≪児童虐待防止へ≫文科省と厚労省が対応策を検討へ~“懲戒権との関連を整理し検討” ~要望と要請 | Just One of Those Things

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≪これまでの話≫

虐待防止 小4女児死亡受け「スクールロイヤー配置進める」~児相に弁護士や医師の配置求める決議へ」、「虐待問題で連携強化検討 文科省と厚労省が合同チーム設置へ~虐待防止へ「児童福祉司」国家資格化を」より。

 

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小4女児死亡 文科省と厚労省が対応策を検討へ
2019年2月15日 11時45分 NHK
 
千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、両親が逮捕された事件で、柴山文部科学大臣は、厚生労働省と合同で設ける作業チームで教育委員会と児童相談所の連携の強化に向けた対応策などを検討する考えを示しました。
 
この事件を受けて、文部科学省と厚生労働省は、合同の作業チームを設け、15日午後、初会合を開くことにしています。
 
これについて、柴山文部科学大臣は記者会見で「緊急安全確認の結果の共有と分析をしたうえで、さらなる対策を連携して深掘りしていきたい」と述べ、来月8日までに行う政府の緊急点検の結果を分析したうえで、教育委員会と児童相談所の連携の強化に向けた対応策などを検討する考えを示しました。
 
また、根本厚生労働大臣は「事件の原因や自治体の対応などの検証は、自治体とも連携しながら、5月末をめどに中間的な取りまとめを行いたい」と述べました。
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子どもへの体罰禁止 “懲戒権との関連を整理し検討” 厚労相
2019年2月19日 12時42分 NHK
 
相次ぐ児童虐待事件を受け、与野党から、子どもへの体罰を禁止する法整備を求める意見が出ていることについて、根本厚生労働大臣は、親が子どもを戒める、民法の「懲戒権」との関連を整理したうえで、今の国会に提出を予定している児童虐待防止法などの改正案に盛り込むかどうか、検討を進める考えを示しました。
 
童虐待事件が相次いでいることを受け、与野党から、しつけを名目とした体罰の禁止を政府が今の国会に提出を予定している、児童虐待防止法などの改正案に盛り込むよう求める意見が出ています。
 
これについて、根本厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、「今の児童虐待防止法には、『親権者は、しつけに関して、必要の範囲を超えて児童を懲戒してはならない』と明記されている」と指摘しました。
 
そのうえで、「親が子どもを戒める、民法の『懲戒権』の規定との整理も必要なので、法務省と検討していきたい」と述べ、改正案に盛り込むかどうか、検討を進める考えを示しました。
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上記までが文部省や厚労省の流れです。

 

これから以下が超党派議連の要望と要請です。

 

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児童虐待防止へ 親の「懲戒権」民法から削除要望 超党派議連
2019年2月19日 19時33分 NHK

児童虐待を防止するため、超党派の議員連盟などは山下法務大臣に対し、親が子どもを戒める権利「懲戒権」の規定を民法から削除するよう要望しました。山下大臣は「重く受け止めたい」と述べました。
 
児童虐待の防止に取り組む超党派の議員連盟と自民党の議員連盟のメンバーは19日夕方、法務省を訪れ、山下法務大臣と面会しました。そして、親が子どもを戒める権利、「懲戒権」の規定を民法から削除することや、子どもへの体罰を禁止する法整備の検討などを要望しました。
 
これに対し、山下大臣は「重く受け止めたい」としたうえで、「懲戒権が虐待の理由に使われるのはよくないことで、規定の在り方を検討したい」と述べました。
 
超党派の議員連盟の会長を務める、自民党の塩崎元厚生労働大臣は「これ以上の犠牲を出すわけにはいかない。法務省の良識を信じたい」と述べました。
 
■自民政調会長 時間をかけて検討すべき
 
自民党の岸田政務調査会長は大津市で記者団に対し、「まずは今の国会に提出される予定の児童虐待防止法などの改正案に、どれだけの要素を盛り込むのか、党内の議論を深めていきたい」と述べました。
一方で、民法に規定されている「懲戒権」については「在り方を検討するのは大事だが、今の国会でどこまでできるかはよく検討してみなければならない」と述べ、時間をかけて検討すべきだという考えを示しました。
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虐待防止 児童相談所に医師配置を 超党派議連が要請へ
2019年2月22日 14時53分 NHK

児童虐待の防止に取り組む超党派の議員連盟は、小児科の医師からヒアリングを行い、虐待の兆候を見逃さないためには連携が欠かせないとして、児童相談所への医師の配置を法律で義務づけるよう、厚生労働省に求めていくことになりました。
 
議員連盟の会合には、去年、東京・目黒区で、両親から虐待を受けて死亡した5歳の女の子の診察にあたるなど、児童虐待の防止に取り組んできた小児科の女性医師が出席しました。
 
この中で医師は、「5歳の女の子のケースは、耳にあざが見つかったので、頭をたたかれた可能性を検討することができたが、虐待を受けた子どもは目に見えるケガだけでは分からないケースが多い。専門的知識がなければ兆候を見逃し、対応の遅れにつながる」と指摘しました。
 
そのうえで、児童相談所や警察などと、医療機関との連携の強化が必要だと訴えました。これに対し、出席議員からは賛同する意見が相次ぎ、政府が、今の国会に提出を予定している児童虐待防止法などの改正案に、児童相談所への医師の配置を義務づける規定を盛り込むよう厚生労働省に求めていくことになりました。
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これ以上児童虐待で死亡者を出したくないですね。

 

児童虐待防止が間に合うことを心から祈ります。

 

 

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