くしろぐ -36ページ目

高校時代 優勝なくても成長を実感(スピードスケート 岡崎朋美)

今回は本格的にスピードスケートの選手を目指す原点となった、北海道での高校時代を振り返ろうと思います。

私が入学したのは、実家から2時間ほど離れた釧路市立釧路星園高校。北海道にはスポーツで名門の帯広・白樺学園高校や駒大付属苫小牧高校がありましたが、「とてつもなく厳しい環境」との評判に、私の性格では無理だと判断。釧路星園高スケート部顧問の橋本裕治先生が「スケートが好きなら、うちにこい」と力強く言ってくださり、入学を決めました。

入部当時の釧路星園高はスケート部員10人、マネジャー2人の小さな部でした。男子と一緒に練習している共学の強豪校に勝つのは難しいことでしたが、女子高の私たちもインターハイ総合優勝を狙って頑張っていました。

強豪の白樺学園高には当時、高校時代からすでに世界を舞台に闘っていた島崎京子さんがいました。アルベールビル、リレハンメル、長野と3大会連続で五輪出場したスピードスケート選手です。同じ高校生でも近寄りがたい存在でしたが、私は「同級生の彼女にできて私にできないはずがない」と目標にして、練習に励んでいました。

なかなか結果が表れませんでしたが、「いつか必ず」という思いでした。すぐには無理かもしれないけど、今を大事にしよう。そう心に決めて練習していました。

結局、高校時代3年間では優勝できず、悔しい思いをしたのをよく覚えています。

個人成績はインターハイ女子500メートル4位が最高記録です。それでも、とても満足だった記憶があります。全体的な順位や成績は下の方でしたが、自己ベストも更新し、着実に力をつけている実感があったからです。

親のありがたみを知ったのも、このころです。自分で決めて15歳で家を飛び出た手前、弱音は吐けません。下宿先からたまに実家に電話すると意味もなく涙が出てきて、泣いていないふりをするのに一生懸命でした。

一緒に住んでいた時は反抗期もあり、困らせていたと思います。親のありがたみは離れてやっとわかるんですね。

今も両親は北海道。遠く離れてはいますが、いつまでも親孝行できるように、頑張りたいと思う日々です。

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000201103080001

札幌市消防局:スプレー缶無料回収 北署先行、事故防止狙い /北海道

札幌市消防局は3月から、札幌北消防署で、一般家庭からごみとして出されるスプレー缶や卓上コンロ用ガスボンベの無料回収を始めた。同消防署がモデル事業として実施し、後に市内全域に広げる。同市では回収したスプレー缶などから漏れたガスがごみ収集車内で引火するケースが多発し、缶からガスを抜いていた住民がやけどを負う事故も発生。消防署が一括回収することで事故を防ぐ狙いがあり、「道内では初の試み」(同消防局)という。【吉井理記】

回収を実施するのは同署と、あいの里や新川など同署管内の七つの出張所で、いずれも同市北区内。午前7時~午後10時に職員に直接手渡す。ガスが抜かれていないものも引き取り、同署などで分別や穴開けなどの処理を施し、市環境局に引き渡す。

対象は一般家庭に限っており、焼き肉店のガスボンベなど事業者のものは受け付けない。同消防署によると、1~7日で約130本を回収したという。

同市ではスプレー缶などを捨てる場合、中身を使い切り、穴を開けガスを抜いて透明な袋に入れて捨てるよう呼びかけているが、ルールを守らない人がいる。また、高齢者の中には「穴を開けるのが怖い」という声も多いという。

同市消防局によると、06年以降、ごみ収集車の火災は年82~141件も発生。昨年は88件だった。いずれもスプレー缶などから漏れたガスに、ごみを圧縮する過程で発生した火花が引火したとみられ、被害額が100万円を超えた年もある。室内で穴開け中にガスがストーブや湯沸かし器の火に引火し、やけどを負う事故も昨年だけで4件発生した。

道内の主要都市では、札幌市同様、旭川市や小樽市、釧路市などが捨てる際に穴開けを求める。一方、住民の引火事故を防ぐために、江別市や苫小牧市などは穴開けを求めていないが、収集車の火災に頭を痛めている。

札幌市消防局は「消防署員の負担は増えるが、事故は減る可能性がある。札幌北消防署の実施結果を検証し、早期に全市で回収を実施したい」と話している。

毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110308ddlk01040193000c.html

日本の南北の温度と季節景観の違いを楽しむツアー-羽田基点にJALツアーズが企画

JALの国内旅行商品を扱うJALツアーズ(本社=品川区)が現在販売している、北海道と沖縄の「温度と季節景観の違い」を楽しむ弾丸ツアーが航空ファンらの話題を集めている。

ツアーは「『季節を瞬間移動する旬感旅行』3日間」で、羽田空港を基点に飛行機・バス・鉄道で、釧路~川湯温泉~知床斜里~女満別~新千歳~福岡~那覇~石垣~宮古を巡り、羽田空港に戻る。多様な趣味などをテーマにする同社の人気シリーズ「旬感旅行」がイカロス出版(新宿区)の書籍「航空旅行ハンドブック」とのコラボレーションで開発したもの。

旅程は1日目に「ローカル線・温泉・味覚」を楽しみ、2日目に「JALグループ就航の最北端から最南端へ瞬間移動」。3日目には沖縄の海と海上飛行を満喫することで「『陸海空トラベル』が完成」する内容になるという。「冬から夏へ、最北端から最南端へ。南北の気温差と季節景観の相違を体感できる」(同社)

旅行代金は、朝食付きホテル宿泊などを含み11万1,800円~(3月出発・1人1室の利用の場合の1人料金)。最少催行人数は1人で、1人でも参加できる。出発日は3月24日までの火曜~日曜(設定除外日あり)。

羽田経済新聞
http://haneda.keizai.biz/headline/757/

釧路市議会に219万返還命じる 政調費訴訟

北海道釧路市議会の2006年度の政務調査費に使途基準に合わない違法な支出があったとして、各会派に計約1880万円を返還させるよう市長に求めた住民訴訟の判決で、釧路地裁(小西洋裁判長)は8日、4会派の計約219万円について、返還請求するよう市長に命じた。

訴状によると、市議会の6会派は06年度、東北や九州、沖縄への視察旅行のほか、政党の研修参加費や事務機器購入費などに政務調査費を充てたとしている。

支出について、住民側は「観光目的といえる視察や政党活動など市政との関連性がない」と主張。議会側は「市政のための活動で違法性はない」などと反論していた。

47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030801000403.html

シジミ使いお茶漬けの素 釧路

【釧路】釧路の水産加工品製造販売の小町園(小町征人社長)が、シジミをふんだんに使ったお茶漬けの素「しじみ茶漬け」を開発、釧路和商市場内の店舗で販売を開始した。味の決め手は道東産のサオマエコンブで、小町誠一工場長は「コンブを加えることで味がまろやかになった」とPRしている。

健康志向の高まりなどから疲労回復や滋養強壮に効果があるとされるシジミに着目。塩で薄めに味付けした。

1パック5食分入りで1050円。常温で3カ月の保存が可能。姉妹品として「しじみご飯の素」(100グラム入り630円)も同時に販売を始めた。問い合わせは本店(電)0154・24・5274へ。(柳沢郷介)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/276472.html

携帯、封筒に入れ回収も…公立大2次試験始まる

公立大学の2次試験(中期日程)が8日、全国の12大学で始まった。京都大など4大学の入試問題が試験時間中にインターネット質問掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件を受け、各大学とも「試験中に携帯電話を使用した場合は不正行為と見なす」と注意を促すなど、不正行為防止に神経をとがらせていた。

奈良県立大(奈良市)では、当初予定していた試験開始時間を10分繰り下げた上で、試験監督員が「携帯電話は電源を切り、封筒の中に入れて下さい」と指示。配布された封筒に、受験生が名前と受験番号を記入し、携帯電話を入れて封をした後、監督員らが段ボール箱に回収した。釧路公立大(北海道釧路市)でも受験生に携帯電話の電源を切らせた上で、透明なビニール袋に入れて机の上に置かせた。試験中の操作防止などが目的という。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110308-OYT1T00504.htm

船もエンジンオフでエコを 陸から送電、北海道で成功

大型船もアイドリングストップ―。北海道開発局が苫小牧市で国内最大級のフェリー「きそ」(約1万6千トン)を使って停泊中にエンジンを切り、陸から送電する実験にこのほど成功した。「きそクラスで年間800トンの二酸化炭素(CO2)を削減できる。全国に普及すれば停泊中のCO2排出量を4割減らせる」と見込む。

国土交通省によると、2008年度の運輸部門のCO2排出量は約2億3500万トン。自家用乗用車が5割近くを占め、船舶は航空や鉄道よりも高い約5%の約1200万トンだ。

実験は変圧器と受電盤を搭載したコンテナを船内へ運び込み、陸上の配電設備や周波数変換器とケーブルでつないで送電。設備や計器に約2億7千万円を投資した。

昨年末に行われた実験では、電源の切り替えがうまくいかず失敗。その際のデータを基に周波数変換器の制御プログラムを改良し、2月17日の再実験で成功した。実験結果を踏まえ、大型船での実用化を目指す。

釧路市や函館市では09年から、小型漁船や水産庁の船を対象にアイドリングストップが導入されている。

47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030701000015.html

熱気球で摩周湖越え 絶景を満喫

【中標津】道東、道北の熱気球愛好家40人が5、6の両日、釧路管内弟子屈町の摩周湖の上空を熱気球で越える「バルーンミーティング」を行い、藍色に輝く湖面の上空から純白の斜里岳を見渡す絶景を満喫した。

根室管内中標津町の愛好家でつくる気球クラブの主催で、5日は6機、6日は7機が弟子屈町などから離陸。両日とも好天に恵まれて高度約1500メートルまで上昇し、1時間半ほどの飛行の間に雌阿寒岳や屈斜路湖、斜里岳、北方領土の国後島などを望んだ。

上川管内和寒町の和寒バルーンクラブの村山雅和さん(53)は「一生に一度見られるかどうかの景色。風も穏やかで最高でした」と話していた。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/276211.html

不明金は依然未解決/くしろ演劇みたい会

会員の会費から徴収した運営資金から多額の不明金と会員数の改ざん疑惑が発覚した問題で、くしろ演劇みたい会(奈良輪晃運営委員長)は6日、釧路全日空ホテルで臨時総会を開いた。この中で、運営委員会と事務局が不明金の額を前回の定期総会で報告した額よりも多かったことを報告するとともに、会員数に改ざんがあったことを認めた。これを受けて、資金などを管理していた事務局長が同日付で辞任。不明金についてはまだ未解決で、27日に再度臨時総会を開催し、新役員体制などと合わせて対応を協議する。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110307/201103072.html

キャンパスイルミ点灯/道教大釧路校

道教大釧路校芸術グループの教授、学生らが5日、同校前庭でキャンパスイルミネーションの点灯式を行った。学生が同校前庭の白樺並木にイルミネーションを設置する「みまもりの光並木」を企画。制作と演出は、光の造形画家として国内外で活躍している北海道出身の田中敬一氏(玉川大学芸術学部メディア・アーツ学科教授)に依頼した。この日は、点灯を記念して、同校1階ホールで田中氏がイルミネーションのコンセプトについて説明し、「優しい明かりで道行く人の心が温まれば」と話した。この後、関係者は同校前庭に集合。蛭田眞一副学長の合図で、約120㍍の白樺並木に設置した125個の白熱灯に明かりがともると、関係者は一斉に歓声を上げた。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110307/201103075.html