助け求めた警察もあてにならず 親がさらに暴力 虐待体験語る~「大人はSOSを受け止めきれず」 | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

溜まっている科学ネタを取り上げたいのですが・・・。
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。データ編です。
 

≪いま、こまっているこは≫
おやにいじめられているあなたへ 子どもが虐待を訴える方法
法律で小さな命を守りたい~べんごしにそうだんしてね
 

≪これまでの話≫
虐待防止 小4女児死亡受け「スクールロイヤー配置進める」~児相に弁護士や医師の配置求める決議へ」、「虐待問題で連携強化検討 文科省と厚労省が合同チーム設置へ~虐待防止へ「児童福祉司」国家資格化を」、「≪児童虐待防止へ≫文科省と厚労省が対応策を検討へ~“懲戒権との関連を整理し検討” ~要望と要請」、「体罰禁止の制度化や介入機能強化 法律の改正案 ~「スクールロイヤー」配置へ 弁護士会と連携強化」、「虐待疑われる児童が1週間以上欠席なら関係機関で情報共有を~学校トラブル対策 専門弁護士配置へ」、「安全未確認の子ども全国2900人余 虐待の有無調査 厚労省~安全未確認の子ども 自治体に調査要求」、「児童虐待防止 法改正案に体罰禁止 「懲戒権」は改正後に検討」、「児童虐待防止 各党の動き」、「児童虐待事件 件数も被害児童数も過去最多に~親による体罰禁止 児童虐待防止へ法改正案決定~調整へ」より。
 

実は、下記のようなことが、私がずっと危惧していることでした。

 

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助け求めた警察もあてにならず 親がさらに暴力 虐待体験語る
2019年3月21日 4時49分 NHK
 

 

全国で児童虐待が相次ぐ中、被害を防ぐための対策を考える講演会が開かれ、幼いころから虐待を受けていた女性がみずからの体験を語りました。
 
東京都内で20日開かれた講演会には、親から虐待を受けたり、親を亡くしたりした経験を持つ学生らが参加しました。
 
兵庫県で生まれ育ち、今は都内の専門学校に通っている太田蘭さん(19)は、小学生から、高校2年生のときに児童養護施設に入所するまで、母親から暴力をふるわれるなどの虐待を受け続けたということです。
 
太田さんは「中学2年のときにみずから警察に行き、『家に帰れない。家に帰ったら死んでしまう』と訴えましたが、警察官には笑顔で『お母さんがそんなことするはずない。家族なんだから』などと言われた。その後、警察官は母を呼び、母は笑顔で迎えに来たが、家に帰ると私を殴り、『生んだことが間違いだった』と言った。最も悲しい日になった」と述べました。
 
そのうえで、そのとき、「大人はあてにならない。助けを求めてはいけない、私が悪い。暴力もばり雑言もしかたないと思った」と述べ、救いの手がさしのべられず追い詰められていった経験を語りました。
 
その後、学生たちが4つのグループに分かれ、国や自治体などに提言を行いました。
 
この中では「虐待を受けている子どもは、それでも親が好きなので、誰かに助けを求めるという発想になかなか至らない」ことや「子どもが自分で警察などに通報し、助けを求めるのはハードルが高く難しい」ことなど、経験した人にしかわからない実態を挙げ、教師や近所の人など「身近にいる大人にもっと手助けしてほしい」などと訴えていました。
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大人があてにならないことは、子供の頃に体験しているのでよくわかっています。今に始まった話ではありません。それだけに、何とかしてあげたいところです・・・。

 

女児虐待死で文科省が動きました。

 

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「大人はSOSを受け止めきれず」女児虐待死で文科省
2019年3月19日 12時25分 NHK
 

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し両親が逮捕・起訴された事件で、文部科学省は、女の子が暴力を訴えたアンケートのコピーを教育委員会が父親に渡したことを重く受け止め、子どもたちが同様のアンケートに答えづらくならないよう動画を作りました。
 
千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡した事件では、女の子が父親からの暴力を訴えた学校のアンケートのコピーを教育委員会が父親に渡していました。
 
文部科学省はこれを重く受け止め、子どもたちが今後、同様のアンケートに答えづらくならないよう動画をつくりました。
 
動画では柴山文部科学大臣が「大人たちはSOSを受け止めきれず、女の子を助けることができませんでした。私たち大人は二度とこのような出来事を繰り返しません。どんなことがあっても皆さんのことを最後まで守り通していきます」などと呼びかけています。
 
文部科学省では動画をホームページに掲載するほか、教育委員会や学校を通じて子どもたちに内容を伝えてもらうことにしています。
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関連する報道はまだありますが、分けて次回に挙げることとします。

 

次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。

 

 

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