2)円山動物園(札幌市)の雌ピリカ(5歳)が旭山でイワン(10歳)と(3)豊橋総合動植物公園(愛知県豊橋市)の雌キャンディ(18歳)が円山でデナリ(17歳)と(4)浜松市動物園の雌バフィン(19歳)が天王寺動物園(大阪市)でゴーゴ(6歳)と―新カップルになる。
47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021801000707.html
釧路市動物園の雌クルミ(14歳)を男鹿に移動させるなど、全国で5頭を貸し出すことによってカップル4組をつくり繁殖を目指す。今月以降、5月までの間に、繁殖可能とされる5~20歳の雌を中心に順次移す。
旭山動物園によると、ホッキョクグマは1995年に国内33施設で67頭が飼育されていたが、現在は23施設で46頭にまで減少。昨年11月、繁殖実績のある旭山など6動物園が「繁殖検討委員会」を発足させ、交尾の実績やペアの相性など全国のホッキョクグマの情報を集め、マッチングを検討してきた。
5頭の移動により(1)クルミが男鹿で豪太(7歳)と(2)円山動物園(札幌市)の雌ピリカ(5歳)が旭山でイワン(10歳)と(3)豊橋総合動植物公園(愛知県豊橋市)の雌キャンディ(18歳)が円山でデナリ(17歳)と(4)浜松市動物園の雌バフィン(19歳)が天王寺動物園(大阪市)でゴーゴ(6歳)と―新カップルになる。
47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021801000707.html
自然:雌阿寒岳で降灰調査訓練 冬は初 気象台が噴火想定し
雌阿寒岳の噴火を想定し、気象台職員が現地入りして降灰の状況を把握する「雌阿寒岳降灰調査訓練」が17日、釧路市阿寒町など雌阿寒岳周辺地域で行われた。一昨年秋に続き2度目で、積雪の伴う冬場の実施は初めて。
この日は、雌阿寒岳の南北に位置する釧路地方気象台と網走地方気象台から職員計8人が参加し、午前9時に両気象台を出発。三つのルートで雌阿寒岳に近づきながら、調査地点計32カ所で降灰の範囲や特徴▽携帯電話の通信可能範囲の確認▽火山灰の採取作業--などに当たった。
同市阿寒町阿寒湖温泉の阿寒湖畔トレーニングセンター前では、職員2人が火山灰を模した砂を雪面にまいた後、定規で雪の上に40センチ四方の調査範囲を区切り、状況の観察や写真撮影を実施。シャベルで表層の雪ごと灰を採取した後、「色・茶褐色、匂い・なし」などと携帯電話で気象台に報告していた。
18日には、地元自治体や防災機関でつくる「雌阿寒岳火山防災会議協議会」のメンバーが阿寒湖畔に集まり、灰の採取方法や調査事例などの打ち合わせ会を開く。【山田泰雄】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110217hog00m040005000c.html
この日は、雌阿寒岳の南北に位置する釧路地方気象台と網走地方気象台から職員計8人が参加し、午前9時に両気象台を出発。三つのルートで雌阿寒岳に近づきながら、調査地点計32カ所で降灰の範囲や特徴▽携帯電話の通信可能範囲の確認▽火山灰の採取作業--などに当たった。
同市阿寒町阿寒湖温泉の阿寒湖畔トレーニングセンター前では、職員2人が火山灰を模した砂を雪面にまいた後、定規で雪の上に40センチ四方の調査範囲を区切り、状況の観察や写真撮影を実施。シャベルで表層の雪ごと灰を採取した後、「色・茶褐色、匂い・なし」などと携帯電話で気象台に報告していた。
18日には、地元自治体や防災機関でつくる「雌阿寒岳火山防災会議協議会」のメンバーが阿寒湖畔に集まり、灰の採取方法や調査事例などの打ち合わせ会を開く。【山田泰雄】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110217hog00m040005000c.html
「すべらない砂」受験生の味方 SL車輪用、JRが配布
JR北海道釧路支社は、「SL冬の湿原号」の車輪空転防止に使う砂を、受験のお守りになる「合格祈願 SL砂」として受験生にプレゼントしている。
プレゼントする砂は元々、動輪とレールの間にまく。社員から「受験のすべり止めになる」と提案があり、今年から始めた。1袋にさじ1杯分の砂を詰めて約1500袋を用意し、釧路市の厳島神社で合格祈願をしてもらった。
主に同支社管内の駅で受験用の切符を購入した人が対象。3月11日までで、なくなり次第終了する。問い合わせは同支社企画グループ(0154・22・2008)へ。
朝日新聞
http://www.asahi.com/travel/rail/news/HOK201102170002.html
プレゼントする砂は元々、動輪とレールの間にまく。社員から「受験のすべり止めになる」と提案があり、今年から始めた。1袋にさじ1杯分の砂を詰めて約1500袋を用意し、釧路市の厳島神社で合格祈願をしてもらった。
主に同支社管内の駅で受験用の切符を購入した人が対象。3月11日までで、なくなり次第終了する。問い合わせは同支社企画グループ(0154・22・2008)へ。
朝日新聞
http://www.asahi.com/travel/rail/news/HOK201102170002.html
六園荘、3月末で閉鎖
釧路振興公社が解散の方向にあることから、日本料理亭園の六園荘=釧路市浦見6=が3月末で事業廃止となる。風情豊かな日本庭園や四季折々の懐石料理を楽しめる市内でも貴重な施設だが、これまでの事業を再開できるかは難しい状況だ。六園荘は、1951年に故中西六太郎さんから市に寄贈された。市は来客用施設として活用し、昭和天皇をはじめ皇族のお泊まり所としても使われていた。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102181.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102181.html
釧路の官工事業界も「2012年問題」対策
一時、話題となった「2007年問題」。第1次ベビーブームの1947(昭和22)年に生まれた団塊世代の大量退職で、労働力の低下や技術、ノウハウの伝承不足などが指摘された。企業などは、定年を引き上げたり、60歳を超えても嘱託として残すなどしたため、大量退職とはならずこの問題は杞憂(きゆう)に終わったかに見えた。一方で、この問題は団塊世代の大半が年金生活となる12年を前に「2012年問題」という形で再浮上。市民のライフラインを守る管工事業界も、対策に乗り出している。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102182.html
釧路新聞
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釧路の海産物を大阪でPR
釧路産の水産物をPRしようと、釧路市漁業後継者連絡協議会は19日から22日までの4日間、大阪市内の道産品アンテナショップでシシャモとコンブをイベント販売する。終盤の2日間は生産者も自ら店頭に立ち、自慢の海の幸を売り込む。 同協議会は2004年から首都圏でのPR活動に取り組んでおり、隔年で東京都内の道産品アンテナショップでイベント販売を行ってきた。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110218/201102183.html
釧路新聞
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寄港客船、4倍増の8隻に 釧路
釧路港に今年寄港するクルーズ客船は、昨年より6隻多い8隻となる見通しだ。過去最大の旅客船も入港予定で、間もなく釧路川河口に完成する耐震旅客船ターミナルの利用開始に花を添える。
今年最初に入港するのが、釧路に初寄港となる「フォーレンダム」(オランダ船籍)。シンガポールからバンクーバー(カナダ)への航海の途中、乗客900人を乗せて午前8時に入港する。総トン数は6万900トンで、釧路港に入港する客船では過去最大。
同船が入港する5月8日は耐震旅客船ターミナルの供用開始式を行う計画で、市や官民組織「釧路港おもてなし倶楽部」などは今後、市民も加わった歓迎態勢の構築へ準備を始める。5月から9月にかけて、国内最大のクルーズ客船「飛鳥II」など延べ7隻が入港を予定している。
耐震旅客船ターミナルは07年度から約110億円かけて整備を進めてきた。隣接する陸地には11年度までにトイレや野外ステージなどを備えた緑地を整備し、平時はクルーズ客船などが接岸したり、市民がフリーマーケットなどのイベントを楽しんだり、憩いの場として活用する。震度6弱の地震に耐えられるため、災害時は緊急物資の輸送に活用する。
同ターミナルの利用開始に向け、08年から客船の出港を市民が見送るイベントを企画するなど活動してきた「釧路港おもてなし倶楽部」の宮田昌利委員長は「新しいターミナルは中心部に近く、船が来るのが楽しみ。釧路はアラスカや北極海などのクルーズの拠点にもなる可能性を持っており、多くの市民で楽しく輪を広げながらおもてなしをしたい」と話している。(浦崎竜馬)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/273588.html
今年最初に入港するのが、釧路に初寄港となる「フォーレンダム」(オランダ船籍)。シンガポールからバンクーバー(カナダ)への航海の途中、乗客900人を乗せて午前8時に入港する。総トン数は6万900トンで、釧路港に入港する客船では過去最大。
同船が入港する5月8日は耐震旅客船ターミナルの供用開始式を行う計画で、市や官民組織「釧路港おもてなし倶楽部」などは今後、市民も加わった歓迎態勢の構築へ準備を始める。5月から9月にかけて、国内最大のクルーズ客船「飛鳥II」など延べ7隻が入港を予定している。
耐震旅客船ターミナルは07年度から約110億円かけて整備を進めてきた。隣接する陸地には11年度までにトイレや野外ステージなどを備えた緑地を整備し、平時はクルーズ客船などが接岸したり、市民がフリーマーケットなどのイベントを楽しんだり、憩いの場として活用する。震度6弱の地震に耐えられるため、災害時は緊急物資の輸送に活用する。
同ターミナルの利用開始に向け、08年から客船の出港を市民が見送るイベントを企画するなど活動してきた「釧路港おもてなし倶楽部」の宮田昌利委員長は「新しいターミナルは中心部に近く、船が来るのが楽しみ。釧路はアラスカや北極海などのクルーズの拠点にもなる可能性を持っており、多くの市民で楽しく輪を広げながらおもてなしをしたい」と話している。(浦崎竜馬)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/273588.html
“撮り鉄”さん腕試しを 釧網線でフォトコンテスト
全国の“撮り鉄”さん、腕試しはいかが? 北海道東部の釧路―網走間を結ぶJR釧網線の列車や駅、沿線の自然豊かな風景を撮った写真のコンテスト(JR北海道や地元自治体、大学など主催)の受け付けが始まった。3月4日まで。主催者は観光客増加にも期待している。
釧網線沿線には釧路湿原や阿寒国立公園、網走国定公園などがあり、エゾシカやタンチョウを目にすることも。冬の期間、運行する「SL冬の湿原号」や「流氷ノロッコ号」も人気だ。
沿線で昨年4月以降、撮った作品が対象。列車、駅、線路、鉄道施設などとその周辺を収めることが条件。最優秀賞には、JR北海道の旅行券のほか、沿線の特産品が贈呈される。
主催者に名を連ねる釧路公立大学の小磯修二学長は「これだけ自然に恵まれた路線は珍しい。住んでいる人が気付かない魅力も伝えられたら」と意欲的だ。問い合わせはツーリズムてしかが、電話015(483)2101。
47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021801000026.html
釧網線沿線には釧路湿原や阿寒国立公園、網走国定公園などがあり、エゾシカやタンチョウを目にすることも。冬の期間、運行する「SL冬の湿原号」や「流氷ノロッコ号」も人気だ。
沿線で昨年4月以降、撮った作品が対象。列車、駅、線路、鉄道施設などとその周辺を収めることが条件。最優秀賞には、JR北海道の旅行券のほか、沿線の特産品が贈呈される。
主催者に名を連ねる釧路公立大学の小磯修二学長は「これだけ自然に恵まれた路線は珍しい。住んでいる人が気付かない魅力も伝えられたら」と意欲的だ。問い合わせはツーリズムてしかが、電話015(483)2101。
47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021801000026.html