ナルトです


Boa tarde! こんにちは🌱
ボアタルジ




プロ歌手になると決めて、
17歳で入学した大学を半年でやめて…
日本に来ちゃった日系三世ブラジル人です。




演歌歌手としてデビューした日が
緊急事態宣言が出た翌日…





こんな前代未聞のスタートとなったボクの
日本のルーツについて勉強したことを書いてます。





65年前ブラジルへ渡ったボクのおじいちゃんの
ブラジルでの楽しみと、名産品紹介です。




祖父「黒木 」くろ けい

1934年(昭和9年)宮崎県日向市生まれ
現在、85歳




【森田農場での楽しみ】


65年前、サンパウロ州バルゼン・グランデの森田農場で、4年間の契約期間働くことになった祖父慧。



この農場で栽培していたアルカショフラ…朝鮮あざみ…とも称するが、日本ではアーティチョークといった方が馴染みがあるだろうか。

※アルカショフラの花は紫(父撮影)





現在この作物は、ナルトの生まれ故郷「サンロッケ」の名産品として有名なので、ここでちょっと紹介。



アルカショフラは、ヨーロッパ原産の西洋野菜「アーティチョーク:Artichoke」のこと。


地中海に面した国々で栽培され、イタリア人やポルトガル人によってサンロッケに持ち込まれた作物だ。




アザミの花を大きくした様な植物で、その中のガクの部分を食べる。



食べ方はいろいろあるが、定番料理は、煮込み料理。



ブラジル黒木家でも、旬の季節になると、しばしば食卓に並ぶ。





サンロッケでは、毎年アルカショフラの収穫後、10月後半から11月にかけて、「アルカショフラとヴィーニョ祭り」が行われている。





ワインとアーティチョークのお祭りという意味。



アルカショフラは、祖父慧がブラジルへ渡った65年前、この地ですでにポピュラーな作物として出回っていた。



※サンロッケホームページより





当時、農場主森田さんは、このアルカショフラを収穫期の8月から10月にかけて、サンパウロ中央にあるカンタレイラ市場へ出荷をしていた。


その際、同じ住み込みの田原くんと交互に手伝いに連れて行ってくれて、その帰りに食べるレストランでの食事が、そのころの大きな楽しみの一つだった。


なつかしい日本食堂だったり、ブラジル料理のレストランのこともあった。




日々の重労働の中にあっても、ささやかな楽しみというのは、明日への活路となる。





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ボクも日本に来て、まずよろこびを感じたのは、確かに美味しい料理でした。



※ナルト来日半年、2017年5月


次回は、当時の娯楽についてご紹介します。



さぁー
今日も一日
太陽スマイルでやりきります😊